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氷の神殿「雲竜渓谷」の氷瀑

2013年1月27日(日) 雲竜渓谷
滝尾神社8:53→林道ゲート9:24→稲荷川展望台10:10→洞門岩10:35→雲竜渓谷入口11:08(小休憩)→雲竜渓谷11:23(散策)→雲竜渓谷入口11:53(昼食休憩)12:15→林道コース→洞門岩12:43→稲荷川展望台12:59→林道ゲート13:28→滝尾神社14:02
累積標高差+685m-740m(時計の高度計による計測)

「氷瀑」
2006年秋に趣味として山歩きを始めるまでは別世界の事だと思っていた「氷瀑」なる存在。
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宮崎で始めた山歩きであるが、宮崎にも氷瀑は存在した。それは霧島連山の大幡山の直下にあり膳棚と呼ばれる場所であるが、
ここは山歩き初心者の私にはハードルが高すぎて当時は近づくことが出来なかった。
従って私にとって初めての氷瀑は福岡に移ってから行った宝満山にある難所ヶ滝である。※この写真は2008年1月4日に撮影したものです。
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ここは毎年氷瀑が出来ると新聞やテレビのニュースでも報道される福岡ではかなりメジャーな場所である。
そして近畿に戻って来てからは、金剛山の二の滝や第六堰堤六甲山の百閒滝・似位滝・七曲滝など毎シーズン楽しみに出掛けて行っていた。

