カテゴリ:山梨の山( 7 )

列車で行く富嶽十二景7番「百蔵山」

2013年1月19日(土) 百蔵山 JR猿橋駅8:00→名勝猿橋8:18(散策)→諏訪春日神社8:38→(道迷い)→百蔵山登山口9:51→富士山展望ポイント10:28(小休憩)→稜線分岐10:55→百蔵山頂11:14(昼食休憩)11:48→稜線分岐11:58→三角点(800.1m)12:22→金毘羅宮12:38→福泉寺13:16→岩殿山登山口13:37→大月駅13:58
累積標高差+835m-765m(時計の高度計による記録)

この週は、月曜日の成人の日に思わぬ降雪があり関東地方一帯を混乱に陥れた。
この日は朝から雨脚が強く、足元を濡らせながらの出勤となったが、10時半頃に雨からボタ雪に変わったと思ったら、
ものの1時間足らずで真っ白な銀世界となり、その後も深々と降り続きその後の状態はニュースで報道された通りである。
困ったのは翌日である。前日の帰りに革靴で往生したので、まさかのゴアテックスのトレッキングシューズでの出勤となった。
どのような状態だったかと言うと駅に向かう通勤路は見事なアイスバーン!
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大通りに出て青信号を渡るのもゆっくり慎重に歩かねばならず、横断歩道はこんな感じである。山歩きをしていてこの路面状態なら躊躇無くアイゼンをするだろう。
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※この雪は1週間たった今現在でも日陰には残っている程なのである。

都心部でもこの状態であるのだから、私の得意とする(技量に合わせたとも言う)低山でもたっぷりと雪山気分が味わえるはずである。
こう考えると休みの日が待ち遠しく、天気予報を何度も確認するが土曜日は絶好の山歩き日和となりそうであり、あとはどこへ行くかである。
冷静に考えるまでも無く、この状況で登山口まで車で無事に辿り着けるかと言うと、ノーマルタイヤではまずは不可能であろう。
そうなると列車で行く大月秀麗富嶽十二景シリーズしかあるまい(いつからシリーズになったのか・・・?)。
と言う訳で今回はJR猿橋駅から歩く百蔵山(ももくらさん)を歩く事にする。百蔵山と隣の扇山を縦走される事が多いようだが、色々考えた結果今回は逆に大月駅の方へ周回する事にした。

朝は5:34にいつもの通勤電車に乗り込む。土曜日のこの時間なので電車は空いていて余裕で座れて中央線直通で中野駅まで出て、ここで中央特快高尾行きに乗り換える。
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線路に雪が残っているのがお判りいただけるだろうか?
更に終点の高尾駅で7:11発大月行き普通列車に乗り換えて進んで行くと景色は長閑な風景へと変わっていく。
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大月駅の一つ手前の猿橋駅に7:45に降り立ち電車を見送る。
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駅のホームにも百蔵山・扇山登山下車駅の案内が出ていて、その奥に目指す百蔵山が見えている。見た目には雪は余り無いようだ。
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駅のトイレを拝借し身軽になったあと、準備運動をしたりして8時丁度に猿橋駅をスタートする。前回の初狩駅とは大違いの大きな立派な駅舎であった。
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今日の天気予報では大月市の最低気温はマイナス5度!滅茶苦茶寒くて防寒具を着たまま歩き出すが顔が差す様に痛い。路面も一部凍結しているが歩道はガチガチである。
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百蔵山へはこのコンビニのところを左折するのが最短ルートであるが、折角なのでちょっと寄り道をして行く。
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歩いている甲州街道(国道20号線)から見えている左側が百蔵山で右側が扇山である。
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甲州街道をゆっくり歩いて18分で名勝猿橋に到着。奥に見えている山が百蔵山である。
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山口の錦帯橋などと並んで日本三奇橋と呼ばれる猿橋を探索する。
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本当に不思議な構造である。
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真横にはバスも通るアーチ橋がありこの猿橋は観光用に残されているのみで日常的な役目は御免になっている様だ。
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反対側にも赤いアーチ橋と水路橋もあり僅かな距離に橋が4つも架かっている事になる。
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さて観光寄り道も終わり、本来の目的地を目指す事にする。猿橋を渡って進んで行く、このエリアの山と高原地図は「27」高尾・陣馬と「24」大菩薩嶺に跨っており、
猿橋から百蔵山のルートは「27」高尾・陣馬に収録されており、高尾山は別の地図を持っており「27」高尾・陣馬の地図は持っていないのである。
従って今日は地形図頼みであり地図を確認しながら進んで行くと分岐にはちゃんと案内が出ていて助かった。
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やがて中央道の脇にある諏訪春日神社,出世大神宮という何ともサラリーマンには有難い名前の赤鳥居を潜って階段を進む。
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神社に参拝後中央道の下を潜る。
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このトンネルを潜ったら道路にぶち当たるのだが、そこから道は無く地形図を確認しながら左に曲がって少し道路を歩くと階段の道が出てきたのでこれに間違いはなさそうだ。
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この先は雪が出てきそうなのでこの階段に腰掛けて靴紐をキツク締めて、スパッツも装着する。そして漸く身体も温まってきたのでアウターとフリースのベストも脱いで、いつもの薄着で十分である。
スパッツの取り付けは正解でやっぱり雪道となりザクザクと踏みしめて進む。踏み跡もあり安心して進んでいくが、途中で左に曲がっていく踏み跡と真っ直ぐ進む道があり、
地図を確認するもののよく分からず、一旦左に進むがどうも違うようで引き返して真っ直ぐの道に進んだのが大間違い。あとで気づいたが左が正解であった。
真っ直ぐに進んで植林の中を歩いていくと目の前に壁が立ちふさがり間違いに気付く。
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右に曲がって登れそうな場所を探す。出てきたのはこんな場所で、何度か太腿まで踏み抜きながら進む。
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何とか這い上がったのはこの場所で、とんでもない所を歩いてしまったようだ。
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後でGPSログを確認すると市民グランド下の辺りでルートからズレているのがはっきりと判った。
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結局大きな寄り道をしてしまいここから左に曲がって市民グランドまで出て右に曲がって舗装路を歩いて登山口に向かう。坂道を登って行き振り返ると富士山の頭がチラリと姿を現す。
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住宅地の所で分岐になり案内にしたがって左に入る。
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富士山が気になって何度か振り返りながら歩いていくと次第に姿が大きくなってくるが、自販機とのコントラストが何ともアンマッチで・・・
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その先も分岐の度に親切な案内がありもう迷う事はない。
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まだまだ登山口には着かないが、結構な坂道を登ってきたので富士山はもうこの通り!
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民宿の看板が出てくるが、駐車場有りと書いてあるのかと思うと「卓球場有り」と書いてありました。
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ようやく登山口にある山ノ神に着いて見ると登山道には結構積雪しているので横のベンチでアイゼンを装着し登っていく。少し登った所に登山ポストが設置してある。
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最初は植林の中をジグザグに登って行き30分ほどで植林が切れて明るくなる。
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そして程なく富士山の展望ポイントに到着。ここで富士山を眺めて小休憩とした。
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そこからは冬枯れの明るい登山道となり稜線が近いようだ。
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振り返って松の木の額縁に富士山を入れて・・・・。
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そして10:55にようやく稜線分岐に到着。百蔵山は右で帰りは左に行く予定。
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稜線の雪は結構深いが柔らかい雪質で歩き易かった。
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広くて明るい山頂は11:13に到着。
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富士山はもちろんバーンと見えているが、丹沢の山並みもクッキリと見渡せた。
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富士山が目の前に見える丸太で作った簡易ベンチの乾いたところを見つけてここで昼食にする。目の前にはもちろんこの景色である。最高の眺めです。
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ここで30分ばかり贅沢なランチタイムを過ごして下山にかかる。フカフカの雪の中をサクサクと下って10分で稜線分岐に到着。このまま真っ直ぐに進むのだが先行者の踏み跡は少なく少々不安である。
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先行者の足跡は下りに一人分と登りに一人分の合わせて二人分しか着いていない。地図上の標高点907mはすぐにあり、大間山とマジックで書いてある。
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そこから先は本当に雪が深く、先行者の足跡がなければルートファイディングにかなり苦労したと思う。
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所々にあるピンクのテープが本当に助かる。
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そして地図上の三角点800.1mを12:22に通過。名前は無い。
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地形図ではこの尾根をもう少し真っ直ぐ進むはずであるが指導標と踏み跡はすぐに左を差している。
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これは地形図には登山道として記載されていない隣の尾根であるが、踏み跡もあるのでこちらを進む。この尾根は南向きで日当たりがいいので所々雪が消えていてちょっと歩き難い。
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急な下りをこなして山ノ神に12:35に到着。
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さて今日も足元は10本爪の軽アイゼンであるが、やはり足裏全面に爪があると安心感が違い急な下りでも不安は無かった。しかしこれでも分類は軽アイゼンで本格的な雪山では使用できない。中途半端と言えば中途半端であるが、低山歩き専門家としてはこれぐらいがいいのかも?と思って2年前に購入した。
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更に少し下ったところに金毘羅宮があった。
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ここには小さい釣鐘もあり、何かの時には突くのであろう。
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しかしここから先の登山道は倒木が酷くかなり難儀した。
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ようやく倒木ゾーンを抜け出して麓が見えてきた。
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しかし余り人が通っていないルートなので最後まで気は抜けない。
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13:04に何とか登山道を抜け出して林道に出る。
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福泉寺まで降りてくると岩殿山が大きく見えてきた。
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今日はもう一つここにも登る予定だったが、結構疲れてしまったのでそのまま横目で見て大月駅まで歩く事にした。
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そうなると大月駅14:04の特急かいじに乗って帰りたい。何とか間に合わせようと急ぎ足で歩くが、上り坂が結構堪えるのと、足元がバリバリに凍っていて微妙な感じである。
それでも何とか13:58に大月駅に到着し、新宿までの特急券900円を購入。そして売店で缶ビールを買い間もなくやって来た特急に乗り込む。
900円の贅沢であるが、首都高の料金と同じであるし、なにより登山靴を脱いで寛ぐ事ができるのは特急列車ならではである。そしてビールをプッシュといけるのだから・・・・。
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by hawks-oh-muku | 2013-01-22 22:45 | 山梨の山 | Trackback | Comments(0)

