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霧氷まつり開催中!三峰山でスノーハイク

2011年1月21日 三峰山 御杖青少年旅行村9:57→新道ルート登山口10:52→新道峠11:38→三畝峠12:25→三峰山山頂12:37→八丁平12:43→三畝峠12:57→山小屋13:03(昼食休憩)13:46→山小屋(トイレ有)14:13→登り尾登山口14:37→青少年旅行村14:47
累積標高差+-750m(時計の高度計記録による計測、時間は小休憩・写真撮影等を含むゆっくりペースの参考目安タイムです)

今日は三峰山に行って来た。当初は金剛山の欲張りロングルートを考えていたが、携帯からウェザーニュースをチェックした所、金剛山は曇りマークが並んでおり12時台に辛うじて晴れマークが一つ付いているのみである。続いてもう一つの候補地である三峰山をチェックすると午前中は曇りマークであるが、午後からは晴れマークが並んでいる。そして気温も金剛山よりも1度高い予報になっている。標高は金剛山よりも100m程高い三峰山であるが、それでも気温が1度高い予報と言う事は陽が差して温度が上がると言う事だろう。今年は年初からお天気に恵まれた山歩きが続いており、今日もウェザーニュースを信じて三峰山に行く事にしたのである。
午後からの晴れに期待して今日は8時丁度に香芝の自宅を出発。中和幹線を走らせ大和高田辺りでコンビニに立ち寄り金剛山方面を見ると良く晴れているではないか。大和葛城山には少し雲が掛かっているが、金剛山山頂は良く見えており、遠目に見ても白くなっているのが判り霧氷も綺麗に違いない。
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逆に今から向かう三峰山方面はどんよりとした雲が低く垂れ込めており選択ミスをしたか!と思ったが気分はもう既に三峰山モードになっており天気予報を信じて先へと急ぐ。榛原から国道369号線に入っても暫くは雪もなかったが、高井を過ぎた辺りから道路脇に雪が見え出す。
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更に進んで弁財天トンネル手前辺りでは道路脇の残雪もかなり増えてきた。
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除雪されているので走行には何ら支障は無いが、路面凍結の恐れがあるので慎重に走らせていく。御杖村役場を過ぎて青少年旅行村の案内を見て右折し神末集落に入っていく。ここからの道路状況が心配されたが、こちらも綺麗に除雪され何の問題も無かった。
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「ようこそ三峰山霧氷まつりへ」の横断幕に迎えられて旅行村に入っていく。
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登り尾ルート・不動滝ルートへはこのアーチ手前の第4駐車場が一番近いが、今日は新道ルートを登りに使うため少し上の駐車場に停める。第2駐車場へ入ろうとするが坂道は凍結している。
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それでも何とか駐車場に車を入れるが一面積雪しており帰りが不安な状況である。
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そこで一旦下ってトイレのあるオートキャンプサイトになっている第3駐車場に車を停めた。
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準備を整えて9:57に新道ルートに向けて出発。ふとトイレの所に張ってあるポスターに目が行く。霧氷祭りの期間に土日祝は姫石の湯の割引券が発行される事は知っていたが、平日は「三峰山に登ってきたよ」と言うだけで良いらしい。昨年は気が付かなかったが今年からのサービスだろうか?平日登山者にとっても朗報である。
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最初からアイゼンを着け様かとも思っていたが、舗装路で雪が無いと歩き難いのでそのまま来たが、少し上のバンガローサイトの所からは完全な雪道である。
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いずれ装着するのであればつけ易い場所で着けたほうが良いのでバンガローサイトの縁側をお借りして早くもアイゼンを装着した。ついでに雪は降っていないが念の為ザックカバーも掛けていく。
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いつもは下りに使う退屈な舗装路であるが、完全な雪道で快適な歩きである。
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ここの植林はいつも手入れが行き届いていて感心するが、積雪による倒木を防ぐために新たに間伐をされていて更に驚かされる。
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しかも間伐材の搬出は春になってからするつもりなのか、倒した木の皮を綺麗に剥いて処理してある。そして切り倒す方向は、木に当たらず重ならない様に絶妙の間隔で並んでおり「いい仕事してますねぇ~」と思わず唸らされてしまう。
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途中アイゼンの装着もしたが、新道ルート登山口には10:52と50分以上掛かった事になる。でも今日は快適な雪道で全く退屈はしなかった。
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鹿除けネット沿いに植林の中を登って行くと、少しの間だけ自然林の場所に出る。ここから見るモヒカン尾根(尾根の部分だけ自然林を残した植林なので勝手に名付けただけであるが)に霧氷が着いて綺麗である。
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それに青空が見えてきて陽も差してきた。さすがウェザーニュース!頼りになる!と思っていたところ急に携帯からメール着信音が鳴る。山の中で携帯に着信があるとドキッとして一遍に現実に戻されるので嫌なのであるが、メールを見るとウェザーニュースから体感予報質問メールである。何とも出来すぎた話である(笑)
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振り返ると曽爾高原から倶留尊山が綺麗に見えている。
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再び植林帯に入っていくが高度が上がり積雪量も増えてきた。上から雪が落ちてくるのでザックカバーは正解である。
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鹿除けネット沿いに自然林が見えてきて程なく鹿除けネットを開閉して沢沿いに入っていく。雪が多くネットは開閉し難い。
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秋に綺麗な錦絵の黄葉を見せてくれた沢沿いの自然林は小さい霧氷を纏い今は水墨画の様だ。
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雪深い道を登って行くと新道峠が見えてきた。
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ここから踏み跡を辿って登って行くが、その横にはこれ見よがしにスノーシューの跡がある。昨日のものだと思うがスノーシューがあれば新雪を快適に歩けるんだぞ!と誇らしげに残った跡は嫌味を感じる程憎らしい。
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ヒメシャラ群生地分岐を横目に登った小ピークがとても良い雰囲気でザックを降ろして小休憩を摂る。マグボトルを出して熱いチャイミルクティーを飲む。5分強立ったまま休憩し小ピークから下っていく。絶好の尻セードスポットだが・・・・小走りに下る。(勇気なし)
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雪はどんどん深くなり歩き難い、今日の先行者の足跡は2名程なのが判る。ワカンかスノーシューがあれば楽なのかも知れないがツボ足で登る。結構体力を消耗する。
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何度かアップダウンを繰り返して進んでいくと常緑樹が目に付き出す、アセビの様だ。
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深い雪を苦労しながら登って行くと、先行者2名が見えた。
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人のラッセルの後をずっと歩く事をラッセル泥棒と呼ぶらしいが、出来る事なら追い越したくないなぁと思いながら追いて行くと、後ろから気配を感じたのか立ち止まって休憩しだした。浅ましい心を読まれた様で、挨拶を交わして追い越す。当然この先は今日の踏み跡はない。
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雪の重みに耐えながらアーチを作って出迎えてくれるアセビの下を潜って進む。
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苦戦しながら漸く三畝峠に12:25到着。
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この時期の新道ルートはワカン・スノーシューがないと結構ツボ足になるので要注意である。下山ルートとして使おうとして雪深さに諦めて引き返した跡も見受けられたので、今日は途中の区間で踏み跡なしとなったのだろう。
三畝峠から少し歩いて八丁平分岐を右に見て山頂へ進むと霧氷のトンネルとなる。
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そして晴れた時には御嶽山が見えると言われるビューポイント。御嶽山は見えないが空気が澄み渡りかなり遠くまで見渡せた。
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遠くに伊勢湾も薄っすらと見えていた。
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青空が出てきて霧氷が一段と映える。
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あっちこっち写真を撮り捲くり山頂到着は12:37となった。
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倶留尊山から大洞山まで室生火山群が綺麗に見えていた。
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次は八丁平に向かう。いつも歩き難い箇所も雪のお陰で歩きやすく一気に下って八丁平に到着。そこには今までこの場所から見た中で最高の景色が広がっていた。
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景色を堪能し三畝峠に向かう。見覚えのある音羽三山とその奥に大和葛城山・金剛山まで見えていた。
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ズームで寄ると水越峠を挟んで対峙する両山が良くわかる。
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振り返って八丁平の美しい雪原を見納める。
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関西のマッターホルン高見山のビューポイントからも秀麗な高見山の雄姿もこの通り。
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先程のアセビはアーチで出迎えてくれたが、帰りはアセビが倒れて通せんぼだ。仕方なく四つん這いになって潜り抜ける。
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再び三畝峠に出て山小屋に向けて下っていく。この辺りも雪が深い。ヒノキの植林もモンスター級の樹氷になっていた。
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山小屋には13:03に到着。今日登りに新道ルートを使ったのはここでぬくぬくと昼食を摂る為だ。登り尾ルートで登った場合山小屋での食事には早い時間になり、ここで食事を摂る周回ルートを計画すると今日のルートになったのだ。冬山での昼食は、暖かいメニューを摂りたくなるが風があったり雪が降ったりすると折角の昼食が我慢大会になってしまう事がある。なので山小屋・避難小屋があれば積極的に利用する様にしている。
今日もメニューは肉うどんとワンパターンであるがこれが一番簡単で旨いのである。
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レトルトの牛丼の具は湯煎してからの方が良いのだが、そのまま搾り出して一緒に煮込んでしまう。ネギだけはこだわりでたっぷりが旨い。
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昨年は焚き火もあったが、今日はない。ただ小屋で風が凌げるだけで全然違う。
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40分強ゆっくり休憩して下山とする。お地蔵さんはバンダナの上から毛糸の帽子をスッポリと被せて貰って暖かそうだ。
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雪が深く、風が強い場所は風紋が出来ている。
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みつえ山林組合の家は、昨年2月に完成した山小屋だが日当たりのいい場所を選んで建てたのかこの辺りだけ雪も無い。屋根にも積もっていないのは屋根の角度と日当たりに秘密があるのかもしれない。雪下ろし不要とは上手く考えている。みつえ山林組合はやはり「いい仕事しますねぇ~」
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さてその下にあるトイレ併設の山小屋で衣服調整を兼ねて小休憩していく。
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この小屋も中で焚き火が出来る冬場には大変有り難い小屋である。またここのトイレは冬季期間でも使用可能である。(不動滝ルート上にあるトイレは冬季使用不能である)
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登り尾ルート登山口となる橋に14:37に戻って来た。
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ここから駐車場までもアイゼンを付けたまま歩けて14:47駐車場に戻って来た。今日も青空の下スノーハイクが楽しめた一日だった。
帰りは当然の如く姫石の湯に立ち寄っていく。旅行村の駐車場に書いてあった通り、券売機横のフロントで「三峰山に登ってきました」と告げると、「お疲れ様でした」と割引券を出しマジックで三と書き番台でこの券を渡すよう言われて500円を支払う。(但しこれは平日限定で土日祝は必ず旅行村事務所で割引券を貰わないといけない。)
温泉では1時間以上ゆっくりと寛いで家路についた。

「山歩きとは全く関係の無い余談」
本来この話は、ブログネタとしては独立してタイトルを書くべき話であるが、当ブログは山歩き専用ブログとしている為、ここに書かせて頂く。適当に読み飛ばして下さい。

【恐るべき偶然の話】
山歩きの翌日、つまり1/22(土)の事であるが、この日は月に一度の合同会議があり終了後に九州OB会と称して同時期に九州に赴任経験がある9名と九州出身者で最近近畿に転勤してきた2名の11名で難波にて宴会をした。不肖私が幹事を務めさせて頂いたが、「博多の冬はやっぱりモツ鍋やろうもん」ともつ鍋屋を予約して1箇所だけある小部屋のような所で宴を楽しんでいた。酒も進み話も盛り上がり、ちょっとトイレに行こうと部屋を出た所で突然「お父さん!」と聞き覚えのある声に振り返ると、何と長女である。高校時代の友人と10名ほどで飲んでいるところ(今流行の女子会)だったらしいが何と言う偶然か!
これが香芝の居酒屋で鉢合わせするならまだ判るが、星の数ほど店がある大阪みなみで鉢合わせするとは奇跡に近い偶然である。長女の勤務先は梅田だが、高校は奈良だったので近鉄・JRと便利な難波にした様だ。何一つ疾しい事はしていないが、こんな偶然もあるから悪い事は出来ませんねぇ。当然私の宴会の席で自己紹介をさせましたが、会社の同僚もあまりの偶然に驚いていた。
50年程の人生の中でもトップクラスの偶然の話でした。あ~びっくりしたなぁもう。
by hawks-oh-muku | 2011-01-21 23:17 | 台高・大峯 | Trackback | Comments(7)

霧氷育つ高見山のエビの尻尾

2011年1月14日(金) 高見山 たかすみ温泉駐車場10:13→登山口10:18→高見杉11:05→平野分岐11:37→国見岩11:59→息子岩12:01→揺岩12:05→笛吹岩12:20→高角神社(山頂)12:35→避難小屋(昼食休憩13:19まで)→再度山頂13:21→笛吹岩13:33→平野分岐13:53→高見杉14:10→登山口14:39→たかすみ温泉駐車場14:45
累積標高差+-850m(時計の高度計記録による計測、時間は写真撮影・休憩を含む時間であくまでも目安です)

今日はモンスター級の霧氷が見たくて高見山に行って来た。人間は欲深い生き物で、霧氷と雪景色であれば今なら金剛山で充分に堪能できる筈であるが、どうしてももっと凄いのを見たくなるのである。と言っても私の場合、全然進歩の無い万年初心者なので本格的な冬山にはとても近づけない。そこで私レベルでもちょっとした冬山気分が味わえるのが高見山と言う訳である。昨シーズン初めて訪れた時は綺麗な霧氷を見る事が出来たが雪はほとんど無く雪深い高見山は未経験である。しかし雪が多いとアクセスに不安があり、ノーマルタイヤの休日ドライバーでは二の足を踏むところで常に天気予報とにらめっこしながら機会を窺うことになる。

