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錦秋を纏うくじゅうの山歩き【二日目】

二日目
10/20(火) 法華院温泉山荘6:26→坊がつる6:38→段原7:57→大船山山頂8:28→坊がつる10:25→雨ヶ池11:26→長者原タデ原12:25(昼食)→温泉→大分駅15:30→南宮崎19:23
標高差+710m-960m

二日目
昨晩は早寝した上に熟睡できたので、朝はかなり早くから目が覚めた。一度目は3時頃で次は4時頃に目が覚めトイレに行く。朝は6時に出発の予定なのでもう少し横になってから5時前になって起きて妻も起こす。妻も良く寝れた様で昨日の疲れは大丈夫の様だ。朝食は通常6時45分からと決まっているので、受付の時に弁当にしてもらった。従って枕元には朝と昼のお弁当2人分4個が置かれている。部屋を抜け出して談話室で朝食を摂る事にした。弁当を平らげて部屋に戻り極力音を立てない様に静かに準備をした。5時半過ぎに妻が身体が冷えたのでどうしても温泉に入りたいと言い出す。温泉は24時間OKであるが時間的には遅れそうだ。どうしても入りたいと言うので一人で布団の片付け等をしながら待つ事にする。妻は15分程で暖まったと戻ってきた。それから準備をし結局出発は6:26と26分の遅れになり外は明るくなって大船山が朝焼けで輝いていた。まだ薄暗い中坊がつるに向けて歩き出す。
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坊がつるを抜けて歩き難い樹林帯の中、高度を上げていく。足元は紅葉の絨毯である。
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5合目の展望の利く場所からは目の前の三俣山やくじゅうの山々が一望できる。ここからは火山帯独特のガレ石の道に変わりこれまた歩き難い。徐々に高度を上げていくと阿蘇五岳の釈迦涅槃像が雲海の中で浮かんでいる。大船山の頂が大きく迫ってくると段原は近い。
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最後の一登りで7:57段原に到着した。
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法華院山荘から丁度1時間半なので予定通りのタイムである。今日も凄い風が吹いている。気温を見ると1度である。
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風が強い為体感温度は氷点下か?しかし今は段原までの登りで身体が温まっている為にそこまで寒くは感じないが、休憩出来る風ではないのでそのまま先へ進んだ。山頂直下の岩場にやってくる。振り返ると段原の紅葉が見事な色彩を放っている。
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しかし山頂直下の強風は半端ではなかった。身体ごと持って行かれそうな突風でどんどん体温を奪っていく。これは岩陰でジャケットを羽織った方が良さそうと判断し、岩陰のところでジャケットを羽織りフードを付ける。こうしている間でも鼻水が水の様に吹き飛んでいく。今年のトムラウシ山での遭難はこの様な突風と雨の中歩き続けて低体温症になり動けなくなったと思われる。寒さ対策は万全を期すべきだと思い、妻にはネックウォーマーを付けさせ、私はキャップからフリースのニット帽子に変更し、(実際はそんな深刻な場面でもなかったがこの時期の寒さ対策は重要である)何とか岩にしがみ付く様にして山頂には8:27に到着した。
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山頂には3名の先客が居られて、防寒対策をしながらカメラを構えていた。我々も負けずに360度の大展望の大船山の景色と紅葉を堪能した。御池の畔まで降り様かとも思ったが、時間の都合と妻には登り返しがきつそうなので途中の御池が綺麗に見える撮影スポットまで降りて山頂に戻った。この御池は九州で一番早く紅葉する場所と言われている。標高1786mの山頂直下にある山上の神が創った日本庭園と形容される。
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紅葉の滝が流れる。
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由布岳は雲の中であるが、別府湾が見えていた。
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阿蘇五岳の釈迦涅槃像も雲に浮かんでいる。
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朝日が当たりスポットライトを浴びる段原から北大船山、一番奥に平治岳の頭が見えている。
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今日は大分駅16:07発の特急にちりんに乗る予定なので長者原から大分まで1時間30分、レンタカーの返却など考えると15:30までには大分駅に着きたい。という事はどんなに遅くとも14時には長者原を出発しなければならない。下山後の温泉入浴は外せないし昼食も摂らなければならない。下山には坊がつるまで1時間半、坊がつるから長者原までは1時間半の休憩無しで3時間は絶対に必要だ。逆算すると9時には下山を開始しなければ余裕はない。いつまでもこの景色を眺めていたいし、雲に隠れた太陽から陽が差してからの燃えるような紅葉を見てみたいがそうも行かない。後ろ髪を引かれる思いで9時前に下山を開始した。しかし大船山からの下山は、丁度登ってくる登山者とバッチリ出会うタイミングで団体さんとのすれ違いに時間を要したり、「もう降りられるのですか?早いですね。」「紅葉の具合はどうでしたか?」などと聞かれて思いの外時間が掛かった。何とか10:25に坊がつるに着いた。早朝出発した法華院温泉山荘が見えている。
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一面のススキは今が見頃である。
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下山したばかりの大船山を振り返る。
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6月始めにピンク色に染め上がる平治岳も裾野が紅葉している。
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トイレ休憩と行動食にクッキー・チョコレートを食べて再出発。ここから先は時間的に出会う方は少なく、テント泊の重装備の方と数名出合っただけである。坊がつるから長者原までは距離にして4.7kmで坊がつるから雨ヶ池越まで一旦100m程登り、そこから先は高度差300m程の下りになる。雨ヶ池越の手前に真っ赤に紅葉しているカエデがあった。
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雨ヶ池にマユミの木が真っ赤な実を付けていた。
