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(番外編)銀山温泉

このブログタイトルは単身赴任の山歩きとなっていて山歩きの記録用に作ったブログであり、日常の出来事などの記載はしないようにしています。しかしながら最近は山歩きの回数も激減しており、さらに言うと7年前からは奈良の自宅を空き家にして妻が赴任先の仙台に来て一緒に住んでいるので単身赴任ですらなく看板に偽りありの状態でもあります。と言い訳がましく長々とした前振りを書かせていただいたが、今回は以前から一度は行きたいと思っていた銀山温泉に行ってきたので山歩きではありませんがブログを更新させていただきます。山形県の尾花沢市にある大正浪漫の郷愁を感じるノスタルジックな街並みが人気の銀山温泉ですが、なかなか予約が取れません。というのも川沿いに建ち並ぶ雰囲気のある旅館は軒数も少なく1軒あたりの部屋数も10部屋前後となっているのでそもそも供給数が絶対的に少なく、需要はどんどん高まっているので中々予約が取りづらいのであります。今回は予約サイトを覗いていたら台風の影響なのか直前にキャンセルが出たようで1部屋空きが出ていましたので念願の銀山温泉に宿泊できました。さて銀山温泉へは仙台から車で下道を走って84km約2時間弱の距離です。銀山温泉街への車の乗り入れはできませんので、歩いて5分くらいの場所に各旅館の駐車場が集まっていて指定の番号に車を停めて旅館まで歩きました。事前に旅館からは連絡をいただいており、駐車場に車を停めたら電話をくださいお迎えに行きますとの事でしたが、迎えに来ていただくほどの距離ではありませんので歩きました。積雪期や荒天の時は迎えに来てもらうと助かると思います。坂を下って白銀橋が温泉街の入り口でここからは旅館の車も含めて乗り入れ禁止です。
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旅館の車送迎もここまででここから先は荷物をリヤカーに乗せて運んでくれますが、我々は着替え程度の少ない荷物でしかも送迎は頼んでいませんのでこのまま歩いて旅館に向かいます。
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タイムスリップしたかのような大正浪漫の雰囲気の街並みが続き、ここが今夜お世話になる永澤平八旅館です。
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チェックインは14時から可能でした。フロントの横の部屋にはおしんの乙羽信子さんの写真が飾られていました。銀山温泉はおしんの舞台で有名になった場所でもあります。
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街並みを見下ろせる川側の3階の部屋に案内して頂きました。ベッドルームがある2部屋続きの広い部屋で、トイレも洗面所も2か所あり、かつては2部屋だったと思われますが、現在では快適で贅沢な部屋になっています。さて荷物を置いて散策に出かけます。まずは白銀滝の手前にある疎水抗口。ここは覗き込むだけで中へ入ることは出来ません。
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そこから銀鉱洞へ向かいます。約1時間の周回散策ルートです。銀鉱洞入り口です。
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中に入っていきます。
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長い距離ではありませんが、それでも見ごたえのある距離を歩いて別の出口に出てきました。
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そこからは周回して白銀滝に向かいます。途中でトリカブトが咲いていました。バッタさんも止まっています。
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白銀滝です。
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旅館に戻ってきましたが、この日は厳しい残暑で汗びっしょりになりました。早速温泉に入りました。永澤平八旅館は貸し切りの温泉半露天風呂が2か所と男女別の内湯がありましたが、貸し切りの温泉も予約不要で空いていれば入ることができるシステムで、滞在中に何度も利用しましたが、自分達の入りたい時間帯に利用できなかった事はなく大変満足しました。ただし一番風呂は罰ゲームの熱闘風呂よろしくとてもそのままでは入れる温度ではありません。源泉温度は63度で風呂の部分で45度程度とのことだが、薄め用の蛇口から水を出して、用意されている攪拌棒で湯もみしてからようやく入れる感じでした。草津温泉の湯もみを思い出しながら湯もみを続けて気持ち良く入ることができました。硫黄臭がして泉質もよく短時間でも身体の芯から温まる本当に良い温泉でした。
※お風呂並びに料理などの画像はありません。転載も許可を得ていませんので控えます。永澤平八旅館のHPでご確認ください。
さて、夜になりました。部屋の窓からの景色だけでも雰囲気抜群で気分が盛り上がります。
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夜の散歩に出かけます。
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今回は迷走する台風の影響もあり、運よく予約できた銀山温泉を堪能することができました。翌日は帰路の途中にあるやくらいガーデンに寄り道して帰りました。緑のコキアもかわいいです。
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ふるるの丘のお花畑は9月からが見頃ですが、8月末でもそれなりに楽しむことができました。
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# by hawks-oh-muku | 2024-09-11 05:46 | Comments(0)