木曜日の夜に単身先の神戸から奈良の自宅に戻り、携帯からウェザーニュースをチェック。携帯版ウェザーニュースに有料登録すると登山情報が見られる。これは地域を選択し更に山域を選択すると主要な山の山頂の天気予報が見られる登山者にとって強い味方である。民間の天気予報会社の中でもこのウェザーニュースと言う会社は色々な分野に役立つ濃い情報を提供してくれるトップ企業だ。早速登山情報→近畿→大台ケ原山(以前は台高だったが最近台高山脈の山々は大台ケ原山に分類されている)→高見山をチェック。天気は午前中曇りで午後からは晴れマークが並んでいる。山頂付近の最低気温はマイナス8度となっており午後からの晴れマークに期待を寄せる。午前中曇りでマイナス8度と言う事は霧氷は間違いなくあるはずだ。霧氷の出来る条件は、まず気温が氷点下になる事で、氷点下5度以下が良い条件の一つ。そして空気中の過水分、いわゆるガスが掛かった状態である事。そして最後に風であるが高見山は稜線に出ると凄い風が吹く事で有名で、これが霧氷の名所たる所以だろう。天気予報を以上の3つに当てはめると深夜から早朝に掛けてガスった山頂付近に強風が吹きつけ氷点下8度で大きなエビの尻尾が育っているはずである。さて気になる道路状況であるがここ最近は近畿南部では積雪の情報はなかったので何とかなるだろう。それよりも今週末の土日にかけて第一級の寒波がやってきて近畿平野部でも積雪する恐れがあるとの予報が出ている。こうなると月曜日の休みにはノーマルタイヤでは近づく事が出来そうにないので、今日のタイミングを逃す手はないのである。
午後からの晴れ間に期待して、少し遅めの8時20分頃に自宅を出発した。中和幹線を走って桜井に出て、165号線に合流。外山交差点から166号線に進路を変えて大宇陀道の駅から毛皮で有名な菟田野に入っていく。この辺りから田畑や民家の屋根に雪が見えてくるが道路には全く雪は無い。
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電光掲示板では、高見トンネル積雪凍結と出ていて少し不安になるがチェーンは勿論携行しているのでいざとなれば何とかなるだろう。
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更に先へ進めば道路脇の積雪量も増えてきて、新木津トンネル手前では除雪された雪が道路脇を埋めつくしている、大晦日から元旦にかけての大寒波でかなり積雪があったのだろう。但し今現在は、除雪されており道路の通行には全く問題はない。
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トンネルを抜けて少し走った所から高見山を遠望。山頂付近はガスが掛かり山容ははっきりしないが真っ白になっている様だ。
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高見トンネル手前から左折し、たかすみ温泉への道を進む。この道は一部細い部分もあるものの大体は片側1車線の道であるが、道路脇の積雪が迫ってきていて対向が難しい状態なのでゆっくりと進む。
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たかすみ温泉まで何の問題も無く到着。問題があったとすれば駐車場入口横で「とんど焼き」の準備を村の方がされていて、大きな竹で道路を塞いでいたので少し入り難かったが村の方が誘導をして頂いたので事なきを得る。駐車場に車を停めて早速準備を整えて10:13に高見山へ向けて出発する。
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駐車場から道路を少し戻って平野口バス停付近から左折し積雪した橋を渡る。
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登山口も積雪が多く、早々にアイゼンが必要になりそうだ。
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登り始めの階段は雪の下が凍結していてツルツル滑るので堰堤の所で早くもアイゼンを装着する事にした。
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早めのアイゼン装着は正解で、硬く締った雪道をサクサクと登ってく。
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途中高見山の山頂が見える場所があるが、山頂付近はガスっていて良く見えなかった。登り切って一旦下りになり沢を渡渉(橋が架かっている)すると高見杉は近い。避難小屋のある高見杉には11:05に到着。
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休憩もせずそのまま進むともう一つ小屋が出てくるが、これは山林関係者の作業小屋の様である。
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一気に登って平野・杉谷分岐に11:37に到着。
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前回の反省からここでアウタージャケットを着る。ここまでは植林の中を歩くので風も無く山シャツ一枚で汗を掻く位の気温だが、この先少し登ると風が出てきて状況は一変するのである。ザックを降ろしてフード付きのソフトシェルのアウターを着込んで防寒対策は万全である。(前回はそのまま登って猛烈な風にさらされて慌ててアウターを出して寒い中着込んだ記憶がある。この場所で衣服の調整をするのが一番良いと思う。)
この先雪深くなってきた道を登って行く。樹木の上にも雪が積もり、ツララが出来ている。
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積雪量は凄みを増して来て雪の風紋や雪庇も見られる。
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この辺りから小さな霧氷が見られる様になって来た。
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国見岩まで来ると霧氷も大きくなってくるがまだまだ子供である。
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息子岩の辺りでは積雪量も半端ではなくなる。
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揺岩を12:05に通過。風の威力も凄みを増してきたがまだまだましな方かも知れない。
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南側の台高山脈方面はまだ視界があるが、北側はガスが掛かり真っ白である。
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エビの尻尾もだんだんと大きくなってきた。
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霧氷のトンネルを潜って進む。
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雲が低く垂れ込めるが、肉眼では特徴有る山容の大普賢岳も見えていた。
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展望ポイントの笛吹岩に12:20に到着。
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山頂南斜面の霧氷は綺麗だが、お天気は今ひとつ。天気予報を信じて1時間位後の下山時に青空を期待しよう。
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ここから先になると本格的な強風が吹いてくる。写真撮影も落ち着いて出来なくなるが風に向かって何枚かシャッターを切る。ガスが晴れてくれれば良いのだが・・・。
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山頂に近づくとそろそろモンスター級の霧氷(エビの尻尾)が増えてくる。
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フードを被り強風を避けながら山頂に12:35到着。
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三峰山方面もスッポリとガスに覆われている。
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予報通り晴れてくれる事を信じて避難小屋で昼食にする。先客は10名程居られるが席は充分に確保出来た。これが平日登山の良い所である。今日は天ぷらうどんとおにぎりである。
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食べていると外が明るくなってきた。うどんを食べ終わり慌てて外に出ると北側のガスが晴れて室生火山群も見えている。
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鍋を濯いでお湯を沸かす。沸騰してコーヒーを飲もうとザックの中を探すが入れ忘れをして来た様で見つからない。仕方ないのでマグカップにお湯を入れてお湯を飲むがこれも結構アリかな?身体は暖まった。そうこうしている内に小屋の中は私だけに・・土日では有得ない状況か?人が居なくなり改めて小屋の中を良く見ると中まで雪が入り込み小屋全体も冷凍庫の様なものだ。風が凌げるだけで暖かいと感じるが実際は小屋の中でも氷点下間違いなしである。
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もう一度展望台に上がって見ると三峰山も良く見えている。
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音羽三山越しに金剛山・葛城山もバッチリと見えている。
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さぁガスが晴れた中を下山しよう。登りでは見えなかった素晴らしい景色を見ながらの下山に足取りも軽い。
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霧氷越しに金剛・葛城の山並みを遠望する。
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ガスが無くなるだけで風は強くても気分が良く写真撮影も苦にならない。
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霧氷の額縁に鎧・兜を入れて撮影。
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もう一度笛吹岩に立ち寄る。やっぱり青空がいい!
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パノラマ撮影にスイング!
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強風に煽られて雪煙が上がる。
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こういうのを動画で撮れば臨場感が出るのだろが、咄嗟の時に操作が出来るほど慣れていないので残念!結構綺麗でした。

下りはWストックでスキーの様に足を滑らせながらグングン飛ばして降りる。スノーシューがあれば楽しいだろうと思う。
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やっぱり霧氷には青空が映える。これ以上贅沢を言う必要があろう筈がない。
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平野分岐に13:53到着。ここでアウタージャケットを脱いでザックに納める。ここからは山シャツ一枚で充分だ。
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高見杉を14:10通過。
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東側が開けた展望ポイントで高見山山頂を振り返る。(ズーム撮影)
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登山口に下りて来て、たかすみ温泉へ向かう道路に出ると「とんど焼き」が行われていて竹が弾ける爆音が響いている。
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14:45たかすみ温泉駐車場に到着。今日も一日楽しい山歩きが出来たので、お楽しみのたかすみ温泉に直行する。温泉入口で屋根に積もった雪とツララが出迎えてくれた。
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温泉にゆっくり浸かって疲れを癒して帰路に着く。新木津トンネル手前から高見山を振り返る。本当に関西のマッターホルンに相応しい秀麗な山容である。
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麓まで真っ白な姿も見てみたいが、その為にはスタッドレスタイヤが必要だろう。先週車検に出したばかりの愛車であるが、もう13年のロートル車で次の車検までには乗り換えたいと思っている(あわよくば4WD)。それならば今タイヤを買う事は無駄になってしまうのでスタッドレスタイヤは二の足を踏んでしまう。これが今一番悩ましいところである。

※余談:今回の車検は神戸で出した。前回は福岡、前々回は宮崎、その前は兵庫県たつの市、車屋も呆れていた・・・。
by hawks-oh-muku | 2011-01-15 23:12 | 台高・大峯 | Trackback | Comments(4)

紅葉の時期も美しかった三峰山

2010年11月8日(月)三峰山 青少年旅行村駐車場11:42→登山口11:48→登り尾分岐11:54→不動滝ルート分岐12:09→不動滝12:15→山小屋13:01→三畝峠13:15→八丁平分岐13:17→三峰山山頂13:24→八丁平13:29(昼食休憩)→登り尾峰14:17→ヒメシャラ群生地分岐14:40→ヒメシャラ群生地14:46(ピストン)→新道峠14:51→新道ルート登山口15:19→青少年旅行村駐車場15:56
累積標高差+680m-670m

今日は紅葉を求めて三峰山へ行って来た。三峰山は今年2月に初めて訪れてから3度目になる。2月は霧氷、前回の8月末はトリカブトと2回とも満足の行く内容でお気に入りの山の一つである。前回訪れた時に、三畝峠から新道峠間の稜線が素晴らしい自然林で、カエデ類が多かったので紅葉の季節にも是非訪れてみたいと思っていた。
しかしながら今年は9月末から多忙になり遠出が出来ない状況で諦めていたのだが、中和幹線の開通でアクセスも良くなり周回コースでも4時間ほどで行けるので遅い時間から思い切って行って来た次第である。
今日は妻も一緒に行ける事になり、自宅を10時前に出発、中和幹線で一気に桜井まで抜けて長谷寺まで予定通りの時間で通過。榛原から369号線に入りモミジマークをつけた軽トラの超スローペースに巻き込まれて少し遅くなったが、それでもほぼ予定通りの11時半過ぎには青少年旅行村に到着し駐車場に車を停めて準備を整える。スタートは11:42と金剛山並みの遅い出発で、少々焦るが計画では16時までには戻ってくる予定なので遅くなっても17時と暗くなるまでには大丈夫だろう。(本来はもっと余裕を見なければいけないが、3回目なのでルートも良く判っているので遅いのは承知の上でやって来たのである)駐車場から西側の山を見上げると、植林の間の自然林が綺麗に色付いているので期待が持てそうだ。
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帰りの事を考えて旅行村に駐車したので少し下って登山口まで戻る形になる。
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登り尾ルートの分岐にやって来た。過去2回は何れも橋を渡って登り尾ルートで登ったが、今日は思案の末、時間を考えて真っ直ぐに進んで不動滝ルートで登る事にする。
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初めて来た時に不動滝ルートを下りで使った事があり山小屋まで大半が植林の道で面白味に欠ける事は分かっていたが、今日の本命は帰りの三畝峠から新道峠の稜線歩きなので時間的に一番短縮できそうな不動滝ルートを選択したのである。登り尾ルート分岐の橋から舗装林道を15分程歩いて漸くトイレのある不動滝ルート登山口に入る。写真で妻が進もうとしている左側が登山口で、右側の橋の所に綺麗なトイレが設置されている(冬季期間は使用中止になるので要注意)。又、そのまま舗装林道を進めば、登り尾ルートの山小屋とトイレのある場所に合流できる。
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渓流沿いを歩いて行くと4分ほどで鳥居が出てくる。
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鳥居を潜って更に進むと2分ほどで不動滝に到着する。この辺りの紅葉はまだ進んでいない。
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不動滝を後にしてジグザグ道を登って行くと15分程で三峰山山上まで2100mの標識が現れる。
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更に植林の中を登って行くと、間違いやすい分岐がある。分岐と言うよりも迷って入っていった踏み跡が真っ直ぐに付いていると言った方が正確なのかもしれない。
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この道は植林の中をジグザグに付けられていて、結構急な斜面であるがジグザグに曲がるところを見落として真っ直ぐに進んでしまうと道迷いの危険性もあるのかもしれない。気をつけていれば迷いやすい道ではないのだが、この場所は特に真っ直ぐに進んでしまいそうな感じの所で、案内板が付いている。しかし案内板が古いので矢印の向きが余計にややっこしく初めての場合は一瞬どっち?となりそうである。ここは右に曲がるので要注意を。10分少し急な斜面を登って行くと山上まで1500mの案内板が現れる。
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そして13:01に漸く山小屋に到着。不動滝登山口から約50分で、登り尾ルートよりも時間は10分以上短縮できた。
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山小屋の前にある大きなブナの木が黄葉していていい雰囲気である。
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山小屋には入らず立ったまま少し休憩し、再び登って行く。自然林が出てくるが落葉が進んで早くも冬枯れの様相で少しガッカリだが、13:15に三畝峠に到着。
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とりあえず山頂を目指して歩いていく。八丁平分岐の所まで来るが、シロヤシオは全て落葉しており完全に時期遅れであった。次はシロヤシオに霧氷の花が咲くまで冬枯れの道である。
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13:24三峰山山頂に到着。ガスっていて景色展望は全くない。
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八丁平で昼食にする事にして下って行く。八丁平から南側はガスが少なく少しだけ展望が見られた。
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ゆりわれ側を覗き込むと見事な紅葉が現れた。
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東側の山肌の紅葉が綺麗に見えたので進んで行く。天気が悪く写り映えしないが綺麗な紅葉だった。
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少し風はキツイがここで弁当を食べてゆっくりと過ごして今日の本命の道へ進む。三畝峠まで戻って、フカフカの落葉絨毯を踏みしめて稜線を歩いて行くと黄葉が出てくる。
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黄葉を楽しみながら歩いて登り尾峰まで来たが、表示は飛んで落ちていた。
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ここからは癒しの自然林で、ちょっとピークを過ぎてしまった様だが雰囲気は抜群だ。
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ここのカエデ類は紅葉ではなく黄葉で、黄色く色付いていた。
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写真では上手く伝わらないが、本当に雰囲気の良い自然林で溜息が出るほど綺麗だった。
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ヒメシャラ群生地の案内板のところまで来た。前回はパスしたが、今日は見に行く事にした。
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ヒメシャラ群生地までは150m6分ほどだったが、周りの雰囲気は良くこの寄り道は正解だった。
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ヒメシャラの群生地は、大木の林立を想像していたがそうではなくて若い木々が密集している場所だった。
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その先へも進めそうだったが、急斜面の為通行止めと書かれていては進む勇気も無く元の稜線に引き返し新道峠までやって来た。
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ここから新道ルートを歩く。谷筋が現れるが、ここのカエデの黄葉は見事だった。
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ここからはすぐに鹿避けネットがありその先は味気ない植林帯になってしまう。
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しかし三畝峠から新道峠までの約2kmの稜線歩きの黄葉は圧巻であり、たっぷりと堪能させてもらった。ここから右が植林、左が自然林の道が少し続く、左側を見上げると最後に日が差し込んで黄金色の黄葉が見る事が出来た。
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植林から一旦少しだけ自然林に変わるところがあり、そこから東側の展望が開ける。東側に見える尾根は、尾根伝いだけ自然林を残した植林でまるでモヒカンの様で面白い景色だ。
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植林の中をどんどん下って15:19登山口に到着。時間は予定通りである。
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今日はこちらから登っても良かったが、時間が遅かったので万が一暗くなった時を想定し、長い舗装路歩きを最後に回したのである。しかしここからの舗装路歩きは結構長く退屈である。渓流沿いの紅葉が綺麗な事がせめてもの救いだ。
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長い舗装路歩きは30分以上あり、漸く15:56に駐車場に戻ってきた。今日は遅い時間からの山歩きであったが、計画通りの時間で戻ってくる事が出来た。稜線の紅葉も充分に満足行く内容で、自然林の美しさを堪能した。今年ももう11月、あと2ヶ月もすれば綺麗な霧氷が見られるだろう。アクセスも良くなり手頃な時間で歩ける三峰山は妻も気に入った様なので、次は霧氷の時にまた訪れてみたい。そして三峰山のもう一つのお楽しみである姫石の湯にゆっくりと浸かってから帰路に着いた。
by hawks-oh-muku | 2010-11-08 23:13 | 台高・大峯 | Trackback | Comments(4)

