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初歩きは大展望の赤城山(黒檜山)

2013年1月12日(土) 黒檜山(赤城山) 赤城広場バス停10:01→黒檜山登山口10:16→
黒檜山頂11:48→展望場所11:52(休憩)12:20→黒檜山登山口13:10→赤城広場バス停13:24
累積標高差+-490m

年末年始の連続出勤もようやく終わって初登りは
どこに行こうかと思い巡らせていたが、直前まで決めかねていた。
理由は二つある。
一つは言わずと知れた車の足回りに起因する登山口までのアクセスである。
二つ目は膝痛&腰痛。連続出勤が続いた事も要因かも知れないが、
月曜日に急に腰痛が出てしまい、普通に歩くのも困難な位の痛みであり
土曜日の初登りは無理かなぁと諦めかけていた。

しかし木曜日くらいから何とか改善し軽めの山なら行けるかも?となった。
でもまだ一つ目のアクセスの問題がまだ残っている。
昨年の登り収めで行った電車での山行も面白かったので、
公共交通機関でアクセス出来る軽めの山を探してみる。
軽めとは言え冬山気分が味わえる所は無いかと欲は深い。
そんな都合の良い山は中々見つからないが、ピッタリの山が見つかった。
それは一度行った事のある赤城山である。
ここは登山口の標高が既に1300mあるので短時間で冬山気分が味わえるのだ。
しかし逆に登山口の標高が仇となりノーマルタイヤでは近づくことが出来ない。
赤城山は氷上のわかさぎ釣りも有名で前橋駅からバスが運行されている。
但し本数は少ないのでちょうどいい時間のバスに合わせる電車の時間を調べると
高崎までは上越新幹線に乗らないと間に合わない。
いくらなんでも新幹線を使っての山歩きは無いだろうと前橋市のHPから
赤城山への冬季バス運行の情報を見ていると、目から鱗の謳い文句が・・・。

冬の赤城山はワカサギ釣りやスケート・スキーと冬のレジャーを楽しむことが出来ます。
しかし冬道運転に自信のないあなたに。ふもとのにある富士見温泉に車を止めて路線バスで赤城山へ!
これならチェーンなしで遊びに行けます。帰りは温泉につかり冷えた体もこれで復活!
皆様のご利用お待ち申し上げます。

速報!富士見温泉から乗車の場合お得な乗車券をご用意いたしました。
     富士見温泉~赤城山ビジターセンター間専用往復乗車券
     通常 大人往復 1,150円×2=2,300円 ⇒ 1,600円 にて販売致します。


