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八甲田山樹氷のスノーハイク

2017年3月13日
昨年、春のスノーハイクをしようと思ってスノーシューを買っていたのだが、仕事が忙しくそれどころではなくなり、結局スノーシューを履くことなくそのままお蔵入りになっていた。今年こそはと機会を窺っていたが、中々天候と休みが合わずようやくこの日に行く事が出来た。今年の青森は雪が少なく、本当に楽な冬だったが、3月に入って先週に大雪があり、なんとこの冬一番の積雪となった。
八甲田山のスノーモンスター樹氷群を絶好の天気の中歩きたいと天気予報と睨めっこしこの日しかないというのが今日であった。
朝5時半に起きて窓から外を見ると天気予報通りの絶好のお天気で真っ白な岩木山が神々しいほどの美しさを見せている。
ロープウェイの始発は9時からということで、準備を整えて7時に家を出る。
青森市内から八甲田十和田ゴールドラインに入り、両脇に雪の壁が残る中車を走らせて予定通り8時40分頃にロープウェイ乗り場にやってきた。
スキー客が一杯の中ロープウェイに乗り込んで一気に山上駅へ。スノーシューを履いて赤倉岳方面へ向かう。
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by hawks-oh-muku | 2017-03-13 17:34 | みちのくの山 | Trackback | Comments(0)

感動した黄葉の白神岳

2016年10月19日(水)白神岳
登山口8:20→旧登山口8:30→二股分岐9:03→最後の水場9:52→マテ山分岐10:49→大峰山分岐12:42→白神岳避難小屋12:57→山頂12:59→昼食休憩→大峰山分岐13:37→二股分岐15:49→旧登山口16:14→登山口16:21
累積標高差+ー1050m

昨年から行きたかった白神山地の主峰白神岳にようやく行く事が出来た。
白神岳は標高1235mで決して高い山ではないが、登山口も海から少し登った標高185mから登るので、
標高差1000mを超え、距離も結構長いのでコースタイム登り4時間下り3時間と割とタフな山である。
登る時期は新緑か黄葉の季節が良いと思って行く機会を狙っていたが、新緑の時期はなかなか時間が取れずに何とか黄葉の時期に行く事が出来た。
最近は山歩きの回数が激減しており、体力的に全く自信がなくなって標高差1000m超えのロングコースは特に勇気がいる。
先月末にそれ程標高差のない八甲田大岳に登った時も結構キツク感じたので余計である。
出来るだけ早い時間から登りたかったが、家を出るのが6時半が精いっぱいで登山口の広い駐車場についたのは8時20分になってしまった。
駐車場は結構広く、混雑時でも十分な広さだと思う。また綺麗なトイレや休憩所も完備されている。
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車を駐車し、慌てて準備を整えて音色の違う熊鈴を2個セットして登山開始である。ここからは少し林道を歩いて旧登山口まで向かう。
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登山届を出す小屋のある旧登山口まで約10分。ここで登山届を記入し投函する。
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ここでは、所定の登山届に詳細を記入し鍵付きのポストに投函し、下山時は名前と下山時間だけを記入する別の台帳があり、個人情報には気を配られていると思った。ここからが本当の登山道で、最初は鬱蒼とした雰囲気の樹林帯でなだらかな傾斜の中を歩いていく。30分ほど歩いて二股分岐までやってきた。
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山と高原の地図2014年版では二股コースの記載が残っているが、崩落のため通行止めになっているので要注意である。
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ここから次のポイントは最後の水場ということになる。まだ緩傾斜の中をゆっくりと登っていく。徐々に周りの木々が色づき美しくなってきて少し開けたところで振り返ると日本海が見えた。
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写真を撮りながらゆっくりと登って50分弱で最後の水場に到着した。標準タイムは40分なので、ゆっくりペースである。
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ここからの本格的急登がはじまるのでここで羊羹をかじって小休憩。さて次なる目標地点となるマテ山に向けて歩き出す。そしてここからの黄葉が見事であった。今までに紅葉のきれいな山には何度も行ったことがあるが、ここまで見事な黄葉は初めてである。周りを見渡しても本当に黄色いグラデーションに包まれている感じである。さすが世界自然遺産のブナやコナラ・ミズナラ・サワグルミなど広葉樹が一斉に色づいているのである。まさに山粧うである。
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もう何度も立ち止まって写真を撮るが、後で見ると同じような景色ばかりなのである。実際にその場にいると感動するような景色が次々と出てくるので感動のままシャッターを押すのであるが・・・・。そしてようやくマテ山まで登ってきた。三角点の場所は見通しが全くないとの情報だったので立ち寄らずに先に進むことにした。
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ここから稜線までコースタイムが2時間で最も急登になるところである。ゆっくりと歩を進めて体力を温存する。やがて977mの標高点が登山道に出てきて、マテ山分岐から稜線までの半分まで来たことがわかる。
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ここを過ぎてからも見事な黄葉が続く至福の森の中をあえぎながら登っていくと、左側が開けてきて十二湖まで続く大峰岳が見えてきた。
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徐々に見通しが利くようにになってきたが、相変わらず黄葉がきれいな登山道である。
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そして黄葉の森を抜けてジグザグの急登になり、振り返ると紅葉と日本海が広がる見事な景色である。今日は本当に良い天気である。
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更に急登は続き、今度は右側も見渡せるようになり秋田方面が見える。肉眼では海岸線までうっすら見えていて男鹿半島であることが確認できたが、画像では男鹿半島の山が雲の上に浮かんでいるように見える。
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マテ山が見下ろせるようになってきた。あの森の中を歩いてきたのだから黄葉が見事だったのも納得である。
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ここから最後の急登をゆっくり登っていくと右側も展望が開けて白神岳の姿がようやく現れた。ちょこっと小屋が見えている。
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そしてひと登りで大峰分岐の縦走路稜線に出る。ここを右に行けば白神岳山頂まであと少しで左へ行けば大峰岳・崩山を経由して十二湖まで続くロングコースの縦走路である。
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そしてここからは世界自然遺産白神山地の大展望となり、目の前に綺麗に紅葉した向白神岳とその奥に岩木山が見える。
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目を白神岳の方に向けると笹原の奥に小屋が見えてきた。でもこの小屋は実はトイレであり、宿泊も可能な避難小屋はその奥にあってまだ見えていない。
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このトイレ、実に立派なトイレである。山頂で一緒になった秋田出身で北海道から来られた年配の方にお話を聞いたところ、
以前来たときはガスが濃くて全く視界がない状況で、このトイレが小屋だと思って中に入り臭いと思いながら食事をしたそうだ。
その時は山頂が何処かもわからない位のガスガスで山頂には行けなかったので今日はリベンジだそうで、今日の天気は最高だと何度もおっしゃっていた。
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こちらが避難小屋。大きさはトイレの2/3程度でトイレの方が立派な建物である。
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中を覗くと、狭いながら中はきれいに整理され、銀マットなどが常備されており結構な人数は泊まれそうだ。
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ここにザックをデポして山頂へ向かう。ここからはすぐの距離であり、やっとこさ三角点に到着である。
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ここからは360度の絶景で、世界自然遺産の白神山地が一望できるのは言うに及ばず、岩木山・八甲田、遠くは岩手山や秋田方面の有名な山々、そして日本海の絶景と素晴らしいの一言である。
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山頂も結構広く、ここで昼食でも良かったと後悔したがザックは避難小屋に置いてきたので、景色を愉しんでから小屋に戻って外のベンチでおにぎりを2個頬ぼってすぐに下山にかかる。
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さあ日本海に向かって黄葉の森に入って行こう!
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登りの時には必要としなかったロープであるが、急な下りではロープが助かり掴まりながら下っていく。
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そして登りからずっと不思議だったのが、黄色のグラデーションで赤い色目立たなった事であるが、なんとナナカマドまでが黄色く色づいているのである。
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今日も結構時間が掛かってしまい、昼食休憩も短時間で済ませて時間を気にしながらの下りであったが、旧登山口に16時14分に降りてきて下山した時間と名前だけを下山簿に記入した。
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ここで下山時に山頂付近ですれ違ったアメリカから来たという男性が追い付いてこられた。日本語が少し話せるので何とか会話が成り立ったが、
一人で旅行をしているとの事である。話を聞いていると、十二湖駅まで戻るのにどれくらいかかるか?と言っている。なんでも十二湖駅の前にある旅館に泊まっているとの事である。
ローカル線として人気の高い五能線があるのだが、本数は驚くほど少ないので帰り道なので送っていく事にした。
ここでいつものペースが狂ったので、うっかり山旅ロガーの終了を押すのを忘れてしまい、気が付いたのは男性を十二湖駅で下した時で、慌てて終了ボタンを押したが、GPS軌跡は大きく狂ってしまった。
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by hawks-oh-muku | 2016-10-20 23:45 | みちのくの山 | Trackback | Comments(2)