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指山観察路分岐を過ぎる。
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途中余り休憩もせず12時半に長者原に到着した。タデ原湿原から星生山・硫黄山を振り返る。
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ここのヤマラッキョウはまだ見れる状態だった。
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法華院山荘で用意してもらった弁当があるが、長者原で暖かい物を食べる事にし名物団子汁定食を食べて、温泉に向かう。くじゅうに来た時は毎回寄っていたお気に入りの星生山ホテルの温泉に着くと何と火曜日は清掃の為13:30からの営業で開いていない。仕方が無いので少し戻り西鉄が経営しているホテル花山酔の立ち寄り温泉に入浴する事にした。ここを利用するのは初めてだが料金が500円と安く、泉質も良かったので十分満足した。
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昨日の法華院温泉には石鹸類の備え付けはなかったので(山の中で温泉に入れるだけでも贅沢か)、身体と髪の汚れをさっぱりと洗い流して14時に大分駅を目指して出発した。昨日借りた車にはカーナビが標準装備されていた。大分ICまでは迷う事はないが、大分駅周辺が良く判らないのでカーナビでレンタカー会社の電話番号を入力し大分駅周辺を検索すると、やまなみハイウェイを通って湯布院ICから高速に乗る方が料金も安く時間的にも殆ど変わらないようなので、やまなみハイウェイを通るルートを設定し大分駅に向かう。高速は順調に進んでほぼ予定の時刻15:30過ぎにレンタカー屋に到着し、返却の手続きをした後みどりの窓口でJR九州のお得な回数券2枚切符を買う。JR九州では2枚切符4枚切符という回数券が発売されており、片道2人で乗るときでもこの2枚切符が使える。通常6,270円2枚で12,540円のところ2枚切符だと10,000円で指定席が取れる。駅構内の売店でビールとつまみを買い、駅弁は買わずに法華院温泉で今日の昼用に作ってもらった弁当を食べる事にした。
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博多からの特急ソニックが隣のホームに入る。
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特急にちりんがホームに入ってきた。
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時刻通り到着した特急にちりんに乗り込みこれから3時間10分の電車の旅である。特急とは名ばかりで単線の為、途中何度もすれ違いの為に小さな駅に3分程停車する。しかもこの間は扉が開かない為タバコも吸えない。車内は全席禁煙でデッキに喫煙ルームも無い。でも車窓に海を眺めながらの列車の旅も風情があって中々いいもんである。約2時間を掛けて延岡に到着。
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あと1時間程で宮崎に到着である。在任時の職場の仲間に南宮崎まで迎えに来て貰い、シーガイアのシェラトンまで送ってもらって一先ずチェックインを済ませて再び車に乗って、皆の待つ「池田屋」に向かう。昔の仲間が沢山集まってくれ、そして宮崎在任時に大変お世話になった池田屋のマスターとママさんから地獲れの伊勢海老や熊本直送の馬刺しなどのご馳走で心温まるもてなしを受けて本当に嬉しく感動した。昔話に花が咲き、美味しい宮崎焼酎も進んで初めて会う妻も一緒に楽しく盛り上がった。いつまでも話は尽きなかったが時間も遅くなりマスターがホテルまで送ってくれる事になり、本当に何から何までお世話になりました。
三日目
昨晩は飲みすぎたが、朝6:30頃に窓からの陽射しに目が覚めた。シェラトングランデ自慢の全室オーシャンビューで海からの日の出が見られるのである。毎年元旦は満室になるのも頷ける。もう少し早く起きれば日の出の瞬間も見れたのであろうがこの景色でも十分満足である。
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宮崎の海岸の景色は地球は丸いと実感できる水平線と美しい波が見事である。全国からサーファーが移住して住み着くのと言うのも良く聞く話である。部屋は北の角部屋だったので北側から西側まで全てが大きな窓で北側には尾鈴山の山並みが見え、西側には霧島連山が見えていた。霧島にも何度も登ったものである。山歩きを始めて一番最初に登ったのも霧島の高千穂峰である。写真の一番左のピラミッダルな山容が高千穂峰である。
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22階からの眺望を愉しんでから、朝食を食べに行く。朝食は前日に予約をしていなかったのでバイキングの朝食である。しっかりと美味しい朝御飯を食べたあと、これまたこのホテルの売りである温泉、松泉宮に入りに行く。温泉までは3階まで下りてスパライブラリーを抜けて更にエレベーターで1階まで下り趣のある廊下を230m歩く、見上げるとホテルが聳えている。
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温泉でゆっくりした後、ホテルのアクティビティーセンターでレンタカーの予約をする。空港返却可の6時間でレンタルし、青島へ観光する事にした。宮崎に住んでいる頃に殆どの観光地には出掛けたし、妻も3回ほど遊びに来たときに連れて行ったが、青島は妻を連れて行ってなかった。それこそ25年前にバイクで九州に妻を後ろに乗せてツーリングしたときに青島に来た事があったがそれ以来である。
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ジャイアンツのキャンプ地で有名なサンマリンスタジアムが見えている。サンマリンスタジアムの名付け親はあの長嶋さんである。太陽と海、長嶋さんらしいそのまんまの命名である。白いドームは木花ドームである。サンマリンスタジアムから青島までウォーキングコースもあるが、長嶋ロードと名づけられた長嶋さんのランニングコースもある。
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今週末に全国大学サーフィン大会があるらしく多くのサーファーが波に乗っていた。
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ここからも昨晩泊ったホテルが見えている。
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鬼の洗濯岩と謂われる侵食された岩が美しい。
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青島神社に参詣する。