紅葉の大台ケ原

2010年10月18日(月)大台ケ原 駐車場10:40→シオカラ谷吊橋11:08→大蛇嵓分岐11:44→大蛇嵓11:59→牛石ヶ原12:18→正木ヶ原12:40→正木峠(昼食休憩)13:10→熊野灘展望台13:54→日出ヶ岳14:04→駐車場14:39
累積標高差+405m-385m(時計の高度計による計測値)

どうしても紅葉が見たくて今日は大台ケ原に行って来た。相変わらず仕事は忙しく日曜日に仕事が終わったのは23時前で、単身先から奈良の自宅へ戻ったのはギリギリ日付の変わる前であった。先月末より急に仕事の方が多忙になり、休みも減り身体も疲労が取れない年齢なので今年の紅葉は遠出を諦めていたのだが、大台ケ原なら周回コースを歩いても4時間程度なのでゆっくり目に出掛けても大丈夫だろうと紅葉目当てに行って来た次第である。7時前に起床し手早く準備を整えて8時に自宅を出発予定。今日も妻が一緒であるが珍しく準備がはかどり予定通りの時間に出発できた。通勤時間帯での渋滞も懸念したが、この日は何故か空いていて非常にスムーズで快調に進む。大台ケ原まで所要時間は3時間を見ていたがすこぶる順調で新伯母峰トンネル手前の大台ケ原分岐まで2時間程で到着。新伯母峰トンネルの工事は現在も行われていて片側対面通行になっておりトンネル分岐手前でストップさせられるが、右にウインカーを出すと、警備員が誘導して右折させてくれた。ここから伯母峰峠までは道が狭く慎重に進む。伯母峰峠までくると道路沿いの紅葉も徐々に色付いてくる。伯母峰峠でトイレ休憩をすると、ここから大普賢岳が遠望できて山頂付近の紅葉が見頃のようだ。
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大台ケ原ドライブウェイに入ると走り易くなるが、結構車が多い。そして景色の良い場所では写真撮影のため路肩に車を停めている事もあるので注意が必要だ。高度を上げるにつれて紅葉は見事な色付きに変わり天気も快晴で期待が高まり自然とスピードが上がる。そして10:30頃に駐車場についてみると、テレビで紅葉が見頃との報道があった様で、平日にも拘らずこの時間で既にほぼ満車である。それでもまだ空きはあったので車を停めて早速準備に取り掛かる。今までは先ず日出ヶ岳に登って時計回りに大蛇嵓を周回するコースを歩いていたが、時計回りだと最後にシオカラ谷からの登りがキツク感じる。山歩きが登りで終わる感覚がどうしてもキツク感じさせるのだろう。そこで今日は反時計回りのコースを取る。森の中に入って行くとヒンヤリして気持ちよく、天気も上々気分も上々である。
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反時計回りを歩くのは初めてであるが(厳密には30年程前にバイクのツーリングで仲間と一緒に大蛇嵓までこの道を歩いた事はある)山歩きがいきなり下って行くのも変な感覚である。すでに帰ってこられる方々と何組かすれ違いながら下って行くと、右側でガサガサと大きな音がしてかなり大型動物が谷に降りていく、妻はかなり驚いていた。たぶん鹿だろうと思うが、熊の生息地でもあり姿が見えなかったので何とも言えない。道はどんどん下ってシオカラ橋手前からの紅葉が見えてきて綺麗である。
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シオカラ橋を11:08に渡る。
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シオカラ橋を渡ると約200m弱の登り返しである。大台ケ原駐車場の標高は既に1500m少しあり、シオカラ谷まで下ったのでここからが漸く登山らしい登りとなる。このルートは山歩きを想定していない観光客が歩くと登りも下りもかなりキツク感じると思う。ルートの標識にも「険しい上り下りがあります」と書いてあり、安易な気持ちで観光客が歩かない様に注意を促している。観光客が大蛇嵓を目指す場合は尾鷲辻経由のピストンがお薦めである。ゴロタ石の道を登って行くと右側で鹿を発見。小鹿を含む3頭が余り警戒心も無く草を食べている姿を見て妻は大喜びである。
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歩きやすい道に変わり一旦傾斜は緩み紅葉が綺麗な場所に出る。
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そしてシャクナゲのトンネルを登って行くとまた1頭の鹿を発見する。
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次に傾斜が緩むと大蛇嵓分岐は近い。紅葉の色づきも増してきて美しい自然林を歩く。
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大蛇嵓分岐には11:44に到着。
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ここからは絶景のオンパレードで紅葉の額縁に入った大峯奥駈道の稜線が美しい。丁度真ん中に特徴のある行者還岳が入り左右に大普賢岳・八経ヶ岳の美しい稜線を描いている。
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大蛇嵓入口の岩からは奥駈道の稜線が全て見渡せる。
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一番先端部分まで進んで核心部分に迫る。色付きはピークまでもう少しと言ったところか。
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振り返ると大勢の人であるが、先端部分まで来ない人も多い。
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大蛇嵓付近の紅葉はピークまでもう少しと言う感じで週末が見頃かもしれないし、ピークを過ぎるかもしれない。
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大蛇嵓を後にして次は牛石ヶ原へ向かう。この辺りは黄葉が美しい。
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牛石ヶ原には12:18到着。この辺りで昼食をと思っていたが大勢のグループが昼食中で場所が無く諦めて前へ進む。
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紅葉と秋の空が気持ち良く快適に歩く。
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尾鷲辻を経由して正木ヶ原に12:40到着。
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次なる目標の最も大台ケ原らしい風景の正木峠が見える。
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登山道保護の為の木段と木道を歩き振り返ると色とりどりの紅葉が美しい。
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正面は大台ケ原の風景として良く使われるトウヒの立ち枯れと笹原である。
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紅葉が美しく何度も振り返る。
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ここから先は真っ赤なシロヤシオの紅葉が美しい。
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正木峠の一番高いピークにあるベンチが空いていたのでここで昼食にする。ストーブで肉うどんを作っていると後ろから沢山の観光客に覗き込まれるが気にせず調理して食べる。食後のコーヒーも淹れてのんびりと寛ぐがジッとしているとヒンヤリしてきてウィンドジャケットを羽織る。35分ほど休憩し次は最後に残した日出ヶ岳を目指す。木段を下って行くとこの時間でも観光客が結構歩いてきて、「大蛇嵓はこの先すぐですか?」と聞かれるので指でさし示して「ここを下ってずっと先ですよ、今の時間からは止めた方が無難だと思います」と伝えるとあんなに遠いなら止めておくと言われる方が殆どで、尾鷲辻から駐車場に戻るルートをお薦めする。
正面に日出ヶ岳が見えてきた。シロヤシオの紅葉とマッチして美しい景色である。
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熊野灘から尾鷲湾が望める展望台に13:54に到着。残念ながら雲が増えてきて熊野灘は薄っすらしか見えなかったので、すぐに日出ヶ岳に向かう。木段を登って行き振り返ると綺麗な紅葉が目に飛び込む。
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残念ながら雲が出てきてしまった。朝の晴天時にこちらを先に回った方が風景的には良かったのかも知れないと少し悔やまれる。
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日出ヶ岳ピークには14:04到着。
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展望台に上がってみるが、雲が増えて遠望はイマイチだった。
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あとは下って駐車場に戻るだけでゆっくりと歩いて14:39に駐車場に戻ってきた。今日は本当に人が多く、駐車場は車で溢れており駐め切れなかった車は路上にはみ出していた。観光バスも何台か停まっていてとても平日とは思えない感じで、この週末は相当早く来ないと駐車場には停められないと思われるので注意が必要である。車に乗り込んでドライブウェイを下って行くが、仕事疲れと山歩きの心地よい疲労が重なって眠くなってしまう。このままでは危険なので、伯母ヶ峰峠の休憩所に車を停めてシートを倒して仮眠する事にした。すぐに眠りについて、物音で目が覚める40分ほどしか経って居なかったが、熟睡出来たのでスッキリして、安全運転で家路に就いた。
by hawks-oh-muku | 2010-10-18 22:39 | 台高・大峯 | Trackback | Comments(5)

咲き乱れるトリカブトの三峰山

2010/8/23(月)三峰山 青少年旅行村入口駐車場8:36→トイレ&避難小屋9:09→山小屋10:09→三畝峠10:23→三峰山頂10:33→八丁平10:37(散策)→三畝峠11:12→登り尾峰11:19→新道峠11:38→新道登山口12:05→青少年旅行村12:38→駐車場12:44
累積標高差+-695m

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久し振りに月曜日も休みが取れて何処に行こうかと考えていて、日曜日の夜何気にパソコンを立ち上げてみるとヤフーニュースのトピックスで「食害で毒草ばかり」とあり、気になってクリックして見ると何と馴染みのある三峰山の事である。記事によると鹿の食害で今まで咲いていた花が姿を消す中、毒性の強い草花が増えているとの事である。草原状の八丁平には毒性の強い花であるバイケイソウ・アセビ・トリカブトが群生しており、今はトリカブトが咲き始めているとの事でトリカブトの群生する写真が掲載されていた。
(三峰山のトリカブトはカワチブシ(河内附子)と言う種類とあり、金剛山に咲くトリカブトと同じ種類だ。)
鹿の食害は全国各地の山で問題になっているが、近畿圏では奈良県内が特に深刻である様だ。だいたい奈良県=鹿と言うイメージがあり、奈良県民は居住地・出身地を聞かれて奈良と答えると決まって「鹿の居る所?」と言われ続けて辟易している。(九州で言われるのは仕方ないとしても同じ関西圏でも言われる事がある)
これは奈良公園の鹿が余りにも有名だから仕方ないとしても、山の中で増え続ける鹿の食害は深刻で県内では4万7000頭~9万3000頭生息していると言われている(かなり巾があるのは実態が掴めないほど急激に増えている為か?)。特に大台ケ原の食害問題は良く取り上げられているのでご存知の方も多いと思うが、食害で毒草が増加すると言う話は初めて聞いた。
記事によると、御杖村職員は三峰山のイメージダウンに繋がりかねないと危惧していると書いてあるが、これはトリカブト=猛毒のイメージが強すぎる為だろう。
バイケイソウも同じ毒性を持つが、バイケイソウで悪いイメージは持たないのが普通である。何故トリカブトのイメージが悪くなったかは、20数年前に起きたトリカブト保険金殺人事件で余りにも有名になったからだろう。しかし20数年前と言うことは、最近の若者は知らない筈だし、そろそろトリカブトの名誉を回復させてやっても良い頃だと思う。
御杖村は、逆手にとってトリカブト群生する三峰山で打ち出しても面白いのではないだろうか?と思いながら早速出かけて見る事にした次第である。
三峰山は2月のはじめに霧氷を見に行って以来2回目であるが、お気に入りの山の一つである。