紅葉の八甲田山歩き

2016年9月26日(月)八甲田大岳
8:36酸ヶ湯駐車場→9:44地獄湯の沢→10:14仙人岱→10:16仙人岱ヒュッテ→11:19鏡沼→11:33八甲田大岳→12:00八甲田大岳避難小屋(昼食休憩)→12:58上毛無岱→13:20下毛無岱→14:14酸ヶ湯駐車場
累積標高差+665m-675m(時計による計測)

私の一番好きな季節になり、休みの日も計算に入れながら何とか山歩きの再開時期を検討していた。
前回の北海道駒ヶ岳は立ち入り制限もあり山頂には登っていないし、その前に妻と一緒に岩木山にも登ったが
スカイラインで8合目まで車で行った上に更にリフトまで使ったのでブログにもアップしていない。
ではその前にいつ登ったかと言えば、約1年前の八甲田山の紅葉登山で本当に久し振りの山歩きとなった。
今年も昨年同様に10月初めにと考えていたが、丁度いい時期に休みが取り辛い状況で、少し早いかも知れないが、9/26に行く事にした。
自宅を6時半前に出発し、黒石経由で城ヶ倉大橋を渡っていくルートで酸ヶ湯を目指したが、通勤時間帯で車が多い上に少し道を間違って少し遠回りし思った以上に時間がかかってしまった。
酸ヶ湯温泉の上にある無料の大駐車場に車を駐車し準備を整える。今日は仙人岱を経由するルートで登って大岳に登り、
毛無岱の紅葉を愉しんで酸ヶ湯に戻ってくる一番オーソドックスな周回ルートの予定である。
昨年5月に初めて登った時のルートであるが、その時はまだ残雪期であり紅葉の時期の景色が楽しみである。初めての時に間違えた登山口の鳥居であるが、2回目なので間違えることはない。
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登山口のナナカマドも少し色づいている。
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少し登ると白樺林の少し開けた場所に出る。白樺のかなり高い位置にルート案内版が付けられているが、これは積雪時の山岳スキー用のものである。
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久し振りの山歩きで、ゆっくりと登って約50分で景色が開けてきて地獄湯の沢に近づいてきたようだ。紅葉は思った以上に進んでいてもう十分見ごろである。
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地獄湯の沢の橋を渡る途中で、上を見上げると美しい紅葉が広がっている。
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硫黄臭が漂う地獄湯の沢の左岸を登って、今度はまた木橋を渡り返す。こちらの紅葉も見ごろである。
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振り返って、南八甲田方面を見渡す。早いかもと思っていたこの時期であるが、きれいな紅葉が見られて嬉しい気分である。
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ここから仙人岱まではもう少しだったはずであるが、左側には大岳も見えてきた。
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仙人岱には10:16に到着。数名の方が休憩しているのが見える。目の前の山は小岳である。
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前回には立ち寄らなかった仙人岱ヒュッテに寄り道をする。
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トイレを借りて、中を覗いただけで休憩はせず元の道に戻る。ここの近くのアオモリトドマツにもスキー用の案内板が見える。
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ヒュッテから戻ってこれから目指す八甲田大岳を望む。
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誰かのブログで見たが、最近八甲田清水が枯れており水場としては使えないとの事だったが、やはり貯め水はあるのだが湧いておらず、給水口から水は出ていなかった。仙人岱ヒュッテ泊まりを計画されている方は注意が必要だ。
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ここでも座っての休憩はせずに、そのまま進む。木道が途切れるといよいよ大岳への登りとなり高度を上げていく。振り返ると南八甲田と硫黄岳がきれいである。
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ジグザグにつけられた急登に息を弾ませて、山頂直下にある鏡池に到着する。
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少し登ると右側に火口があり、のぞき込む。
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そして左側に祠があるので参拝ひ立ち寄ると脇にイワギキョウが何輪か咲いていた。
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そして11:33八甲田大岳に登頂。風が強く、気温も下がって来たのでフード付きのウィンドブレーカーを着込んで写真を取りながら小休憩する。
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山頂から見下ろす上毛無岱も赤色が少ないようだが、草紅葉は黄色く色づいていて楽しみである。
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風が強いので昼食は、大岳避難小屋近くで摂ることにしてそそくさと下山する。きれいな井戸岳を眺めながらの下山である。
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大岳避難小屋に到着する。今日は天気も良く、鞍部は風もないので外のベンチでお湯を沸かしてカップ麺を食べる。
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実は、途中のコンビニで買ったおにぎりがあったのだが、車に置き忘れてしまい、カップ麺だけの簡素な昼食になってしまったので早々に食事を終えて大本命の毛無岱に向かうと途中で上毛無岱を見下ろすポイントがある。
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ここからは樹林帯に突入し毛無岱は見えなくなるが、紅葉の景色を振り返りながら少し歩きにくい道を下る。
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草紅葉の中を木道が続く上毛無岱に到着。
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草紅葉を愉しみながら最大の展望ポイントである下毛無岱を見下ろす長い階段にやってきた。昨年より10日ほど早い時期で、やはり赤色が少なく残念であるが、この時期としては十分感動できる景色である。
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長い階段を下りて振り返る。やはり赤色が少し足りない感じである。
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下毛無岱の景色を眺めながら下山する。久し振りの山歩きで足が痛くなってきたのでゆっくりと下っていく。

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今日は花が少なく、イワギキョウしか撮影していなかったが、チングルマを見つける。
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下毛無岱が終わってからの樹林帯は、消化試合みたいな感じで非常に長く感じて、酸ヶ湯温泉が見えてきたときはホッとした。酸ヶ湯周辺の紅葉はまだ先のようだ。
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今回のルート(もっともオーソドックなルート)
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by hawks-oh-muku | 2016-09-28 08:37 | みちのくの山 | Trackback | Comments(0)

奥入瀬渓谷

2016年6月22日(水)
奥入瀬渓谷歩き
本当に久しぶりの更新であるが、今日は念願の奥入瀬渓谷を歩いてきた。
雪解け前の春先から山歩きを再開しようとスノーシューも購入し春の雪山を楽しみにしていた。
ところが4月に控える大きな仕事があり思うに任せず悶々として日々を過ごすうちに季節はどんどん進み
どこにも行けずに気がつくと6月も終わりに近づき行きたかった場所も遠くなってしまった。
ようやく休みが取れるようにはなったが、山歩きをサボってきた身には体力の自信は欠片ほども残ってはいない。
少しづつ足慣らしをしなければ、昔取った杵柄が通用しないことは十分すぎるほど認識している。
せっかく青森にきて絶対に行ってみたい場所でまだ行ったことがない、軽い山歩きができる場所はと言うとここしかなかった。
渓流沿いに国道が走り、何度も車道と並走するが、歩いてみないとこの素晴らしさは解らない。
結局往復で7km弱の歩きになったが、奥入瀬渓谷に癒しをもらった貴重な時間となった。
※行きは八甲田十和田ゴールドラインを通ったのだが、酸ヶ湯を抜けたあたりから、雨と全く視界が聞かない濃霧となり
外気温は13度で窓は曇るし引き返そうかと思ったが、奥入瀬に着く頃には、雨も上がって何とか歩くことができた。
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by hawks-oh-muku | 2016-06-22 19:15 | みちのくの山 | Trackback | Comments(0)

八甲田山の紅葉

2015年10月5日(月)北八甲田(井戸岳・赤倉岳)

酸ケ湯8:55→下毛無岱9:41→上毛無岱10:17→避難小屋11:11(休憩)→井戸岳11:42→赤倉岳11:52→田茂萢・毛無岱分岐12:28→毛無岱分岐13:06→上毛無岱13:11(休憩)→下毛無岱13:46→酸ケ湯13:33
累積標高差+705m-710m