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青島の熱帯植物園による。ハイビスカスが咲いている。
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そして宮崎といえばこの人があちらこちらで大活躍である。後ろにはブーゲンビリアが。
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青島観光の後、堀切峠道の駅へ、ここからの景色も見事である。
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その後モアイ像で有名なサンメッセに行くが、何と休園日で入れず飛行機の時間もあるので引き返す事にした。昼食は贅沢をして宮崎牛の鉄板焼きステーキを食べに行った。楽しかった3日間はあっという間であった。宮崎空港から大阪伊丹への便も来た時と同じボンバルディアであった。宮崎空港を見ながら飛行機に乗り込んだ。
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さあ明日から仕事を頑張ろう。
by hawks-oh-muku | 2009-10-20 22:41 | 九州の山歩き | Trackback | Comments(1)

錦秋を纏うくじゅうの山歩き【一日目】

「一日目」
10/19(月) 自宅→大阪伊丹空港7:40→大分空港8:50→長者原登山口登山開始10:58→すがもり越12:15(昼食)→三俣山本峰13:22→南峰13:51→小鍋縁北峰・雨ヶ池分岐14:39→雨ヶ池15:52→坊がつる16:30→法華院温泉山荘16:45  標高差+790m-550m

私たち夫婦が結婚したのは1985年の1月。今年が25年目であと3ヶ月程で丸25年の銀婚式である。25年と言えば四半世紀を共にしてきた事になる。結婚したのが20代前半だったので人生の半分以上を一緒に歩んできた。妻への感謝の気持ちもこめてプレ銀婚式の旅行を計画した。何故1月にしないかと言うと宮崎赴任中に貯まった飛行機マイルの一部の期限が12月で消えてしまうのでそれまでに消化してしまう必要があるのだ。
10月にやっと遅い遅い夏休みが取得できた。10月であるので最早夏休みとは言わないのだろうが、年に1回だけの連続休暇である。私の勤務する会社では一応週休2日ではあるが連休で取る事は極めて難しく、平日にそれもほぼ決まった曜日に飛び飛びでの休みとなっているので、この夏の連続休暇は年に1回の貴重な休みである。当初は8月に5日間取得し北海道旅行を計画していたが、今年の連続休暇は最大3日間との通達があり北海道は敢無く断念し、8月の取得も難しく漸く10月に取得の目途が立った。10月と言えば九重の紅葉の季節である。昨年はベストの時期に行くことが出来てしかも10年に一度と言われる紅葉の当たり年で素晴らしい紅葉を堪能できた。是非妻にもあの紅葉を見せてやりたいとの思いと、私自身もあの紅葉の感動が忘れられずに10月第三週のベストと思われる時期に九重の紅葉鑑賞登山旅行を計画した。マイルを使って伊丹から大分空港へ飛びレンタカーを使って九重のメイン登山口の長者原へ移動し三俣山に登り、以前から一度宿泊してみたかった法華院温泉山荘に泊まり、2日目早朝に大船山に登って長者原にお昼過ぎに戻り温泉に浸かったあとレンタカーで大分駅へ行き、日豊本線特急にちりんで宮崎へ。そして宮崎在任時の職場の仲間とお世話になった居酒屋で旧交を温め、これまた宮崎で一度は泊ってみたかったシーガイアリゾートシェラトングランデに宿泊し、3日目宮崎観光をゆっくり楽しんで夕方の便で伊丹空港に帰ってくるという結構ハードな日程を組んだ。それでは楽しかった3日間の旅行を振り返りながらレポートを書いていこう。
伊丹空港から大分空港までは約1時間強のフライトである。一日4便の始発は伊丹7:40発大分空港8:45着である。6時前に自宅を出発し伊丹には充分の余裕を持って到着した。車を近隣の駐車場へ預ける。空港で朝食を摂り飛行機へ。大分への使用機種はボンバルディアDHC8-Q400。プロペラ機である。搭乗ゲートから一旦バスに乗り飛行機に横付けしタラップを上がる。この機種に搭乗するのは初めてだが座席の間隔は結構広く足も窮屈さは感じない。プロペラが回りだすと音は大きいが離陸すると気にはならず結構快適である。今日は天気が良く雲が少ない。窓の外を覗くといつも登り慣れた金剛山が見える。二上山からダイヤモンドトレイルが一望できた。奥の方には大峯の山々が見えている。
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暫くすると明石海峡大橋がくっきりと見える。
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更に瀬戸大橋も綺麗に見えた。雲が無く快晴である事が良く分かる。
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定刻通り大分空港に到着。
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預けた荷物を受け取り、早速空港のカウンターで予約しておいたレンタカー屋さんに連絡してもらいレンタカーの契約を済ませる。1300ccコンパクトカークラスが2日間で9,000円とネット予約の割引が大きい。借りた車はシルバーのホンダフィット。荷物を積み込んで早速スタートである。5分ほど走って途中コンビニで弁当を買っていると携帯が鳴った。何かと思うとレンタカー会社からで空港にモンベルの手袋が落ちていたけれど違いますか?との事であった。調べてみると妻に買ってやったばかりの手袋がザックの横ポケットから無くなっている。すぐに戻りますと御礼を言って再び大分空港へ逆戻り。手袋を受け取って再出発となった。我々の格好を見ていた空港のスタッフの方が機転を利かせてモンベルの手袋なら我々に違いないと察しをつけレンタカー会社を通じて連絡を頂いた様である。レンタカーを借りてなければ連絡の取りようが無かったので何が幸いするか分からないが無事手袋は手元に戻ってきてラッキーだった。空港からは大分空港道路(有料)に乗り日出バイパスを経由して大分自動車道を通って九重ICまで約1時間。そこからは通いなれた道である。国道210号線を少し戻り県道40号線に入り九酔渓を通って日本一の九重夢大吊橋を横目に見ながら飯田高原長者原まで約30分である。長者原到着は10:30過ぎで準備を整えて登山開始は10:48とほぼ予定通りである。ここからすがもり越までが約1時間半の行程である。30分ほど舗装された林道を登って行くと坊原に出てここから林道をショートカットする様に登山道が付けられている。これから登る三俣山が美しく目の前に見える。
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ミヤマキリシマが狂い咲きしている。
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再度先程の林道に再合流し更に林道を歩いて大きな涸れ沢を横切るが、ここ辺りから景色は一変する。目の前に硫黄山が噴煙を上げ火星にでもいる様な錯覚を覚える。