列車で行く山梨富嶽十二景「高川山」

2012年12月19日(水) 高川山(初狩駅8:23→登山口トイレ8:45→玉子石ルート分岐8:55→男坂・女坂分岐9:13→女坂合流9:38→高川山頂9:52(まったり休憩)10:25→
天神峠11:34→峯山三角点11:45→むすび山12:29(休憩)12:39→大月駅13:02
累積標高差+625m-710m

新宿発松本行きの特急スーパーあずさ1号自由席3号車のシートに身を沈めたのは出発7分前の6時53分だった。

なんて、小説風に書き出すとこんな感じだろうか?
今日はどこに行こうかと、いつもの優柔不断さで色々と迷ったが結果的に出した結論が
電車で行く軽めの山歩きとなった。

最初に断っておくが、私は意志が弱く軟弱者である。
しかし人には様々な場面での立場もあり、人は強く生きなければやっていけない。
従って、精一杯の虚勢を張り、さまざまな意思決定を立場上してきているので他人からはそうは見えないかも知れない。

しかし本来の自分の姿は前述の通りなのである。
関東に来てから複数回登ったのは、高尾山と筑波山だけで
それ以外は初めての山ばかりであって2回として同じ山には登っていない。
従って一番気を遣うのは登山口までのアクセスで、秋口は前夜発の車中泊で遠出もしてみたが、
この季節になるとさすがに車中泊は厳しく、何より道路状況がさっぱり掴めない。
ちょっとした所でも道路の凍結などFF車ノーマルタイヤで行ける所となるとかなり限定されてくる。
そうなると行きたい山はあるのだが、色々迷って悩んだあげく踏み切れずに山歩きから遠ざかる事になる。

懸案の年賀状に使う写真を撮影しに富士山の眺望が綺麗な山に行きたいと思い描く。
この時期ダイヤモンド富士が見られる本栖湖にある竜ヶ岳が第一候補であるが、
この日の天気予報を見ると山梨の河口湖付近で最低気温-5℃を見ると早朝の道路状況は不安が一杯である。
ましてやダイヤモンド富士を観る為には、暗いうちからの山歩きとなり不安は増幅する。

そんな不安な気持の中、考え着いたのが電車で行く軽めの山歩きで富士山の眺望がすばらしい山。
そうそれが山梨富嶽十二景十一番「高川山」だったのである。

いつも単独行の私の場合、車であれば誰に気兼ねすることなく自由な時間に出発出来る反面
優柔不断さが出てしまって、グズグズしている内に時間が過ぎて山行きを中止してしまう事があるのだが、
電車となると時間が決まっている為、30数年のサラリーマン生活の習慣で
朝が早くてもピタリと時間を合わせられると言う特技が活かせるのである。

と言う訳で、5時前に起床し準備を整えて6時5分にいつもの通勤電車に乗り込む。
今日は平日の為、通勤時間帯であれば満員列車で大きなザックを背負った登山者は、
かなりの邪魔者であり、周りの冷たい視線もザックと共に背負わなくてはならないが、
この時間なので何とか回避出来た。
それでも早朝出勤者で結構な乗客であるが、ザックが迷惑になる程ではなく乗換駅の集中する、
日本橋・大手町を過ぎると空席も目立つようになりゆっくり座って高田馬場に到着。
山手線に乗り換えてホームで電車待ちをしている頃に薄っすらと明るくなり新宿駅に着く頃にはすっかりと明るくなった。
朝食用におにぎり弁当を買って、スーパーあずさ1号の自由席に乗り込むが、思ったより乗客は多い。
立川・八王子への通勤客が結構利用されている様で、2人掛けシートの片側は殆ど埋まっている。
大きなザックがあるので何とか一人で座れる席を確保したいところで自由席の6号車から3号車まで
車内を移動しながら席を探し歩いて、最後の3号車でようやく空席を見つけて席に着く。
(結局前述の通り、立川・八王子では降りる方が多く、隣の席が埋まることは無かった)
7時ちょうどに発車したスーパーあずさ1号は八王子までは、そんなにスピードは上がらないが、
平日なので中央線各駅の通勤客で一杯のホームをメロディホーンを鳴らせて通過いくのはチト申し訳ないが、快感である。