しかし今回行ってきた雲竜渓谷の氷瀑群は圧巻の別次元の世界だった。
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この場所は山と渓谷の2011年2月号に紹介されてから人気が加速してこの時期は多くの登山者が訪れると聞く。
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しかしFFノーマルタイヤ車でのアプローチは難しく、今回も電車とタクシーを利用して行く事にした。
早朝5:34の東京メトロ東西線に乗り日本橋で銀座線に乗り換えて浅草へ、ここで東武線浅草駅始発の東武快速に乗り東武日光駅まで合計約3時間の行程である。
色々調べたが、千葉から電車で日光へ行くのにはこれが一番早く着く便である。
同じ東武快速に乗るにしても北千住で乗り換える手もあったのだが、確実に座るには始発駅がいいだろうと浅草まで回りこんで6:20発の東武日光行きの快速に乗り込んだ。同じ様な登山者の姿も結構見かけたが、狙い通りゆったりと席を確保できた。
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ここから電車に揺られて東武日光駅まで約2時間である。席さえ確保できれば外の景色を眺めながらのんびり出来るのは電車の最大の利点である。
夜明け前のスカイツリーを車窓から・・・・
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しかし関東は本当に広いのだが交通網が発達しており、千葉→東京→埼玉→群馬→栃木と5県を跨っての電車の旅で特急を使わずとも3時間、1,550円で行けてしまうから驚きだ。
埼玉県に入り、車窓を眺めていると越谷辺りで朝日に輝く富士山がくっきりと見えていてこれだけでも得した気分だった。
電車は更に群馬に入り、栃木へと進むと白くなった日光連山も姿を現してきた。
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新幹線の2時間は退屈に感じるが、普通快速電車の旅は長い様でも外の景色を眺めていると退屈せずあっと言う間に下今市に到着し、
ここで電車の切り離しを行って、前の4両は鬼怒川方面へ向かい更には会津まで行く。後ろの2両はそのまま終点の日光へと向かう。
東武日光駅には8時半前に到着し、タクシー乗り場へと急ぐとスタッドレスタイヤの後輪に更にチェーンを巻いたタクシーが3台停まっており一番乗りでタクシーに乗車する。
雲竜渓谷のゲートまでと告げると、今日は朝の6時過ぎに一組送ったが凄い車でUターンが出来ないのでゲートまでは行けないと言われる。
仕方ないので行ける所まで行ってもらう。朝はかなり冷え込んだようで普通の道路も凍結しており暫く走ってから日光東照宮の手前を右折すると完全な圧雪路である。
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なるほどFRのタクシーではスタッドレスだけでは難しいのでタイヤチェーンも巻いている筈である。この装備で道そのものはゲートまで行けるらしいのだが、
登山者の気持が分からないでもないが何せ路上駐車のマナーが酷く、退避帯も塞がれて対向もままならずゲートまで送るとUターンも出来ずとてもじゃないがすぐには帰れないそうだ。
と言うことで滝尾神社から少しだけ進んだところで降ろされた。料金は1500円で少しお釣りが来た程度、ゲートまで行くと2000円は超えるらしい。
チップを弾めばゲートまで行ってくれたかも??これは試してないので不明である。帰りのことを考えて電話番号の入ったチラシを貰う。
タクシーを降りて衣服調整とスパッツを着ける。マイカーで来ていた方々もここに駐車し歩いていかれたが皆さん既にアイゼンを装着されているので私もここでアイゼンを装着。
準備を整えていざ出発。ここからは長い長い林道歩きであるが、言われたとおり隙あらば路上駐車で、上まで行ったが駐車スペースが無くて戻ってきた車と、登っていく車で大変な状況。
30分ほどの林道歩きで漸くゲートまで来たが、ゲート付近の駐車スペースは2台~3台と聞いていたが、凄い事になっていた。これではタクシーはUターン出来ない筈だ。
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さてここからも延々と林道歩きなのだが、このゲートのところで林道が分岐している。登山ポストも見晴台の表示も真っ直ぐ(右側)の林道にあり紛らわしい。
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この地図の前にも車が駐車されていて写真が斜めからになったが、現在地(駐車スペース2~3台と書いてある)から真っ直ぐ進むのは、夏季シーズンの堰堤ハイキングコースで
地形図で確認すると、霧降高原の方にも抜けられる様であるが、この道は間違いである。強行突破も出来ない事は無いらしいが、
沢登ルートなのでルートファイディング技術と12本爪アイゼンにピッケルなどの雪山装備は必須との事なので行かない方が賢明。実際かなり進んでから引き返して1時間以上のロスと言う話も聞く。
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だいたい山と高原地図(2011年)にはルートも記載されておらず、地形図しか当てに出来ない。しかも更新されていない25000分の1地形図と、最新のウォッちずでも若干違いがあり
ウォッちずが一番判り易い。今日はこれで助けられた。印刷してきて良かった。(クリックで拡大可)
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大きく蛇行した九十九折れの林道を登っていく。
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九十九折れのヘアピンカーブをミラーを使って写して見た。自然と自分撮りになってしまうが・・。
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延々と続く林道。関係者(地元ガイド含む)は先程のゲートを開けてこの先の洞門岩まで車で入れるらしい。
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この辺りは携帯のアンテナ状況が悪く、殆ど圏外なので、繋がるポイントには看板があった。
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この大きなコンクリート製防護壁が見えてくると展望台は近い。
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稲荷川展望台に到着。望遠鏡まで設置されていてベンチとテーブルも設置されている。
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地形図で示すとこの様な感じである。基本林道歩きなのであるが、ゲートの分岐同様にこの先にも間違い易い分岐があるので示しておく。
有名な砂防堰堤なのでその為の道があるので要注意。(クリックで拡大可)
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展望台から見える景色がこれである。雲に隠れているが左側が女峰山で右側が赤薙山でその間のコルの下に雲竜瀑がある。まだまだ遠い。
手前の広大な砂防ダムが日本一大きい日向砂防ダム。総事業費43億6千万、流域面積は東京ドーム124個分と書いてあった。
計画貯砂量10トンダンプ21万5千台て書かれてもピンと来ない。
この渓谷が日光火山群の中でも最も荒廃が著しい急流河川であり、過去大きな土石流被害があり国宝日光東照宮を守る為に建設されたものらしい。
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先程の地形図で間違い易い分岐と記した場所にある字が読めない地図。これが余計に混乱を招くらしい。下に下る道は間違いで、林道を真っ直ぐに進む。
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そしてやっと洞門岩に到着。滝尾神社から1時間40分の林道歩きであったが、ここに関係者の車が2台停まっていた。地元ガイドを雇えばこの反則技が使えるのか?
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ここからは沢コースとまだまだ続く林道コースの2つのルートがあるが、安全第一で行くのなら林道を。沢コースは踏み跡がなければ非常に判り難い上に、
結構危険な渡渉が何度もある。私は林道歩きに飽きたので迷わず沢コースを選択したが、ここの渡渉はデンジャラスだった。
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洞門岩の下を覗くと早くも氷瀑が見える。金剛山のもみじ谷第六堰堤を超えるほどの規模で一人テンションを上げるが誰も見向きもしない。本番はどんなに凄いのか?
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ハッキリとした足跡があり安心したが、確かに何も無ければどこを歩けばよいかサッパリ判らないだろう。
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最初の渡渉ポイント。水の流れが激しく、流れの中にストックを入れると簡単に流されるのでストックを突く時にも注意が必要である。
水量も多いので、岩も沈んでいて完全防水の登山靴でないとこのルートの渡渉は無理である。(この先何度と無く渡渉ポイントが出てくる)