今日はやっと紅葉の八甲田に行く事が出来た。7月の中旬から仕事が忙しくなり中々休みもとれずに、岩手山からずっと山歩きから遠ざかり、8月末に函館山ハイキングに出かけるのがやっとこさの状態で、9月には行きたかった山が山ほど有ったにもかかわらず一度も山に行けなかった。ようやく出掛ける事が出来たこの日も天気予報は微妙な感じで絶好の紅葉日和ではなかったが、この日を逃すと紅葉も終わってしまいそうなので天気が好転する事を期待しつつの山歩きとなった。
朝は早めに出掛ける予定であったが、久々の山行で準備に手間取ったり、おにぎりを作ったりと出遅れて、何とか7時前に自宅を出発、青森市内までは約50分弱であるが、丁度通勤時間帯に当たったか車が多く少し時間がかかった。最近の青森は最低気温が10度を割り込む日が出てきて、平地の木も紅葉が始まって来ているので街路樹のナナカマドが綺麗である。 八甲田十和田ゴールドラインという道路に入っても観光客を乗せたバスや車が多く酸ケ湯の登山口まで丁度2時間も掛かってしまった。今は酸ケ湯の辺りの紅葉が見ごろを迎えている。
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久々の山歩きなので準備運動を入念に行って出発である。今日は毛無岱の紅葉が一番の目的なので、前回とは逆のルートで酸ケ湯温泉の横から登る。今は酸ケ湯温泉で工事が行われていて、カラーコーンで登山者用の歩道が出来ていた。
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約40分程登って下毛無岱に入るが、ガスが出ていて今にも雨が降りそうな天候でテンションが一気に下がる。
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それでも高層湿原帯の草紅葉が綺麗で気を取り直して木道を進む。
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上毛無岱への登りを前に雨が降って来たが、まだ小雨なので上毛無岱までそのまま歩く事にしたが、周りの方はレインウェアを着込んでいる方が増えてきた。
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上毛無岱への長い階段を登る辺りで雨脚が強くなってきたが、登り切った先の上毛無岱の休憩ポイントまで急ぐ事にした。
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上毛無岱はすっぽりとガスに包まれて雨風が強くなってきた。
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そして漸く休憩ポイントに到着し、ここでレインウェアを着込みザックカバーを掛けて小休憩。
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登山口から約2時間で大岳と井戸岳の鞍部に近付き風景は一変するが、周りの様子はガスに覆われて全く見えない。
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11時11分に避難小屋に到着。
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ここで休憩する事にしたが、この天候で中は満員状態で席が空くのを少し待ってからベンチに腰掛ける。平日の悪天候にも関わらず、続々と登山者がやってくるのでゆっくりも出来ず、結局おにぎりを1個だけ食べて席を譲る。それにしても周りから聞こえてくる会話では、群馬から来たとか広島から来たなど、紅葉の季節の百名山の人気は凄い。しかし折角の遠征登山でこの天候は本当に残念であろう。再びザックを背負って井戸岳への登りに向かう。殆どの方の目的は百名山の目的を達すべく最高峰の大岳であり、井戸岳に向かうのは私一人でここからは静かな山歩きである。
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振り返ると先ほど休憩した避難小屋すら見えないガスである。
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火口縁を歩くが火口すら見えずに怖い感じである。
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避難小屋から20分程で井戸岳1550mに到着。
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ここは通過するだけで赤倉岳へ向かう。一旦下ってから登りになる。
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赤倉岳の所でクラブツーリズムの団体とすれ違う。多分ロープウェイで登って田茂萢岳を経て登って来たのだろう。
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ここで山頂表示を撮影していたら、一人の方にカメラを渡され撮影を頼まれたので撮影したら、次々と私も私もとお願いされ5名ほど撮影をして先へ進ませてもらう。その先に祠が有ったので来月出産予定の娘の安産を願って参拝する。山の神様が安産にご利益があるかは不明だが・・・
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ここから火口縁を少し歩くと分岐になる。周りの景色が全く見えないので、読み辛い分岐表示であるが非常に助かる。なければ真っすぐ進んでいたかもしれない。
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ガスの中を下って行く。結構な下りである。
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そして毛無岱への分岐となり、毛無岱の方へ曲がる。(この写真は分岐を分かりやすく撮影する為、降りてきた方角とは逆の位置からの写真である。写真の奥が降りてきた赤倉岳方面である)
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ここから毛無岱へは緩やかな下りであるが、この登山道の泥濘は酷く、登山靴は泥んこになる。ロープウェイから毛無岱へ行かれる方は、軽装の方もおられるが、靴だけは長靴が必要な位の泥濘なので注意が必要である。
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この先ガスが晴れてきて天候も回復。確かに天気予報では午後の方が良かったので天気予報が当たった様だ。津軽平野に優雅に裾野を広げて屹立する岩木山も姿を現した。
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田茂萢岳も姿を現してくれた。紅葉とアオモリトドマツのコントラストが綺麗である。
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このアオモリトドマツが冬になるとモンスターと呼ばれる樹氷になるのである。分岐から約30分で朝登って来た毛無岱への登山道と合流する。
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ガスのとれた草紅葉の上毛無岱の木道を足取りも軽く進んでいく。
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そして今日一番楽しみにしていた景色がこれである。
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ガスが晴れて良かった!この下毛無岱を見下ろす紅葉が見たかったのである。
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前回来た時は水芭蕉が咲いていた池塘の草紅葉も綺麗である。
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振り返っても綺麗な紅葉でガスが晴れて本当に良かった!
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今日はこれでもう大満足である。あとは下山するのみ、但し雨にぬれて滑りやすい木道は要注意で、前を歩いておられた初老の男性が滑って尻もちをついていたので慎重に下って行く。酸ケ湯温泉が見える場所まで下って来てあともう少しであるが、この辺りの紅葉が一番の見頃かもしれない。
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14:33下山完了。酸ケ湯の駐車場も一杯である。
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酸ケ湯温泉は多分相当な混雑だろうと今日は帰りに幾らでもある温泉で汗を流す事にして、もう一つの楽しみにしていた日本一の長さの上路式アーチ橋「城ヶ倉大橋」の紅葉を見に行く。ここの紅葉はもうあと少しが見頃だろう。ちょっと残念な感じであった。
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帰りはこの橋を渡って黒石経由で自宅に戻った。
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by hawks-oh-muku | 2015-10-09 09:26 | みちのくの山 | Trackback | Comments(0)

コマクサ天国の岩手山

2015年7月10日岩手山
焼走り登山口8:05→第2噴出口9:54→第1噴出口10:10→コマクサ群生地10:25→ツルハシ別れ11:26(昼食休憩)→平笠不動避難小屋12:47→岩手山頂13:51→平笠不動避難小屋14:28(2回目昼食休憩)→ツルハシ別れ15:23→第1噴出口15:52→第2噴出口16:02(休憩)→焼け走登山口17:14
累積標高差+-1468m