特急列車は快適に進んで八王子に近づくと、山並みも見えてきて、その先に富士山も姿を現すが
晴れの天気予報に反して低い雲が垂れ込めている。
しかし明るくなって来ているので、天候の回復を祈るような気持ちで八王子を過ぎると特急のスピードが上がる。
新宿から数えて3つ目の停車駅である大月には7時55分に到着した。
ここから一つ先の初狩駅までは各駅停車に乗り換えであるが、各停は8時16分で約20分の待ち合わせである。
大月駅は、富士急線の乗換駅でもあり、立ち食いそば屋や売店もありここでの朝食でも良かったとも思った。
初狩駅には売店も無いと聞いていたのでここで菓子パンを2つ買い求めて各停電車を待つ。
この駅からはこれから登る高川山も良く見えていた。
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ブラブラしながら時間を潰している内に8時16分発の各停電車がホームに入ってきた。
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いそいそと乗り込むと、同じ様な登山者も2名居られたが次の初狩駅で降りた登山者は私一人であった。
初狩駅はこの時間では窓口のシャッターが降りている無人駅状態で、スイカをタッチして特急券は置いて改札を出る。
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駅前にも何の商店もないが、山への案内だけは親切で、地図を確認する必要もなかった。
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生活道路を歩いて大きな墓地の横を歩いていくと狩猟注意の看板と共に熊注意の看板もあり慌てて熊鈴をセットする。
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この先も迷うことなく矢印の方向へ進んで10分ほど歩くと未舗装林道となる。
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更に登山口の前には綺麗な簡易のトイレがあり、人気の山であることが分かる。
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トイレの場所から5分で玉子石ルートとの分岐となり玉子石を経由しない方を選ぶ。
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ここからが本当の登山道で植林の中の尾根道を登っていく。
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玉子石ルートとの分岐から15分程の登りで男坂・女坂の分岐点に出る。
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この山の下には、リニアモーターカー実験線のトンネルが通っておりその工事かどうか解らないが、発破作業が行われている様だ。
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今朝はかなり冷え込んでおり標高600m程の所でも霜柱が立っており小気味良い音を立てて踏みしめていく。
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冬枯れの自然林の登山道は陽が差し込んで明るい。
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高度を上げるに連れて麓の景色が望めるようになる。眼下に中央道が見えるが、例のトンネル事故で通行止めが続いており車は1台も通っていない。
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大きな岩が出てきて傾斜はキツクなって来る。
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ロープが掛かっている場所もあるが、別にロープが無くても登れる程度の傾斜である。
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やがて女坂との合流地点になり、振り返ると待望の富士山が姿を見せる。
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ズームで寄るとこんな感じで雲が邪魔をして全容は現さない。
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急登を登り切ると稜線に出て落葉の堆積した登山道は一旦ちょっと下ってから又登りになる。
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熊笹の中をジグザグに登山道はついている。
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すぐに分岐が現れて真っ直ぐに進むと羽根子山・大岩山を経由して初狩駅に出る道である。
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高川山へは左に曲がる。
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山頂はもうすぐの様である。
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ひと登りで高川山頂に到着。ゆっくり歩いて初狩駅から1時間半弱である。
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実物は・・・・
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ちょっと雲が邪魔であるがまずまずの眺めである。10倍ズームで切り取るとこんな感じで雲から上が雪の切れ目だと言う事がよく分かる。
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等倍の写真はこんな感じであるが、肉眼では富士山がもっと近く感じる。
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山頂は360度の大展望で、方位盤はこんな感じで山座同定を楽しめる。
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富士山に向かって右側には南アルプスが顔を覗かせているが、真っ白に冠雪しているのは間ノ岳で右端には甲斐駒ヶ岳が確認できる。
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頭だけを見せている甲斐駒ケ岳をズームイン。
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こちらは三ツ峠山。初狩駅から三ツ峠山へ縦走して河口湖まで出る健脚ルートもある様だ。
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今日は平日でここまで誰一人会わずに山頂も独り占めであり、この贅沢な景色を眺めながら菓子パン1個を頬張る。
チャイミルクティーを飲みながら丁度食べ終わった頃に2人組の登山者が登ってきたので挨拶を交わしながら富士山独り占めのポジションを譲る。
流れていく雲が富士山の景色を変えて行くのをのんびりと眺める。
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時間が早い事もあり、菓子パンを1個食べただけの休憩であるが、約30分ものんびりと景色を堪能した。
それでは予定通りむすび山コースで大月駅まで縦走する事にする。コースタイムは2時間40分とある。
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この先に続く縦走路も冬枯れで明るい雰囲気である。
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この山の人気の所以は駅から駅へのルートが豊富である事で、この分岐でも富士急線とJRを合わせて3つの駅名がある。
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むすび山(大月駅)方向に進むと登りになり小ピークの所で田野倉駅ルートとの分岐になる。
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そこからは下りになるのだが、落葉が堆積しており滑りやすいので注意しながら進む。
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今日は、電車での低山歩きなので靴はお蔵入りしていたミドルカットのトレッキングシューズを履いて来た。
このシューズは6年前に宮崎で山歩きを始めた時に購入したもので、
靴底がチビッて滑りやすいので先日駄目にした2代目のシューズにしたのだが、
この初代シューズは靴底の磨り減りを除けば健在で、ミドルカットで底が柔らかめなので舗装路歩きでも楽なのである。
これは電車でも歩きやすくて正解だったのだが、下りではやっぱり靴底が磨り減っていて滑りやすくて気をつけながらの足運びとなった。
縦走路は小刻みなアップダウンがあり結構歩き甲斐がある。どんどん進むと大月市の街並みが見えてきて
一番先の山がゴールのむすび山だろう。
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地図には表れないほどの小ピークが幾つもありアップダウンを繰り返して進むと急な長い下りになる。
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ここが滑りやすくてお助けロープを握り締めて慎重に下った。
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振り返ると高川山が綺麗に見えていた。
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更に下っていくと山ノ神の祠があった。
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そのすぐ下が天神峠で分岐になっており大月駅へは花咲経由とむすび山経由の2ルートあるがむすび山経由の道を進む。
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登りに転じた登山道を上がると今度は赤い屋根の祠があり、先程の祠と対になっているようでこの写真の奥に先程の祠が写っている。
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少し登ると展望が開けて、リニアモーターカー実験線が見えている。
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名も無きピークばかりだったが、峯山とプレートの架かるピークもあったが地図には表記されていない。
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そして三角点のあるピークに到着。地図上には512.9mの三角点があるので多分これだと思い写真を撮る。
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しかし先に進むとまたまた三角点が現れる。こっちが512.9mピーク?
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そこから先は標高もかなり下がって、里山歩きの感じになってきたが、振り返ると富士山が顔を出している。
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ズームで寄るとまだまだデカク見える富士山である。
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そして12:29に最後のピークむすび山に到着。ここは大月防空監視哨跡であった。
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ここでもう1個残っていた菓子パンを食べて最後の休憩とした。
大月駅からの特急かいじは13:04と14:04で、今からなら13:04に間に合いそうだが
大月市内を散策して見たかったので、14:04の列車に乗ることにしてのんびり過ごしたあと下っていく。
むすび山からの下りはあっという間で、住宅地のところに降りてくる。
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この先道路に出ても案内はしっかりと出ていて有り難かった。
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道路を歩いて橋を渡るところで高川山を振り返る。
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甲州街道を歩いて大月市内を散策する。
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駅前には13:02に戻ってきたが、あと1時間市内を散策し、13:50に大月駅に到着。
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そして14:04時刻通りに特急かいじがホームに入ってきた。
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こうして電車利用の山歩きは終了したが、今回は特急を使ったこともありすこぶる快適で
冬の山歩きは電車利用のルートを探して見ようと思う。

今日のルート図
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by hawks-oh-muku | 2012-12-22 22:23 | 山梨の山 | Trackback | Comments(4)

深田久弥が最後に目指した頂へ「茅ヶ岳」

2012年11月29日(木) 茅ヶ岳 深田公園駐車場7:50→深田公園7:54→女岩9:29→深田久弥記念碑10:03→山頂10:24(昼食休憩)→千本桜分岐11:14→林道出合12:21→深田公園駐車場12:36
累積標高差+-759m

