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浅間山第2外輪山の黒斑山の楽々山歩き

2012年8月10日(金) 浅間山(黒斑山) 車坂峠9:02(中コース)→稜線分岐10:12→トーミの頭10:24(小休憩)→草すべり分岐10:34→黒斑山頂10:49(大休憩)→中コース分岐12:20→槍ヶ鞘避難シェルター12:27→車坂峠13:43
累積標高差+440m-435m

※浅間山は日本でも一級の活火山で火山活動状況により立ち入り制限がされる。山と高原地図でも円周距離が記載されていて現在も半径2km内は登山に限って自己責任で立ち入る事が許可されている。
但し500m以内は立ち入り禁止で、前掛山が現在の最高地点である。

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昨日は、草津白根山ハイキングと観光を楽しんだ後泊ったのは浅間山登山に備えて長野県小諸の菱野温泉。登山電車で行く展望露天風呂「雲の助」が売りの温泉旅館常盤館である。
浅間山の近くで温泉を探していたときに登山電車??と非常に気になったのでここにしたが、展望露天風呂は眺めも最高で旅館も中々良かった。
ここも朝食時間は7時半からで、バイキング方式の朝食をお腹一杯食べてから、高峰高原まで九十九折れのチェリーパークラインをエンジンを唸らせながら登っていく。
登山口である高峰高原は標高2000mに位置する避暑地でもある、大きな無料駐車場に車を停めて準備を整える。
駐車場脇に広がる草原は既にお花畑である。ハクサンフウロ・シモツケソウに加えてニッコウキスゲも混じっている。
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中コースは駐車場のすぐ横からカラマツ林の中に入っていく。
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早速かわいらしいクルマユリが姿を現す。コオニユリに似ているがサイズは非常に小さい。ノヒメユリよりも少し大きい程度だ。
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今日楽しみにしていたのは、以前に読んだ南木 佳士著の短編集「草すべり」に出てくる風景であるが、このクルマユリについても書かれていたので嬉しい気分である。
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更に登っていくとツリガネニンジンが増えてくる。
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マツムシソウも久し振りの再会だ。
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そしてクルマユリも数が増えてきた。
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カラマツ林の中を歩いていくが、火山独特のガラ石が転がる結構急な登山道である。
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木々が途切れて急なザレ場にでる。
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振り返ると篭ノ登山が見える。その麓に駐車場も見えている。
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足元に目を遣るとアキノキリンソウが咲いている。
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ギンリョウソウも見つける。
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再び林の中に突入し大きな石を越えながら登っていく。
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この林を抜けると稜線の分岐に出る。
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稜線に出ると存在感抜群の浅間山(正確には前掛山)が姿を現す。右は剣が峰でその手前が牙山。
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ここからは右手に浅間山を眺めながらトーミの頭へ向かう。
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イブキジャコウソウが岩陰に群生している。
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ヒメシャジャンは辺りが紫色に見えるほどの群生である。
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振り返ると雲の中に八ヶ岳が見える。一番右は蓼科山の様である。
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少々歩き難いガレ場を登っていく。
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トーミの頭までもう少しのところはちょっとした岩場であるが危険は無い。
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トーミの頭は断崖絶壁の岩場であるが、目の前の浅間山(前掛山)は一層迫力を増して迫ってくる。
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パノラマで撮影すると第二外輪山である黒斑山から蛇骨岳・仙人岳・鋸岳からJバンドまでが見渡せる。
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浅間山と剣が峰の鞍部の奥には妙義山の独特の山容が覗いている。
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剣が峰の右側にはこれまた異彩を放つ山容の榛名山。写真ではちょっと判り辛いが・・
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トーミの頭で景色を堪能し小休憩を摂ったあと黒斑山を目指す。トーミの頭から少し歩くと草すべり分岐がある。
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浅間山(前掛山)に行くには、ここから断崖絶壁を転がり落ちるように湯ノ平高原に下りて行くのだが、噂通りの凄い傾斜である。本当は前述の「草すべり」の本にあったこのコースを行って見たい所であるが、今日は妻も一緒の山歩きであるのでここは真っ直ぐ黒斑山である。下に広がっているのが湯ノ平高原である。
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一旦火山監視カメラのある小ピークを越えて10:49に黒斑山に到着。
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火山活動が活発になり2km立ち入り規制がされたときは、浅間山の一番高い山であるのでここを持って百名山登頂としていた時期もあった様だ。
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浅間山の山頂付近をズームで寄ると僅かに噴煙を上げる火口とその手前の第一外輪山の前掛山が別の山である事が確認できる。
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いつも山メシには余り手を掛けない方で、コンビニ弁当とカップ麺か頑張ってもせいぜい手作りお握りとうどんかラーメンである。今日は妻も一緒なので少しだけ頑張ってアルファ米とレトルトのカレーを作って見た。
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レトルトのカレーであるが山で食べるカレーの味は格別でとても旨かったが、食べている途中で小学生連れのファミリー登山グループがやって来て、子供が「あっカレー美味しそう」とずっとこちらを見ているのがちょっと気の毒であった。山の景色を眺めながら美味しく食べていたが、一気に掻きこむ様に食べて、コーヒータイムにする。
何度見ても飽きない浅間山を眺めながらのコーヒーも格別だ。目の前の前掛山への登山道がハッキリと確認できる。
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さて今日は帰りの道中が長いので早めに切り上げて帰る事にする。夕方になると関越道の渋滞が酷いのである。帰りは表コースを歩く事にする。朝登ってきた分岐を真っ直ぐに進む。
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槍ヶ鞘で来た道を今一度振り返ってトーミの頭と浅間山に別れを告げる。
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少し下った所に噴石・雷避けのシェルターが設置してある。
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下っている途中で四阿山が姿を見せていた。
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ここから先は樹林帯に入っていくので最後の最後に浅間山を振り返る。狙ったわけではないが赤とんぼが写り込んでいた。
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黒斑山も反対側から眺めると全く違う山に見える。
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登山道は急なガレ場になるが、花も沢山咲いていて、ヤマハハコも多い。
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かなり下ってきて黒斑山もまたまた様相を変えてここからだと火山の外輪山には見えない。
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広いガレ場の所はガスが出ると迷いやすいのか、ペンキの印やケルンが積まれている。
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ミネユキソウも発見。
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歩き難い長い急なガレ場を下って車坂山まで下りて来た。カラマツが綺麗だ。
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車坂山への僅かな登りであるが、下りに慣れた身体には最後の登りは堪える。
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13:43下山完了。登山口にあった周辺図。
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汗を流しに林道を走らせて高峰温泉へ、雲上の湯を楽しみにしていたが、日帰り入浴はランプの湯のみで露天風呂には入れず残念。でも白濁した硫黄臭のする泉質は中々のものだった。
ここからの帰りがやはり遠くて高速がスムーズなところは良かったが、関越道大泉JCTの渋滞は三芳まで続いていて、外環に入ってからも美女木JCTまでずっと渋滞。更に首都高の渋滞も酷く家に帰った時にはくたくた疲れきってしまった。
by hawks-oh-muku | 2012-08-10 23:40 | 長野県の山 | Trackback | Comments(0)