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この辺りでも岩肌に氷柱が出来ているが、この程度の氷柱に嬉々として写真を撮っている人も私くらい?
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もう一度渡渉をした後、堰堤がある為に一旦沢を外れて巻き道に入る。
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見上げると青空に霧氷が映える。綺麗だ。
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この先の堰堤を右側から巻いて越えていった所が雲竜渓谷の入口である。
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そして今回最大のデンジャラス渡渉ポイント。夏なら何と言うことは無いのかもしれないが、深い急流でここは慎重に渡りきった。
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ここを渡ったあと急な巻き道を息を弾ませて登る。
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登り切るといよいよ雲竜渓谷の入渓口である。沢山の方が休憩中であった。
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テントが二張りあったが、これは関係者の物であった。
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ここまで丁度2時間15分。殆どが林道歩きだったので一度も休憩せずに来た、クライマックスを前にここで小休憩をする。目の前に女峰山が聳えてその下に渓谷美が綺麗である。
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チャイミルクティーと井村屋のスポーツ羊羹を一切れ食べて栄養補給をする。
これは秋の防災シーズンにスーパーで販売されていてその際に購入したのだが、疲れたときにには即効性のある栄養食である。
さていよいよ入渓であるが、急な階段なのだが階段は雪の下に埋まっていて手摺りに掴り慎重に下った。
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渓谷に降り立ち進んで行くと先の方で氷瀑群が早くおいでと呼んでいるが、帰られる方が行き交い渡渉ポイントで待たされてしまう。
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漸く順番が来て慎重に渡渉すると氷のカーテンが出迎えている。しかし足元はアイスブリッジの箇所もあり踏み抜いて穴が開いている所もあるので足元には気を遣う。
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アイスクライミング中のクライマーが注目を浴びている。
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アイスクライマーの横をすり抜けてから振り返る。
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いよいよ友知らずと呼ばれる核心部分に踏み込む。
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氷柱の神殿と形容されるこの部分は圧倒的な迫力である。
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中に入って見る。山と渓谷の表紙に使われていた場所である。氷柱の間に落差100mを超える雲竜滝を入れてみる。点にしか見えないがクライマーが挑んでいるのが写っている。
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氷瀑の中から見るのは初めてであるが、青白い氷柱が見事である。
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抜け出すときは、氷柱が落ちて来る場合もあるので慎重に安全を確かめて出た。雲竜滝が大迫力で迫ってくる。クライマーはもうすぐ半分の所に達しそうだ。
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振り返った角度からも見事である。
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しかしここで問題発生!左側のアイゼンの前側を固定している樹脂の部分が破損して外れてしまった。このアイゼンは今日で3回目の使用なのだが何たる事か!
これでは雲竜滝の真下までは行けない。滝壺の所に行くのには手前の氷瀑をクライムするか高巻きするしかないので、アイスクライムは無理なので高巻きするのだが
高巻きのルートも結構厳しく、最低でも10本爪以上のアイゼンが必要で出来ればピッケルも有った方が安全と言う事である。そう言えばピッケル持参の方が多い。
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残念ながら今日は雲竜滝の真下に行くのは諦めるしかない。目一杯ズームで雲竜滝の下側を撮影するだけにして置こう。
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それにしても今日はそこかしこでアイスクライミングをしている方が多い。
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それでは名残惜しいが戻ることにしよう。最後に氷柱の神殿、氷柱のグランドキャニオンを何枚か撮影する。
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ここは結構な斜度なので片足アイゼンでは厳しく、手摺に掴りストックを突いて何とか登りきった。
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この上のテントが張ってあった場所で昼食休憩とする。朝から握ってきたおにぎり2個とカップヌードルの簡単な昼食を済ませて12:15に下山を開始する。
アイゼンが片足しかないので遠回りになるのだが林道を歩いて戻る。まぁデンジャラスな渡渉をしなくていいので下りには林道歩きも有りだと思う。
今日は持参していなかったが、林道を下るときにはヒップ橇があれば楽しみながら時間短縮が出来たと思う。
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それと林道歩きの副産物として青空に映える赤薙山の景色が眺められたのは怪我の功名であった。
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林道は雪が深く、ノーアイゼンで雪を蹴散らすように歩いて30分弱で洞門岩の所に戻ってきた。
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ここから先も長い長い林道歩きである。
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結構飛ばし気味に下ったので洞門岩から50分弱でゲートの所に戻ってきた。これはゲートの内側から撮影したのだが、シルバーのワンボックスがゲートの前に駐車されていて
関係者の白いワゴン車が外に出る事が出来なくなっている。
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車内を覗いて見たが、関係者と思しき方は諦めてシートを倒して寝ておられた。こんな事が続くとシーズン中は林道乗り入れ禁止になるのも時間の問題ではないだろうか?
ゲートから下も道のりは長く、タクシーを呼べる滝尾神社まで滑りやすいアイスバーンの林道をノーアイゼンで慎重に歩いた。また車も通るので車にも注意である。
滝尾神社に着いてタクシー会社に電話をした。すぐに回しますとの事で本当に10分足らずでタクシーが到着。朝乗せてもらった同じ運転手の方で、
楽しく会話をしながら東武日光駅まで送っていただいた。帰りの料金は1800円程掛かった。振り返ると女峰山は雲に隠れてしまっていた。
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帰りは特急スペーシアに乗って帰る。全席指定で特急料金が1400円である。まずは14:48の下今市行き普通列車に乗って2駅先の下今市で特急に乗り換えるのだ。
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下今市で少し待ち時間があったがホームにスペーシアが滑り込んできた。
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この特急スペーシアは新幹線よりもいいシートでとても快適であった。そして電車でのお楽しみはこれである。
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渋滞知らずの電車でウトウトしながらの快適な列車の旅、途中で双耳峰の筑波山が良く見えていたので何とか撮影する。
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今日も充実した一日であった。
by hawks-oh-muku | 2013-01-31 22:49 | 栃木の山 | Trackback | Comments(2)