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三俣山も様相を変える。
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涸れ沢を渡りすがもり越への岩場を登って行く。ここはガスが発生し易い場所で岩には黄色いペンキで目印が付いている。今日は快晴で目印は必要ない。
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すがもり越に12時過ぎに到着しすがもり小屋で休憩をする。
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今日は天気は良いが風が強くここで弁当を食べる事にした。
休憩の後いよいよ三俣山に取り付く。
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西峰の急斜面を登るがここは幾筋も道が付いていて一番歩き易そうな道を選んで登る。結構な急斜面である
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明日登る予定の大船山が綺麗に見えている。山肌は紅葉し赤く色づいている。
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急斜面も距離は短くすぐに西峰の近くまで上がってくる。この辺りからリンドウが沢山咲いている。
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三俣山にはピークが5つある。なぜ三俣かと言うとどの方角から見ても3つのピークが見えるからであってピークが3つという事ではない。西峰のピークは山頂表示以外に特に何も無く寄り道する事もないので今日は立ち寄らずにトラバースし、一旦下って今度は本峰とⅣ峰の鞍部に付けられた道を登る。後ろを振り返ると噴煙を上げる硫黄山・星生山・久住山が見える。
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三俣山はガスが多い山で過去2回来た時も2回共ガスが発生しており真っ白な中を登ったが今日は時間が遅い事もありガスも無く快晴である。この鞍部から左側が本峰、右側がⅣ峰だがここはガス発生時に注意しないと非常に判り難い所である。今日は鞍部から真っ直ぐに本峰に向かい本峰到着は13:22。
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多すぎる山頂表示で写真撮影した後、妻に「後ろを覗いてみ」と言った。ここから覗くと旧火口があり大きい方を大鍋、小さい方を小鍋と呼ぶがここの紅葉が見事なのである。少し進んで覗き込むと期待通りの見事な紅葉が広がっていた。「わぁ~」と歓声が上がる瞬間である。
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北峰と本峰の間は流れるような紅葉の滝である。
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この紅葉は神が創ったとしか思えない程見事な色の配置とコントラストである。上空の雲の切れ目から陽が差すとスポットライトが当たった様に紅葉が輝く。本当に見事である。昨年は急斜面を滑り落ちるように降りて北峰へ向かいぐるっとお鉢巡りをしたが今日はそんなに時間は無いのと妻には到底無理だと思われる少々危険な箇所もあるので今日はここから南峰に向かう。南峰に向かう途中から見る大鍋小鍋の紅葉も絶景である。何枚も写真を撮って南峰に到着。ここは特にリンドウが多い。
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山頂表示のある所から更に坊がつるの方へ進むと坊がつるから大船山・平治岳が一望できるテラスと呼ばれる場所がありそこからの景色を堪能する。
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この辺りは今年の5月か6月のミヤマキリシマの季節に登山者のガスストーブが爆発し炎上したらしい。大火にはならなかったらしいが、未だ燃えた痕が残っている。
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本日の宿泊先である法華院温泉山荘も眼下に見えているが、この南峰から坊がつるに直下降する道はくじゅうでも一番といわれる急斜面でこの道を降りるのが一番近いが今日は妻も一緒なので止めておき、少し遠回りではあるが小鍋の縁を進んで雨ヶ池に下る道を行く事にした。ここも決して楽な道ではないのだが小鍋の紅葉が間近で見られるメリットが大きい。南峰から来た道を少し下って右側に雨ヶ池に向かう道がある。右に曲がって進む。真っ赤な紅葉のひとつがこのドウダンツツジだ。
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北峰から小鍋に架けての紅葉が目の前に広がる。
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北峰・雨ヶ池分岐から下山を始める。
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ここも急斜面ではあるが摑まる木が多くさほど危険ではない。ここを下ったのは2年前で記憶を辿りながら降りていく。ここにもミヤマキリシマが季節を間違えて狂い咲きしている。
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結構時間が掛かったがやっと雨ヶ池に出た。しかしここが大きな勘違いの元であってこれは雨ヶ池では無かったのである。しかし雨ヶ池は何度も通っているのですぐ先に木道があり雨ヶ池越へ向かう道があると思い込んでしまった。方角は間違いようが無い位、平治岳が見えており今降りてきた三俣山も見えているので合っているのだがどうもいつまで経っても見覚えのある木道は出て来ないし、道は怪しい。迷い込んだ道にもテープが沢山付いているので怪しいと思いながらも進んで行き、やはり違うと確信すると元の場所に戻ってを3回位やった。時間は16時前で少々焦って来た。結局は原則通り迷った時はハッキリ分かる場所まで戻って方角は違うが道なりに進んで行く事にした。雨ヶ池だと思い込んだ場所まで戻って一旦平治岳に背を向けたルートを進む。明確なルートである。一旦樹林帯に入り進むと開けた場所に出てきた。これこそが雨ヶ池であって、見覚えのある木道もある。ヤマラッキョウは殆ど終わり色褪せた花が一輪だけ残っていた。
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同じくマツムシソウも終わりである。
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ここからは間違える事はないが法華院温泉山荘までは約3kmあるので先を急いだ。30分程で一面のススキが揺れる坊がつるに到着し夕日を浴びた美しい大船山を眺めた。