朝6時に起床し、朝食を摂り準備を整えて7時少し前に自宅を出発。現在香芝市内で延伸工事の続く中和幹線を走って大和高田に出る。いつもの所で右折し抜け道を通るつもりが何と工事が完成し真っ直ぐ進めるようになっている。(春頃に開通したようだが知らなかった)。この中和幹線は待望の道路で(何十年前からの計画である)、香芝・大和高田方面から、八木・桜井方面に行くルートは国道24号線しかなく渋滞も含めて時間が掛かっていた。しかし我々地元の者は裏道・抜け道を通って細い道を抜けて行くので、抜け道に使われる住民の方は堪ったものではなかっただろう。道路開通によりこの少しの区間であっても大幅に時間短縮が出来るのである。順調に車を走らせて桜井市内まで来ると、ここも工事が完了し中和幹線は長谷寺手前まで延伸していた。大幅な時間短縮で、長谷寺まで30分弱で到着した。これで台高北部方面へのアクセスは格段と良くなり、出かける機会が増えそうである。
御杖村役場を過ぎてトンネルを抜け三峰山登山口である旅行村へは分岐があり右に下って行くが、ここも道路が良くなっており非常にスムースである。そして旅行村入口には8:30に到着した。(前回より30分以上時間短縮である)
青少年旅行村ゲート前に三峰山登山者駐車場の看板が出ている。(前は無かったと思う)
ここが登り尾ルート登山口には一番近いのだが、それよりも夏休み中で登山者は旅行村の駐車場を使えないのだろうと判断し、この場所に駐車し準備に取り掛かる。
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車は私の車1台のみで今の所登山者は私一人の様である。準備を整えて8:36出発である。今日も茹だる様な暑さである。舗装路を歩いて日陰に入ると少しは涼しい。今日も登りは前回と同じ登り尾ルートから上がる。この橋を渡って右に入るが、ここで川に降りて首に巻く冷却グッズに川の冷水を含ませる。
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植林の中黙々と登って行くが、早くも汗が噴出してくる。歩く事25分程でトイレと休憩が出来る山小屋に到着する。
前回は素通りしたが、ここでトイレを借りついでに少し休んでいく事にした。
この小屋の施設は郵政簡易保険(かんぽ)の融資施設らしく、プレートが掛かっていた。
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中は綺麗にしてあり、焚き火が出来る様になっているので冬場は有り難い施設だろう。
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10分少し休憩し、再び登り始める。
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階段脇に花が咲いていた。ノコンギクだろうか?
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前回オープン前だった「みつえ森林組合の家三畝山林展望台」の中を覗いてみる。
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2階建てになっており2階は宿泊も十分可能な感じであり非常に綺麗な施設である。
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ここからのルートは前半植林の中を歩いていく。間伐されて手入れの行き届いた植林である。
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やがて自然林豊かな景色に変化してくる。冬場と違い緑が美しい場所だ。
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バンダナを頭に巻いたお洒落なお地蔵さんが出てくる。
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そして山小屋が見えてきた。
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今日は時間もたっぷりあるので休憩しようかと思ったが、中は真っ暗である。窓もあるのだが周りを木々に囲まれてしまって中は本当に暗くて結局休憩せずに歩き出す。
ここから三畝峠までは後少しである、淡々と歩いて三畝峠に10:23到着
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前回霧氷のトンネルだった道を歩く、今気が付くとシロヤシオの木が本当に多いのに改めて驚く。来年は表年で綺麗な花が咲くだろうから早くも来年に期待したい。
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そして山頂手前辺りの足元はシコクママコナの群落である。上手く写真が撮れなかったが結構な数の群生地だ。
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山頂には10:33到着。2時間も掛かっている。雪があった前回よりも20分位遅い。やはり暑いのは堪えるなぁと実感する。
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残念ながら曇っていてと言うか霞んでいて遠望は利かない。
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しかしそれよりも辟易するのは纏わり付く虫である。三畝峠辺りから集中攻撃されて、写真撮影で立ち止まると忽ち餌食となる。山頂でも全くゆっくり出来ずにすぐに八丁平へ降りていく。足元でヤマジノホトトギスを発見。
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八丁平に降りてきた。今日の楽しみはトリカブトと共に大パノラマの写真撮影である。遠望が利かないのは残念だが、開放感抜群の八丁平を満喫する。
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トリカブトは訳も無く見つかった。鳥兜とは上手く言ったものでユニークな形の花である。蜂が花の中に頭を突っ込んで蜜を吸っている。金剛山に咲く品種と同じと言う事だが、花付がよく同じとは思えない見事さである。
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九州に居るときに佐賀県の天山と言う山で初めてトリカブトを見たが、九州に咲くのはタンナトリカブトと言う品種である。天山も山頂一帯は草原状で360度の大展望が素晴らしい山で、三峰山と共通項が多くどことなく似ているのが面白い。(トリカブトの生息に適しているのかも?)
ゆりわれ側に歩いていくと、数はどんどん増えて見事な群生が見られる。まだまだ咲き始めで蕾が鈴なりについていて、これから当分楽しめそうである。(これ程群生している山も余り無いと思うので、御杖村は悪いイメージを払拭して逆に広報活動しても良いのではないだろうか。)
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写真では群生の様子が上手く伝わらないのが残念であるが、本当に沢山咲いていて見事である。金剛山でもカトラ谷辺りに結構見られるが、桁違いの多さである。
そしてトリカブトの足元にはゲンノショウコが多く見られた。
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ツリガネニンジンも一つだけ確認が出来た。
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小ピークまで歩いてトリカブトを堪能してから引き返し、八丁平のシンボルツリーであるシロヤシオの木まで戻ってきて少し休憩する。シロヤシオの片側の一部が赤く色付き紅葉が見られる。紅葉のメカニズムは良く分からないが、少し驚きである。
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本当はここでのんびりと過ごそうと思っていたが、虫たちの攻撃は続いておりとてもゆっくり出来る状態ではない。虫除けスプレーか蚊取り線香でも持って来れば良かったと後悔するが、仕方ない。今日は山の上での昼食は諦めて、そのまま下る事にした。
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山頂をトラバースし三畝峠に向かう道を歩く。途中高見山の展望ポイントがあるが、うっすらとシルエットが見える程度で、関西のマッターホルンの雄姿は残念ながら拝めなかった。
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再び三畝峠に11:12に戻ってきた。今日は直進し新道ルートを歩く。
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新道ルートは稜線特有の軽いアップダウンが何度かあるが、総じてなだらかで歩きやすく正に稜線漫歩である。しかも素晴らしい自然林でとてもいい雰囲気だ。
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白色のホトトギスを見つけるが、ヤマジノホトトギスの亜種だろうか?
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少し登った小ピークに登り尾峰の表示があった。
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しかし新道ルートの自然林は美しい。よく見るとカエデ類が多く、紅葉の季節は素晴らしい紅葉が見られそうである。(ここにも一部紅葉しているカエデがあった。)
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ヒメシャラの木も多く見られたが、途中ヒメシャラ群生地の案内板があった。150mの寄り道であるが、今日は行かなかった。案内板があると言うことは凄い群生なのだろうか?ヒメシャラに花が着く頃なら間違いなく寄り道したくなるのだが・・・。
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新道峠は分岐の案内板が無ければ見過ごしてしまいそうな場所で要注意。ここを11:38に右折して下って行った。
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この辺りは自然林に苔がついて「もののけの森」の様な雰囲気である。
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少し下って行くと沢に当り、雰囲気の良い沢沿いを下って行く。
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下って行くとすぐに鹿避けネットが現れて、自分で開けて閉めして出入りする。
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鹿避けネット沿いに進んでいく。
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室生火山群の展望ポイントがあり、山頂よりは霞が取れてきたようで良く見えている。
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鹿避けネットを越えてからは植林の中の道に変わり、面白くもなんとも無い道を下る事になるが、距離は短く新道峠から30分掛からずに登山口に降り立つ。
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そこからは更に退屈な長い舗装路歩きである。
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舗装路歩きが約40分もあるが、道沿いに咲いている色々な花がせめてもの慰みである。少し湿地になっている所には少しだけキツネノカミソリが咲き残っていた。
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紫色の濃いゲンノショウコも多く見られた。
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やがて滝の音聞こえてきて清涼感を貰う。
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てくてくと歩いて漸く旅行村のキャンプ場に到着。多くのファミリーがオートキャンプを楽しんでいる。
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河原では、子供たちが水着で泳いでいて、川の中に傾斜を利用した滑り台も設置してあり子供達は水しぶきを上げて順番に滑って楽しそうだった。(写真は不審者に間違われそうなので遠慮した。)弁当はどこかキャンプ場のベンチででもと思っていたが、人が多く弁当は持ち帰ることにして温泉で何か食べる事にした。駐車した場所は旅行村の入口の外なのでまだもう少し下らなければいけない。
前回停めた駐車場は案の定、旅行村利用者限定になっていた。多分夏休み期間中、登山者はゲート入口に駐車しなければならないので注意が必要だ。
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ゆっくりと車まで戻って来たが、車は私の車だけで今日の三峰山登山者は私一人だったようだ。登山者が多いと虫たちも分散してくれるのかも知れないが、本日は私一人だったので虫たちの格好の標的になってしまった様である。
虫の事はさておき今日歩いた感想は、自然林の素晴らしさ、八丁平の開放感、トリカブトの群生と大満足で、三峰山は霧氷祭りの期間や、シロヤシオの時だけでは勿体無いと思った。標高差も適度で危険な箇所も無くファミリーハイクにはピッタリの山だと思うのでこれからの季節もお薦め出来る山ある。
当方はアクセスも良くなったので次は紅葉の時期に是非訪れてみたいと思った。

帰りは前回同様「姫石の湯」に向かう。国道369号線沿いの山肌に高砂ユリがあちらこちらで咲いているが、三峰山分岐から「姫石の湯」までの間は特に多く特筆に価する風情であった。姫石の湯では食事と入浴料600円で1時間少しのんびりと身体の疲れを癒して帰途に就いた。
by hawks-oh-muku | 2010-08-23 22:30 | 台高・大峯 | Trackback | Comments(2)

観音峯のベニバナ山芍薬

6/21(月) 観音峯 観音峯登山口駐車場8:11→観音の水8:23→第一展望台8:32→観音平8:57→観音の岩屋9:12→観音峯展望台9:32(散策)→観音峯山頂10:17→三ツ塚10:44→法力峠11:30→母公堂12:10→ごろごろ水12:15→稲村ヶ岳登山口12:25→洞川温泉バス停12:42→観音峯登山口駐車場13:20
累積標高差+-690m