列車で行く富嶽十二景7番「百蔵山」

2013年1月19日(土) 百蔵山 JR猿橋駅8:00→名勝猿橋8:18(散策)→諏訪春日神社8:38→(道迷い)→百蔵山登山口9:51→富士山展望ポイント10:28(小休憩)→稜線分岐10:55→百蔵山頂11:14(昼食休憩)11:48→稜線分岐11:58→三角点(800.1m)12:22→金毘羅宮12:38→福泉寺13:16→岩殿山登山口13:37→大月駅13:58
累積標高差+835m-765m(時計の高度計による記録)

この週は、月曜日の成人の日に思わぬ降雪があり関東地方一帯を混乱に陥れた。
この日は朝から雨脚が強く、足元を濡らせながらの出勤となったが、10時半頃に雨からボタ雪に変わったと思ったら、
ものの1時間足らずで真っ白な銀世界となり、その後も深々と降り続きその後の状態はニュースで報道された通りである。
困ったのは翌日である。前日の帰りに革靴で往生したので、まさかのゴアテックスのトレッキングシューズでの出勤となった。
どのような状態だったかと言うと駅に向かう通勤路は見事なアイスバーン!
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大通りに出て青信号を渡るのもゆっくり慎重に歩かねばならず、横断歩道はこんな感じである。山歩きをしていてこの路面状態なら躊躇無くアイゼンをするだろう。
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※この雪は1週間たった今現在でも日陰には残っている程なのである。

都心部でもこの状態であるのだから、私の得意とする(技量に合わせたとも言う)低山でもたっぷりと雪山気分が味わえるはずである。
こう考えると休みの日が待ち遠しく、天気予報を何度も確認するが土曜日は絶好の山歩き日和となりそうであり、あとはどこへ行くかである。
冷静に考えるまでも無く、この状況で登山口まで車で無事に辿り着けるかと言うと、ノーマルタイヤではまずは不可能であろう。
そうなると列車で行く大月秀麗富嶽十二景シリーズしかあるまい(いつからシリーズになったのか・・・?)。
と言う訳で今回はJR猿橋駅から歩く百蔵山(ももくらさん)を歩く事にする。百蔵山と隣の扇山を縦走される事が多いようだが、色々考えた結果今回は逆に大月駅の方へ周回する事にした。