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何とか暗くなる前に山荘に到着した。
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受付を済ませて、翌日の昼弁当と早朝出発の為朝食も弁当にして貰うように注文し早速温泉に浸る。温泉からも大船山が展望できて最高の気分である。18時より食事の時間でビールで乾杯をして食事を楽しんだ。星が綺麗に見える、流星群が見えるなどと話していたが、結局外には出ることなく8時前には疲れて熟睡してしまった。
二日目に続く・・・
by hawks-oh-muku | 2009-10-19 21:13 | 九州の山歩き | Trackback | Comments(0)

太尾西尾根から青崩道

10/16(金) 水越トンネル横駐車地8:42→太尾西尾根入口8:45→東尾根合流9:25→太尾塞跡9:55→大日岳10:21→国見城址広場10:32→葛木神社→国見城址広場(食事休憩)→迂回路セトへの道分岐11:54→セト12:14→水越川公共トイレ13:02→駐車地13:03
標高差+-760m

今日は隣の部屋の息子の目覚ましの音で6時過ぎに目が覚めた。息子は大学が1限目からの授業らしく6時50分に出るらしい。昨日はアルバイトで夜の12時過ぎに帰って来ていたから起きるのが辛そうである。息子を起こして自分も一緒に起きる。今日は久し振りに早く出掛けられそうである。それでも少しゆっくり目に準備し8時前に家を出る。途中コンビニでおにぎりを調達し8:40頃に水越トンネル横の旧道に入って石筆橋を少し行き過ぎた辺りに車を駐める。準備を整えて8:42に出発。先週の台風18号の影響で金剛山の登山道にもあちらこちらで被害が出ているとの情報であるが今日は太尾西尾根から登って見る。石筆橋を渡ると川の水はまだ多い様だ。
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少し登って3分程で左側に太尾西尾根の入口がある。真っ直ぐ行けば丸滝谷であるが太尾西尾根に入るのは今日が初めてである。
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最初はなだらかであるが直ぐに急登に変わる。木段の良く整備された登山道だ。
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木段に平茸の様なキノコがびっしりと付いている。
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急登の木段が続くが、一旦なだらかなトラバース気味に登山道は変わる。途中1箇所崩落している場所があるが迂回路が作られているので危険はない。但し迂回路を必ず通るべきである。
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やがて登り始めて40分程で東尾根との合流地点に到着。
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ここからは前回登った道と同じだ。太尾塞跡まで急登が続く。太尾塞跡の少し手前辺りでは紅葉が進んでいる。
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太尾塞跡には9:55に到着した。ここで一服する。
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大日岳には10:21に到着である。大日岳の辺りも紅葉が進んできた。
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富田林方面はPL平和の塔も良く見えている。
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モチノキに真っ赤な実が沢山ついている。
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温度計を確認すると12度を指している。
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国見城址広場には10:32に到着する。
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この時計台の後ろ側が先週の台風18号で土砂崩れを起こしている。セトを経由して青崩へ向かう道は通行できない。情報は得ていたが実際見るとかなり大規模に崩落している。
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金剛桜の横の木は綺麗に黄葉が始まっている。
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転法輪寺に向かう。ここにも紅葉は進んでいる。
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トイレの前にあるカエデも綺麗に色づいている。
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温度計は11度。天気が良いので寒さは感じず清々しい気温だ。
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ここから葛木神社に向かう途中で携帯にメールが入る。仕事のメールである。一遍に現実に引き戻される。私の携帯はドコモであるが金剛山での受信状況は悪い。受信はしたもののここからアンテナが立たないので連絡が取れない。一旦戻って国見城址広場に行くが更に悪く圏外に。売店に戻って公衆電話から会社に連絡する。再度葛木神社に向かい境内で確認するとここはアンテナがバッチリ3本立っている。もう一度会社に連絡し詳細を話してやっと仕事から解放され参拝する。そしてブナ林に向かう。境内には杉の巨木が多いがこの巨木達は何十年何百年の歳月、数々の台風や嵐を経験して来たのだろうと思うと自然はやはり素晴らしいと再認識した。
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ブナ林も少し黄葉してきた様である。
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葛城山を眺める。
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もみじ谷の方だろうか、紅葉は進んでいる。
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もみじ谷を下りようかと思ったが、台風の被害状況が判らないので危険は避けて青崩道を降りる事にして転法輪寺に回り込んで、一旦大日岳の方へ戻り途中を左に曲がって迂回路を行く。青崩道に合流すると山頂方面は通行禁止のトラロープが張ってあった。
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青崩道を下る。ツリバナの赤い実が左右に見られる。
