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霧島逆半縦走

1/17 霧島逆半縦走  新湯登山口→新湯林道→鞍部分岐→新燃岳→獅子戸岳→韓国岳→えびの高原→新湯登山口

今日は昨年ガスで見る事が出来なかった新燃岳のエメラルドグリーンの火口湖が見てみたい!(そして勿論大好きな高千穂峰の雄姿も)と言う事で初ルートの新湯登山口から登る事にした。新湯登山口から鞍部に登り新燃岳を往復し、獅子戸岳から韓国岳を登り大浪池に降りて大浪池登山口から新湯まで県道を歩くルートを計画した。途中でダメなら新燃岳往復に計画変更するつもりだ。新湯の駐車場所は帰りの事を考えて新燃荘の方には入らずに県道の脇の駐車スペースに車を停めた。準備を整えて新湯林道を歩いていく。この林道歩きが結構長く、林道終点まで約1時間掛かった。ここから沢を渡渉し更にもう一度沢を渡渉するといよいよ本格的な登山道に変わっていく。斜面が急になってきた頃から登山道には雪が残りだした。
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雪景色を眺めながら登っていくと左側に大浪池の斜面や韓国岳そして獅子戸岳も見えてきた。
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右側には新燃岳も見えてきた。
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林道終点から50分程で分岐である新燃岳と獅子戸岳の鞍部に到着した。ここから新燃岳山頂まで約20分の登りであるが斜面には雪が積もっている。
息を弾ませて登り切ると、見たかったエメラルドグリーンの火口湖が目に飛び込んだ。初めて見る光景に感動し何枚もシャッターを切った。
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ここから半周する形で新燃岳山頂へ進む。雪が解けて泥濘を避けて進むと目の前に高千穂峰が聳えている。見たかったのはこの景色である。
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韓国岳から見た姿も綺麗だったが、ここからは近いだけに迫力が違う。新燃岳山頂に立ち韓国岳をバックに火口湖を写す。
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遠くに見えるあの韓国岳まで行けるだろうか?地図を出して時間を計算する。結論は「韓国岳まで行く、大浪池までがダメならえびの高原に下りてタクシーで戻っても良い」です。獅子戸岳を目指して来た道を引き返す、
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途中何度も高千穂峰を振り返りながら。鞍部まで降りてきて今度は獅子戸岳。ここは15分程の登りである。振り返ると大きな新燃岳の向こうに高千穂峰が見えて綺麗だ。
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獅子戸岳に到着、ここから下って韓国岳との鞍部を歩く。
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この辺りは背の低い樹林帯になっている。暫く歩いていよいよ韓国岳への登りである。ここは恐ろしく滑る粘土質の泥濘で木に摑まっても足が空回りする位の滑り方で、もがく様にして登った。やがてガレ石に変わり高度を上げていくがここの斜面は急で今日の中で一番きつかった。漸く火口縁まで辿り着き高千穂峰を振り返る。
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大幡池も見えていた。
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火口にも積雪があり白くなっている。
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そのまま山頂まで行くと高齢の男性の方が一人で居られたので少し会話をする。鹿児島からお一人で来られてお昼過ぎに登られた様だ。どこから来たのか尋ねられたので新湯から本日の軌跡を説明し大浪池登山口へ降りる予定だがもう15時近くなのでえびの高原に降りてタクシーでも拾いますと言うと、それなら一緒に降りたら新湯の先に湧き水を汲みに行くから乗せてあげると言われた。これは非常に有り難いお話なのでご好意に甘えさせて頂く事にした。山頂からの景色では初めて錦江湾に浮かぶ桜島を見る事が出来た。今まで見えるとは聞いていたが過去何度かの霧島登山では天候の条件が合わず見る事が出来なかったのである。
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何枚かシャッターを切り下山開始である。韓国岳のえびの高原側の斜面には雪がいっぱい残っており、滑らないように慎重に下るが、同行の高齢の登山者は馴れているのか凄いスピードで下って行く。中々追いつかないので所々で待っていてくれた。駆け下りるようなスピードで下りたのであっと言う間に小地獄登山口まで到着し、ここから新湯まで同乗させて頂く。新湯の駐車地でおろして貰い、何度もお礼を言ってお別れした。その後車に乗り下って行くと湧き水の所でポリタンクに水を汲んでおられたので再度お礼を言って温泉に向かった。今日は変則的ではあるが霧島半縦走を歩いて、少し自信が付いたのと分割ではあるがほぼ全工程を歩いたので登山道の状況もつかめたのでその内に霧島縦走をしてみたいと思った。
by hawks-oh-muku | 2007-01-17 23:49 | 九州の山歩き | Trackback | Comments(0)