朝は5:34にいつもの通勤電車に乗り込む。土曜日のこの時間なので電車は空いていて余裕で座れて中央線直通で中野駅まで出て、ここで中央特快高尾行きに乗り換える。
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線路に雪が残っているのがお判りいただけるだろうか?
更に終点の高尾駅で7:11発大月行き普通列車に乗り換えて進んで行くと景色は長閑な風景へと変わっていく。
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大月駅の一つ手前の猿橋駅に7:45に降り立ち電車を見送る。
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駅のホームにも百蔵山・扇山登山下車駅の案内が出ていて、その奥に目指す百蔵山が見えている。見た目には雪は余り無いようだ。
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駅のトイレを拝借し身軽になったあと、準備運動をしたりして8時丁度に猿橋駅をスタートする。前回の初狩駅とは大違いの大きな立派な駅舎であった。
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今日の天気予報では大月市の最低気温はマイナス5度!滅茶苦茶寒くて防寒具を着たまま歩き出すが顔が差す様に痛い。路面も一部凍結しているが歩道はガチガチである。
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百蔵山へはこのコンビニのところを左折するのが最短ルートであるが、折角なのでちょっと寄り道をして行く。
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歩いている甲州街道(国道20号線)から見えている左側が百蔵山で右側が扇山である。
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甲州街道をゆっくり歩いて18分で名勝猿橋に到着。奥に見えている山が百蔵山である。
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山口の錦帯橋などと並んで日本三奇橋と呼ばれる猿橋を探索する。
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本当に不思議な構造である。
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真横にはバスも通るアーチ橋がありこの猿橋は観光用に残されているのみで日常的な役目は御免になっている様だ。
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反対側にも赤いアーチ橋と水路橋もあり僅かな距離に橋が4つも架かっている事になる。
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さて観光寄り道も終わり、本来の目的地を目指す事にする。猿橋を渡って進んで行く、このエリアの山と高原地図は「27」高尾・陣馬と「24」大菩薩嶺に跨っており、
猿橋から百蔵山のルートは「27」高尾・陣馬に収録されており、高尾山は別の地図を持っており「27」高尾・陣馬の地図は持っていないのである。
従って今日は地形図頼みであり地図を確認しながら進んで行くと分岐にはちゃんと案内が出ていて助かった。
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やがて中央道の脇にある諏訪春日神社,出世大神宮という何ともサラリーマンには有難い名前の赤鳥居を潜って階段を進む。
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神社に参拝後中央道の下を潜る。
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このトンネルを潜ったら道路にぶち当たるのだが、そこから道は無く地形図を確認しながら左に曲がって少し道路を歩くと階段の道が出てきたのでこれに間違いはなさそうだ。
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この先は雪が出てきそうなのでこの階段に腰掛けて靴紐をキツク締めて、スパッツも装着する。そして漸く身体も温まってきたのでアウターとフリースのベストも脱いで、いつもの薄着で十分である。
スパッツの取り付けは正解でやっぱり雪道となりザクザクと踏みしめて進む。踏み跡もあり安心して進んでいくが、途中で左に曲がっていく踏み跡と真っ直ぐ進む道があり、
地図を確認するもののよく分からず、一旦左に進むがどうも違うようで引き返して真っ直ぐの道に進んだのが大間違い。あとで気づいたが左が正解であった。
真っ直ぐに進んで植林の中を歩いていくと目の前に壁が立ちふさがり間違いに気付く。
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右に曲がって登れそうな場所を探す。出てきたのはこんな場所で、何度か太腿まで踏み抜きながら進む。
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何とか這い上がったのはこの場所で、とんでもない所を歩いてしまったようだ。
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後でGPSログを確認すると市民グランド下の辺りでルートからズレているのがはっきりと判った。
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結局大きな寄り道をしてしまいここから左に曲がって市民グランドまで出て右に曲がって舗装路を歩いて登山口に向かう。坂道を登って行き振り返ると富士山の頭がチラリと姿を現す。
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住宅地の所で分岐になり案内にしたがって左に入る。
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富士山が気になって何度か振り返りながら歩いていくと次第に姿が大きくなってくるが、自販機とのコントラストが何ともアンマッチで・・・
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その先も分岐の度に親切な案内がありもう迷う事はない。
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まだまだ登山口には着かないが、結構な坂道を登ってきたので富士山はもうこの通り!
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民宿の看板が出てくるが、駐車場有りと書いてあるのかと思うと「卓球場有り」と書いてありました。
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ようやく登山口にある山ノ神に着いて見ると登山道には結構積雪しているので横のベンチでアイゼンを装着し登っていく。少し登った所に登山ポストが設置してある。
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最初は植林の中をジグザグに登って行き30分ほどで植林が切れて明るくなる。
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そして程なく富士山の展望ポイントに到着。ここで富士山を眺めて小休憩とした。
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そこからは冬枯れの明るい登山道となり稜線が近いようだ。
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振り返って松の木の額縁に富士山を入れて・・・・。
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そして10:55にようやく稜線分岐に到着。百蔵山は右で帰りは左に行く予定。
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稜線の雪は結構深いが柔らかい雪質で歩き易かった。
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広くて明るい山頂は11:13に到着。
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富士山はもちろんバーンと見えているが、丹沢の山並みもクッキリと見渡せた。
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富士山が目の前に見える丸太で作った簡易ベンチの乾いたところを見つけてここで昼食にする。目の前にはもちろんこの景色である。最高の眺めです。
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ここで30分ばかり贅沢なランチタイムを過ごして下山にかかる。フカフカの雪の中をサクサクと下って10分で稜線分岐に到着。このまま真っ直ぐに進むのだが先行者の踏み跡は少なく少々不安である。
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先行者の足跡は下りに一人分と登りに一人分の合わせて二人分しか着いていない。地図上の標高点907mはすぐにあり、大間山とマジックで書いてある。
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そこから先は本当に雪が深く、先行者の足跡がなければルートファイディングにかなり苦労したと思う。
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所々にあるピンクのテープが本当に助かる。
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そして地図上の三角点800.1mを12:22に通過。名前は無い。
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地形図ではこの尾根をもう少し真っ直ぐ進むはずであるが指導標と踏み跡はすぐに左を差している。
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これは地形図には登山道として記載されていない隣の尾根であるが、踏み跡もあるのでこちらを進む。この尾根は南向きで日当たりがいいので所々雪が消えていてちょっと歩き難い。
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急な下りをこなして山ノ神に12:35に到着。
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さて今日も足元は10本爪の軽アイゼンであるが、やはり足裏全面に爪があると安心感が違い急な下りでも不安は無かった。しかしこれでも分類は軽アイゼンで本格的な雪山では使用できない。中途半端と言えば中途半端であるが、低山歩き専門家としてはこれぐらいがいいのかも?と思って2年前に購入した。
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更に少し下ったところに金毘羅宮があった。
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ここには小さい釣鐘もあり、何かの時には突くのであろう。
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しかしここから先の登山道は倒木が酷くかなり難儀した。
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ようやく倒木ゾーンを抜け出して麓が見えてきた。
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しかし余り人が通っていないルートなので最後まで気は抜けない。
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13:04に何とか登山道を抜け出して林道に出る。
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福泉寺まで降りてくると岩殿山が大きく見えてきた。
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今日はもう一つここにも登る予定だったが、結構疲れてしまったのでそのまま横目で見て大月駅まで歩く事にした。
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そうなると大月駅14:04の特急かいじに乗って帰りたい。何とか間に合わせようと急ぎ足で歩くが、上り坂が結構堪えるのと、足元がバリバリに凍っていて微妙な感じである。
それでも何とか13:58に大月駅に到着し、新宿までの特急券900円を購入。そして売店で缶ビールを買い間もなくやって来た特急に乗り込む。
900円の贅沢であるが、首都高の料金と同じであるし、なにより登山靴を脱いで寛ぐ事ができるのは特急列車ならではである。そしてビールをプッシュといけるのだから・・・・。
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by hawks-oh-muku | 2013-01-22 22:45 | 山梨の山 | Trackback | Comments(0)

