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野鳥の森散策

11/14 御池野鳥の森 御池皇子港→御池時計回り→キャンプ場→第一東屋→第二東屋→野鳥観察小屋→自然観察路→キャンプ場→御池時計回り→皇子港

今日は韓国岳に登るつもりでえびの高原に早朝よりやって来たが、生憎の雨模様。韓国岳は真っ白なガスの中で影も形も見えない。仕方なく様子を見る事にして有料駐車場ではなく、宮崎交通の経営するレストハウスの奥の駐車場に車を停めて中でシートを倒して寝ながら待つ事にした。1時間ほど寝ただろうか、外を見てみるが雨は小降りになったが相変わらずガスで真っ白けの状態でとても山登りが出来る状況では無さそうである。こうなると諦めが肝心で来た道を引き返す。それでも折角来たのだから何処か探索をして少しでも歩きたいと思った。そうだ高千穂峰の麓にある御池の辺りにハイキングコースがあったはずなので、そこなら大丈夫かもしれないと車で御池へ向かった。御池の皇子港に車を停めて池の畔を時計回りに回っていく。この辺りは屋久霧島国立公園の中にあり日本で最初の国立公園である。そして日本で4つしかない国立の野鳥の森としても昭和47年に他に先駆けて指定された貴重な自然の森である。http://www.town.takaharu.miyazaki.jp/web/kankou/out_yacyou.htm
池の畔を約半周しキャンプ場のところから森に入っていく。鬱蒼とした原生林で迷わないように慎重に進んで行く。途中に大きなイチイガシがあり林野庁が指定する森の巨人達100選に選定されている旨の看板が立っていた。森の中は原生林の自然そのままで少し怖い感じがするほどで、誰にも会わない。忘れた頃に案内表示があるものの、踏み跡の薄い所もあり1箇所間違って進んでしまい危うく迷う所だった。道が無くなり間違った事に気がつき引き返すと別の踏み跡があり無事に事なきを得た。観察小屋まではとても遠く感じる位不安な道を進んで行くと、目の前を小鹿が凄い勢いで走り去り思わず絶叫してしまった。心臓が飛び出るくらい驚くとはこの事かと思う位びっくりした。そして漸く観察小屋に到着し、観察小屋の中で弁当を食べた。窓から外を見ていたが残念ながら水場に野鳥が来る事は無かった。小池まで行こうかとも思ったが、これまでの道のりも結構迷いそうで怖かったので、不安があり今日はここから引き返す事にした。帰りは自然観察路を歩いて戻る事にしたが、この観察路はしっかりとした道で何の不安も感じることなく、来た時の道はバードウォッチングの方以外はあまり通らないのかも知れないと思った。キャンプ場まで戻って来た時にはお天気もかなり回復し、青空も少しだけ見えてきてガスの中だった高千穂峰も姿を現した。1周4kmある御池の残り半分を時計回りに周って皇子港に戻ってきた。今日は残念な天気で韓国岳は延期になったが、またひとつ霧島の素晴らしい自然に出会えたので十分満足できる一日となった。帰りには都城にある日本滝百選に選ばれている関の尾の滝に寄る。豪快な滝である。
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by hawks-oh-muku | 2006-11-15 09:05 | 九州の山歩き | Comments(0)
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