今日は、青森県に来て初めて県外の山に登って来た。岩手県はお隣の県で、盛岡には月に2度ほど会議で出張しているが新幹線で新青森から1時間程の距離である。しかし自宅から新青森までは車で約50分なので新幹線利用でも2時間弱の距離なのだが、調べてみると車でも高速利用で登山口まで2時間強だったので今回行くことにしたのだ。
よくよく考えてみると千葉に住んでいる時にはこれぐらいの距離を走らなければ山には行けなかったし、車中泊で2県3県を跨って出かけていたものである。しかもどこに行くにしても首都高を経由するのでもれなく渋滞に巻き込まれ一番の悩みの種でもあった。
こちらではこの時期の渋滞は殆どないので首都圏と比べるずっと楽な筈である。
さて前置きが長くなったが、岩手山は盛岡から何度か眺めていて、いつかは登りたいと思っていたがこの時期はコマクサの群生がハンパないとの情報で行く事にしたのだ。
しかし岩手山はいくつかの登山口があるが、いずれも登りで4時間以上標高差は1400m以上と結構体力を要する山なのである。しかも今回の狙いであるコマクサの群生地が見られるのは距離の長い焼走り登山口からのルートであり、山と高原の地図の標準所要時間は登り5時間10分、下り3時間40分である。歩行時間だけで8時間50分、標高差1468mのハードなロングルートである。
従って前夜から車中泊で行くか早朝出発にするかで悩んだが、結局早朝出発にする事にした。4時起床で5時出発の計画にしたのだが、早朝3時半に突然岩手県沿岸北部を震源とした震度5強の地震が発生した。青森県も南部は震度4で私の住んでいる津軽でも震度3であった。今から行こうとしている盛岡は震度5強であり、どうしようかと情報を収集する。地震状況の会社への報告もあり出発予定時間が1時間近く遅れてしまった。それでも道路は順調で予定通り約2時間で登山口に到着し準備を整えて出発する。登山口には大きな無料駐車場が有りトイレもあるので車中泊も十分可能である。登山口駐車場から見上げる岩手山はまるで富士山の様で秀麗である。しかしここが登山口?と思ってしまう位はるか遠くに屹立しているのには少し怯んでしまった。
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特別天然記念物の焼走り溶岩流の散策コースの横に登山口はある。
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立派な登山ボックスがあり、登山届カードに記入し投函し溶岩流に沿ってつけられた登山道に入って行く。最初は殆ど傾斜のない中を延々と歩く事になる。
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10分少し歩いた所に指導標があり、ここの左側に溶岩流に入っていける場所が有り寄り道する。
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岩手山が見える場所まで進んで見るが、まだまだ遥か先に聳えている。
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1時間弱歩いて登山口から2.2kmの指導標がありここから傾斜が徐々にきつくなってくる。
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1時間20分程登って標高は1020m。登山口が570mなので距離は稼いだが標高はまだまだである。
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ここから登りは更にきつくなって来て少しすると左側に踏み跡が有る。ここまで全く景色の見えない樹林帯を歩いて来たので中々モチベーションが上がらなかったが、多分景色の開ける場所であろうと鼻が利いて踏み跡を辿る。
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そうすると何とハクサンシャクナゲが咲き残っていた。
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そして足元にミヤマハンショウヅルも
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やがて溶岩流が剥き出しの場所にでる。慎重に足元を確かめながら前に進む。
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火山独特のズリズリ滑る砂礫のザレ場を慎重に登って平らな場所にでる。思った通り景色の良い場所である。山頂はと言うとまだまだ遠い
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下側の景色も抜群である。
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そしてイワブクロも咲いていた。
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ヘリコプターの音がするので見てみると何かを下に吊り下げている。ズームで撮影してみる。何か不明。
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登山道に戻って先に進むとギンリョウソウを発見。
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そして程なく第2噴出口跡に到着。先ほどの場所はここから流れ出た溶岩流だったようだ。
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ここで小休憩。下を見ると焼走り溶岩流の黒い部分の左に登山口駐車場が見える。
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山頂も見えて、もう少しで樹林帯を抜けるかと思うとモチベーションも上がってくる。
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登山道に戻って登って行くが、火山独特の砂礫のザレ場になり滑らないように小幅で足を進める。
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そして第1噴出口跡に出る。ここで突然大きな爆発音が聞こえてビックリする。麓にある自衛隊演習場の訓練が始まったようだ。
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まだまだ遠い山頂を見上げる。山頂の右側に月が見えている。
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ここからの登山道は左側に山頂を見ながら登るので気分的には楽である。カラマツソウが沢山咲いている。
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ベニバナイチヤクソウも
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ハクサンチドリ
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そしてここからコマクサロードが始まる。右の斜面も左の斜面もコマクサの大群落である。
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写真では分かり難いがここまで間近に群生しているとは素晴らしいの一言である。
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そしてミヤマリンドウも咲いていた。
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ミヤマハンショウヅルも多く咲いているが、もう綿毛になっている花も多い。
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コマクサロードが終わると再び樹林帯に突入する。直登するのではなくトラバース気味にグルっと山腹を巻くように登って行くのである。
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ここからはブナ・ミズナラなどの自然林の中を歩いて行く。そして漸く上坊登山口からのルートとの合流点であるツルハシ別れに到着。登山口から3時間20分を要した。
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次の目標地点である平笠不動避難小屋まで1時間掛かるので、ここで大休憩を摂る事にした。と言うのも朝が早かったのでお腹も空いてパワーダウン気味だった。シャリバテになる前に今朝家で握って来た特大のおにぎり1個を頬張る。ここで少しゆっくりしたので体力も回復し先へ進む。気持ちの良い自然林の中を登って行く。
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ズダヤクシュが沢山目につきだした。
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山頂まで1.4kmの指導標があり小さな祠がある。何も書いていないので三十六童子と呼ばれる場所かどうか判らないが地図上では多分ここだと思う場所。
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両手を使う岩場も出てきて傾斜もキツクなって来た。
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サンカヨウが咲いていた。
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そしてまた祠が有る場所に出る。
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この後ろの岩場に青紫色の花が見えたので近付いてみる。ムシトリスミレの様だ。
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そしてこの先でヤマオダマキも見かける。
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そしてパッと左側が開けてハイマツの向こうに目指す山頂が見えてきた。ふぅーまだまだ遠い。
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漸く平笠不動避難小屋に近付き、あと少しという所でシラネアオイの群生があり、まだまだ健在であった。
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平笠不動避難小屋には12:47に到着。
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中の様子はこんな感じで結構広い
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少し休憩をした後いよいよ山頂を目指すが、これからでもまだ標高差で200m以上残っており急傾斜である。
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小屋の周りにはミヤマキンバイが綺麗に咲いていた。
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ここからハイマツ帯の中に入って行き、一旦山頂も見えなくなる。足元にツマトリソウが一輪だけ咲いていた。
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ハイマツ帯も終わりに近づき山頂が見えてきた。
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振り返ると平笠不動避難小屋も小さくなってきた。
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雪渓の残る乳頭山(烏帽子岳)が綺麗である。
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足元にはキバナノコマノツメが沢山咲いている。
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アカモノも群生している。
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登山道は砂礫に変わり小幅に歩を進める。ミヤマリンドウも目につきだした。
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そして砂礫帯の中にタカネスミレとコマクサも咲いている。
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標高が1900mを過ぎてもうひと踏ん張りだ。
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振り返ると御苗代湖が姿を見せている。
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ザレ場を一歩一歩ゆっくりと登って漸く火口縁が見えてきた。
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火口縁には13:45に到着。
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火口縁を歩けば山頂はあと少しだ。
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山頂直下の急斜面に張り付くようにタカネスミレが群生している。
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山頂の標識が見えてきたあと少しだ。
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13:51漸く岩手山に登頂。途中休憩もあったが、5時間46分も掛かってしまった。
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立派な一等三角点
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今日は絶好の天気で見晴らしも最高!360度の展望を楽しむ。
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早池峰山も近くに見える。この山も2時間半位で行けるのでその内登りたいなぁと思っている。
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しかし時間も時間なのでゆっくりも出来ない。山頂の景色を堪能しそそくさと山頂を後にする。火口縁を歩いて下山する。
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一気に下って平笠不動避難小屋に。今一度岩手山を振り返る。
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ここで2回目の食事休憩。特大おにぎりは2個握って来たので、残りの1個を食べる。ここでトイレに入ろうと扉を開けると夥しい数のハエが飛び交い思わずすぐに扉を閉めた。ここで小屋泊をするのであれば殺虫スプレーは必須である。結局トイレは使用せず外で小用を足す羽目になる。下山の時間が気になり余りゆっくりも出来ずに下山を急ぐ。やっぱり朝の地震で1時間遅れた事が響いている。小屋を後にして振り返るとやっぱり日蔭の谷には雪渓が残っている。
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ハイマツ帯の中、下界へ急ぐ。
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急傾斜のガラ場の下山道は、今朝の地震で岩が緩んでいるかも知れないので、大きめの石や岩もしっかりと確かめながら下った。
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ザレ場ではフラットフィッティングを心がけ滑らないようにスピードを上げて降りる。
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一気に下ってツルハシには15時23分に到着し小休憩。
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そしてコマクサロードに入るとやっぱり足が止まってしまう。
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しかしこの砂礫のザレ場が一番の曲者だった。Wストックで調子よく下っていたのだが太ももの裏に違和感を感じたらいきなり攣ってしまった。なんとか良くなり自分の影が長くなったコマクサロードを急いで下る。
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第1噴出口跡の横を通る。風化でザラザラと崩れているようだ。
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第2噴出口に16:02に到着。ここで最後の休憩を摂る。
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コマクサの間にヤマハハコは一杯あったが、やっと咲いているのに出会えた。
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山頂を振り返ると登りでは月が残っていたのに陽が大きく傾いて逆光になっている。
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何とか17時までに降りたがったが、登山口まで700mの溶岩流ポイントで17時を少し回ってしまった。
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そして登山口には17時14分に戻って来た。
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岩手山を振り返り、あの場所まで行っていたんだと達成感に浸る。
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このあとすぐそばにある温泉「焼走りの湯」に浸かって汗を流し帰途に就いた。帰りも順調でやっぱり渋滞なしはいいなぁ。





by hawks-oh-muku | 2015-07-13 21:31 | みちのくの山 | Trackback(1) | Comments(0)

ミチノクコザクラ咲く百沢の岩木山

2015年6月22日(月)岩木山
百沢スキー場9:07→登山口9:15→七曲9:23→カラスの休場9:45→鼻コクリ9:58→姥石10:13→焼止まりヒュッテ11:35→(雪渓の坊主ころがし)→種蒔苗代13:16→鳳鳴ヒュッテ13:29(昼食休憩)→岩木山頂14:04→鳳鳴ヒュッテ14:30→種蒔苗代14:38→焼止まりヒュッテ15:19→姥石16:08→鼻コクリ16:17→カラスの休場16:24→七曲16:41→登山口16:47→百沢スキー場16:54
累積標高差+-1,320m

津軽平野のどこからでも見える津軽富士岩木山。毎日見ていても飽きない本当に美しい山容であるが、前回はスカイラインを使って8合目からのなんんちゃって岩木山であった。しかしあれが足慣らしとなり、その後いくつかの山に登って少しは脚力も戻って来たので、標高差1300mを超える長丁場の百沢から岩木山に登る事にしたのだ。しかしこの時期まで引っ張ったのはもう一つ理由が有る。そう6月下旬から咲きだすミチノクコザクラが狙いである。サクラソウであるが、これは咲く場所により固有種があり、有名なのはハクサンコザクラで、これは谷川岳で見た事が有る。そして地元奈良県の大峰に咲くオオミネコザクラもそうであるが、これはまだ見た事がない。そしてこの岩木山の特産種ミチノクコザクラを是非とも見てみたいとこの時期を狙っていたのである。