いよいよ仕事の方は師走モードに突入し、土日は現場第一線での勤務との指示が出て平日が休みとなった。現場大好きの私にとっては願ったり叶ったりの話で早速今週は木曜日に休みを取らせて頂いた。
山の紅葉もほぼ終了し、冬枯れの中どこに行こうかと思案する。2000mを超える山では既に雪山へと様相を変えていると聞き、魅力は感じるものの私の技量では不安が先に立ち踏み出す勇気は無い。
そしてこの時期懸案の年賀状用の写真を撮影すべく富士山が綺麗に見える山への山行も計画しないといけないがこちらは天気が問題である。昨年は丁度この時期に富士山展望の山として有名な三ツ峠山へ登り年賀状用の写真を撮影したのだが、その時は青空ではなく富士山も雪が少なく納得できる写真は撮影できなかった。
そしてこの日の天気予報であるが、午前中は晴れるが午後から下り坂で夕方には雨が降る予報である。年賀状用の写真撮影山行は別の日がよさそうであるが、あわよくば富士山の見える山と言う事で展望の良い山を探した。
そこで候補に挙がったのがこの茅ヶ岳である。「日本百名山」の著書で余りにも有名な深田久弥が登山中に脳卒中で急逝した事で、深田久弥終焉の地として知られている。この事を日本百名山を数多く抱える山梨県が放って置く筈が無く、登山口に深田公園を整備し無料の駐車場も完備している。
それにしても深田久弥が最後に目指した頂とはどんな所なのか?展望の良さと共に大いに興味のあるところである。
天気は午前中勝負と言うことであり、前夜よりの車中泊で行こうと思っていたが朝はこの冬一番の冷え込みと聞くと思わず尻込みをしてしまい早朝出発とした。
朝5時前に自宅を出発し、首都高・中央道と順調に進んでいく。さすがに平日の早朝なので道路は空いていて走りやすい。夜が明けて来て景色も良くなり途中で真っ白に冠雪した富士山も見えてテンションが上がる。更に山梨県に入って車を走らせて行くと目の前に南アルプスの絶景が出てきた。この道を走るのは初めてではないが夜に走っていたのでこんなに素晴らしい景色とは知らなかった。近くのPAに車を停めて写真を一枚撮影する。
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ここから韮崎IC迄はすぐだった、そして茅ヶ岳登山口の深田公園駐車場も韮崎ICからは10分程で到着した。駐車場は砂利の未舗装であるが、広くて整備された立派な駐車場である。
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トイレも設置されていて簡易式の建物だが大変綺麗で水洗である。
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軽くストレッチをして準備を整えて歩き出す。
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まずは深田公園に立ち寄る。
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ここは登山口とは逆方向なので少しだけの寄り道になるが、せっかく来たのだから外す訳にはいかない。「百の頂に百の喜びあり」今は猫も杓子も百名山のブームであるが、本来どんな山でも山頂に登ればその山の素晴らしさがあり登った喜びがある。その事を深田久弥は言いたかったのだと思うが、本人の意図しない方向へ向かってしまったのが現在の異常とも言える百名山ブームなのではないだろうか?私は元々一人で始めた山歩きであるし、日帰り登山限定でもあるので低山をのんびり歩くのが好きである。なので百名山信奉者ではなく現在のブームにはどちらかと言うと否定的な方であるが、この記念碑を見て改めて名言だなぁと思った。
そんな事を考えながら来た道を少し戻って登山口から登山道に入る。最初は林道の様ななだらかな道であるが、昨晩の冷え込みで両側にはビッシリと霜柱が立っている。
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この山は紅葉の時期も美しいと聞いているが、今はすっかり落葉しており陽が差し込んで明るい登山道になっている。
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落葉が堆積した道をガサコサと踏み分けて20分ほど歩くと舗装林道が出てくるのでここを横切って進む。
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ここからも広くなだらかな登山道であるが、ゴロタ石が一杯で決して歩きやすい道とは言えない。
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歩き始めて1時間ほどで女岩に到着。ここは唯一の水場と言う事だが落石が多く立ち入り禁止となっている。
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しかし落石注意と言う事であれば、元々自己責任の山歩きなのでザックを降ろして空身で女岩まで行って見る。荒れていてちょっと歩きにくかったが女岩まで3分ほどで到着。
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設置された樋からチョロチョロと水が流れているが、ちょっと飲めそうには無い。
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見上げると確かに岩は脆くなっていて安全性を考えると立ち入り禁止も止むを得ない措置か。
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ザックを降ろした所まで戻って山頂を目指す。ここからは急登になり大きな岩を越えていく。
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ちょっとした危険箇所を越えると先程の女岩の上に出るが、ここから振り返ると木々の間から南アルプスの山が姿を現す。
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ここからも稜線に出るまで急登になるが、落ち葉が10cm以上も堆積しており登山道が判り難い。
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足首まで完全に埋まってしまい、さながら落葉ラッセルだ。
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ピンク色のテープ目印も所々にあるものの、本当に登山道が判り難い。ジグザクに道は付けられているのだが間違って登山道を外すと、フカフカで更に足が沈み込んでしまうのですぐに判る。
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後から来る人のためにと思って出来るだけストックと足を使って落ち葉を掻き分けて踏み後をつけて進み女岩から40分ほどで稜線に出る。
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稜線に出てから5分程で深田久弥終焉の碑に到着する。
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この場所は奥秩父の金峰山や瑞牆山が一望できる見晴らしの良い所だった。金峰山はこちら側からは「きんぷさん」長野県側では「きんぽうさん」と呼ぶが、ここからは山頂の五丈岩まで見える位の展望場所だった。
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そして先日登った瑞牆山も美しい岩峰を見せていた。
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その場所からはごつごつした岩が出てきて急登になるが山頂まではもう少しだろうと登っていく。振り返ると富士山がお出ましだ。
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山頂直下はちょっとした岩場になる。
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標高が上がり岩場で木々も途切れてどんどんと見晴らしが良くなってきた。金峰山と瑞牆山も一望できる。
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富士山もハッキリとした雄姿が拝めるようになってきた。
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そして10:13茅ヶ岳山頂に到着する。山頂は360度の大展望でまずはすぐ目に入ったのは八ヶ岳である。
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そして南アルプスの山並みも遮るもののないすぐ目の前に迫っている。
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一際目を引くのは甲斐駒ケ岳である。カッコイイ山容に思わずウットリし自然と頬が緩む。
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その左側に鳳凰三山。オベリスクもクッキリと確認できるし、左奥には真っ白な北岳も控え目な姿を覗かせている。
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そしてその左側の奥に見える白い頂は間ノ岳だろうか?
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パノラマで見ると南アルプスから八ヶ岳までが一望の景色で、その間には遠く北アルプスまで見えているのだ。
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更に右側に振ると八ヶ岳から奥秩父の名峰の連なりまでの大展望である。
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瑞牆山と金峰山が見える方角の山梨百名山の山頂表示は2本立っている。
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これは悪戯により紛失し新しく建て直した後に、捨てられていた標識が見つかり元に戻したので2本あるのだそうだ。そう云えばこの事を戒める登山口に警告の案内が出ていた。
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そして振り返ると富士山と文字通り360度に百名山が見える何とも贅沢な山頂である。
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この景色こそが深田久弥が最後に目指した頂だったのだ・・・・。富士山はズームにすると剣が峰までハッキリと見える素晴らしさである。
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八ヶ岳と甲斐駒ケ岳の間に目を移し遠望すると北アルプスの真っ白な山並みも確認できる。
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北アルプスの左端は乗鞍岳だろうか?
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時間的には早いので昼食はどうしようかと思ったが、この景色をおかずにすればコンビニ弁当も豪華なランチに変わりそうで、八ヶ岳が目の前に見える場所に座るところを見つけて昼食にする。コンビニ弁当とお湯を沸かしてカップはるさめの簡単なお昼だが、この景色が一番のおかずになった。
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コーヒーも淹れてのんびりと過ごし、最後に富士山と南アルプスを写真に収めてから下山に掛かる事にした。
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鳳凰三山とチラリと見える北岳の頂も見納めである。
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下りは尾根道を選ぶ。5分程下ると千本桜ルートとの分岐に出るが今日はそのまま下ることにする。
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下っていく途中、冬枯れの季節だから見える景色だろうと思うが落葉した木々の間からも南アルプスや富士山が見えていた。
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途中からは自然林と植林の間の防火帯を歩く事になる。
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真っ白な頂は間ノ岳か?
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途中岩場の急な下りもあったが、12:19に林道まで降りてきた。
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林道を左に曲がってすぐに朝横切った場所に出てきてここを右に入って深田公園まではなだらかな道を下っていく。
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そして12:36駐車場に戻ってきた。天気予報通りお昼までは何とか天気も持ってくれて、澄んだ空気のお陰で素晴らしい景色を拝む事が出来て大満足の山行となった。
帰りのお楽しみの一つである温泉は、道の駅「にらさき」に併設された「ゆーぷる韮崎」に行く事にした。ここの素晴らしさは駐車場から甲斐駒ケ岳がこんなに綺麗に見える事。
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そして先程登った茅ヶ岳も綺麗に見える事であった。山容が八ヶ岳に似ている事から「ニセ八つ」と呼ばれるのも頷ける山容である。
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そして温泉であるが、市民350円で市外は700円と倍の金額はちょっと納得いかないが泉質はぬめりがあってスベスベになり湯温も丁度良くとても良かった。
そして帰り道も富士山がずっと姿を見せてくれて今日も遠出をしてきた甲斐があった。
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この日は時間も早く平日だった事もあり渋滞も殆どなく早い時間に帰って来ることが出来た。しかしこの3日後にこの日通った笹子トンネルで大惨事があろうとは思ってもない事で、ニュースを見て本当に驚いた。全く不幸にもこの事故の被害に遭われた方のご冥福を心よりお祈り申し上げます。
by hawks-oh-muku | 2012-12-03 22:40 | 山梨の山 | Trackback | Comments(4)

白い世界・・・瑞牆山時計回り周回

2012年10月27日(土) 瑞牆山 みずがき自然公園6:45→林道終点7:15→不動滝8:16→夫婦岩8:45→矢立岩9:00→王冠岩9:09→弘法岩(黒森分岐)10:09→瑞牆山頂10:16(小休憩)→天鳥川(桃太郎岩)11:42(昼食休憩)12:12→富士見平小屋12:40→林道分岐12:52→みずがき林道分岐13:00→芝生広場分岐13:29→みずがき自然公園13:51
累積標高差+-780m

紅葉の季節も終盤に差し掛かり、10月末に紅葉の楽しめる山を探した所この山が浮上した。
この山も日本百名山に名前を連ねる奥秩父の名峰で隣にある金峰山と併せて登られる場合が多い。
健脚であれば日帰りで両山制覇も可能であるが、殆どの方は富士見平小屋に宿泊かテント泊で2峰登頂を果たす様だ。いずれにせよ私にはどちらの選択肢も無理なので、軽い方の瑞牆山のみ周回してきた。
瑞牆山は全山が花崗岩で形成されていて風化や侵食により独特の岩峰となっている。「下から眺めてよし、山頂からの展望もよし」と言うことで天気予報もバッチリなので期待に胸を膨らませて行って来た。
登山口は、金峰山と共通の瑞牆山荘からがメインであり、無料の駐車場も近くにある。しかしこちらはトイレが山荘にしかなく車中泊にはちょっと不便そう。
色々と調べた結果、瑞牆山荘から更に奥に入った所に「みずがき自然公園」がありここは広い駐車場と綺麗なトイレがある。(テントサイトもあり)
元々周回コースが良いと思っていたので今回はここを起点とした周回ルートをとる事にした。
金曜日の夜、千葉を出発し首都高と中央道を使って須玉ICで降りる。一旦国道141号を走るがすぐに増富ラジウムラインと名づけられた県道を走ってあとは殆ど迷うことなく瑞牆山荘まで行ける。そして舗装林道をそのまま進むとみずがき自然公園に到着である。
の筈だったのだが、スマホのカーナビは増富ラジウム泉の手前で左に入って瑞牆山荘を経由せず黒森鉱泉の方からみずがき自然公園への最短ルートを選択していて少々不安だった(笑)
そして増富ラジウム泉の状況が判らなかった事で帰りにちょっと失敗をしてしまう事になるのだが・・・。(結果的には失敗でもなかったが)
深夜1時過ぎにみずがき自然公園の広い駐車場に到着、10数台の先客がありテントを張っている方もおり音を立てないようにして分厚い羽毛布団と毛布で暖かくして就寝。
朝は6時前に起きたがかなり冷え込んだ。しかし最近は車中泊も慣れてきて快適に眠れたので疲れも無くスッキリとした目覚めである。
朝食を摂りトイレも済ませて歯磨きと顔を洗って準備を整える。本日は新調した登山靴のデビューである。
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実は今日は新調した登山靴の慣らしも兼ねた山行で余り標高差のない山でそれでいてこの靴の性能を試せる岩場の山がいいかなぁと言う事で瑞牆山にした要因でもある。
どうせ買い換えるのであれば今度はちょっと本格的な登山靴が欲しいと思っていた。津田沼にある本格的な地元の山とスキー専門店で、年配の店員さんにアドバイスを受けながら一緒に選んだのだが、履き易くて初めて履いた時から足に馴染んで人気の靴と言う事で薦められて試着。
本当にピタッとして履きやすく靴紐の結ぶところに新機能も付いていて予算的にも何とか合致するのでこれに決定。9月にリニューアルされた新モデルとの事で新機能と足首が柔らかくなりしかも3000円値下げになったらしい。ベテランの店員さんは試着のときに私の足を見て土踏まずのアーチが深いのでインソールを付けると疲れないと薦められ4000円強のインソールも入れて再試着。これがまたピッタリでベテラン店員さんのカウンセリングセールスに舌を巻きつつこちらも購入。よって今日の慣らし山行は楽しみなのである。