初歩きは大展望の赤城山(黒檜山)

2013年1月12日(土) 黒檜山(赤城山) 赤城広場バス停10:01→黒檜山登山口10:16→
黒檜山頂11:48→展望場所11:52(休憩)12:20→黒檜山登山口13:10→赤城広場バス停13:24
累積標高差+-490m

年末年始の連続出勤もようやく終わって初登りは
どこに行こうかと思い巡らせていたが、直前まで決めかねていた。
理由は二つある。
一つは言わずと知れた車の足回りに起因する登山口までのアクセスである。
二つ目は膝痛&腰痛。連続出勤が続いた事も要因かも知れないが、
月曜日に急に腰痛が出てしまい、普通に歩くのも困難な位の痛みであり
土曜日の初登りは無理かなぁと諦めかけていた。

しかし木曜日くらいから何とか改善し軽めの山なら行けるかも?となった。
でもまだ一つ目のアクセスの問題がまだ残っている。
昨年の登り収めで行った電車での山行も面白かったので、
公共交通機関でアクセス出来る軽めの山を探してみる。
軽めとは言え冬山気分が味わえる所は無いかと欲は深い。
そんな都合の良い山は中々見つからないが、ピッタリの山が見つかった。
それは一度行った事のある赤城山である。
ここは登山口の標高が既に1300mあるので短時間で冬山気分が味わえるのだ。
しかし逆に登山口の標高が仇となりノーマルタイヤでは近づくことが出来ない。
赤城山は氷上のわかさぎ釣りも有名で前橋駅からバスが運行されている。
但し本数は少ないのでちょうどいい時間のバスに合わせる電車の時間を調べると
高崎までは上越新幹線に乗らないと間に合わない。
いくらなんでも新幹線を使っての山歩きは無いだろうと前橋市のHPから
赤城山への冬季バス運行の情報を見ていると、目から鱗の謳い文句が・・・。