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セトを12:14通過。
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サラシナショウマ・トリカブトが咲いている。
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大きなキノコが生えている。
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アキノキリンソウも
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13:02に下りて来た。
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車に戻る手前にど根性キリンソウを発見した。
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良くこんな所から生えて来たものである。雑草の逞しさは凄い。
by hawks-oh-muku | 2009-10-16 21:05 | 金剛・葛城山 | Trackback | Comments(0)

台風一過の大和葛城山

10/9(金) 水越川公共駐車場10:24→水越峠ダイトレ登山口10:37→ツツジ園入口11:29→高原散策→山頂11:50→売店裏にて昼食→キャンプ場12:23→弘川寺分岐12:33→中間点12:48→水場12:58→青崩登山口13:21→水越川公共駐車場13:40
標高差+-580m

昨日は大型で非常に強い台風18号が2年ぶりに日本に上陸した。近畿への上陸ではなかったが、近畿ほぼ全域を暴風域に巻き込んで8日未明から早朝にかけて過ぎ去った。台風の怖さは宮崎に赴任中に大いに体験したので少々の台風には驚かないが、今回は台風の西側にある神戸でも結構きつい風が吹いた。台風が過ぎ去った後は空気中のごみや塵が飛ばされて空気が澄み渡ると言われているので、山からの景色が楽しみであるが、登山道などは崩壊や倒木があるかも知れないので安全なルートを選んでいく事にした。今日は用事が盛りだくさんで時間的にも短いルートを選択し、大和葛城山を水越峠からダイトレで登って天狗谷で下山する事にした。この逆ルートは2回登ったが、今回のダイトレを登りに使うのは初めてである。今日の下山後の予定は、温泉(これは外せない)・散髪・家の庭木の刈り込み・嫁さんと買い物である。嫁さんとの買い物は今月19日から3日間の予定で九州に旅行に出掛ける為の準備の為である。今回やっと取れた3日間の遅い夏休みである(最早夏休みではないが・・)。計画では飛行機で大分空港へ飛び九重の紅葉を見るべく、初日三俣山に登り法華院山荘に宿泊し、翌日大船山に登ってその日の内に大分から特急にちりんで宮崎に移動し宮崎では在任時の仲間と会い3日目に宮崎空港から戻ってくる予定である。飛行機移動は贅沢のようだが、実は九州在任時に貯めたマイルがあり往復2人分は全てマイルで賄えるのでこのプランが実現する。話は逸れたが、この買い物には18時に行く予定なので遅くとも14時には下山し、温泉入浴後に散髪に行き、17時前には自宅に戻って庭木の刈り込みをしなければならない。しかし出発は遅くなり水越川公共駐車場に車を駐めて登山開始は10:24であった。車を降りると水越川の水の流れる音が凄い。遊歩道に向かい川を見ると凄い水流だ。
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遊歩道にも風で落ちた枝葉が散乱している。
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水の流れは多く速い。人工の滝からは轟音が響いている。今日の谷筋の登山道は絶対に無理であろう。10分少しで水越峠のダイトレの登山口に到着。
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ダイトレの道は特に荒れている所はない様だ。急な石段をゆっくりと登る。
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石段を登りきると本格的な登山道に変わる。この登山道は危険な箇所は無いが、唯一岩が剥き出しの場所がある。と言っても決して危険な場所ではない。
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ここからは急な木段が続く。
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少し登った所でこの表示がある。今200段であと575段登らなければならない。
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ダイトレの標識が半分飛ばされている。
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ひたすら急な木段を登る。
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このあと一旦トラバース気味に登山道は水平に変わるがすぐにまた木段が現れる。
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この辺りから両側にツリバナがチラホラ見れる。
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振り返ると金剛山が見える。
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時計の高度計で820m辺りで再び木段が途切れて傾斜が緩む。(この高度計はある程度の目安である。登山口の標高がハッキリしている場所で修正をしておけば正確に表示するのだが、いつも面倒なので修正をしないから若干の誤差は出るが、標高差はほぼ間違いないので目安には非常に役立つ)
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傾斜は少し緩くなったがまだまだ木段は続く。
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ダイトレの標識が多くなってくる
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この標識が出てくると一旦下りになりツツジ園に出る。
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ツツジ園の入り口には11:29到着。ダイトレはこの分岐を真っ直ぐであるが、左に曲がってツツジ園散策路を進む。
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ツツジ園は来年の5月に向けて準備中だ。
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木酢液塗布中のツツジ。これから寒い冬を過ごして春には見事な花を咲かせる事だろう。