6/13に梅雨入りしてから毎日の様に梅雨空が続き、月曜日も土曜日時点の天気予報では雨の予報であった。しかし直前の天気予報では雨は何とか持ち堪えそうで午後には晴れ間もある様な予報に変わった。今の所金曜日が曇りマークで今週唯一雨マークの付いていない日であるが、これもいつ雨の予報に変わるかもしれないと思うとこのチャンスを逃す手はない。観音峯のベニバナ山芍薬には少し早いかも知れないが思い切って行く事にした。
今日も例によってわざと目覚ましを掛けずに寝たが、バッチリと5時には目が覚めた。少し疲れはあるものの朝食を摂り準備を整えて6時過ぎに奈良香芝の自宅を出発。道路はスムースで下市口から309号線に入り1時間20分程で天川村の洞川分岐までやってきた。
ここで観音峯登山口について大きな勘違いと言うか思い違いをしていてそのまま309号線を真っ直ぐに(右に)進んでしまった。みたらい渓谷が頭にあったのと昨年行者還トンネル西口から弥山・八経ヶ岳に登った時にここを通ったので途中に登山口があった様な気がしていたのが大きな間違いであった。10分ほど進んで間違いに気がつくがUターン出来る場所もなく車1台がやっと通る事ができる細い酷道を更に進む事に・・・。そして思い違いをしていた登山口まで来てしまった。「熊に注意」の大きな看板のある登山口は行者還岳の大川口である事に今更ながら気がつき、ここで車をUターン。そしてここで観音峯登山口を再度確認しようと地図を探す。地形図なしで大丈夫だろうと今日は山と高原の地図のみで登るつもりで、車の中に積みっ放しになっている筈の地図を探すと出て来たのは「49金剛・葛城」「51大台ケ原」「44御在所・霊仙・伊吹」で肝心の「50大峰山脈」が出てこない。
何と言う大失態!神戸の自宅に忘れてきているではないか。(大普賢岳山行時のブログを書く時に自宅に持って入っていたのを今更ながら思い出す)
初めての山に地図無しで登るのは無謀且つ危険である事は十分承知している。しかしここまで来て引き返すのは余りにも惜しい。少し不安ではあるが下調べで大体のルートは頭に入っているのでこのまま計画通り登る事にする。(登山口を間違えている位だから下調べも怪しい物だが・・・)
Uターンして洞川分岐まで引き返すが、丁度登山者・釣り人が向かってくる時間帯で3台の車とすれ違い、退避帯まで戻ったり、待ってもらったりで大きく時間をロスしてしまう。
何とか恐怖の酷道309号線を分岐まで戻り洞川方面へ入る。カーブの多い道を登って虻トンネルを抜けたところが観音峯登山口の駐車場であった。駐車場には休憩所とトイレがあり立派な無料駐車場である。
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道間違いで30分以上の時間ロスがあり、早速準備を整えるが出発は8:11となる。登山口には観音峯展望台までのハイキングコースのマップがあるが、山上ヶ岳・稲村ヶ岳まで含めた山域全体のルートはなかった。(法力峠まで縦走の予定でちょっと不安)
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まずは吊橋を渡り入山する。
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吊橋の横には平城遷都1300年祭のせんと君の幟が立てられている。せんと君キャラクターは賛否両論の大論争があったが今ではすっかり人気者であり奈良県内では今はこの幟が至る所ではためいている。吊橋から見るみたらい渓谷の水は澄み渡り綺麗であるが、雨上がりの湿気からか靄が掛かっている。
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南朝ロマンの小径と名付けられたハイキングコースになっているので、道はよく整備されている。道の脇にはフタリシズカやコアジサイが綺麗である。
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登り始めてすぐにみたらい渓谷遊歩道と合流する。立派な道標が立っている。
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登山口から10分程で観音の水が出てくる。
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更に10分程植林の中を進むと第一展望台が出てくる。ここからでも弥山等の大峯の山々が望める筈であるが残念ながら雲の中である。
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ここまでの道は植林の中をジグザグに付けられた道を登って来たが、自然林が出てきて雰囲気も良くなって来ると観音平が近い感じである。ウツギのトンネルを越えると右側の展望が開ける。
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趣のない植林帯を抜けるとやっと大峯らしい雰囲気の自然林になり観音平に到着である。
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ハイキングコースらしく休憩所もある。
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ここから上は登山道らしくなってきて観音平から少し登った所にお歌石と呼ばれる大きな石があった。
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更にすぐ上に観音の岩屋の分岐が出てくる。道標には100mと書いてあるので立ち寄ってみる。急な斜面を登ると大きな岩の下に空洞が出来ていて祠が祭ってあった。
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この辺りにもベニバナ山芍薬があるのかと少し徘徊してみるが何処にも見当たらず、先程の分岐まで下って観音峯展望台に向けて登って行く。ここからは急な九十九折の道となり息を弾ませて登って行く。梅雨で雨が続いているためか道は泥濘で滑りやすく靴も泥まみれになる。岩屋分岐から20分少し急な登りを上がると観音峯展望台手前の階段である。
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階段を上がっているとベニバナ山芍薬は登山道脇にチラホラ見つけることが出来た。もっと探さなければならないと思っていたので少し肩透かしを食らった感じである。
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しかしどれももう少しで開きそうな蕾ばかりで、開花したものが見つからない。やっぱりちょっと早かったか!
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でも既に花が落ちたものもある。
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更に探しまわるとジキタリスが咲いている。この花はヨーロッパ原産の薬草にもなる花だそうだが何故ここに沢山咲いているのだろか?
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ヨーロッパ原産と言えば、道中で聞いていたラジオで白いアジサイの中継があり、レポーターの女の子が北米原産を「きたよねはらさん」と読んで大爆笑になっていた。アナウンサーによるとかつてフジテレビのレポーターが「旧中山道」を「いちにちじゅうやまみち」と読んだ伝説以来の新伝説になると大笑いをしていた。話は大きく横道にそれたが、気がつくと回りは真っ白なガスで覆われてしまって景色は全く見えない状態である。
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しかし何処かに開いているベニバナ山芍薬はあるだろうとススキの藪道を掻き分けて丹念に探す。中が少し覗けるが、う~んもう少し。
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こちらは開きすぎてあられもない姿。
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こちらは花弁が一片なくなっている。
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おー!やっと見つけた。しかし虫にも人気があるみたいです。
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気がつけば私の顔の周りにも虫が纏わり付いて払いのけながら更に探して漸く納得の一輪に出会えました。
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天気は悪いが今日はこれで十分満足。展望台を後にして山頂に向かう事にする。ここから先はハイキングコースでは点線になっていて一遍に道が不明瞭になる。おまけにガスっていてテープ目印を探しながら登って行く。
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自然林の中はガスって幽玄の世界であるが、何とも奇妙な形の木が出てきて密林の雰囲気でもある。
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今日は法力峠まで縦走の予定であるが、地図を忘れたのでピストンに変更するかもしれない。そうなると曲がった場所などは振り返って地形を覚えておかないと道迷いの可能性があるので何度か振り返りながらガスの中を進む。
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展望台から30分弱で三等三角点のある観音峯山頂に到着。
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山頂は特に展望も何にもなくてそのまま通過する。10分程は幽玄の世界に浸りながら自然の中に溶け込んだ気分で進んでいく。
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しかしそこから先は左側(北側)は植林に変わってしまう。
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前の方からチェーンソーのエンジン音が聞こえてくる。今日の様な天候でも作業をされているんだと思って進んで行くとヘルメットに作業着姿の方が一名作業中で登山道の真ん中で邪魔になる木を間伐し、登山道の整備の様である。暫く見ていると私に気付いたようで作業を中断し通して頂く。今日初めて出会った人が作業員の方で、丁重にお礼を言って通して頂いた。
観音峯からは小刻みなアップダウンを繰り返し20分少しで三ツ塚に到着。1380mだから観音峯よりも高い。
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白い花が目に付き見てみるとサワフタギの様である。
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ドウダンツツジも。
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小刻みなアップダウンが続いて名もなき小ピークを越えてロープ場も1箇所だけあったが大した事はない場所である。(写真は降りた後振り返って撮影。)
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植林に変わった道を進むと道は大きく右に曲がる。案内板はぶら下がっており、ロープも張ってあるがうっかりすると真っ直ぐに間違いそうな場所である。
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ここからは植林の中の下りで、金剛山を歩いている雰囲気であるが間違えそうな分岐からは8分で法力峠に到着である。
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地図があれば稲村ヶ岳にも行きたいが、今日は止めて置くのが賢明である。
時間は11:30でここまで立ち止まり程度の休憩だけで一度もザックを降ろしての休憩は摂っていない。と言うか観音峯展望台を過ぎると座る場所もなかったと言う感じか・・。こうなれば今日はずっと歩き通すかと思って母公堂の方へ進む。ここからはなだらかな歩き易い道でペースも上がる。何度も橋が出てくるが傾斜は緩く歩き易い道である。
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法力峠から30分で稲村ヶ岳登山口と母公堂の分岐に到着。
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どちらも初めてなので遠回りになるが母公堂を見てみたくて母公堂へ進んでみる。
分岐から少し下ってここに出てきた。
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その横に母公堂があった。
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ここからは退屈な舗装路歩きであるが、のんびりと大峯山岳信仰の雰囲気を味わいながら降りていく事にしよう。
名水百選のごろごろ水
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大峰蛇之倉七尾山、ここから登って行くみたいだ。
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稲村ヶ岳登山口。先程の分岐を母公堂ではなくこちらへ進めばここに出てきた。
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ここに山域全体の地図があり確認すると、観音峯登山口まではかなり有りそうだ。(帰ってから測ってみると母公堂から観音峯登山口まで舗装路歩きで5kmはあった)
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とぼとぼと洞川温泉街のいい雰囲気の中を歩いて、バス停がありその先の日帰り入浴施設洞川温泉センターの所からみたらい渓谷遊歩道の案内が出ていたが地図が分からず断念し舗装路を歩き通す。
何と、民家の庭先にオオヤマレンゲが・・・。ちょっと驚き。
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みたらい渓谷遊歩道の入口がある。温泉センターからここに出て来た様で遊歩道を歩けば良かったと思うが後の祭り。
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約1時間の長い舗装路歩きで漸く登山口駐車場が見えてきた。
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朝は1台も停まっていなかった駐車場が今は殆ど埋まっている。そして何組かの登山者が吊橋を渡って戻って来ている。殆どの方はピストンなんだろうな。車道から歩いてきた私を見て不思議そうな顔をしてみていた。
登山靴からサンダルに履き替えて、休憩所で弁当を食べる。5時間一度も座らずに歩き通したのでコンビニ弁当の味も格別上手く感じた。
帰りに洞川温泉に寄っていく、先程歩いた道も車だとあっと言う間である。ここの温泉は駐車場が有料で温泉を利用すると1時間だけ無料になるが1時間では余りゆっくりとは入れない。料金は600円。内容はまあまあと言う感だった。
今日は地図を忘れると言う大失態で、ペース配分が分からず5時間無休憩の歩き通しとなってしまった。標高差は余りないので疲れは余り感じないが、距離的には結構長い距離を歩いた感じがする。目的のベニバナ山芍薬が見られた事で、ガスで展望が楽しめなかった事は帳消しの充実した一日になった。
by hawks-oh-muku | 2010-06-21 22:35 | 台高・大峯 | Trackback | Comments(4)

シャクナゲ・シロヤシオ咲く大普賢岳周回

6/11(金)大普賢岳 和佐又山ヒュッテ7:28→和佐又山コル7:45→シタンの窟8:15→朝日窟8:22→笙の窟8:26→鷲の窟8:33→日本岳のコル8:41→石ノ鼻8:57→小普賢岳9:08→奥駈道出合9:38→大普賢岳9:43→水太覗10:12→弥勒岳10:26→国見岳10:48→稚子泊11:04→七つ池11:20→七曜岳11:32→無双洞分岐11:46→無双洞12:48(昼食休憩40分)→水簾の滝13:34→底無井戸14:09→笙の窟分岐14:28→和佐又山コル14:53→和佐又山15:05→和佐又山ヒュッテ15:22
累積標高差+-1100m

今日は直前まで何処に行こうかと迷っていたが以前より行ってみたかった大峰・大普賢岳の周回ルートを歩いてきた。
行き先に迷っていたのは今月に入り仕事が忙しく、休日にも出勤しなければならなかったり4時起きが4日間もあったりで身体の方は疲れが溜まっている上に梅雨入り間近でお天気との相談もしないといけなかった為だ。
週の始め頃の天気予報では曇りマークで降水確率も40%と高く遠出は諦めていた。しかし直前の天気予報では晴れマークの午前中は降水確率0%と梅雨入り前の貴重な晴天と良い方に変わってくれた、お天気の方は文句なし!後は体調次第である。
大普賢岳の周回コースはロングコースでしかも険しいと聞いているので体調が悪くては止めざるを得ない。
しかしながら前日の木曜日は会社の送別会があり、ウーロン茶で2時間半お付き合いをして奈良の自宅に帰ったのは23時過ぎ、風呂に入って缶ビール1本だけ飲んですぐに寝床に入る。大普賢岳の周回コースは体力・気力が必要な為、早朝起床は必須でしかも体調が悪ければ取り止めにする。そう思って目覚ましを掛けずに寝て、朝起きられなかったら近くの山にするつもりだった。(それ程、疲れと寝不足が蓄積していたのである)

朝、目覚めて時計を見ると4時半過ぎ。しかもすっきりとした目覚めで我ながら現金なものだと思った。早速準備に取り掛かり、自宅を5時20分に出発した。
早朝の為、道路は空いていて順調に進んで2時間掛からずに大台ケ原分岐のある新伯母峯トンネルまでやって来た。トンネルを抜けるとすぐに右折しなければならないので後続車と対向車に注意を払う。幸い対向車はなかったので、早めに右折のウィンカーを出して難なく右折し和佐又へ向かう。
ここからは細い道で高度をどんどん上げていく。道路は特に問題はないが落石が多く、道路上にも大小の石が落ちているので気をつけながら進む。
和佐又山ヒュッテに着くと既に5~6台の車が停まっていた。先ずは車を停めてヒュッテに駐車料金を支払いに行く。(駐車料金は1,000円)
隣の京都ナンバーの車は前日から車中泊の様で20代の青年2人が降りてきて同じ様に駐車料金を払いに行き準備を始めた。私の方が早く準備が終わって7:28大普賢岳へ向けて出発した。
登山口で登山届けを出して青空の中、気持ちよく歩いていく。
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登山口のところには、植樹されたサラサドウダンが一杯花をつけていた。
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上の広い駐車場を横切って進むと和歌の詠まれた歌碑が並んでいてここからが登山口になっている。
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ここから見上げると目指す大普賢岳が見えている。
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大きなブナ林の中を進むと石碑の所から10分ほどで和佐又山のコルに到着する。
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少し進むと帰りに戻ってくる予定の底無井戸・無双洞への分岐が左に現れる。
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暫くは緩斜面の中をのんびりと歩いていく。分岐から20分程歩いていくと白い花が目に付く。良く見てみるとシロヤシオである。今年シロヤシオは裏年で鈴鹿でも駄目だったので全く期待もしていなかった為嬉しい誤算である。
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サラサドウダンも満開である。
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シロヤシオとヤマツツジのコラボも見られて今日はラッキーである。
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シダンの窟を8:16に通過する。
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展望が開けた所から、八経ヶ岳・弥山が見える。その手前が周回する予定の七曜岳かな?
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続いて朝日窟を8:22に通過。
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更に進むと笙の窟に8:26に到着。ここでお賽銭を入れて本日の山中での無事をお祈りしついでに小休憩も摂る。
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ここを過ぎると一旦下りになって次は鷲の窟が出てくる。ここは8:34に通過。
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この辺りは日本岳をトラバースする様に道が付けられている。
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少し急なところを登ると日本岳のコルに到着する。(8:41)
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この辺りにもシロヤシオは咲いていた。そして遠望すると釈迦ヶ岳が見えている。
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ここから小普賢岳に向かう道は急斜面になり、鉄階段が現れる。そして鉄階段のところにイワカガミが沢山咲いていた。
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シロヤシオは結構咲いていて、裏年であるがここのシロヤシオは今年狙い目だったのかも知れない。
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そして密かに期待していたのはシャクナゲである。大普賢岳のシャクナゲは6月初旬が満開らしい。本当は6/4に来たかったのだが、会議が入り1週遅れの今日になったのだが、これが幸いしたのか、期待を大きく上回る咲き具合である。
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なんとシロヤシオとシャクナゲのコラボもあるではないか!今年は全般的に花の時期が遅れているが、小躍りしたい気分である。
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シャクナゲに目を奪われながら進んで行くと鉄製の橋があり
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これを進むと鉄階段が現れる。登山道は危険な箇所は整備されている為、安全に登れる。
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鉄階段を上がった所が石ノ鼻である。(8:57)
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ここは抜群の展望で、目の前に小普賢岳(手前)・大普賢岳(奥)が聳える。
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振り返ると日本岳・和佐又山、そして後方には大台の山々が一望できる。
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この先も鉄製の橋・鉄階段が整備されたシャクナゲの道を進む。
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小普賢岳に9:08到着。(正確には小普賢岳の肩でピークではない)
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目の前に大普賢岳が迫っている。
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一旦急に下って鞍部に降りていくとワチガイソウが咲いている。
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鞍部からは急な斜面の登り返しとなり鉄梯子を登って行く。
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整備されているから恐怖感はないが、鉄製の桟橋がないと登攀技術がなければ登れない様な急な崖を進む。(写真は振り返って撮影)
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急斜面を喘ぎながら登って行くと稜線が見えてきた。新緑でいい感じである。
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小普賢岳から30分で奥駈道出合に到着。
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奥駈道は、大普賢岳山頂をトラバースする道と山頂へ向かう道と二手に分かれているが当然山頂へ向かう。どんどん展望が良くなり9:43大普賢岳の山頂に到着した。
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南方面は、釈迦ヶ岳へと続く大峰奥駈道が続いていて行者還岳から弥山・八経ヶ岳に向けて右に大きく曲がり、八経ヶ岳からは大きく左に曲がって釈迦ヶ岳へと続いている。
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そして目の前には稲村ヶ岳。
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右側に山上ヶ岳。
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左側にバリゴヤの頭。
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少し戻って台高方面を見ると高見山も確認できる。
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足元を見ると白い花が、高山に咲くツマトリソウの様である。
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再び山頂に戻って山上ヶ岳・稲村ヶ岳の先を見るとぼんやりであるが金剛山・大和葛城山が見えていた。
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山頂で小休憩を摂るが、ここは今日の行程の3分の一程度なので余りゆっくりは出来ない。名残を惜しみながら急斜面を下るとなだらかな稜線歩きとなる。新緑が美しい。
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水太覗は断崖絶壁であるがここからは今日歩いて来た道を振り返る事が出来る。
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大普賢岳。
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日本岳・和佐又山。後方には大台ケ原が。
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帰りに下る予定の谷底を確認。写真右側から激下って左側へ激登り返す予定。
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奥駈道に戻って進んで行くと、シャクナゲの回廊となり凄い事になっている。右も左もシャクナゲが群生しており写真では表現できないのが残念である。他の山より1ヶ月程花期が遅いようであるが、シャクナゲの多さには目を見張るものがあった。
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弥勒岳はうっかりすると通り過ぎてしまいそうな所にあった。
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シロヤシオも負けてはいない。バリゴヤの頭を背景に撮影する。
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アップダウンを過ぎて国見岳をトラバース。
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その先鎖場などを過ぎて進むと日本岳・小普賢岳・大普賢岳が姿を現す。
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ここから鎖場の激下りである。ここが薩摩ころびと言う所だろう。
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そしてトラバース。
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下りきった所で稚子泊に11:04到着である。
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登っていくと大普賢岳から日本岳まで今日の軌跡が見渡せる絶景ポイント。
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七曜岳に向かって登って行くと七つ池が現れる。
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その先から急な登りに変わり鎖場を越える。
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七曜岳の手前には木製の足場が。
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七曜岳には11:32に到着である。今日歩いてきた道が一望できる。
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南側は行者還岳とその奥に弥山・八経ヶ岳が近づいてきた。
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北側には稲村ヶ岳とバリゴヤの頭。
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七曜岳山頂は狭い岩場で、昼食は無双洞で摂る事にして行動食を少し入れて先へ進む。いきなり鎖場の激下りである。
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下り始めて3分程で無双洞への分岐となる。
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ここで奥駈道と別れを告げて無双洞・和佐又へ向けて下って行く。
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急な斜面を注意しながら下って行くと広い尾根道となる。ここは尾根が広い為間違わない様にテープを頼りに進む。
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サラサドウダンが陽にあたり輝いている。
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要所要所に案内板は出ている。和佐又山ヒュッテまで3時間の表示、現在時刻12:18まだまだ先は長い。
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しかし原生林の森の中は本当に気持ちいい。
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トウヒとヒメシャラの制空権争い。この光景は台高の馬ノ鞍峯でも見られたが、絡みつく様に伸びている。
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下から水の流れる音がだんだん大きくなってきて無双洞が近付いて来たのが分かる。標高が下がるとムシカリが沢山咲いている。
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小普賢岳・日本岳を見上げる高さまで下ってきた。
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漸く無双洞に12:48到着である。窟の中から滾々と水が湧いている。
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大きな岩に腰掛けてヒメレンゲを見ながら弁当を食べる。
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ここでご夫婦の登山者と少しお話をしながら40分程大休憩を摂り、最後の登り返しに挑む。その前に少し降りて水廉の滝を見に行く。
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ここから和佐又山のコルへの登り返しであるが最初のうちはトラバースの緩やかな道で脇にはフタリシズカが一杯咲いていた。
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涸れ沢を横切っていよいよ岩場の激登りに挑む事になる。
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涸れ沢は新緑が美しい。
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垂直の岩場をトラバースして進む。
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世界遺産に登録されてから整備が進んだのか立派な英語表記まである案内板が設置されている。
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急な岩場を登るが、鎖と共に鉄アングルまで設置されて危険は感じない。ホールドも良いので鎖には余り頼らなくても大丈夫である。
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登り切ると底無井戸である。
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ここからは緩斜面であるがまだ1時間半は歩かねばならない。
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底無井戸から20分程で笙の窟への分岐に出合う。
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木々の間から七曜岳が覗いている。あそこから降りて登り返してきたと思うと満足感が湧いてくる。
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足元にギンリョウソウがでていた。
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大きなブナの木が出てきた。何本かに見えるが根元は1本の大木である。
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底無井戸からの長い緩斜面は消化試合の様なもので本当に長く感じられ、漸く朝に確認した分岐に14:52到着した。
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ここのコルから和佐又山ヒュッテに降りても良いが、どうせならと和佐又山を経由して行く事にした。わずか10分程の登りであるが疲れた足には堪えた。
15:05和佐又山に到着。
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大普賢岳がデ~ンと聳えている。
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和佐又山ヒュッテに下る道を辿り、15:22駐車場が見えてきた。
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そしてここにオオヤマレンゲが沢山あって、殆どは蕾であるが咲いている花もあって今日は嬉しい限りである。
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今日は行動時間が8時間となり充実した山歩きとなった。そして大峰の山深さは非日常感が味わえて、仕事で疲れた心も身体もリフレッシュ出来た。又密かに期待していたシャクナゲは期待を大きく上回る目を見張るほどの咲き具合。全く期待していなかったシロヤシオ・オオヤマレンゲも見ることが出来て大満足の一日となった。