冬の赤城山はワカサギ釣りやスケート・スキーと冬のレジャーを楽しむことが出来ます。
しかし冬道運転に自信のないあなたに。ふもとのにある富士見温泉に車を止めて路線バスで赤城山へ!
これならチェーンなしで遊びに行けます。帰りは温泉につかり冷えた体もこれで復活!
皆様のご利用お待ち申し上げます。

速報!富士見温泉から乗車の場合お得な乗車券をご用意いたしました。
     富士見温泉~赤城山ビジターセンター間専用往復乗車券
     通常 大人往復 1,150円×2=2,300円 ⇒ 1,600円 にて販売致します。


これだ!パーク&ライドと言う手があったんだ。
パーク&ライドは元々都市部や観光地での交通渋滞の緩和や、環境保全の為に
行われている手法であるが、観光地で有名なのは上高地であろう。
30年以上前からGWや夏休みなどの観光シーズンの車乗り入れを規制して
バスでの輸送を行っていた。その後全面乗り入れ禁止にもなっている。
その他尾瀬もシーズン中は乗り入れ禁止でバス・タクシーに限定している。
その他南アルプスなども同様の所があるのだが、今あげた場所は駐車場までも
冬タイヤ・チェーンが必要な所であり何れにせよハードルが高い。
しかし赤城山の麓にある富士見温泉であれば何の問題もない。
これは行くしかない!と言うことで早速バスの時間を調べて計画を立てる。
山歩きに使えそうな時間は富士見温泉発6:15(運行日注意)・8:10・9:10(土日のみ)の
3本のみ、6:15は早すぎるので8:10に乗ることにする。(9:10の次は11:10まで無い)
ネットで調べると富士見温泉までは2時間半の道程なので5時に自宅を出発。
これで余裕があると思っていたのが大間違い。首都高・外環は順調だったが、
3連休の初日であり関越に入るとスキー場に向かう車が結構多い。
それでも普通に流れていたのだが、電光掲示板に事故渋滞の文字が出てあっと言う間に
渋滞に巻き込まれる。
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事故渋滞なのでノロノロで中々進まず、渋滞の中で明るくなり夜が明けてきた。
ふと見上げた電光掲示板には絶望的な時間が表示されている。
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前橋まで110分!?これでは8:10どころか9:10すら危ないではないか!
引き返す訳にも行かず失意のまま渋滞の中に身を任せる。
しかし車6台の絡む事故は素早く処理がされたようで予定より早く渋滞箇所を抜けて
前橋ICで高速を降りたのは8:30頃。何とか9:10には間に合いそうで少々焦りながら走って
富士見温泉の駐車場に9時前に到着。
登山靴に履き替えて準備を含めても充分間に合う時間だった。
程なくしてやってきた赤城山仕様のラッピングバスに乗り込んでAKG冬割パスを購入。
ここから赤城広場バス停まで20位のバス停があるのだが途中から乗降する方は居なかったので
全てパスして殆ど直行バス状態である。さて赤城山が見えてくるが、期待していた霧氷は全くなく
雪も少ない感じでちょっと残念。路肩には雪があるものの路面も途中まではドライ状態で
肩透かしを食らった思いである。
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しかし標高を上げていくと日陰はアイスバーンになっていてノーマルタイヤではやはり無理である。
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この凍結具合が嫌らしく、ドライ路面とアイスバーンがカーブの度に入れ替わる感じで
雪はないのでノーマルタイヤ+チェーンではとてもじゃないが走れたものではない。
やっぱりスタッドレスタイヤでなければこの時期の赤城山には近づけない様だ。
赤城広場バス停でバスを降りたのは9:52。ラッピングバスに別れを告げる。
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駐車場で入念にストレッチをして、衣服調整など準備をし靴紐をキツク締めこんで
黒檜山登山口まで道路を歩いていく。黒檜山にも残念ながら霧氷は全く無いが天気は最高だ。
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大沼は完全凍結でわかさぎ釣りのテントが見える。
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今年もわかさぎのセシウム濃度が基準値を超えているので持ち帰りは禁止されていて、
帰りに全量回収されるそうで例年の5分の1程度の釣り客しか居ないそうだ。
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10分ほどの道路歩きで黒檜山登山口に到着。ちょうどこの先から道路は冬季閉鎖中である。
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ここが登山口。以前歩いた時は下山に使用したのでここへ降りてきたので登りは初めてである。
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ここから山頂までの距離は1.1kmで標高差500m弱を一気に登る。
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標準タイムは登り1時間半。1.1kmでこのタイムは急登を意味する。前回ここを下った時に急な下りは
膝に優しくないと記したが、その記憶があったので今日は登りで使用する事にしたのである。
本来の予定では前回の逆ルートで黒檜山から駒ケ岳へ周回するつもりだったが、渋滞のお陰で
1時間遅れのスタートとなったので帰りのバスを考えるとピストンになるかどうかはこの先の時間次第である。
まず登りに取り掛かるが、岩にクラストした雪が着いているので歩き難い。最初からアイゼンを装着すべきだった。
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少し登って平らな場所でアイゼンを装着する。
今日は2年前に購入し一度も使っていない10本爪の軽アイゼンの初使用である。
10本爪軽アイゼンの使用感は?足裏全面に爪があるので急斜面でのグリップ力は格段に良く、
安心感があり非常に楽である。もっと早く使っておくべきだった!
15分ほどの登りで猫岩と言う場所に到着。
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振り返ると全面凍結した大沼が見渡せる。