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つつじの間にもススキが伸びている。
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リュウノギクが咲いている。
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ワレモコウと秋の空が綺麗だが写真はピンボケ・・・ここから斜面に付けられた脇道に入りツツジ園の中に入って行く。花を探しながら少々藪を漕ぎながら進む。
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アキノキリンソウも咲いている。
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振り返ると金剛山が綺麗だ。
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オミナエシはもう色褪せている。
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ノダケは虫に大人気である。カメラを向けるとカメラ目線のおどけたカマキリ。
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上の部分には様々な虫が群がっている。余程美味しいのだろうか?
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最後は藪を漕いで元の道に戻る。かつらぎ荘の手前にタムラソウが咲いている。
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今日の目当てはリンドウである。山頂に向かう前に高原を散策すると咲いていました。一年ぶりに見るリンドウである。昨年のくじゅうで見て以来である。
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ここからの金剛山はいつ見てもどっしりとして本当に美しい。
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山頂には11:50到着である。残念ながら曇っているが台風で空気が澄んでいるので大阪市内のビル群や、大阪湾の先の六甲山や関西空港もバッチリと見える。
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下って売店に向かうと売店にくじらの滝コースが通行禁止になっている旨の張り紙があった。今日は売店は休みなので、昨日の台風ではなくその前から通行禁止になっている様だ。
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売店の裏の奈良県側が展望の出来るテーブルで昼食にする。一人で食べていると、女性2人組のハイカーと男性3人組のハイカーが同じ様に食事を始められ少し賑やかになったが、今日は登山者は少ない。ゆっくりとコーヒーも淹れてからのんびりし、下山はキャンプ場の横から天狗谷ルートで青崩へ向かう。キャンプ場の横にナギナタコウジュが咲いていた。
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キャンプ場の横を少し歩き分岐を左に下る。
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弘川寺分岐を12:33に通過。
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この分岐を左に進むと登山道に倒木が目立ってきた。通行には支障はない、下にも枝葉が散乱している。
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この登山道の中間点を12:48に通過。ここを過ぎてから下の方から水の流れる大きな音が聞こえる。今までこのルートでは聞いた事のない水音である。下って行くとどんどん音は大きくなる。水場に着いてびっくりした。水場の上の方からも水が溢れているし、横の普段は涸れ沢になっている谷が滝の様に水が流れている。
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少し下ると斜面が崩落している。注意して進む。写真では判りにくいが登山道の横の斜面が崩落し登山道を横断して下の沢に流れ落ちている。通行には特に支障は無かったが要注意である。
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普段殆ど無い水量が登山道を横断しているので渡渉する。
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その先に大きな倒木が登山道を塞いでいる。下に少し隙間があるがザックを下ろして這い蹲らないと潜れそうに無い。左側の斜面を迂回するしかないが斜面は急であり足場は脆いので注意して進む。
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倒木した木の根っ子部分。斜面が崩落した様だ。
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木の上の斜面を迂回
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更に進むとやはり崩落した斜面が
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ここは登山道が完全に川になっている。右側を足場を確認しながら渡る。写真の上に写っている若い登山者はキャンプ場を過ぎて少し行ったところですれ違った方だ。見たところ20代の若者であるが凄いスピードである。登って折り返して追い越されたのでいわゆる周回遅れの形である。
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渡って振り返るとこの状態である。
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おっと危険だ。登山道が崩落している。注意して進む。
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道路まで下ってきて水越川を渡るがここは金剛山と葛城山両方から水が流れ込んでいてかなり増水している。
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道路沿いに薪などを販売している店があるが、いつも車で通過していて気がつかなかったが、面白いものを発見した。「ワナつくります」笑えた。