おまけ(車で和佐又山ヒュッテから降りている途中、道路脇に茶色の動く小動物を発見。車を停めてみてみると可愛らしい野うさぎでした。全く警戒心もなく、可愛い仕草を見せていました。)
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by hawks-oh-muku | 2010-06-11 22:18 | 台高・大峯 | Trackback | Comments(4)

アケボノツツジとシャクナゲが咲き乱れる馬ノ鞍峰

5/14(金) 馬ノ鞍峰 三之公登山口8:40→明神滝分岐9:11→かくし平9:46→三之公行宮址9:59→稜線10:29→1073P10:42→馬ノ鞍峰11:14(昼食休憩)12:00→稜線分岐12:35→尊義親王御墓12:53→かくし平13:01→明神滝分岐13:24→明神滝13:27→三之公登山口14:05
累積標高差+-770m


今日は昨年から行きたかった台高山脈最奥部と言われる馬ノ鞍峰に行ってきた。この山は台高縦走をされるなど台高に詳しい方はご存知だろうが一般的に余り知られている山ではないと思う。私自身も昨年春に近畿に戻ってきて山と渓谷社の新分県登山ガイド「奈良県の山」を読んで初めて知った山である。何故この山に登りたいと思ったのかと言うと前述の登山ガイドを読んでみてアケボノツツジとシャクナゲが美しい山と書いてあり、私の好きなアケボノツツジを是非見てみたいと思ったからである。私は九州宮崎に単身赴任している時に山歩きを始めたが、まだ登り始めて間もない2007年の春に尾鈴山に登った時にアケボノツツジを初めて見た。山深い所に人知れず咲いているピンク色の美しい花に大いに感動し忽ちこの花が好きになったのである。しかし宮崎から福岡に転勤になりアケボノツツジの咲く山は遠くなりそれ以来出会えていない。昨年は5/11に登る予定で出かけたが大迫ダムの所で三之公林道通行止めの案内が出ていて敢無く断念しただけに今日は1年越しのリベンジと言う事になる。天気予報では近畿北部は雲が多く所により時雨れるが、南部は青空が広がると嬉しい内容であるが気温は相変わらず低くあまり上昇しないとの事である。自宅を6時半に出発し吉野方面へ向かう。169号線を南下し大迫ダムを左折し入之波(しおのは)温泉を過ぎて橋(入之波大橋)を渡る。(この橋は最大12トンの重量制限あり)
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更に奥まで進んで行くと北股出合となりここを左折し橋を渡る。ここからは細い道であるが舗装はされている。すぐに左側に鉄橋が見えて来るがここは見送ってそのまま直進する。
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途中砂利の採取場がありその区間だけ未舗装路であるが数百メートルの短い距離で問題はない。ここを過ぎると舗装された林道となるが道は細く、落石や木の枝が道路上にあり慎重にゆっくりと進む。
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やがて鉄橋の様な橋を渡った所で右側にV字型の鋭角に曲がった分岐が出てくるのでここを右折である。と言っても切り返しをしないと曲がれない鋭角カーブである。写真は切り返して振り返った所である。写真右の鉄橋方面から走ってきて写真左の方へ進む。
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鋭角に右折する所には見落としそうであるが一応案内が出ている。
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暫く進むと左側にトガサワラ原始林の案内板がある。昭和4年に国指定天然記念物になっているトガサワラ原始林は生きた植物化石で大変貴重なものの様である。
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ガイド本などによるとこの先に未舗装区間があるとなっていたが、きれいに舗装されておりかつて未舗装区間だった所が一番走りやすかった。やがて民家の様な建物が見えて来てそこを過ぎるとガイド本に載っていたバイオトイレがあった。
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このすぐ先が林道終点で7~8台ほど停められる駐車スペースになっており、その横の階段が登山口である。
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着いてみると和歌山ナンバーのランクルが1台だけ停まっていて私一人ではなかったと少し安心した。登山口には山ノ神の祠があった。さすが林業の村らしく1本杉の祠である。
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準備を整えて8:40に登山開始である。登山口には気になる看板が「遭難捜索費100万200万あなた持ち」
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この辺りは原生林の森なのでむやみに入り込むと痛い目に遭うと言う戒めであろうが、表現がストレートで金額を出すあたりはいかにも関西の山らしい。ここはかくし平登山口となっており、川上村のHPでは明神滝や三之公行宮址までの森林浴を楽しむハイキングコースとして紹介されている。ハイキング気分で奥まで入って行って遭難するケースが多いのかもしれないが、山馴れたベテランの方でも道迷いで一晩ピバーグし翌日に自力で下山したとの話も聞くので気を引き締めて登って行く。かくし平まではハイキングコースとして紹介されているだけあって、危険なところは木橋が整備されている。
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登り始めて5分ほどでシャクナゲの花が1本だけ咲いていた、この先が楽しみである。
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最初のうちは植林になっているが、間伐が行き届いていて下まで陽が差して明るい。さすが500年も前から植林が始まった林業の村である。片手間の林業ではなく村の主力産業なので良く手が入っている。
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15分足らずで分岐がある。誰かがマジックの手書きで「下に降りないほうが良い。山ノ神の頭への道は殆ど無い。かなり厳しい、行かない方が無難H20/3/9」と書いてある。そもそも今日は馬ノ鞍峰への往復ピストンで山の神の頭へ周回する気は毛頭ないがやはり道迷いには注意が必要な地形なのだろう。
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木橋が次々出てくるが、崩れ落ちている部分もあって、この場所は途中手前の木橋が落ちており滑って登り難かった。
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9:11明神滝の分岐に到着。ほぼコースタイム通りである。明神滝へは帰りに寄る事にして先へ進む。
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この辺りはムシカリ(オオカメノキ)の白い花が沢山咲いていた。
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所々で小さい流れの谷を木橋で横切るが、岩場にヒメレンゲの黄色い花を見つけた。沢山咲いている。
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水の流れている谷を見上げると新緑が眩しい。
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沢沿いを登って行くが、谷は深く所々遠くに滝が見える。2段か3段になった大きな滝は間近で見てみたいと思うが容易に近寄れそうなルートはない。
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この滝のところは大きく巻いていく様に道が付けられているので少し急な登りである。
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かくし平には9:46に到着。写真を撮りながらのゆっくりペースで登山口から約1時間である。ベンチがあるが苔がビッシリと生えている事から殆ど利用されていないのだろう。ここで少しだけ休憩を摂って先へ進む。
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10分足らずで三之公行宮址に到着。
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ここを過ぎると一旦涸れ沢に下りて尊義親王御墓の案内を見て進む。
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この先が少し判り難い場所で、御墓へ行く道は登山ルートから外れた所にあってそこで行き止まりである。川上村の整備したハイキングコースも尊義親王御墓へ行く所までである。(ちなみに地形図の登山道もここで終わりになっている。)ハイキングコースは馬ノ鞍峰に行く事は想定していないのでそのまま進むと御墓に行ってしまう。注意して周りを見渡すと、涸れ沢を渡った向こう側に目印が見えるので涸れ沢を渡るのが正解である。
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渡ったところにある案内目印。
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ここから沢は二俣に分かれて行くが真ん中の尾根に目印がありここを上がる。
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この辺りからは目印が頼りで地形図を見ても非常に判り難い場所である。地形図で確認すると沢の上部は二俣どころか蜘蛛の巣状に谷と尾根が広がっていて現在地の特定は容易ではない。但し踏み跡はハッキリしているので良く見て進めば問題ないか。(赤線はイメージでGPS軌跡ではありませんので不正確です)
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稜線が見えてくる手前は急斜面で直登は厳しくジグザクに登山道が付けられている。
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息を弾ませて登り切ると稜線に出て大きなブナの大木が出迎えてくれる。
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「山頂まで40分から50分頑張りまっしょい。ニセピークあり」の案内が出ていた。
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再度地形図を確認するとニセピークとは地形図1073Pの事だろうか。この辺りが標高950mで暫くはなだらかな稜線歩きが続きそうである。しかし稜線に出たとたん風が強く吹き抜けて5月中旬だというのにとても寒い。おまけに霧雨まで降ってきた。
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痩せてナイフリッジの様な稜線を10分少し歩くと本日のお目当てアケボノツツジのお出ましである。3年ぶりの再会で本当に嬉しい。
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時期的にはもう遅いので本当ならもう散っていても仕方が無い所であるが、今年の低温のせいで開花が遅れたのだろう。しかし足元を見ると散った花びらも多く、アケボノツツジの絨毯の様でこれも良かった。
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ここからはアケボノツツジのオンパレードで、中々前へ進まない。
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シャクナゲとアケボノツツジの競演も。これを見たさにこの山に来たようなものなので小躍りしたい気持ちである。
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アケボノツツジに押され気味だったがシャクナゲだって負けてはいない。
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何枚も写真を撮りながらヒメシャラとトウヒの林立するナイフリッジを進む。
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やがて傾斜がキツクなりアケボノツツジとシャクナゲの咲き乱れる中を進み登り詰めるといきなり三角点が目の前に現れた。
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本当にピークの天辺に設置された三角点である。
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南側に伸びる稜線は山の神の頭に続き、最終的に大台ケ原に至る縦走路である。
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反対側の北方面は池小屋山から高見山へと続く長い縦走路である。
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馬ノ鞍峰を示す山頂表示は無く、小さな私製のプレートが一枚だけぶら下がっていた。
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狭い山頂で食事をするスペースも限られる。少し池小屋山側に降りた平らなスペースで昼食休憩である。久々の肉うどんを作って食べる。
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しかし今日は寒い。ウィンドブレーカーを着込んでも寒く、耳が痛いくらいでザックから冬用のフリースのニットキャップをすっぽりと被ると幾分寒さも和らいだ。食後のコーヒーも淹れてゆっくりとする。
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12時になり下山を開始する。道迷いは下りの時に起こり易い。支尾根に入り込まないように注意して下る。登りにも写真を沢山撮ったのにアケボノツツジとシャクナゲを見ると名残惜しくてまたまた写真を撮ってしまう。
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支尾根に入り込みそうな間違い易い場所にはテープが巻いてくれている。登りの時には何でここにテープが沢山あるのか不思議な場所だったが、下りのときにテープの意味が分かる場所もあったりして周りを良く観察しながら降りていく。花ばかり見ていたり、漫然と歩いていたりすると道迷いの可能性があるので目印は見落とし厳禁である。
1073Pからは白鬚岳が見えていた。尖った山容がかっこいい。
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新緑の美しい森を眺めながら進んでいく。
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稜線から下山路への分岐の所は間違って真っ直ぐに進まないようにロープが張られている。そのまま進むと「遭難捜索費用100万200万あなた持ち」になってしまうのだろう。
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ここから急斜面を下って行くが、落ち葉が堆積し滑りやすいのでかなり気を遣いながら木々に摑まって降りていく。かくし平まで来たら一安心でここからは間違う事もないだろう。
帰りは明神滝分岐から明神滝に寄っていく。下って行く途中で豪快で美しい明神滝が姿を見せた。新緑とマッチして一瞬息を飲む様な美しさである。
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滝壺の近くまで降りていく事が出来るので飛沫を浴びてマイナスイオンをたっぷりと吸収する。この滝は落差50mで滝口から滝壺まで遮るもののない直瀑で、奥の岩壁にさえ触れていない見事な滝である。
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下流の方を見るとシャクナゲが咲いていて新緑とのコントラストがキレイである。
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元の登山道に戻って下山を急ぐ。登山口近くまで下ってくると川の畔に休憩所の様な物が見えた。
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14:05無事登山口に着いて、先程見えた休憩小屋の方に行って見る。木橋を渡って川を渡る。
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ここは川上村所有の水源の森で、吉野川・紀ノ川の源流である。川の水は文句なしの透明度である。
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休憩所は火気の使用は一切厳禁とある。管理しているのは川上村かと思ったら財団法人「吉野川紀ノ川源流物語」となっており推測するに林野庁の天下り先ではないだろうか。何を管理されているのか判らないがこの自然は税金を投入しても守らなければならない国民の財産である事は間違いない。ただムダに使わない事を願うだけだ。
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車に戻ると、和歌山ナンバーのランクルがまだ停まっておりテン泊縦走でもされているのだろうか。結局今日は誰にも会うことは無く静かな山歩きが出来た。この山深い原生林の中に咲き誇っているアケボノツツジとシャクナゲは、時期が来ると咲いて時期が去ると散っていくという繰り返しを毎年自然の営みとして人知れず行って来たのだろう。知る人ぞ知る秘密の花園、そんな雰囲気の山であった。
※山岳雑誌「岳人5月号」に台高山脈の隠れたブナ林・馬ノ鞍峰と紹介されていたので今後登山客は増えるかもしれない。但し山と高原の地図でも(迷)マークが何箇所かあるルートなので入山される場合は十分な注意が必要である。と言っても地形図で先読みをしてのルートイメージの確認とテープ目印に注意していれば大丈夫だと思うが・・・。
by hawks-oh-muku | 2010-05-14 22:25 | 台高・大峯 | Trackback | Comments(2)