本日の天気予報は快晴であったが、これから登る瑞牆山を見上げると何やらガスが出てきた。
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そのうち晴れるだろうと準備を整えて6:45に駐車場をスタート。駐車場は整備されてかなり広く綺麗なトイレもありお勧めである。
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駐車場の上は芝生広場で下はキャンプ場となっている。
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最初は舗装された林道を歩いていく。
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カラマツの黄葉が綺麗だ。
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ゆっくり歩いて30分で林道の終点に到着。ここにも10台ほど駐車スペースがある。
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ここからが登山道となる。
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綺麗な紅葉を眺めながら沢沿いをゆっくりと歩いていく。
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大きな岩壁を見上げたりしながら歩いていくが最初のうちはなだらかな登山道である。
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沢に下りて行き沢沿いを歩き渡渉する所は整備された木橋を歩く。
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沢沿いの右岸は変わった岩峰が続く。
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何度か木橋を渡って沢を横切る。
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不動滝には8:17に到着。林道終点から50分と書いてあったが60分掛かっている。写真撮影などの時間を除けばだいたい時間通りだと思う。
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ここにはちょっとしたベンチもあり小休憩。ここから一旦沢から外れて登っていく。沢を見下ろすと黄葉したカラマツの幼木がいい感じである。
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この辺りから大きな岩が登山道に出てくる。
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そして沢を渡渉する。
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夫婦岩と名付けられた岩が出てくる。
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関西人としては夫婦岩と言えば伊勢二見ヶ浦を思い出してしまう。(笑) ここからは岩場の入り混じった登りがきつくなる。
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この山はシャクナゲが多い事で有名だが、この辺りから本当にシャクナゲだらけで初夏の季節にも是非来て見たいと思う。息を弾ませながら急登を上がると途中に「ししくい坂 頑張って」の看板が・・
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シャクナゲだらけの登山道に矢立岩の案内が出てきた。
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これの事かな?
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そして木の枝に支えられた大岩(笑) 洒落が効いていますね。
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名前のついた奇岩が色々と現れてくる、これは王冠岩の名前が付いていた。
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そしてここからは沢から離れて岩場の急登になる。
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どこをどう通れば???岩の間を進んでいきます。
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この様な登山道で歩き難い。下りの膝痛を緩和するために最近はWストックを使っているがこういう所では結構邪魔である。
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そして天気は良くなるどころかこの辺りで無情にも雨が降り出し、山頂まであと10分の分岐に出た時にはレインウェアを着込む人も。
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そして山頂に向かう登山道は、瑞牆山荘登山口から登ってきた人と合流し(圧倒的にこちらからの人が多い)既に下山を始める人も居り渋滞が出来る。
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山頂には10:16に到着。360度ガスに包まれた真っ白い世界で眺望を楽しみにしてきたので残念無念である。
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それにしても人気の山だけに人の多さにはちょっと辟易してしまう。
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ここで弁当を食べて天候回復を待つ事も考えたが、人の多さに躊躇して結局小休憩を摂っただけで下山する事にした。本来ならこの様に富士山が見える筈だったのだが本当に残念。
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富士見平方面へ下っていくが、岩場の急傾斜で慎重に足場を選んで下っていく。
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そして続々と登ってくる登山者にも道を譲らなければならないので結構時間が掛かる。
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下山開始から1時間強で桃太郎岩に到着。
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圧倒される巨大な岩が真っ二つに割れている。
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この先に天鳥川があり腰を降ろせる河原やベンチもあり、絶好の休憩スポットになっていて、ここで昼食にする。30分ほどゆっくりとして天鳥川を渡る。
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ここから富士見平まで30分だが登りになる。
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富士見平小屋に12:40到着。
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テントサイトには色とりどりのテントが張ってあり紅葉とも不思議とマッチしている。
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ここでは休憩せずにそのまま周回ルートに向けて下っていく。ミズナラの黄葉が綺麗だ。
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周回ルートへの入口は判り難く、この指導標の林道方向に入るので見落とし注意だ。
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林道終点には何台か車が停まっているが、これは小屋関係者の物だと思われる。
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気持のよい林道を歩いていくとこれまた見落としやすい指導標がありこれもみずがき林道方面に入っていく。
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ここからは山の中を緩いアップダウンして進むのだが、この辺りの紅葉が素晴らしかった。
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そしてここもシャクナゲの木が多い。
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周回ルートを歩く方は少ないようで、先程までの混雑とは隔絶の感がある静かな山歩きが出来る。そして素晴らしい紅葉・黄葉で何度も足が止まる。
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静か過ぎて熊が出てこないか不安になりつつ足を進めると思わずギョッとするものに遭遇。立派な角を蓄えた雄鹿が無残な姿で横たわっていたのだ。臀部に引き裂かれたような裂傷があり息絶えていたのだが、まさかと思うが熊にやられたとしか説明が付かないような状況だ。余りにも酷いので写真はその部分を写さずに掲載する。
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ツキノワグマが鹿を襲うとは信じがたいが、ネットで検索するとあり得る事らしい。そしてツキノワグマは木の実の食事をする大きなミズナラやブナの木は決まっていてこの近くにまだ居るのかもと思うと怖くなり、鈴を鳴らしまくって急いで下山する。
そして天候は急回復し、カラマツ林の間から岩峰が覗き見えるようになってきた。
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かなり下って来ると指導標が出てきて、芝生広場に向かう。
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ここを曲がって少し下ると素晴らしい景色が待っていた。
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どんどんと下って天鳥川を渡る。
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この指導標が判り難く、芝生広場にはどちらでも行ける様だが、楽そうなみずがき林道・芝生広場の方に進む。
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一度間違えて舗装林道の方に出てしまったが、再度森に入り13:49駐車場の上にある芝生広場に到着。
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芝生広場から瑞牆山を振り返る。
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本日のルート9.6km7時間8分の行動時間であった。
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帰りは楽しみにしていた世界最高濃度のラジウム泉増富鉱泉に向かう。瑞牆山荘の前を通ると凄い数の車で駐車場に停めきれない車の路上駐車の列が延々と続いていた。
そして問題のラジウム泉であるが、上から下っていくと旅館が何軒かあり、日帰り温泉施設があるのかどうか判らなかったのでそのうちの1軒に入り、入浴だけ出来るか聞いて見ると土曜日は14時を回ると宿泊者専用なのだがまぁいいでしょうと800円で入浴をさせてもらう。
フロントで入浴方法のレクチャーを受けた通りまずは身体を綺麗に洗って、熱い方の普通の風呂に入る。温まったところで37度しかない茶色のラジウム泉に入る。入った瞬間は冷たく感じるほどであるが、10分も浸かっているとポカポカしてくるから不思議だ。この入浴方法を3度繰り返しポカポカに温まって帰路に就く。
そうすると少し下った所に日帰り温泉施設増富の湯があり、先程の旅館の対応がおかしかったのも納得。ちょっと変わった客と思われた様だった。ちょっと厚かましい客で恥ずかしい思いをしたが、結果的には空いていてゆっくりと出来たのでそれはそれで良かったと思う。
by hawks-oh-muku | 2012-11-05 23:40 | 山梨の山 | Trackback | Comments(4)

毛無山から十二ヶ岳周回縦走

2012年9月26日(水) 文化洞トンネル登山口6:46→長浜ルート分岐7:58→毛無山頂8:40→一ヶ岳8:46→二ヶ岳8:52→三ヶ岳8:57→四ヶ岳9:04→五ヶ岳9:11→六ヶ岳9:20→七ヶ岳9:30→八ヶ岳9:37→九ヶ岳9:40→十ヶ岳9:45→十一ヶ岳9:56→吊橋10:09→桑留尾分岐10:41→十二ヶ岳10:44(昼食休憩)→金山山頂12:11→スズメバチ発見12:18節刀ヶ岳手前で撤退→十二ヶ岳13:10→桑留尾分岐13:17→文化洞トンネル方面分岐14:31→登山口15:10→西湖15:15→文化洞トンネル登山口15:19
累積標高差+970m-960m