本来この登山道の正式ルートは岩木山神社からのルートであるが、少しでも時間短縮をしようと百沢スキー場から登る事にした。当然この時期のスキー場は営業していないので駐車場も閉鎖されていて、何とか下の方に停めるスペースが有りそこに駐車し登り始める。
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スキー場の中に登山口の案内が出ている。
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そしてこの奥に登山口があった。
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ここを進むと沢までフタリシズカが咲く中を一旦下って行く。
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下りきって沢を渡る。
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ここからはいきなりの急登となり、慣れていない身体が悲鳴を上げるがこの急登は長くは続かない。尾根に出ると七曲の指導標がある。(この山頂まで3時間半と言うのは雪渓がない時期の話で、このあと苦戦するのである。)
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この先の登山道は津軽出身の作家太宰治の小説「津軽」で十二単の様だと形容した優雅に裾野を伸ばした岩木山の裾から登っているので緩やかで長い距離を徐々に高度を上げて行く感じである。ミズナラの自然林の中の単調な感じの登山道であるが、ヤマオダマキが丁度見頃の様でそこかしこで咲いている。
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歩き始めて約40分(登山口からは30分)でカラスの休場を通過。
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この先で涸れ沢の橋を渡る。
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鼻コクリの指導標があるが、名前の由来やも不明であるが、特に何が有るわけでもなく通過するだけである。
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登山口から約1時間で姥石に到着。ここで小休憩。
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ここからの登山道はえぐれている所が有る細い道で、木や草が両脇から迫って身長184cmの私の丁度顔にあたる高さで非常に歩きにくい。
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その上ヤマオダマキやその他にも花が一杯咲いていて、そのたびに立ち止まって写真を撮るので思いのほか時間がかかる。これはカラマツソウ
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コケイランも咲いていた。
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そしてハクサンチドリ
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ベニバナイチヤクソウもハクサンチドリと一緒に咲いていた。
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ヨウラクツツジも目につきだした。
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この登山道は焼止まで殆ど展望はないとの事であったが、やがて弘前方面が見通せる場所に出てきた。しかし雲に隠れて展望はイマイチである。
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ここまでの登山道は火山である事を思わせない感じであったが、次第に大きな石が出てきて火山帯らしくなってきた。
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そしてズダヤクシュも固まって咲いていた。
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やがて沢を横切るが、ここも少し前の時期であれば雪渓になっている場所らしい。この沢を渡ると焼止まりヒュッテはすぐそこである。
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ここまで急登も少しあったものの全体的にはなだらかな山裾をじわじわと高度を稼いできた感じであるが登山口に書いてあった焼止まりヒュッテまで2時間半のコースタイム通りでようやくたどり着いた。
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しかし登り始めの時間が遅かった事もあり時間は11時半を超えておりお腹も空いて来たので万が一の時の為にザックに忍ばせている長期保存可能な「えいようかん」を1本かじって、ここからの雪渓に備える。休憩がてら中を覗かせて頂く。3段ベッドになっていて6人の宿泊が可能なようだ。
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ここにも山頂直下の鳳鳴ヒュッテと同じく、御嶽山の噴火事故以降に設置された思われる対策用品が衣装ケースに収納されていた。
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ここで少し長めの休憩を摂った後、少し歩くと滝の様な大きな沢音が聞こえてきてこのルートのハイライトである大沢に到着しここからは沢登となる。
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しかし7月下旬まで雪渓となっており、そのまま少し歩いてみたがアイゼンが必要と判断しすぐにアイゼンを装着。
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情報では軽アイゼンが必要との事であったが、谷川岳に登った時に軽アイゼンでは気休め程度でズリズリ滑ってあまり役に立たなかった経験があるので10本爪のアイゼンを持ってきた。結果的にこれが正解ですこぶる快適に登る事ができた。しかし所々下から水音が聞こえるスノーブリッジなので踏み抜きには要注意である。一番危険だったのはこの箇所。
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周りを観察し真ん中をストックで確かめながら歩いてのだが、最後の所で右足を抜いたとたんに踏み抜いてドキッとした。しかし体重がすでに前に出ていたので間一髪セーフ。この先も油断は禁物である。ここからはサクサクと登って行く。右側に夏道が少し出ている所で白い花が群生しているので近付いてみるとハクサンイチゲである。
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ここからガスが出てきて急に不安になりながらガシガシと登って行く・
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雪渓に入るまで暑くて大汗を掻いていたのだが、雪渓には涼しい風が通りぬけ気持がよい。ひと際強い風が吹くとガスも流されて青空も覗くが、急傾斜が際立ってふうふう言いながら高度を稼ぐ。
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ここで先行者に追い着いた。この方はアイゼンを持ってこなかったらしく、キックステップでかなり大変そうであった。少し気がひけたが横を10本爪の安心感でサクサクと追い抜かせて頂いた。このルートは少なくとも軽アイゼンは必須である。少し登って振り返るとガスの合間から弘前方面がチラリと覗いている。追い抜いた登山者とは結構さがついてしまった。
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この先もガスが出たり消えたりしながら高度を稼いで行くが、坊主ころがしと呼ばれる急傾斜の大沢が続く。
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10本爪のアイゼンは大袈裟かと思ったが、この選択は大正解で疲れもなく安心感がケタ違いである。
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ガスで先が見通せないが、徐々に沢筋が狭くなってきて雪渓歩きも終わりが近い事を感じる。
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雪が消えた沢筋にはショウジョウバカマの群生が目につきだす。
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そして今日の大本命であるミチノクコザクラも出てきた。
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雪が融けた所から咲きだすので場所を変えながら7月一杯まで楽しめるとの事であるが、本当にこの花の場所から少しで雪渓の切れ目に到達した。しかし長い急登の雪渓歩きであり、雪渓入口から時間にして1時間10分を要した。
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ここの左側(右岸)がお花畑になっており、ミチノクコザクラとハクサンチドリのピンクや紫とミヤマキンバイの黄色が入り混じっている。
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と言う訳で時間もないのにうろうろと散策し、10分程費やしてしまった。再び沢に戻り雪の消えた急な登山道を6分程登りつめると種蒔苗代に到着である。
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ここが最も早くミチノクコザクラが咲きだすポイントであり、ここもお花畑になっている。
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ここでも少し散策し、13:29に漸く大館鳳鳴ヒュッテに到着。ここまで約4時間20分掛かった事になる。
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ここから山頂まで往復1時間ほど掛かる。昼食も含めて考えると15時を過ぎてしまう。下山には急いでも3時間は掛かるだろう。途中でもし何かあったなら非常に危険な状況である。などと思案し山頂は諦めて下山する事も視野に入れる。と言う事でここで昼食を摂る事にした。お腹も空いて大急ぎでおりおにぎりを2個頬張りながら考えを巡らせる。車での道中に聞いていたラジオで今日は夏至であり日の出は4時8分、日の入りは19時15分と言っていたのを思い出す。ここまで来て山頂を諦めるのも勿体ないので、ヒュッテの中にザックをデポして空身で山頂往復をする事に決めた。それであればゆっくりは出来ない。15分程の昼食休憩でデジカメと水だけの空身になって急登を上がる。
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しかしこの登りは空身でも4時間半登って来た足には堪える急登である。それでも岩場の隙間に咲き誇っているミヤマキンバイに癒されながら一歩一歩足を進める。
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振り返ると先ほどおにぎりを食った鳳鳴ヒュッテが随分と小さく見える。
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ここを登り切ると一旦鞍部になっていよいよ山頂への登りが始まる。
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息を切らせながら登り詰めて14:04漸く山頂に到達した。
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途中での昼食を含む休憩時間も含めてだが約5時間を要したロングルートであった。
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山頂にはスカイライン駐車場の8合目からリフトも使えるので結構な人で賑わっていた。
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山頂付近はガスは切れているものの下から雲が湧いてくる状況であった。
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しかし嬉しい景色も用意されていた。日本海側にはきれいな雲海が広がっていたのである。
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山でここまで綺麗な雲海を見るのは久し振りである。日本海は見えなかったが代わりに雲海が見られるとはやっぱり登ってきて正解だった。しかし時間がないので急いで下山にかかる急な岩場を慎重に降りて14時半に鳳鳴ヒュッテに到着し、デポしたザックを担いで下山を急ぐ。種蒔苗代の雪渓はノーアイゼンで滑り下り振り返って別れを告げる。
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そしてここが雪渓の始まり、アイゼンを装着し足を踏み入れる。
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すぐにガスが出てきて真っ白な中に突入していく。
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アイゼンを効かせながら下って行くがまるでスキー場の様な急傾斜である。
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しかしこの雪渓は夏場には沢であり、今も下に水が流れているので油断はできない。こんな所に落ちたら終わりだろう。
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この雪渓は登りに1時間以上を費やしたが下りでは40分弱で下り終えて焼止まりヒュッテに15時19分に戻ってきた。
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ここで小休憩をして下山を急ぐ。姥石を16時8分に通過。
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鼻コクリを16:18分通過。
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カラスの休場を16:24に通過。
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下りは時間優先で下って来たがここで安全ラインまで降りてこられたのでペースを落として花観賞の余裕も出てきた。今が見ごろのヤマオダマキを別角度から撮影する。
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七曲指導標には16:41。ここから急な下りになる。
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沢を渡れば登山口はすごそこだ。
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何とか17時前に登山口に戻ってきた。
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今日は約10km、8時間弱の山歩きであった。標高差1300m越えも久し振りで疲労困憊である。今日の反省はやはり登り始めの時間が遅かった事。山頂まで3時間半から余裕を見て4時間と考えていたのだが、5時間を要し下山は時間との勝負となってしまった。今の時期は日が長いので何とかなったが、本来は15時までに下山完了する計画にするのが原則である。この登山ルートを計画される際には、雪渓の状況を踏まえながら余裕をもった計画をされる事をお勧めする。さて帰りは温泉に直行しゆっくりと汗を流した。青森県は実は温泉天国で、人口当たりの公衆浴場の数は全国一だそうだ。私の自宅近くにも3件の温泉が有る、青森の温泉の特徴は、いわゆる銭湯スタイルでシャンプーやボディソープなどの備え付けはなく各自持参が必須である。しかし温泉の泉質は抜群で、しかも源泉かけ流しがスタンダードである。(但し源泉の温度が50度以上と高く、適温の為に加水している)そして料金が320円とか400円とかで驚きの安さなのである。さらに営業時間が朝5時・6時から開いていて閉店も23時とかあり得ないほど嬉しい設定なのである。