大峰前衛の山、櫃ヶ岳・栃ヶ山と津越の福寿草

2/23(火)櫃ヶ岳・栃ヶ山 桧川迫集落駐車地10:49→林道出合11:44→櫃ヶ岳12:09→栃ヶ山12:57(昼食休憩)→春日神社14:20→駐車地14:27
標高差+475m-430m 津越福寿草群生地散策

地図(ルートはイメージです。GPSルートではありません)
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今日は吉野三山の一つである櫃ヶ岳とその隣にある栃ヶ山を周回して来た。今回は最初にお断りしておくがこの山はあまりお薦めできる山ではない。とレポートの冒頭にいきなりモチベーションの下がるコメントを入れたが、純粋な山歩きの楽しみ方として自然の素晴らしさに触れながら目的地に向けて苦労しながら登って達成感を得ると言うのが一番では無いかと思うが、その点がどうも微妙な感じの山である。しかし山に登るには何らかの目的がある筈であるがこの山はどちらかと言うと非常にマイナーな山である。一応昭文社の山と高原の地図にも登山道の記載はあり、
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山と渓谷社の新分県登山ガイド「奈良県の山」にも大峰前衛の山として掲載はされているが、
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マイナーな感じは否めないしネットで検索しても驚くほど情報は少ない。この山に登られる方の目的としては①吉野三山を登る(歴史に興味がある)②奈良県の山のピークハント③大峰山系の展望を愉しむ④賀名生梅林・津越の福寿草鑑賞のついでに登る。大方以上の4点ではないだろうか。と言うかこれ以外の目的は期待できないのがこの山である。従って純粋に山歩きを愉しむには不向きでありこれが冒頭のお薦めできない理由である。それで私の今回の目的は③と④であり特に④の津越の福寿草群生地が主たる目的である。福寿草が自生する山はあまり多くないが、ここなら近場で山歩きと自生地をセットで行くことが出来るので或る意味狙い目である。15日に登る予定であったが生憎の天候で下見を兼ねて出掛けたがガスと雨で下見も福寿草も不発であったので今日はリベンジである。15日の下見のお陰で登山口までの道路状況は見当が付いていたが、ガスで山域は全く掴めなかったのでそれだけは残念である。五條から国道168号線を南下し賀名生梅林を過ぎて西吉野トンネルを抜けてすぐに城戸から県道20号線に左折する。県道20号線に入り西吉野温泉を左に見ながらすぐに川岸の集落であるが、その手前を右折する。福寿草自生地の案内看板が目印である。ここまでは前回の下見のお陰でスムーズである。暫く走ると福寿草自生地の案内板があるが登山口はまだ先なのでここは見送って真っ直ぐに進む。今日は桧川迫集落から登る予定であるが、前述の登山地図や登山ガイドでは全く逆の北側の下市側からの登山道しか案内がない。ネットで情報収集しても同じで下市のやすらぎ村から登るのが一般的の様で南側から登った記録は発見出来なかった。しかし地形図には南側からもハッキリとした登山道が2本ある。しかし地形図の登山道は既に廃道化したり藪になっていたりと言う事も良くある話で、藪漕ぎ・撤退を覚悟の上でこのルートを選定した。地形図によると登山口はお寺の西側にあるはずである。細い道を進んで行くと小さなお寺の様なものがあるがハッキリしない。そのまま進んで右側に神社が出てくるかどうか確かめる。程なくして右側に春日神社と書かれた赤い鳥居がありその奥に祠も見えたので先程の所で間違い無さそうである。細い道でUターン出来ないのでもう少し先へ進んで何とか方向転換出来る場所を見つけて引き返す。先程の小さいお寺の前に川を埋め立てた駐車スペースがあったのでここに車を停める事にする。5台位は駐車できそうなスペースである。
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さて今日はあるかどうか判らない道を登るので不安が一杯である。当然登山口の表示など一切無い。ネットから入手した地形図をプリントしてきている。縮尺も全体と拡大と2種類用意しコンパスを片手に万全の体制で臨む。
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読図の技術は本による知識と実践だけで非常に心許ないが、逆に上手く登る事が出来れば自信にも繋がる。本によると上達のコツは常日頃から地図を見ながら歩いて地形の変化を読み取り地形図と照らし合わせる事。更に最も効果的なのは熟練者と同行し教えて貰いながら読図を習得する事だそうである。残念ながら山歩きはいつも単独である。1回目から単独の独学なので教えて貰える人はいない。常日頃から地形図を確認しながら山歩きをしているかと言うとこれもまた実践は出来ていない。一応登る山の地形図は殆ど揃えてはいるが、地形図片手に登らなければいけない様な難易度の高い山には行かないのでハッキリと判る場所での現在地確認程度にしか使っていない。読図の本は2冊購入し、大体解っているつもりであるがこの程度が一番危険なのかも知れない。「単独なので危険は冒さない。不安になったら即撤退」と決意を固めて地形図片手に歩き出す。来た道を少し戻り集落の中に山へ入って行く道がある。周りの地形を観察すると多分ここである。曲がり角に地域の掲示板があり、「熊出没に注意。入山するときは鈴などを携行する様に」と書かれている。
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最近一段と暖かくなり、今日も4月中旬から下旬の暖かさなので熊も起きているに違いない。不安の種がまた一つ増えてしまった。(注)「ここで言う入山者とは、きっと地元の林業の方が仕事で入山する場合を差すのであって登山者は想定していないと思われる。」さてこの掲示板の横にある橋を渡って山に入る。
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暫く行くと左側に沢が流れている。地形図を確かめると地形は合っているので間違い無さそうだ。
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道が分岐する。一方は真っ直ぐ進み沢を渡って左に進む。もう一方は右の尾根に入って行く。
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地形図では大きく東に(右)曲がり尾根に沿って道が付いている。真っ直ぐに進んで沢を渡って左に行く方がハッキリした道であるが、地形図通り右の尾根に入る。電柱があり尾根に沿って上に電線が伸びている。地形図で確認するとまだこの上に建築物が3軒程あるので間違い無さそうだ。しかし登って行くと道は行き止まりに。
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電線は左に伸びているので少し戻って左側に踏み跡を見つけて上がると民家があった。
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人の気配はなく少し不気味な感じである。この民家の左側を進む。民家は2軒続いてありその先は鹿避けネットが張ってある。鹿の糞も多く見られたので鹿が多いのだろう。
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鹿避けネットに沿って歩いていると、黄色い花が目に入る。「おっ福寿草だ!」群生とまでは行かないが思わぬ収穫である。
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不気味な感じのする道を進むと所々に目印があり、妙に安心する。
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先程別れた沢にぶち当たる。
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沢を渡った所に太い登山道が真っ直ぐに伸びている。
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地図上の登山道は沢の右側に付いていてどうも変だ。コンパスで方角を確認しもう一度地形図を良く確認すると、谷はもう一つあり水が流れているので東側の大きい谷だと勘違いしていたが、この沢は小さい谷筋で登山道は確かにこれを横切って進んでいる。間違いない!と確信し太い登山道を進む。地形図の谷の形で大体の谷の大きさが解る様にならなければ駄目だと本に書いてあったが本当に難しい。しかも水の流れを示す青い線は余程大きな沢で無いと示されていない。実際この場所も水の流れは地形図には一切示されていないのだ。でもこれを間違えて方角を確認しなければ大きく東にズレて違う尾根に入っていた所である。コンパスによる方角確認は重要である。ここからはハッキリした登山道であるが、登山道と言うよりも林業の作業道といった感じである。
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更に栄養ドリンクの空き瓶やジュースの空き缶などが無造作に捨てられていて気分が乗らない道である。ゴミの犯人は多分登山者ではなくここを仕事場にされている方=山主さんだと思われる。自分の山であるから文句を言われる筋合いではないのだろうが、山歩きをして楽しい道ではない。高度を上げていくと南側の山並みが見えてきた。山と高原の地図で全体を確認すると武士ヶ峰だと思われる。
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登り詰めると櫃ヶ岳と栃ヶ山の鞍部と言うか稜線上に出る筈であるが、確かに稜線上に出たのだがそこは林道であった。かなり幻滅である。この写真は振り返って見た所でこの右側から上がってきた。
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林道にはタイヤの轍もあり更に幻滅する。
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雰囲気的にはダイヤモンドトレールから南葛城山に歩く林道の感じである。そう言えば南葛城山も和泉山脈最高峰の割りにマイナーな山で、登って楽しい山ではなかったので良く似た感じである。しかし林道は歩く易いのでペースは上がる、これが林道で無く自然の中の道であれば稜線漫歩と言う感じであるが重ね重ね残念である。北側が開けて展望が広がり金剛山が見えてきた。
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振り返ると栃ヶ山が見える。
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林道はやがて舗装の林道と出合う。ここに初めて案内表示があった。
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案内に従うまでも無く左に曲がり鳥居を潜る。
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しかしまた林道が横切りその脇から右に入る。
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山頂手前には神社があり休憩小屋みたいのものもあった。
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12:09山頂に到着である。
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この山の最大の楽しみである大峰の山々の展望は残念ながら雲の中である(残念至極)。
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武士ヶ峰はハッキリと見えている。
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展望の中での食事を楽しみにしていたが、栃ヶ山まで先送りにして行動食として持参した厚焼きソフトクッキーを食べて来た道を引き返す。最近新発売されたグリコのパンキッシュであるが、これは行動食・非常食として最適であり最近常に持参しておりこれはお薦めである。いつも持参する行動食=非常食はこれである。今までソイジョイがお気に入りであったが、このパンキッシュの方がカロリーが高く、クルミやナッツが含まれているのでエネルギー変換が早く、手軽な栄養補給に持って来いである。万が一に備えて多めにザックに入れている。
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少々行儀悪いが食べながら口を動かして歩いていると何と前から女性ばかりの5名グループとすれ違い挨拶を交わす。マイナーな山で登山者に会うとは思っていなかったが、この5名もそれぞれ地図を片手に歩いている。ちらっと見ると新分県ガイドのコピーを持っておられたのでガイド通り長谷のバス停から来て川岸へ降りられるのだろうか?下山後に福寿草か梅林を見に行かれるのだろうか?と自分のことは棚に上げて物好きな方がおられるなぁと思った。しかし後にも先にも本日出会った唯一の登山者であった。林道をスピードを上げて歩いて12:38に今日登って来た分岐に到着。
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他にも分岐があって出て来た場所を間違えるといけないので分岐の所に木の根っ子を置いていたが他に分岐は無かった。林道は少し登ってから下りに変わり相変わらず面白味の無い道を歩く。
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分岐が出て来たが標識はない。右に赤テープが貼ってあったがその前に地形で小ピークを二つ右に見る形でトラバースしていたのでこの分岐を右に曲がるのは間違いないと思った。
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植林の間に赤松が多く点在する。栃ヶ山は松茸山で秋のシーズンは入山禁止であるとガイドにも書いてあったがなる程と思った。
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暫くすると左の尾根に印と私製の案内表示がありここを入る。
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いきなり荒れた感じの急斜面で息を弾ませて登る。
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登りきって少し歩くと南側の展望が開けた栃ヶ山に到着である。
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ここでシートを広げて弁当を食べる。ラーメンも持ってきたが今日は暑く作るのも邪魔臭いので弁当だけにした。後ろの木を見上げると点の集いと書いた私製プレートが掛かっていた。やはり三角点のピークハンターは居るものである。
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さてここからの展望も雲がかかって大峰の山々は姿を現さないがチラッとだけ姿が見えた。
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ここから冠雪した大峰の山々の景色は見事だと聞いていただけに非常に残念である。新分県ガイドの写真でも紹介されているので見たかった景色であるだけに口惜しい。さて長居は無用である。下山ルートは予定通り栃ヶ山のすぐ下から南に下り神社近くに出る道を下ることにする。駄目なら登って来た道に戻ろうと思いルートを探す。先程曲がった大きな分岐の手前に2本道が付いている。1本は小ピークに登っていくので違う。もう1本を進むが方角が全然違う。良く見るともう1本地図と同じ方角に伸びる道を見つけて下って行く。
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地形図を確認すると道は一旦南東に下り大きな谷が下から迫ってくる上を横切って太い尾根をトラバース気味に進んで先程の谷の東側に伸びる別の谷に降りてから谷を下る様になっている。そして少し下ると先程の大きな谷が右側から合流しずっと谷筋を下る感じである。ここまでは先読みをして下って行く、右側の植林の中に栃の木の大木が伸びている。
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山の名前から想像するに昔は栃の木の森だったのかも知れない、しかし植林の中で立派な存在感を放つ大木である。この栃の木の辺りが大きな谷の上頭部だと思われる。そこから道は少し方向を変えて尾根をトラバースする形で進む。道に間違いは無い様だ。しかし倒木が多く雰囲気は薄暗く不気味な感じである。
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下のほうから水音が聞こえてきて沢が近い事が判る。ますます確信を持って進んだ所プッツリと道が途絶えてしまった。
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下を覗くと急斜面で降りられそうにない。地図を良く確認すると東側(左)に回り込めばそんなに急では無い筈である。降りられそうな場所を探して辺りをうろつくと、何とか降りられそうな所と、人が歩いた跡を見つけて進んで行く。しかし斜面は脆い土質で滑りやすく危険である。慎重に足場を確認し、木に摑まりながら降りる。よくある遭難のパターンは沢に下りて身動きが取れなくなるケースである。降りるときは必死で降りるが、再度登り返し不可能になり遭難するパターンである。道に迷ったら尾根を上に登れと言うが、今の状態は決して道に迷っている訳ではないので少々無理をして降りたが本来は道が途絶えた時点で引き返すべきだろう。何とか沢に降り立ったが恐ろしい倒木で非常に苦労した。
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降りてきた尾根を振り返る。良く降りてきたものである。
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倒木を越えたり潜ったりしながら谷を下ると漸く登山道らしい道が出てきて一安心する。
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高度計で高度を確認しあと少しだと思っていると人家があり、予定通りの場所に降り立つ事が出来た。
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降りてきた所を振り返る。
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地図に載っている神社。
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舗装路を少し歩いて駐車地に無事帰還。
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正直ホッとしたが、今日は簡単な地形であるが少し読図に自信が付いた。さぁ後はお楽しみの福寿草鑑賞に行こう。車に乗り込み自生地に向かう。車で15分程で福寿草自生地に到着するが、今日は暖かいので平日でも結構人が訪れていて駐車スペースが見当たらない。かなり先まで進んで漸く駐車スペースを見つけて歩いて自生地に向かう。1週間前とは打って変わって福寿草はほぼ満開状態である。
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下見の時にはガスって何も見えなかったが、先程登った櫃ヶ岳が良く見えている。
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福寿草越しに撮影してみたが上手く撮れていない。
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梅林の梅も綻んでいたが、桃の花も開いてきた。桃の花の向こうに櫃ヶ岳が見える。
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福寿草を堪能した後、今日は梅干工場が直売でお店を出している。福寿草を楽しませて頂いたので僅かであるが買物をして帰る事にする。梅干250円とはっさく3コ100円と桃の花束200円を買い求める。工場の中から白衣の作業着を着た方が対応してくれたがとても感じの良い方々だった。(帰ってから食べたが梅干は昔懐かしい味で絶品。はっさくも形は悪いが味はとても美味しかった。)
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帰りのお楽しみの一つである温泉は、これも西吉野にお金を落として帰らなければと思い、西吉野公営の温泉きすみ館に寄って帰った。料金は600円で泉質も良く、昔ながらの温泉場の雰囲気がありとても良かった。ただ残念ながら最近の新しい温泉とは違い、露天風呂などは無く、主浴場一つのみと長居するには少し物足りない感じは否めない。
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今日は地図読みの楽しさと満開の福寿草を鑑賞できた事が収穫で、残念だったのは大峰の山々の遠望が利かなかった事と、山歩きそのものの楽しみ方が出来なかった事である。しかしこれに懲りずマイナーな山にもチャレンジしていきたいと思った次第であります。
by hawks-oh-muku | 2010-02-23 21:51 | 台高・大峯 | Trackback | Comments(4)