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今回は東京に転勤してきてからは夏休み以外で初めて平日の山歩きになった。と言うのも今週は週末に出張があり上手く代休が取れたのである。
いつものパターンでは代休もないので貴重な休み、さて何処に行こうかと考えたが、丁度1ヶ月前に登った御坂山塊に気になる山があり、最近の定番となった車中泊で行ってきた。
河口湖ICを丁度12時を過ぎに出るために22時前に自宅を出発し首都高に乗るが、さすが平日火曜日の夜なので空いている。
余りにも順調に進みすぎて途中のSAで時間調整をしながら12時を少し過ぎた所で河口湖ICを降りる。今日の車中泊の場所は河口湖畔にある道の駅「かつやま」
ここからは登山口まで10分程であるので最高のロケーションである。
12時過ぎに到着し早速毛布と羽毛肌掛け布団を被って睡眠。今日は冷え込みが予想された為に毛布だけでは寒いと思って羽毛の肌掛け布団を持ってきたがこれが正解、朝はかなり冷え込んだ。翌日は6時過ぎに起きて朝食に用意してきたお握りを2個頬張り、綺麗なトイレの洗面所で歯磨きと顔を洗ってトイレも済ませて登山口へと向かう。
今日の登山口は毛無山登山口で文化洞トンネルの手前に無料の駐車場がある。車を停めたのはこの場所で無舗装の駐車場で工事現場のようだが既に1台の車が停まっていた。
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準備をしていると隣の車の男性からどこまで行くのですか?と聞かれて十二ヶ岳まで行ってそこから先は行ってから決めますと答えると、その男性は時間的には十分なので節刀ヶ岳までは行こうと思っているとの事で私も出来れば行ってみたいですとお答えし準備が終わったので先行させて頂く。
登山口は駐車場の中にありトンネルの上を横切っていく形で登山道が続いている。
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登山口に入っていくとミズヒキ・アキチョウジ等が咲いている。
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しそ科のイヌゴマも咲いていた。(別名チョロギダマシ)
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少し登ると突き当たりになり右に曲がってトンネルの上を横切る。
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トンネルの上を渡りきった所で左からも道が合流するが立派な忠魂碑が立っている。陸軍大将一戸兵衛書と書いてあり帰ってから調べると日露戦争で武勲を挙げた有名な方の書のようだ。
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この先から本格的な登山道になり登っていくとツチグリを見つける。今まで何回か見ているが今日見たのが一番綺麗だった。
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急になってきた自然林の登山道をゆっくりと登っていく。登りで身体が温まって来たのでウィンドブレイカーを脱いでいたら登山口で声を掛けられた男性が追い抜いて行かれた。
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振り返ると木々の間から富士山が顔を出す。
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1時間少し掛かって長浜への分岐に到着。標準タイムよりも少し遅いタイムであるがここで一服する。
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ここからはブナなどの広葉樹の自然林となり気持ちよく登っていく。
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分岐から20分少し登って行くと木が途切れてカヤトの原になり富士山バーンの景色になる。
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草が登山道を覆い歩きにくくなってきたがオヤマボクチも登山道に現れる。
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富士山を振り返りながら登って8:40に毛無山に到着。山頂表示が外れていて三角点に立て掛けてあった。
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山頂からの富士山は雲が掛かってしまった。
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今日の毛無山は単なる通過点でここから先が核心部であるので先へ進む。稜線を歩いて5分程でまずは一ヶ岳を通過。
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次に向かう為には当然下って行くことになる。
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そして少し登って5分程で二ヶ岳を通過
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三ヶ岳へも5分程で到着し通過する。
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四ヶ岳へは岩場になりロープが掛かっているところもある。
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しかし時間的にはやはり5分程で見晴らしの良い四ヶ岳に到着する。
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富士山の下の湖は西湖で右側に尖がった十二ヶ岳を見ることが出来た。
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そして進行方向に目を遣ると十二ヶ岳へのコブコブの稜線が望める。左一番奥の尖がりが十二ヶ岳で右の奥の方にちょこっとした尖がりを見せているのが節刀ヶ岳である。
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ここからは厳しい下りになる。
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少し登り返して五ヶ岳を通過。
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トリカブトやアキノタムラソウなどの咲いている稜線を歩いて10分足らずで六ヶ岳に到着。
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更に10分で大きな岩のある七ヶ岳を通過。
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美しいブナ林を歩く。紅葉したら綺麗だろうと思う。
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そして八ヶ岳に登頂??通過する。いつか本物の八ヶ岳にも登って見たい(笑)
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九ヶ岳は八ヶ岳から3分で通過。
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九ヶ岳から下って登山道は十ヶ岳は巻いていく様になっているが鞍部から節刀ヶ岳が望めた。
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十ヶ岳は肩の所に表示があった。
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十ヶ岳を見上げるがこれは登れない(笑)
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十一ヶ岳へは岩場の登りになる。核心部に近づいてきた様だ。
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岩場を登り振り返ると歩いてきた稜線が見渡せる。
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ハナイカリを見つける。この花は初めて見た。
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そしていよいよ十一ヶ岳に到着。
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目の前に十二ヶ岳が迫ってきたがその前に激下りが待っている。
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激下りと言うよりも完全な崖である。まず朝の登山口駐車場で声を掛けられた男性が先に下りて行かれた。
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続いてロープを頼りに下りて行く。先程男性が写っていた所まで降りてきたが、そこから更に乗り継ぎ用のロープがありまだ下が見えない。
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更に最後は鎖まで出てきて上を見上げても降り口が見えない程の崖下りだった。
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そして「ひとりずつ渡れ」と命令口調で書かれている看板が緊張感を高める。
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十一ヶ岳と十二ヶ岳のコルは切れ落ちている為に吊橋が掛けられているのだ。ネットで見て面白そうなので是非渡って見たいと思った場所だ。
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しかし橋の下の高度感は無いので見た目ほど怖くはないが結構揺れる。足元を良く見るとボルトが1個無くなっていて油断は出来ない。
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何とか渡りきって振り返る。この吊橋が無ければこのルートちょっと無理かと思う。山と高原の地図で破線なのも納得か。
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しかし本当の核心部分はここからだった。切り立った長い岩場を登らなければならないのだった。
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ホールドする所は多いので3点支持で登っていくが落石には要注意で先行者とは一定以上の間隔が必要だ。
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ちょっと緩んだところで振り返ると先月登った御坂山塊の山並みが全て見渡せた。写真左側の尖った山が釈迦ヶ岳、中央の右奥の円い高い山が黒岳、右奥の尖った山が三ツ峠山。右手前が先程まで居た十一ヶ岳である。
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激下った十一ヶ岳を見下ろす高さまで登って来た。
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崖の岩場に張付くようにダイモンジソウが咲いていた。
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更に高度を稼いで振り返り御坂山塊をパノラマで撮影。
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やっと核心部の岩場を越えて下山ルートの西湖に向かう桑留尾への分岐に出る。
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10:44十二ヶ岳山頂に到着。休憩を含めてだが4時間も掛かっており標準コースタイムより1時間オーバー。
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以前はコースタイムよりも速く歩く事に喜びを感じていた時期もあり、大体抜かされるよりも抜く方が多かったのだがここ1年ははどんなに頑張ってもコースタイムで歩くのが精一杯で、
更に最近ではそれさえも危うい。途中写真撮影や何度か小休憩を摂ったとは言え自信を失うのには十分な遅れである。
しかしここまでの行程は6年の山歩き暦の中で間違いなく最高ランクのアスレチックなフィールドでもうお腹一杯状態。富士山を眺めながら少し早い昼食とする。
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朝駐車場で声を掛けていただいた方と一緒に話をしながら昼食を摂りゆっくりとする。西湖の右側に青木ヶ原の樹海が広がる。
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簡単な食事を済ませてコーヒーを淹れて寛ぎ自分的には今日はこれで下山しようと思っていたが、先ほどから一緒の男性が節刀ヶ岳まで行けるかな?
との事で山と高原地図で時間を調べてみる。これまた破線ルートではあるが往復で約2時間、行って見ますか!と話はまとまり縦走路を進む事に。
最近下山時に痛み出す膝に不安を残しつつ山頂標識の横を越えて岩場に進んで行く。
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10分ほど進むと下が見えない崖にロープが掛かっている。男性が様子を見に先に下って行く。
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ここも途中で乗り継ぎ用のロープと鎖があり3回乗り継いで降下するが足場が少なくちょっと苦労し何とか下りきって上を見るが降りてきたところはずっと上で既に見えない。
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鞍部に降りてからすぐに岩場の登りになる、ここには鉄梯子も設置されている。
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登りきって振り返ると先ほどまで立っていた十二ヶ岳が見える。鞍部まで降りるのに崖を下った筈である。
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ここからはなだらかになり両側にトリカブトが咲き乱れる登山道を歩いていく。
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大石ペンション村の分岐が出てくる。地図では迷マークが付いているがハッキリした道である。
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ほぼコースタイム通りに金山に到着。ただ金山は峠の通過点の様な何も無い所だった。
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ここからは地図によると15分で節刀ヶ岳である。しかし8分ほど歩いたところで登山道の真ん中にイノシシの子供の屍骸が横たわっていて思わず足を止める。近づくと群がって集っていたハエがぼわっと飛び立つが、そのまま屍骸に留まり蠢くオレンジと黒の縞目もハッキリとした大きなスズメバチが3匹ほど目に入る。私が先に歩いていたので後方の男性に報告する。前に進むためには目の前に横たわるイノシシの屍骸を越えていかねばならない。しかしここでスズメバチに襲われたら下山に2時間以上掛かる山行は難しく遭難騒ぎになってしまう。ここまで来たら節刀ヶ岳に行きたい気持は強いがここは一も二もなく撤退を決める。金山に戻る途中から雲がとれた富士山が姿を見せていた。
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十二ヶ岳まで戻る途中、鬼ヶ岳が綺麗に見えていた。
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十二ヶ岳に戻らず鬼ヶ岳を経由して西湖に降りる手もあったのだが今回はかなり疲れてしまってこの時はその選択肢は思いもしなかった。
すぐ手前で撤退を余儀なくされた節刀ヶ岳を振り返る。
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左の鬼ヶ岳から中央の節刀ヶ岳とその先黒岳・御坂山へと続く稜線をパノラマで撮影する。
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さて今度は先程と逆の岩場の降りと登り返しが待っている。まずは鉄梯子を下る。
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さて下りで少し苦労した崖を登る。まず取り付きの1本目のフィックスロープ。まだ上は見えない。
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2本目のロープを越えて最後の登り、上を見るがまだ先が見えない。
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登りきって下を覗き込む。途中で2段になっているので下は見えない。
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十二ヶ岳に13:10戻ってきた。雲の取れた富士山が美しい。
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下山は十二ヶ岳から桑留尾へと降りるルートである。少し下ってここから下る。
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しかし2.6kmの下山ルートも簡単ではなかった。岩場の厳しい下りが続く。
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心配していた左ひざが痛み出したが下るしかないので、ゆっくりと下っていく。40分ほど下ると傾斜も少し緩み文化洞トンネル方面の指導標も出てくる。
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ここから先尾根を外れて広い樹林帯の中を下っていくのだが目印を良く見ないとガスった時などは迷い易いかもしれない。
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下山開始から1時間20分弱で桑留尾と文化洞トンネル方面への分岐に出る。左の文化洞トンネル方面へ進む。
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少し行くと分岐が出てきた、何とここから先が通学路となっている。何でも西湖が氾濫したときの通学路になるらしい。通学路の方を進んだのだが、倒木が行く手を阻む場所が2箇所ありどちらも潜る事も上を越える事も出来ず山側を巻いて行かなければならなかった。
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漸く通学路も終了で舗装路まで降りてきた。
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西湖の車道に15:15に下りてきた。ここから文化洞トンネルまでは歩いて10分ほど。
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しかし丁度バスがやって来た。バス停ではないがバスを見ていると止まってくれて文化洞トンネルの登山口駐車場で下ろしてくれた。料金は150円也。親切なバスの運転手さんに感謝である。
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今日は途中からご一緒して頂いた男性登山者がおり久し振りに8時間以上の行動時間の山行となった。最後の温泉はこの男性が本日宿泊される旅館に案内していただき、無料で入らせて頂いた。本当に有難うございました。(感謝)
by hawks-oh-muku | 2012-09-30 23:32 | 山梨の山 | Trackback | Comments(2)