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赤城山は霧氷が綺麗な事でも有名なので楽しみにして来たのだがあるのは枯れ枝だけ・・・
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その理由は風が全くないからだろう。今日は風が全く無い上に、日差しが強いので寒さは感じず
ウールのアンダーシャツにウール混ブレスサーモのチェックの山シャツだけで登っていても
逆に暑くて汗を掻く位である。
急登をこなして一旦稜線に出て息を整えながら歩く。
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駒ケ岳への稜線を見上げる。時間的に歩けるかどうか?出来る事なら歩きたいと思う。
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地蔵岳の方角を見て見ると秩父の山並みの向こう側に富士山が頭を出している。
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天気が良いと見えるとは聞いていたが、こんなに大きく見えるとはちょっと吃驚である。
木々の間からは浅間山や谷川岳など真っ白な山々が覗いていたので山頂からの景色が楽しみである。
雪が深くなってきた急登をアイゼンを効かせながら一歩一歩登っていく。
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稜線が見えてきた、もう少しである。
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稜線に出て左に曲がると山頂はもうすぐである。
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11:48黒檜山頂に到着。(と言ってもここは通過点)
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山頂では写真一枚撮っただけですぐに先の大展望場所へ進む。雪が深い。
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ここをラッセルした人は大変だったと思う。登山者との擦れ違いで横に避けると膝上まで壺足になった。
3分で大展望場所へ。山頂には2人しか居なかったが、やっぱり皆さんここに居られた様です。
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左の浅間山から苗場山・谷川連峰・上州武尊山・至仏山・燧ケ岳・皇海山・日光白根・男体山など
180度見渡す限り真っ白に雪を抱いた峰々に大満足である。
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まずは浅間山のアップ。
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そして苗場山。
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谷川岳主稜線。
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上州武尊山と至仏山。
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双耳峰が美しい燧ケ岳。
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皇海山と日光白根山。
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最後に男体山ファミリー。
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ゆっくりする時間もないので写真撮影の合間にお握りを2個だけ食べただけ。
それでもどう考えても13:47のバスに間に合わせるには周回は無理っぽい。このバスを逃すと
15:17までバスはない。帰りの渋滞を考えるとこの選択肢はないのでピストンに切り替える。
と言うことでテルモスに淹れてきたチャイミルクティーを飲みながら贅沢な景色を堪能する。
30分弱の休憩で12:20に下山に掛かる。太平洋側を見て見ると肉眼では筑波山も見えていた。
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稜線から下山に向かう。1時間で下らなければならないが、膝が不安である。
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しかし10本爪のアイゼンは安心感があり、フラットフィッティングでガンガン下れる。
木々の間から覗いている真っ白な峰々を見納めて別れを告げる。
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大沼に向かって転げるように下っていく。
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富士山にもお別れである。
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13:10登山口に到着。下山時間は急いだ事もあり50分で完了。あとは余裕の道路歩きである。
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バス停に戻ってきて、ブラブラしながら時間をつぶし定刻通りやって来たバスに乗り込む。
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バスに揺られてウトウトしながら富士見温泉に14時半頃に戻ってきた。
温泉は3時間まで500円だが、AKG冬割パスを見せると100円引きの400円!
前回来た時は震災後で露天風呂が使えなかったが、今日はとても気持ちよく使えた。
また今日は人も少なくのんびりゆったりと疲れを癒す事ができた。

帰りの高速であるが、ピストンに切り替えて早く戻ったのが正解で本当に初めて渋滞無しで
家に戻ることが出来た。
霧氷が無かったのは残念だったが、本当に今日は無風・晴天で春山の様な快適な山歩きが出来た。

今年は幸先よしである。
by hawks-oh-muku | 2013-01-13 08:28 | 群馬の山 | Trackback | Comments(4)