by hawks-oh-muku | 2015-06-22 21:37 | みちのくの山 | Trackback | Comments(2)

白神山地 高倉森

2015年6月8日(月) 白神山地 高倉森
アクアビレッジANMON9:18→白神ライン歩き(登山口探し間違い)→登山口9:59→ミズナラ巨木10:56→小沢11:12→岩木山展望場所11:53→柴倉ヶ岳12:06→ファザーツリー12:10→高倉森山頂12:31→津軽峠方面途中引き返し地点12:49→高倉森山頂13:05→ファザーツリー13:26(昼食休憩)→柴倉ヶ岳13:45→ミズナラ巨木14:36→アクアビレッジANMON15:15
累積標高差+-710m 歩行距離8.9km(登山口間違い含む)

金曜日に白神山地の崩山に登ったばかりで、中2日しか空いていないが、またしても白神山地に訪れてきた。3日前は、日本海側の深浦町からの白神山地であったが、今度は東側の西目屋村側から登る山に行ってきた。前回のブログにも記したが、世界自然遺産の中で一般登山者が自由に入山できる緩衝地域の中でも登山道が整備されている山域は少なく、高倉森は現在登る事が出来る数少ない山である。現在とは登山口までのアクセスの問題で、通常6月からは通行出来る道が崩落等によって通行不能になっているのでこの高倉森も一般的に紹介されている登山ルートでは登山口には行けないので現在も通行不能となっている。(白神ラインは現在も通行止めで津軽峠まで行くことが出来ないので要注意)白神山地で有名な樹齢400年を超えるブナのマザーツリーは津軽峠から10分で行ける場所なので、観光スポットとなっているのだがここには現在行く事は出来ない。そこでひと山越えて行ってみようと思ったわけだが、もうひとつ興味を持ったのは山の名前である。山の名前には色々な由来が有り、難読漢字の山もあるが、だいたい○○山であったり○○岳であったり○○峰等の名前が付いているが○○森と言う森の名前がつく三角点の山は初めての様な気がする。そんな気になる山に行く事にしたのである。

朝はいつもと同じ5時に起床しているのだが、休みの日はついついゆっくりとしてしまい、朝食を食べてたりおにぎりを作ったりしているうちに家を出るのは8時前になってしまった。弘前方面に車を走らせ、西目屋村に入り建設中の津軽ダムを過ぎると急に道は狭くなる。そして現在通行止めになっている白神ラインのダート区間入口の手前にアクアビレッジANMONがある。白神山地の観光スポットである暗門の滝は現在まだ解放されていないので駐車場に車は2台しか停まっていない。現在散策できるのは、暗門の滝の入口周辺のブナ林散策道コース(約1時間)だけなのでそこに行かれているのか、高倉森に登っているのかは分からないが静かな山歩きになりそうだ。準備を整えて歩きだすがここで大きな勘違いをして登山口を間違える。高倉森は山と高原の地図の白神エリアにもカバーされていないので、地形図を持って来たのだが、思い込みによる初期段階での勘違いで白神ラインを入って行ってしまった。この通行止めの鉄扉の横をすり抜けて・・・
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思い込みではこのゲートを過ぎてすぐに左に登山口があると思ったのだが、どうも様子が変である。改めて地形図を確認し、もう少し先へ進んで見る事にする。
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10分少し歩くと路肩が崩落している箇所に出た。この先この様な場所がいくつも有るのかも知れないが、ガードレールがそのまま下まで崩落してしまっている。
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この場所から2分程歩いて所で漸く左側に川に降りる道が出てきたが、何の案内もないのでおかしいなと思いながら降りてみる。
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降りてみると治山ダムの表記が有り、堰堤があっただけで渡渉ポイントも登山口の案内もない。これはやっぱり違う。
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そんな感じで更にうろうろして時間だけが過ぎていく。今一度地形図を確認すると、暗門の滝入口を過ぎて橋を渡ってすぐの所に左に入って行く登山口がある。これは引き返すしかないと元来た道を戻る。駐車場まで戻って暗門の滝入口方向に歩くとすぐに登山口はあった。40分も無駄な時間を費やしたが、結局は駐車場のすぐ横に登山口が有った訳で、思い込みによる勘違いが最大の失敗だった。
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このルートは白神山地自然観察歩道となっているが、整備されるまではマタギやキコリの通る道だったそうだ。自然観察歩道と言えば平坦で歩き易そうな感じに思ってしまうが、急登のやせ尾根のある結構な難路である。登山口からいきなりの急登で始まるが、少し入った所にハクサンチドリが咲いているのを発見。
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3日前に登った崩山同様に登山者カウンターが設置してある。
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いきなりの急登に息を弾ませるが、この急登は長くは続かずに細い尾根の稜線に一旦乗る。
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この辺りでヨウラクツツジを見つける。紅葉の時期にはきれいだろう。
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そして真っ赤なヤマツツジも咲いていた。
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大きなミズナラの根元にギンリョウソウが沢山固まっているのを見つける。
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今度はドウダンツツジも出てきた。
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この先登山道は、一旦下りになって鞍部の様な所を左に曲がって行く。結構山深く、今にも熊が出そうな所で少々不気味である。
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チゴユリやユキザサの咲く中を歩いて行くと登山道は右に曲がって再び登りに変わって行く。
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ひと際大きなミズナラの巨木が現れる。これで樹齢は何年ぐらいなのだろう?枝分かれした大きな幹が、十分大木と呼べる位の太さである。
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ゆっくりと登って約1時間で小沢を渡る。この登山道には水場はないのだが、万が一の不測の事態の時にはこの沢の水で何とかなりそうだ。但し飲用可かどうかは不明なので、あくまでも非常時に自己責任でという事で・・
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更に進んでいくとぬかるみの所に木の枝で足場が出来ている所を渡る。
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ここを過ぎると急登がありやせ尾根になる。そして一番恐れている熊のものと思われる糞が登山道に落ちていた。
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冒頭にも記したが、白神山地で森と名前がつく山はマタギの山との事で、熊が多く棲息していても不思議はない。そしてそこかしこに熊の存在を裏付けるような痕跡もあるのである。ここから先はザックに付けた鈴を大きく揺らして、ストックでも意識的に音を立てて進む事になる。チラリと右側に岩木山が覗くようになってきた。
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タムシバの白い花が目に飛び込んできた。この先には結構咲いていた。
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そしてここからは本当の急登になる。左右は切れ落ちたやせ尾根である。
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途中にある道標は熊の痕跡がハッキリと残っている。
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イワカガミの散った跡が沢山あると思っていたが、何とか咲き残ったイワカガミを見つける。
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そして右側がパッと開けて岩木山の好展望場所である。この山も山頂は殆ど眺望はないとの事で、ここが一番のポイントなのである。津軽富士の名に恥じない本当に秀麗な山容である。
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更にやせ尾根の急登は続く。
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一旦緩んでオオカメノキの向こうに岩木山が望めるポイントが有り疲れも吹き飛ぶ。
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そしてそこから少しの所が柴倉ヶ岳である。この名前は地形図にも記載はないし、三角点・標高点が有るわけでもないし、山頂表記が有るわけでもないが、白神山地のガイドなどにはこう記載されているのである。そしてここを通過して少し下った所にブナのファザーツリーがあった。津軽峠近くにある樹齢400年と言われるマザーツリーに対してこちらはファザーツリーと呼ばれているらしい。
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ここから高倉森へはあとわずかである。現在まだ一般的には通行できないとされている山だけに誰一人出あわないが、熊にボコボコにされた道標だけが非常に気になって何か落ち着かない。
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そしてひっそりとした場所に高倉森のピークが有った。
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ここはハエが多く急登でたっぷり掻いた加齢臭を含む汗に纏わりついてくる。まったくゆっくりも出来ずに、そのまま通過してマザーツリーを目指して津軽峠まで下る。津軽峠側は標高差200m足らずのなだらかな下りのはずで、往復2時間程度の計算だ。しかしこちら側は未だ残雪がある。800m程の標高でも残雪があるのは流石豪雪地帯である。
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しかし20分程下ってきた所で、雪による倒木がひどくなりこの先の状況が不安になり今日の所はマザーツリーは諦めて引き返すことにした。何となく不気味で熊に出会いそうな気がして怖かったのも事実である。
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高倉森まで登り返して歩いて行く。下りでは左側に展望が移るが、白神山地の秋田県側から登山口がある二つ森が見えた。
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纏わりつくハエが五月蠅くてまだ昼食もとっていない。ファザーツリーの所まで来るとハエが少なくなったので巨木の根っこに腰掛けて昼食休憩を摂る事にした。(この山にはベンチの類も一切なく、休憩する場所は殆どない)手作りのおにぎり2個を頬張って簡単な昼食とした。
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わずかな休憩時間で下りにかかる。柴倉ヶ岳からの展望で岩木山の左側に見えているのが高倉森である。
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登りではキツイだけだったが、下りは転がり落ちる様な感じで慎重に下る。
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急な下りだと周りの木々が目の高さになり、ここでもみじの花(プロペラ)を発見する。もみじの花を見るのは初めてである。
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何とか急なやせ尾根を無事下って、ミズナラの巨木まで戻ってきた。
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そしてあと少しの道標が出てきたら最後の急な下りである。ここが気を抜くと危ない所で、掴まる所もなく非常に不安定で慎重に降りて行き無事下山完了。