双石山

1/9 双石山 小谷登山口→尾根ルート→大岩展望台→第二展望台→山小屋→双石山→九平(姥ヶ嶽神社)→小谷登山口

今年2回目の山歩きは近場で前回気に入った双石山にした。前回は加江田渓谷の丸野駐車場に車を停めて車道を歩いて塩鶴まで歩いたが、今回は新分県ガイド「宮崎県の山」に紹介されている塩鶴に車を停めて双石山に登り九平(姥ヶ嶽神社)に下山し車道を歩いて戻ってくるルートで計画した。この山は、単身先の自宅がある南宮崎から20分強で来れるのが何より嬉しい。しかもルートは変化に富み楽しい上に短時間で充実感のある山歩きが出来るのでお昼前からでも出掛けられる。さて自宅を出て塩鶴登山口まで来ると既に先客の車が停まっており駐車スペースがない。そのまま先へ進んで駐車スペースを探すが思う様な場所が無く、やっと右側に10台ほど停める事が出来そうなスペースがありそこに車を停めた。ここにも既に数台の車が停まっていた。準備を整えて塩鶴まで車道を歩き出すが、地図を確認すると今停めた場所からも登るルートがあるようである。しばし考えた後駐車場所まで戻り、ここから登る事にした。ここは小谷登山口で案内も出ていた。鬱蒼とした中を入って行くと最初は植林帯であるが、やがて照葉樹の自然林に変わる。暫くすると分岐があり、左は第一展望台の方へ、右はもっと上の方に出るようである。ここは右に行く事にして急になった巨石の多い斜面を上がると梯子場に出た。ここは見覚えがある、針ノ耳を過ぎて空池を周って来た所である。ここからは前回と同じルートである。大岩展望台・第二展望台に立ち寄る。今日は天気が良く日向灘も綺麗に見えシーガイヤの高層ホテルもハッキリと見えた。
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ここからはアップダウンを繰り返し山小屋に到着。今日はここで昼食にする。山小屋の中は誰も居なかったが綺麗に片付いており十分宿泊も出来る立派な山小屋である。お湯を沸かしてカップ麺とおにぎりを食べる。食後のコーヒーも飲んで再出発である。ここからもアップダウンを繰り返し山頂に到着。ここからも木々の間から展望が得られる。
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休憩はせずにこのまま真っ直ぐに進むと、道は一気に下りに変わる。急な斜面を慎重に下って行くと、一旦平坦な斜面に変わり杉の植林帯になる。ここを進んで行くと再び急な下りに変わりどんどん進んでいく。水場が出てきたと思ったらそれは姥ヶ嶽神社に参拝する為のお清めの水であった。ここで手を清めて登山道から左に逸れる形で登っていくと姥ヶ嶽神社があった。ここでお賽銭を上げて参拝し再び来た道を引き返し登山道に戻り下って行く。やがて参道と合流し鳥居の所まで降りてきた。このコースも中々楽しいコースであった。ここからは退屈な車道歩きであるが、途中今登った双石山の断崖絶壁の北壁が見えてそれなりに楽しみながら30分程歩いて駐車場所に戻った。
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帰りには学園木花台の木花温泉に浸かって帰った。宮崎はあちらこちらに500円以内で入浴できる天然温泉がありこれも登山帰りの楽しみの一つである。
by hawks-oh-muku | 2007-01-09 23:35 | 九州の山歩き | Trackback | Comments(0)