レンゲショウマと黒富士を愛でに御坂山塊・黒岳へ

2012年8月25日(土) 
黒岳 新道登山口6:44→新道峠6:50→破風山7:18→すずらん峠7:35→黒岳山頂8:12→黒岳展望所8:16(小休憩)→破風山9:25→新道峠9:42→新道登山口9:49

釈迦ヶ岳 すずらん群生地駐車場10:09→釈迦ヶ岳登山口10:14→稜線分岐10:37→府駒山10:58→釈迦ヶ岳11:43(昼食休憩)→すずらん群生地駐車場13:12
累積標高差+-645m

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昨年から仕事と環境の変化で山歩きの回数が激減して今年も3ヶ月以上山歩きが開いた期間もあり体力も脚力も大幅にダウンしてしまった。
この事を実感したのは奥多摩の本仁田山に登ったときで本当にしんどく、脚力の衰えに自分でも情けなかった。
そんな訳でまだまだ足慣らしを兼ねた軽めの山歩きであるが、今回の目的はレンゲショウマと黒富士の展望である。森の妖精と形容されるレンゲショウマであるが、
関東では奥多摩の御岳山が一番有名である。但しこちらはケーブルカーで押し寄せる観光客とカメラマンで趣はなさそうだし山で人混みはもっと嫌である。
それで他の山を検索すると、群馬県の浅間隠山と鼻曲山が出てきた。ちょっと遠いがここが良いかと思っていた。
しかし更に検索すると以前登った事のある三ツ峠山が出てきた。更に絞り込んで検索すると、三ツ峠山に連なる御坂山塊の黒岳も綺麗だと判った。
どうせ行くのなら富士山が見えなければ楽しみは半減する。天気予報を調べると晴天であり、富士山も綺麗に見えるに違いない。よし!黒富士を見に行こう!とここに決定した。
昨年に三ツ峠山に行った時もそうであったが、中央道の渋滞を避ける為に車中泊の山行にする。中央道の渋滞は7月末に奥多摩に行った時にも実感したが本当にウンザリものである。
それと夜に出発する車中泊のメリットはETCの高速深夜割引(半額)が利用できるという経済的な恩恵も大きいのだ。
但しその為には深夜12時~早朝4時までの間に料金所を入るか出るかどちらかをクリアしなければならないので、夜の10時頃に家を出る。
渋滞を避けるつもりであったが何とこの時間でも首都高が断続的に渋滞している。夏休み最後の週末の影響か?お陰で途中の時間調整は不要だった。
今回中央道での収穫は、深夜に富士山に連なるヘッデンの灯りが見えた事。さすがに写真は撮れないが、富士山人気の凄まじさを象徴するような風景であった。(これはネットからの拝借した写真であるが、こんな感じで真っ暗なので一瞬何かと思った。)
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さて河口湖ICで高速を降りて河口湖大橋を渡ってすずらん群生地駐車場を目指す。真っ暗な中道は細く荒れていくが一応舗装はされているので不安に思いながらも要所要所にある
すずらん群生地の案内に助けられた。
途中で道路を鹿が飛び出し吃驚したが無事到着。シートを倒して毛布を被って就寝、長時間の運転で神経が高ぶっている為に最初は中々寝付けないが、すぐに熟睡できた。
4時過ぎに車の音で目が覚めたがまだ早いのでもう少し眠る。次に起きたのは6時頃で睡眠時間も十分である。トイレは林道から100m程歩いた所にあるのだが、
これが立派なトイレでペーパー完備の綺麗なトイレだった。但し注意事項はこのトイレの利用期間は4月から10月で11月から3月までは利用できないとの事。
登山口がよく判らず、舗装林道をそのまま上がって行くと新道峠登山口に突き当たった。既に車3台とバイクが1台停まっていたが全部で6~7台は停められそう。
ここから新道峠までは僅か5分の距離で、そこから富士山が望めると言うロケーションで写真愛好家の絶好のスポットになっているようだ。
ここで準備を整えて6:44にスタート。駐車場からの景色でも南アルプスの山々が綺麗に見えていた。
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右の方に目を移すと八ヶ岳もくっきりと見えていた。
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この登山口から入っていく
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登山口からすぐのところで早くもレンゲショウマが沢山咲いている。(薄暗いのでちょっとピンボケ)
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5分も掛からず新道峠に出る。ここからは富士山を眺めながらの稜線漫歩である。
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もちろん富士山はこの通りの雄姿を見せている。
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長い裾野の左側、伊豆方面は雲が掛かっているようだ。
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河口湖にも雲が掛かっていて河口湖大橋は多分霧が出ている状態ではないだろうか?
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アップにして見ると登山道の様子も判る感じだ。
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稜線を歩いていると、カメラマンたちが作った踏み跡と展望が開ける場所が沢山ありついつい立ち寄っては富士山を眺めてしまう。富士山をバックにアザミを入れて撮って見た。
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軽い登りをこなして破風山に到着。
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レンゲショウマも多く咲いているが光の当たる帰りに撮影する事にしたが、そのほかの花も多く咲いている。ツリガネニンジン。
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ここからは笹が茂っており朝露で少々足元が濡れる事になる。
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カラマツの先に黒岳が見えてきた。
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オオヤマボクチはまだ白い綿毛を纏っていた。
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ヤマトリカブトの花は小さくかわいい感じだ。
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フシグロセンノウ。
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シシウドは朝日を浴びていた。
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すずらん峠を7:35に通過する。
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ここから見る富士山、見る角度が変わっても下の風景が変化するだけで綺麗な三角錐の富士山は変わらない。
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ブナ林の中の気持ちよい登山道を登っていく。
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オクモミジハグマが咲いていた。
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アキノタムラソウ
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写真では中々伝えきれないが本当にここのブナ林は美しい。
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カイフウロも沢山咲いている。フウロの種類はハクサンフウロなど色々あるが。葉っぱの違いなど微妙な違いで正直よく判らない。
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写真撮影をしながらゆっくりと歩いて8:12黒岳山頂に到着。
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この三角点のある山頂は全く展望がなく200m程進んだところに展望所がある。ここで小休憩を摂る事にする。目の前には言わずと知れたmt.fujiがドーンである。
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右の方に目を移すと悪沢岳と赤石岳が見えていた。
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雄大な景色を堪能し、御坂峠方面へ少し進んで見る。黒岳の説明が書いてあるがどおりでブナ林が綺麗なはずである。
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そしてアサギマダラが沢山飛んでいたがオクモミジハグマに止まった所を漸く撮る事が出来た。
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ここから釈迦ヶ岳に周回する事が出来るのだが、駐車した場所が悪いので釈迦ヶ岳は車で登山口まで移動する事にしてここらで引き返してピストンで戻ることにする。
そして帰りの行程で狙い通り陽の差し込んだレンゲショウマを撮る事が出来た。
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破風山の辺りで富士山に雲が掛かってきた。
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最後にもう一枚レンゲショウマ
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9:49に登山口に戻ると駐車スペースは満車になっていた。但し少し手前の路肩にも数台分の駐車スペースがあるので10台少しは停まられると思う。
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次の釈迦ヶ岳に登るべくすぐにすずらん群生地駐車場に車を戻らせる。車の中で朝飯に用意したお握りの残り1個を頬張り10:09に再スタートである。
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駐車場から少し歩いたところに釈迦ヶ岳登山口がある。
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最初の短い区間だけコンクリート舗装の道であるが、登山道に入るところで大きく左に曲がる。大きな指導標があるので間違う事は無いと思うが、真っ直ぐにも進めそうな道が続いているが、これは谷道である。
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この山も気持の良い自然林の登山道である。
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この山にはレンゲショウマは咲いていないがママコナが多い。
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稜線に出るまではキツイ登りもあるが時間にして20分程で稜線分岐にでる。
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稜線は小刻みなアップダウンがあり小ピークには図根点が設置してある。
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稜線の分岐から20分で府駒山に到着。ここからの展望はない。
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ここからは一旦下りに変わる。
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木々の間から尖がった山容の釈迦ヶ岳が見えてきた。
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鞍部まで結構な下りが続いて、更に小ピークまで登りがあり展望の良い小ピークに出る。ここからは八ヶ岳が良く見えていた。
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そして雲が掛かってきた富士山も姿を現した。
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ここからは厳しい岩場の登りになる。
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釈迦ヶ岳のピークが近づいてきた。
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最後の登りである。
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登り切ったら360度大展望の釈迦ヶ岳である。
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先程登った黒岳の稜線越しに富士山が見えている。
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富士山の右側には南アルプスが雲から薄っすらと覗いている。
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八ヶ岳方面も瑞垣山・金峰山・甲武信岳もバッチリ。
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黒岳の奥には以前登った三ツ峠山も見えている。
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富士山にスッポリと傘雲が掛かった。天気が悪くなるのも嫌なので早々に下山する事に。
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岩場の急斜面の下りだけ慎重に降りてそこからは一気に下って13:12下山完了。後はお楽しみの温泉であるが、川口湖畔にある野天風呂へ、通常1000円であるが、JAF会員証の提示で700円の割引が受けられた。気持の良い温泉でゆっくりと浸かって疲れを癒して帰路に就いた。
※帰りの渋滞は毎度の事で、時間が早い分だけマシだったと思うがそれでもうんざりである。
by hawks-oh-muku | 2012-08-25 23:57 | 山梨の山 | Trackback | Comments(6)