最後に途中で見た花。
ツクバネウツギ
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ツクバネソウ
チゴユリ
マイズルソウ
タニギキョウ
サワハコベ
ユキザサ
オニコバノガマズミ
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by hawks-oh-muku | 2015-06-10 19:22 | みちのくの山 | Trackback | Comments(0)

白神山地・崩山

2015年6月5日 白神山地 崩山

十二湖青池駐車場9:16→青池9:26→崩山登山口9:27→危険木?ベンチ10:16(小休憩)→大崩11:04→崩山山頂11:52(昼食休憩)→大崩12:46→崩山登山口13:53→駐車場14:07
累積標高差+-715m

西日本では梅雨入りしたようであるが、青森では6月の14日頃の予報であり、ここのところ休みの日は天候に恵まれている。5月25日に八甲田大岳に登って以降、次の休みだった6月1日、そして本日と休みを全て山歩きに充てられている。このペースも久し振りであるが、絶好の季節を逃したくはないのでどこに行こうかと思いめぐらせている。

月曜日に登った梵珠山のブナ林が綺麗だったので、それでは日本では4つしかない世界自然遺産である白神山地の本物のブナの森に行ってみようとここに決定した。世界自然遺産は、知床・小笠原諸島・屋久島とここ白神山地しかない。世界自然遺産の登録条件は厳しく、4つの評価基準の内一つ以上クリアし、顕著な普遍的価値を示すための要素がそろい、適切な面積を有し、開発等の影響を受けず、自然の本来の姿が維持されていること)」を満たすこと。そして顕著な普遍的価値を長期的に維持できるように、十分な「保護管理」が行われていること。とある。これをクリアする為には、辺境の地になければ難しく、知床・小笠原諸島・屋久島の3つは本州ではない。そう唯一本州にあるのが白神山地なのであるが、これまた余程強い意志を持って行こうとしなければアクセスが難しい辺境の地にある。ここに訪れる事が出来るのも、転勤で津軽に住んでいるからこそであり、この機会に白神山地も行ける限り散策してみようと思う。さて今回の崩山であるが、現在行ける事が出来るエリアの中で、もっとも短距離で往復できる山になっている。と言うのも白神ラインというダートの道路が崩落などの影響で現在通行止めとなっており、復旧まではまだまだ時間が掛かりそうなのである。この事により、いくつか登山口には行けない状況である。元々青森県と秋田県に広がる広大な白神山地の中で自由に入る事が出来る範囲は限られており、緩衝地帯と呼ばれるエリアのみである。核心部分は、届け出が必要であり、尚且つ世界自然遺産であるが故、登山道の整備など出来ないので一般登山者が入る事を拒む様な本当の原生林なのである。一般登山者が白神山地を歩く事が出来る中で最も高い山が白神岳で、そこから大峰岳を経てつながっているのが崩山なのである。今日は縦走ではなく、崩山への往復登山である。

まずは、白神山地観光のメインスポットになっている十二湖の青池に一番近い有料駐車場に車を停める。準備を整えて、駐車料金400円を支払い青池を目指して舗装路を歩いていく。
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左側に鶏頭場の池を見ながら歩いていく。
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10分程で青池に到着。
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なぜ青く見えるのかは解明されていないそうだが、透明度は高く深いところを泳いでいる魚もはっきりと確認できた。
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この青池のすぐ横に崩山登山口がある。
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ここから世界自然遺産登録エリアに向かって歩いていく。
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登山道を歩いて行くとフタリシズカが沢山咲いている。
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まだほんの少し歩いただけであるが、ブナの森に入り周りを見渡すだけで心が癒される。
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ソーラーバッテリーが上に付いた登山者カウンターが設置してあった。
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登って行くとここからは迂回路となるようだ。
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白神山地らしい雰囲気の中を歩いて行く。
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イヌショウマかな?沢山咲いている。
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カラマツソウも咲いている。
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さすが自然遺産と思わずにはいられない大きなブナの木が次から次に現れる。
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ツクバネソウも現れる。
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小一時間登って来たところに危険木の表示が付いたブナの木が有りベンチが設置されている。危険木であるのならベンチも移動すればと思うのだが、世界遺産緩衝地帯と言えども、登山道の新たな整備は行わない方針であるとの事で、「ベンチで休むのなら自己責任で」と言う事かと解釈しリュックを降ろして小休憩とする。
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ここからの道は少し緩やかになり、廻り込んでいくような感じで登って行く。ズダヤクシュが沢山咲いている。
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それにしても流石は世界自然遺産の白神山地で、癒しのブナの森を歩いていると次々と巨木が現れる。
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スッパリと切れ落ちた大崩に近付いた様で、展望の開ける場所が出てきた。日本海と十二湖の一部が見えた。
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ニリンソウが咲き残っていた。
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この看板が出てきたら、大崩はもうすぐである。
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少し登るとパッと目の前が開けて日本海と十二湖が一望できる大崩に到着した。
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この山で展望がよいのはここだけであり、ガイドツアーなどでもここまでは良く登って来るようである。この先は再び急登となり、展望のない崩山は三角点が有るだけで目的の山としては人気がなさすぎる様だ。白神岳までのロング縦走路としては単なる通過点である。とは言え今日の目的はこの先にある崩山であるので、展望を楽しんだ後は先へ進む。ところがこの先の少しの区間が、藪化しておりしかも崩落しているトラバースありで最もシビアな所であった。
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写真左側は草が生い茂って分かり辛いが登山道が崩落しているので、ロープがなければ超危険である。
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ここを過ぎると急登になるがブナ林に癒されながら登って行く。
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足元を見ると何とコケイランを発見。にんまりである。
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何度かピークの様な所を通過し、そろそろ山頂かと思うが中々着かない。と思っていると、パッと紫色が目に入る。シラネアオイである。
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殆ど花期は終わっているが、何輪かが咲き残っていた。全く予備知識もなく期待もしていなかったので嬉しい誤算である。そのシラネアオイの小群落からすぐの所に山頂はあった。タニウツギが咲いているだけの眺望もなく本当に縦走路の通過点のピークである。
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三角点も草に埋もれて頭だけしか見えていない。
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上を見上げると、青空に飛行機雲が伸びていた。
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山頂には休憩スペースもなく昼食をどうしようかと思っていたら、少し白神岳方向に進んだところにベンチが有りここで手作りのおにぎりを頬張る。しかし不気味さを感じるほど人けがなく、纏わりつく虫だけが目障りで余りゆっくりも出来ず、お湯も沸かさずカップめんは食べず仕舞いで早々と下山にかかる。少し下って右側を見ると、遠く岩木山が見えていた。
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深い森の中は、虫の声と鳥の声しか聞こえないが、ヒグラシに似た鳴き声で癒してくれていたエゾハルセミを見つけた。孵化したばかりなのか、じっとしていてくれた。
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ゆっくり下って、藪と崩落の難路も何とかクリアし大崩に到着。
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この先で大崩まで来ていたグループを追い越して進むとモリアオガエルの卵を発見。
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登りで気付かなかった水場を下りで発見。登山口からすぐの所であるが、なにせ赤リボンが近くの枝に付いているだけで、本当に見落としそうな場所である。ぬるくなったペットボトルの水を捨てて水を入れ替えて飲んでみると驚くほど冷たくておいしい水であった。
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鶏頭場の池の水面に反射する光がまぶしくなって登山口に到着。
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再び青池に立ち寄る。
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この先観光客に交じって十二湖巡りをしようかとも思ったが、結構疲れていたので、そのまま駐車場に戻った。車に乗って道路を下っていると、今日のぼった崩山が一望できる場所が有り、車を止めて写真を撮る。
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ズームにするとこんな感じであるが、手前の白い崩落している所は日本キャニオンと呼ばれる場所で、その奥の山肌に大きな崩落している場所が大崩で一番の展望場所である。
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車で海岸線を走らせると白神山地展望場所と書かれた駐車スペースが有り、海側から白神山地が一望できたが、残念ながら雲が出てきてしまった。
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崩山をズームアップ。
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そして本日の温泉は、有名な不老不死温泉。中で料金を支払い、まずは内湯で体を洗ってゆっくりと浸かる。そして一度服を着て海岸にある露天風呂へ、ここは本当に磯場にあり湯船につかると目線が海であり、まるで海の中の温泉に浸かっている様な感覚である。
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今日は、初めての白神山地であったが、本当に静かで、熊が出てくるのではないかと怖くなる山深さで、もう少し散策をして7月には白神岳に登ってみたいと思う。
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by hawks-oh-muku | 2015-06-05 18:53 | みちのくの山 | Trackback | Comments(2)