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水越川の流れる轟音を聞きながら遊歩道を登って水越川公共駐車場には13:40に戻ってきた。それからいつも通りかもきみの湯に行き、太子町の散髪屋に行き、予定通り庭木の刈り込みを終えて18時過ぎに橿原のイオンモールのモンベルとスポーツオーソリティで嫁さんの買い物を終えてハードな一日は無事計画通り終了した。
by hawks-oh-muku | 2009-10-09 22:31 | 金剛・葛城山 | Trackback | Comments(0)

カトラ谷意外な所で見つけたアケボノソウ

10/5(月) 千早登山口駐車場9:45→カトラ谷→水場10:41→国見城跡山頂広場11:10→葛木神社11:15→国見城跡山頂広場(昼食)→タカハタ道→水場12;30→腰折滝12:51→水道施設13:01→駐車場13:19    標高差+-600m

10月最初の山歩きであるが、今日も天気予報は午後から高確率で雨。短時間で登れるコースをと思い、千早側からのルートを選ぶ。千早側からは8/21以来である。花の多いルートで久々にカトラ谷から登る事にした。カトラ谷からは7/10以来久し振りである。実は探している花がありこのルートに見られるのではないかと期待しての選択である。いつものまつまさの下の綺麗なトイレのある駐車場に車を停める。今日は無人で誰もいない様である。外出で留守にしているので料金は新聞入れにお入れ下さいとの張り紙があり、600円を入れる。準備を整えて9:45に出発する。以前気になっていた堰堤のスズメバチの巣は無くなっていて安心した。しかし少し登った生活科学研究所を過ぎた所の建物に大きなスズメバチの巣が出来ている。かなり大きくしかも道路から近い為ここを通るときは十分に警戒が必要だ。
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この辺りは道端にも花が多く、花を見ながら先へ進む。今日の探し物はアケボノソウであるがカトラ谷に咲いていると聞いた訳ではなく、期待を持ってのルート選択であったが意外な場所で早くも発見してしまった。車止めのゲートを過ぎて大きく右に曲がる所を過ぎてすぐの所にそれはあった。何気なく花を見ながら歩いていると本当に何気なく見つけました。うっかり見過ごしそうな場所に咲いていた。
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ノコンギク?も咲いている。
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カトラ谷に入るとシラネセンキュウが沢山咲いている。
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これは何だろうか?
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アキギリ
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ミカエリソウはもう終わりかけであるがカトラ谷には非常に多い。
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小滝の所を10:20通過。
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滝の下にミゾソバが咲いている。
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橋が綺麗になっている。オタカラコウはもう終わりの様だ。
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登山道の整備をして頂いている様だ、材料が置いてある。
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水場の少し手前にジンジソウが咲いていた。
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水場には10:41に到着。涼しい、温度計は12度位を指している。
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水場から堰堤に登る木段も補修されている。感謝しながら登る。
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カワチフシ(トリカブト)が沢山咲いている。
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斜面にサラシナショウマの群落が・・
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この辺りはブナなど照葉樹が多い。ここが黄葉するのはいつ頃だろう?楽しみだ。
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ここにも綺麗なトリカブト
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国見城跡山頂広場には11:10に到着。
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時間が早いのでそのまま葛木神社に向かい、参拝後ブナ林の方へ進む。ここからは葛城山が綺麗に見える。
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ブナ林
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引き返して登山回数プレートの前で昼食にする。温度は14度。涼しくて気持ち良い。
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下りはタカハタ道。水場に出る手前の斜面にはテイショウソウが沢山咲いている。
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水場を過ぎて谷筋に入るとツリバナの実が
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腰折滝を12:51に通過。
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今日は浄水場の方に出て見た。13:01浄水場を振り返って
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ここを出たところで栽培種だろうがピンク色の綺麗な花が咲いていた。
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下って行って橋のところでもう一度アケボノソウを見たくて橋を渡って少し登って見た。
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やっと見つけたアケボノソウを堪能し駐車場に戻った。
by hawks-oh-muku | 2009-10-05 21:51 | 金剛・葛城山 | Trackback | Comments(0)