初登りは霧島東神社から高千穂峰

1/4 高千穂峰 霧島東神社→二子石→1321P→皇子原分岐→山頂に向かう手前で敗退→1321P→二子石(避難昼食)→霧島東神社

2007年、新年初登りは高千穂峰に決めていた。そして幾つかあるルートの中で最長且つ最難関の霧島東神社から登る事にした。このルートは標高差1000mを越え山頂までの水平距離で5km。急斜面の登りが続き山頂まで標準タイム登り3時間半、下り2時間50分程である。果たして初心者の自分で登る事が出来るのか?仕事上年末年始が年間最大の繁忙期で9連続出勤の後新年初めての休みで身体が疲れているが身体は持つのだろうか?自問自答しながらも決行した。天気は降水確率40%と願い虚しく悪い予報である。まずは霧島東神社に車を停めて、参道を上がり初詣を済ませる。ちなみに高千穂峰山頂部分は霧島東神社の飛び地境内で天の逆矛はこの神社の社宝である。従ってこの神社からのルートが一番由緒正しいルートだと言われる。社殿の横に登山道はあり最初は原生林の中を進んで行く。最初の内は傾斜は緩いが、登山道が丸太の階段に変わると急な登りが延々と続く。仕事で疲れた足が悲鳴を上げるが黙々と登る。残念ながら雨が落ちてきた。レインウェアを着て更に登っていく。相変わらず急な登りであるが見晴らしが良くなって来て眼下に御池・小池が見える。
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雨でもガスがないので景色はある程度楽しめるのがせめてもの救いか。
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新燃岳の向こうに韓国岳が見える。
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急な岩場を登りやっと二子石まで到着。ここからも韓国岳が見えている。
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しかし雨の装備はしていたつもりであるが、冬の山の寒さと冷たい雨に対する認識が甘かった。手袋が防水で無い為濡れて手の感覚が無くなるほど冷たい。又レインウェアも昔バイクに乗っていた時の上下1万円程度のものだが、古い為か防水機能が落ちて雨が浸み込んでいる。暖かい季節であれば問題ないのだろうが、高度が上がり気温はぐんぐん下がって寒くて仕方が無い。しかし目指す高千穂峰も目の前に美しい姿を見せておりこの時点では山頂まで登る気満々で1321Pまで来た。
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ここから見る高千穂峰の山容はとても綺麗である。
振り返ると二子石が見えている。
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ここから鞍部である御池小分岐まで下る。そしていよいよ最後の登りとなる高千穂峰の急斜面に取り付く、皇子原分岐まで来たところで太腿の辺りが攣ってしまう。少し木段に座り込んで足を揉む。ここから先の道程は初めて登った時のルートで鮮明に覚えているがかなりきつかった。そして山頂には雨風を避ける場所が無いことも分かっている。(山小屋があるが、前に来たときは2回とも閉まっていた)雨は止むどころか強くなってきたし兎に角寒い。特に手袋が濡れて手が冷たい。このまま山頂に上がっても雨風で弁当は食べられそうに無い、太腿は痛む。少しの間思案したが今日はここで引き返す事にした。やはり自分の力不足と装備に対する無知さを恥じるべきだろう。これ以上登る事は無謀だと気付いたら決断は早かった。さっさと来た道を引き返す。1321Pまでの登り返しで何度も太腿が引き攣る、立ち止まっては揉んで摩り再び登る。先程二子石を通過した時に山側の石の中に大きな空洞があり、人が2~3人位入れるスペースがあった事を思い出す。あそこで昼食を摂って休憩しよう。そう思うと気力が湧いて一気に登り返した。そして二子石に辿り着き空洞の中に入る。十分なスペースで雨風が凌げた。食事の準備に取り掛かる。今日は実家から宅急便で送ってもらったキャンプで使っていたガス式のシングルバーナーを持ってきている。お湯を沸かしてカップ麺を作る。冷え切って感覚が無くなり掛けた手をかざして暖を取ると徐々に感覚が戻ってきた。弁当とカップ麺を食べると身体も温まり一息ついた。でもここから長い長い急な下りが待っている。気合を入れ直して慎重に下って行く。下りの道程は登る時よりも長く感じたが漸く霧島東神社まで辿り着いた。社殿の横を通って境内を歩く。今日は1月4日なので初詣客でそれなりに賑わっていた。社務所の所で関係者の方が私の姿を見てお参り有難うございましたと言われた。そうか山頂の天の逆矛にお参りして来た事に対するお礼だと気付いたが、実は途中から引き返しましたとは言えずに黙って頭を下げた。帰りに温泉で今日の疲れを癒した後、都城の大型スポーツ店に寄ってゴアテックスのレインウェアと防水の手袋を買って帰った。必ず近いうちに同じコースをリベンジしようと思った。今回の経験と反省は必ず次回に活かすべきである、独りで始めた山登りである、毎回何かしら学習し会得していくしか方法はない。
by hawks-oh-muku | 2007-01-04 23:16 | 九州の山歩き | Trackback | Comments(0)