梵珠山・ベンセ湿原

2015年6月1日梵珠山
県民の森駐車場11:59→ミズバショウの道→一合目12:05→二合目12:10→三合目12:14→サワグルミの道分岐12:19→四合目12:20→五合目12:24→六合目12:32→岩木山展望所12:32→七合目12:38→八合目12:41→八甲田展望所12:42→寺屋敷分岐12:45→釈迦堂山山頂12:53→九合目13:04→梵珠山山頂13:07(昼食休憩)→寺屋敷広場13:44→陸奥湾展望所14:00→ブナ平14:07→マンガンの道登山口14:21→駐車場14:28
累積標高差+315m-310m
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今日は、家から近い手頃な山に登ってきた。この山はお釈迦様の骨が埋められているとの伝説があり、付近にも関係する地名がいくつもあるが、県民の森となっておりビジターセンターもあり、県民に広く愛されている山である。その事から真冬でもビジターセンターまでの道は除雪がされているので、積雪期でも楽しめる山である。しかしそれは一度でも無雪期に登ってから言える事で、津軽の冬を舐めてはいけない。平野部でも全ての景色が変わってしまう豪雪地帯であるので、この冬は登りたい気持ちもあったが怖さもあり今回が初めての山行となった。手頃な山であるので余り早く登っても持て余しそうなのでゆっくりしていたら、家を出るのが11時を過ぎてしまい慌てて準備をして登山口である県民の森ビジターセンターへ急ぐ。県民の森からの登山口は3つ。マンガンの道・ミズバショウの道・サワグルミの道である。サワグルミの道から登ろうと思っていたが、駐車スペースの前にあったミズバショウの道から登る事にした。
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ミズバショウの季節はすでに過ぎており、緑の濃い葉っぱになっていたが、代わりに藤の花が綺麗に咲いていた。
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それよりも、10日程前に目撃された熊が気になり、リュックに着けた鈴を大きく揺らしながら登っていくことになる。
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少し登ったところに一合目の表示がある。
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一合目を過ぎたばかりだと言うのに、この低山の魅力がすぐに伝わる素晴らしいブナの森が広がる。そして十分巨木と言える大きさのブナの大木も次々と現れる。
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二合目の表示はすぐに現れる。
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ゆっくり歩いているのだが4分で三合目を通過。
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それにしてもブナ林の素晴らしい低山である。標高5・600m程度のいわゆる低山中の低山では宮崎の双石山が最強だと思っていたが、梵珠山も決して引けを取らない美しい山である。しばらく進むと東屋が見えてきた。
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ここが、サワグルミの道との合流点だ。
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そしてすぐに四合目である。
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この山は花が多い事も聞いており、カタクリ・シラネアオイも咲くとの事だったが、その時期を逸してしまい今日に至った訳であるが、今年は特に花の時期が1~2週間早く、エンレイソウも既に実になっている。
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そして五合目表示を通過する。
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ずっとブナの森の中を歩いて来たが、この辺りからは更に美しくなってくる。
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もう全体が写せないほどの巨木も姿を見せる。
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六合目もすぐに通過した。
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六合目のすぐ上に岩木山展望所があった。
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ここからの景色も秀逸である。(岩木山は山頂からは展望できず、この場所は非常に貴重)
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そして七合目を通過。
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ネコノメソウ?ちょっと今まで見てきていたのとは品種が違いそう。
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八合目を通過。あっという間である。
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そして八合目を少し過ぎたところに八甲田山展望所が有る、
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期待していたのだが、この時期新緑が邪魔をして八甲田はチラリと見えるだけで展望はない。葉が枯れた冬場には良く見えるのだろう。
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代わりに青森市内の向こうに陸奥湾が見えていた。
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山頂からの眺めが気になり足早に歩きだすと、マイヅルソウが目につきだした。
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そして大きなブナの木が現れたら寺屋敷分岐である。
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ここから釈迦堂山を経由するルートとそのまま梵珠山を目指すルートに分かれるが、当然釈迦堂山を経由するルートを選択する。こちらのルートは余り歩かれていないようで、草が生い茂る中を進むとすぐにハッキリしたルートになり、タニウツギが咲いていた。
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そして釈迦堂山に到着。
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ここには立派な避難小屋がある。
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低山にしては立派すぎる避難小屋であるが、これは宮崎で人気の低山である双石山も同様で休憩時には利用させてもらったものだ。中を覗かせてもらう。
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冬場は灯油を担ぎあげればストーブだって使えるようである。
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長居は無用なので先へ急ぐ、ここからは一旦下っていく事になる。
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下りきった所で現在閉鎖され廃道化したカモシカの道の分岐となる。
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そして程なく直登ルートと合流する。
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ここから山頂までは木段を一登りである。
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山頂は広くなっており展望台もある。
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梵珠七観音もあった。
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468.4mの三角点。
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展望台に登って景色を堪能する。津軽半島の付け根にある山であるが、青森市内から陸奥湾、八甲田方面の景色が一望できる。
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八甲田山はこんな感じで左側の北八甲田と右側の南八甲田が一目で見渡せる。
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先週登った北八甲田をズームする。八甲田大岳・井戸岳・赤倉岳もはっきりと確認できる。

青森市内をズームすると見覚えのある建物まで確認できる。青函連絡船が出ていたのはこの港からである。
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展望台でこの景色を眺めながら昼食休憩を摂り下っていく。少し降りたところが広場になっておりトイレもあった。
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下山ルートはマンガンの道を選択する。
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チゴユリを発見。
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ギンリョウソウも頭を出していた。
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マンガンの道は昔この辺りからマンガンが採取出来たという事だが、この道も素晴らしいブナ林が広がっている。
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あっけなく下山完了。出てきたのはこの登山口。
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本当に家からも近くお手軽な山であるが、自然がいっぱいで大いに気に入ったのでこれからも何度が訪れるだろう。次は隣の馬の神山まで縦走してみようと思う。そして今日はソールを張り替えた以前の靴で登った。ソールを張り替えると前側のロゴが無くなり私好みになった。
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時間もまだまだあるので自宅を通り過ぎてニッコウキスゲが見ごろを迎えたと聞くベンセ湿原にやってきた。ニッコウキスゲも平年より1週間以上早く見ごろを迎えたとのことである。
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野ハナショウブも咲いていた。
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岩木山の雪も日に日に少なくなってきた。これも地元の人に聞くと2週間以上早いのではないかとの事である。
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by hawks-oh-muku | 2015-06-01 21:57 | みちのくの山 | Trackback | Comments(0)