霧氷の三峰山

2/5(金) 三峰山 みつえ青少年旅行村第4駐車場10:02→登尾ルート登山口10:14→休憩所10:33→避難小屋11:16→三畝峠11:29→三峰山山頂11:43→八丁平11:48→三畝峠→避難小屋12:14(昼食休憩)→不動滝ルート→不動滝13:32→林道トイレ分岐13:44→みつえ青少年旅行村駐車場14:02
標高差745m

今月1日の月曜日から到来した寒波の影響で奈良県にも降雪をもたらし、2日の火曜日は三峰山に行く計画をしていたが道路事情を鑑みて延期して金剛山に登った。三峰山再チャレンジの機会を窺っていたが依然寒波は続いている。しかし雪の情報はなかったので道路の雪は無いだろうと前日に御杖村役場に電話で確認した所道路には雪は無いのでノーマルタイヤでも青少年旅行村まで大丈夫との事であった。但し朝晩の冷え込みで凍結の可能性はあるので念の為にタイヤチェーンは携行下さいと言う事である。これは絶好のチャンスと木曜日の夜に仕事を終えて神戸から家族の住む奈良の自宅に帰った。そして本日は朝8時前に香芝を出発し、櫻井方面に向かった。中和幹線から165号線に入り榛原から369号線に進む。途中凍結注意の表示を何度も見ながら前回高見山に行った時にたかすみの里へ抜けた分岐のある弁財天トンネルを通過。ここは3つのトンネルが連続するが2つ目の石楠花トンネルの手前で道路脇に雪が残っている。
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慎重に進むがこの先も道路脇には雪はあるものの道路は凍結箇所も無く、みつえ青少年旅行村の分岐まで何の問題も無くやって来た。分岐を右折し下りきった所で更に右折し細い道を進む。各箇所には親切な案内板があるので迷う心配は無い。目指す三峰山が見えてきた。
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山頂部は白くなっているので霧氷の期待は高まる。途中にも手作りの看板が何箇所もあり道が間違っていない事が確認できて初めてでも安心である。やがて旅行村入口に到着。「ようこそ三峰山霧氷まつりへ」の横断幕が掛かり御杖村の歓迎感が伝わってくる。
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この横断幕からすぐの所が登山口であり、駐車スペースもあったが通り過ぎてトイレのある第3駐車場に車を入れる。しかしここはオートキャンプ場で手前に数台の車が駐車してあったがあとはオートキャンプスペースでバリケードがしてあり駐車スペースがないので一旦出てそのすぐ上の第4駐車場に車を停める。
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駐車場では神戸ナンバーと和歌山ナンバーの4名グループの方が準備中で、先にスタートされた。私も早速準備を整えて10:02に出発する。登山口までは一旦戻る形になり霧氷まつりの幟が立っている橋を渡っていく、遠くに目指す三峰山も見えている。登山口には登山道の概略図も掲示されていた。
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舗装路を登っていくと登山口から5分程で登尾ルートの分岐に出る。直進は不動滝ルートである。
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植林の中、木製の階段を登っていくこの辺りに雪は無いが大きな霜柱が立っている。
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20分程で開けた場所に出た。ここに休憩所とトイレがありその上に新しい山小屋の様な物が見える。
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先程分岐した舗装林道をそのまま不動滝の方へ進むとここまで車で上がれる様で2台の車が停まっていた。しかしこの辺りは雪が積もっているので普通車では難しそうである。
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階段を上がった所に真新しい山小屋が出来ているが、まだ入れる雰囲気ではない。帰ってきて御杖村のHPで見てみると2/7にオープンらしい。看板には「みつえ森林組合の家三畝山林展望台」となっている。
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ここから再び植林の中を進んで行く。登山道には雪が多くなってきたがアイゼンは必要ない。暫く進むと先行された神戸ナンバーの4人グループに追いつく。
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後ろの方が気付いて道を譲ってくれたので先行させて頂く。雪は深くなって来たが霧氷は全く無い状態である。
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左側の展望が開けて倶留尊山が見える。
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深くなってきた雪道を上がっていくと今度は10数名のグループに追いついた。
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このグループは良く統率の取れたパーティーで最後尾・中間・先頭にリーダー格の方が居られて、私に気付くと最後尾の方が「1名追い越します、左に寄って」と声を掛けると先頭まですぐに伝わり道を譲って頂いた。グループを追い抜いた所で山頂まで1600mの標識のある稜線に出た。風はあるが霧氷は着いていない。
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山小屋のある分岐には11:16に到着するが時間も早いので素通りする。
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山小屋を過ぎて三畝峠が近くなってきて漸く霧氷が着き出した。
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三畝峠には11:29に到着。
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この辺りの霧氷はまだ小さく少々がっかりである。
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しかし八丁平分岐を過ぎた頃から霧氷は大きく育ち、いわゆる霧氷のトンネルとなる。
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あとは青空が欲しいと欲張ると、雲が切れて青空が現れた。この瞬間を逃がしてはならないと急いで写真撮影。
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室生火山群の展望場所では倶留尊山・尼ヶ岳・大洞山等が見渡せる。
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山頂まで後少しであるが霧氷が美しい。
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11:43山頂に到着。数名の登山者が居られたが私はすぐに八丁平に向かう。
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八丁平に出るが黒い雲が低く立ち込め青空は瞬間しか覗かない。
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雪は綺麗であったが、霧氷は着いていない。山頂南斜面にも霧氷は全く無く、ゆりわれ側から来られた登山者は、山頂には霧氷はありましたか?尋ねられた。山頂から北側の斜面には綺麗な霧氷が着いていますとお答えしたが、逆にゆりわれ側からの南側斜面には霧氷が無いと言う事である。先まで進んで見ようと思ったが霧氷は無さそうなので途中で引返した。
三畝峠の方へ進むと、高見山の見えるポイントがあった。関西のマッターホルンの名に恥じない美しい山容である。
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三畝峠からは、食事を摂る為に避難小屋に下る。途中で朝先行させて頂いたグループとすれ違う、時間的に小屋で先に食事休憩された様である。霧氷の心配をされていたので山頂部分は綺麗でしたよと教えると、皆で喜んで進んで行かれた。避難小屋には12:14に到着である。
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食事の準備をしてうどんを食べる。ここは立派な小屋で先着者の焚き火もあり至福のひと時であった。
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ゆっくりした後、一旦三畝峠まで登り返して新道峠へ向かい新道ルートも考えたが、霧氷の着きが悪そうなのでまだ歩き足りないがこのまま不動滝ルートで下山する事にした。このルートは植林の中を歩く、金剛山のタカハタ谷の様な雰囲気である。
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下のほうから滝の音が聞こえてきて暫く下ると不動滝である。
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滝そのものが御神体の様で、注連縄が張られている。水量は多く端の方にだけ氷柱が見られた。
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水は深い所でも底までハッキリ見える透明度で綺麗な水流である。
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鳥居をくぐって進むと舗装林道に出た。綺麗なトイレがあるが冬季は凍結の為使用禁止になっている。そう考えると金剛山のトイレは本当に有り難い。金剛山は登山者の多さが違うので必要不可欠なのだろうが感謝して使用しなければならない。募金と言う形で募金箱が設置されているが維持管理を考えると完全有料にしても良い位だと思う。日本百名山である九州のくじゅうでは長者原・牧ノ戸登山口の公共トイレも全て冬季使用不可であり久住別れの避難小屋横のバイオトイレも当然使用不可である。(登山口の標高が1000m以上あるから冬場は氷点下が当たり前)生駒・金剛・紀泉国定公園はかなり恵まれた環境である事は間違いない。(大和葛城山や岩湧山にも冬季でも使用可能なトイレがあり)
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さて林道に出て来たが林道の日陰には積雪があり、スリップに気をつけて歩かねばならない。そう言えば今日はアイゼンを一度も着けず仕舞いだった。途中何度か着けようかと思ったが危険な所がなく、グリップするのでWストックでカバーしながら歩いたら下りでも必要は無かった。
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朝曲がった登尾分岐を13:55通過。
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駐車場には14:02に帰って来た。休憩を含めて丁度4時間なので少し歩き足りなかったが霧氷も見られたので先ずは満足。後は温泉に浸かって帰る事にしよう。車で旅行村の奥まで入ってみたが、土日以外は営業をしていない様である。子供が遊べる遊具や山の傾斜を活かした長い滑り台等もありファミリーでも楽しめそうなところである。
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今日は御杖村営の温泉姫石(ひめし)の湯に行く。ここは道の駅の中にあり料金は600円。露天風呂もあり綺麗な温泉だった、火曜日が定休日との事である。温泉には登山帰りの方が多く、皆考える事は同じだなぁと思った。温泉で1時間位ゆっくりして出て見ると下駄箱の所で、今日すれ違ったグループの方々と鉢合わせ。「ここまで同じコースですね、考える事は一緒ですなぁ」とお話しする。グループの方々はマイクロバスで来られたみたいでバスには「日本山岳会三重県支部」となっていた。道理で統率の取れたグループの筈であると改めて感心した。温泉の帰りに国道から三峰山が綺麗に見えたので車を停めて撮影する。
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帰りはゆっくりと安全運転で自宅に戻った。
by hawks-oh-muku | 2010-02-05 22:07 | 台高・大峯 | Trackback | Comments(2)