年賀状用の写真を撮りに三ツ峠山

2011年11月27日 三ツ峠山 三ツ峠山登山口6:43→三ツ峠山荘7:49→三ツ峠山頂8:13→御巣鷹山8:43→木無山9:25→三ツ峠山登山口10:11
累積標高差+580m-575m

そろそろ年賀状の準備が必要な時期になってきた。山歩きを始めて丸5年が過ぎたが、ずっと年賀状に山の写真を入れたいと思っていた。
しかし今まで年賀状に合う様な山の写真が時期的に無く果たせずに居た。年賀状に合う山といえば富士山を置いて他にない。そして今はその富士山が望める山が日帰り圏内にある。
そうと来れば行くしかない!そう思って行ってきました富士山眺望ナンバー1の三ツ峠山。
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今回も前回同様に前夜出発の車中泊で山行する事にした。しかし昼間でも不慣れな山の登山口は判りにくく、深夜に登山口に行くのだけが不安材料である。
中央道河口湖ICを降りて河口湖大橋を降りて進んでいくが、新しい道が出来ていたのかGPSの補足が弱いのかスマホのナビ案内が怪しくなり一度道を間違えてしまったが何とか無事登山口の駐車場に到着。
ここは無料駐車場でトイレも完備と言うことを下調べ済みでここで車中泊をすることにしたのだが、まずは吃驚したのは既に駐車場が8割程埋まっていた事。
皆さん既にお休み中で静かにエンジンを切って布団と毛布を被って就寝。ここも標高が高く夜はかなり冷え込んだ。
2回目の車中泊であったが、ステーションワゴンのラゲッジスペースをフルフラットにしての即席ベッドは快適で6時過ぎまで熟睡出来た。
用意してきた朝食を食べてトイレにも行って準備を整える。(トイレは山中の為、虫が多かったがトイレ自体は綺麗なトイレだった。)
ここが登山口で駐車したのはもう少し下のほうでここは深夜にもう既に一杯だった所。左側に写っているのが綺麗なトイレ。
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この登山道は山頂にある山小屋の送迎用ジープが通る林道で、趣は全く無いと聞いている。写真の奥に写っているジープがそれである。
山頂は絶好の富士山眺望スポットで、山小屋に宿泊して写真を撮影する愛好家も多いようだ。ジープで送迎してもらえば山を登ることなく絶景が撮影できるので人気のようだ。
登山道入口にある案内板と概念図。
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このルートは何の危険も無い林道の様な登山道であるが、山頂直下にはクライミングゲレンデがあるようでヘルメットをぶら下げた重装備の登山者が先行する。
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途中に何箇所か休憩スペースがある。
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両脇に霜柱の立つ登山道はこんな感じ、ここをジープが来たときにはゲンナリして道を譲るそうだ。
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ここで左がジープ専用道よ登山道が分かれて右へ進む。
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振り返ると南アルプスの山々が姿を現す。
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そしてひと登りでジャーんと富士山のお出ましである。
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ズームで寄って見ると富士山の登山道までもがクッキリと見える距離である。
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パノラマでも撮影する。
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逆の方向には真っ白に冠雪した南アルプスの山々も一望。
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2つある山小屋の奥の方にある山小屋。
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この小屋の前から達磨石を経由して三ツ峠駅へ抜けられる。先程の重装備のクライマーはここへ降りたと思われる。
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分岐は曲がらず真っ直ぐに進み三ツ峠山へ向けて登っていく登山道からも富士山は常に見えているのだが南アルプスは更に良く見えるようになってきた。
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ちょっと滑りやすい地質で階段が助かる。
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高度を上げると両端の延びた裾野が美しい富士山の雄姿が見れる。
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麓には富士急ハイランドが見える。(この写真は目一杯のズームでの撮影)
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8:13三ツ峠山頂に到着。
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パノラマで撮影すると富士山の右側に南アルプスが広がっているのが分かる。
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名前の由来である三つの山に登らねば三ツ峠山に登ったとは言えないので御巣鷹山に向かう。
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御巣鷹山の山頂はアンテナが林立し山頂表示らしきものもない。
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辛うじてこれかな?と思われるのが金網の中に・・・。
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そして少し戻った所からは北アルプスも望める。こちらは真っ白に冠雪しているが丁度真ん中に槍ヶ岳の尖がりも確認できる。
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あの道を登るにはチェーンを巻いたジープでないと無理な様であるが、道は無残にも荒れてしまうだろう。
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クライミング練習中のクライマーが見える。
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引いて写すとこんな場所である。
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続いて木無山へ向かう途中富士山の裾野の左端に見えていたのが伊豆方面で、天城山地かな?
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木無山には9:25に到着。
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木々の間から見える八ヶ岳は近くに見えるが、八ヶ岳には全く雪がない。
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最後にもう一度北アルプスを遠望し下山を開始する。
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今日はピストンルートなので趣の無い道を一気に下って10:11には下山完了である。渋滞回避の為早く帰路に就く。しかし河口湖周辺で今日はマラソン大会があり、河口湖大橋は通行止めになっていた。
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河口湖畔をぐるっと回っていくが、ここが渋滞していて富士山を眺めながらの走行となり怪我の巧妙か?
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今日はこの時間だったので帰りの高速はスムーズに走行する事が出来た。年賀状はいつもはギリギリに出すのだが今年は年賀状用の写真もバッチリと確保したので作成を早めにしなければ・・・・。
by hawks-oh-muku | 2011-11-27 23:03 | 山梨の山 | Trackback | Comments(0)