これだ!パーク&ライドと言う手があったんだ。
パーク&ライドは元々都市部や観光地での交通渋滞の緩和や、環境保全の為に
行われている手法であるが、観光地で有名なのは上高地であろう。
30年以上前からGWや夏休みなどの観光シーズンの車乗り入れを規制して
バスでの輸送を行っていた。その後全面乗り入れ禁止にもなっている。
その他尾瀬もシーズン中は乗り入れ禁止でバス・タクシーに限定している。
その他南アルプスなども同様の所があるのだが、今あげた場所は駐車場までも
冬タイヤ・チェーンが必要な所であり何れにせよハードルが高い。
しかし赤城山の麓にある富士見温泉であれば何の問題もない。
これは行くしかない!と言うことで早速バスの時間を調べて計画を立てる。
山歩きに使えそうな時間は富士見温泉発6:15(運行日注意)・8:10・9:10(土日のみ)の
3本のみ、6:15は早すぎるので8:10に乗ることにする。(9:10の次は11:10まで無い)
ネットで調べると富士見温泉までは2時間半の道程なので5時に自宅を出発。
これで余裕があると思っていたのが大間違い。首都高・外環は順調だったが、
3連休の初日であり関越に入るとスキー場に向かう車が結構多い。
それでも普通に流れていたのだが、電光掲示板に事故渋滞の文字が出てあっと言う間に
渋滞に巻き込まれる。
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事故渋滞なのでノロノロで中々進まず、渋滞の中で明るくなり夜が明けてきた。
ふと見上げた電光掲示板には絶望的な時間が表示されている。
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前橋まで110分!?これでは8:10どころか9:10すら危ないではないか!
引き返す訳にも行かず失意のまま渋滞の中に身を任せる。
しかし車6台の絡む事故は素早く処理がされたようで予定より早く渋滞箇所を抜けて
前橋ICで高速を降りたのは8:30頃。何とか9:10には間に合いそうで少々焦りながら走って
富士見温泉の駐車場に9時前に到着。
登山靴に履き替えて準備を含めても充分間に合う時間だった。
程なくしてやってきた赤城山仕様のラッピングバスに乗り込んでAKG冬割パスを購入。
ここから赤城広場バス停まで20位のバス停があるのだが途中から乗降する方は居なかったので
全てパスして殆ど直行バス状態である。さて赤城山が見えてくるが、期待していた霧氷は全くなく
雪も少ない感じでちょっと残念。路肩には雪があるものの路面も途中まではドライ状態で
肩透かしを食らった思いである。
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しかし標高を上げていくと日陰はアイスバーンになっていてノーマルタイヤではやはり無理である。
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この凍結具合が嫌らしく、ドライ路面とアイスバーンがカーブの度に入れ替わる感じで
雪はないのでノーマルタイヤ+チェーンではとてもじゃないが走れたものではない。
やっぱりスタッドレスタイヤでなければこの時期の赤城山には近づけない様だ。
赤城広場バス停でバスを降りたのは9:52。ラッピングバスに別れを告げる。
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駐車場で入念にストレッチをして、衣服調整など準備をし靴紐をキツク締めこんで
黒檜山登山口まで道路を歩いていく。黒檜山にも残念ながら霧氷は全く無いが天気は最高だ。
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大沼は完全凍結でわかさぎ釣りのテントが見える。
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今年もわかさぎのセシウム濃度が基準値を超えているので持ち帰りは禁止されていて、
帰りに全量回収されるそうで例年の5分の1程度の釣り客しか居ないそうだ。
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10分ほどの道路歩きで黒檜山登山口に到着。ちょうどこの先から道路は冬季閉鎖中である。
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ここが登山口。以前歩いた時は下山に使用したのでここへ降りてきたので登りは初めてである。
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ここから山頂までの距離は1.1kmで標高差500m弱を一気に登る。
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標準タイムは登り1時間半。1.1kmでこのタイムは急登を意味する。前回ここを下った時に急な下りは
膝に優しくないと記したが、その記憶があったので今日は登りで使用する事にしたのである。
本来の予定では前回の逆ルートで黒檜山から駒ケ岳へ周回するつもりだったが、渋滞のお陰で
1時間遅れのスタートとなったので帰りのバスを考えるとピストンになるかどうかはこの先の時間次第である。
まず登りに取り掛かるが、岩にクラストした雪が着いているので歩き難い。最初からアイゼンを装着すべきだった。
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少し登って平らな場所でアイゼンを装着する。
今日は2年前に購入し一度も使っていない10本爪の軽アイゼンの初使用である。
10本爪軽アイゼンの使用感は?足裏全面に爪があるので急斜面でのグリップ力は格段に良く、
安心感があり非常に楽である。もっと早く使っておくべきだった!
15分ほどの登りで猫岩と言う場所に到着。
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振り返ると全面凍結した大沼が見渡せる。
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赤城山は霧氷が綺麗な事でも有名なので楽しみにして来たのだがあるのは枯れ枝だけ・・・
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その理由は風が全くないからだろう。今日は風が全く無い上に、日差しが強いので寒さは感じず
ウールのアンダーシャツにウール混ブレスサーモのチェックの山シャツだけで登っていても
逆に暑くて汗を掻く位である。
急登をこなして一旦稜線に出て息を整えながら歩く。
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駒ケ岳への稜線を見上げる。時間的に歩けるかどうか?出来る事なら歩きたいと思う。
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地蔵岳の方角を見て見ると秩父の山並みの向こう側に富士山が頭を出している。
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天気が良いと見えるとは聞いていたが、こんなに大きく見えるとはちょっと吃驚である。
木々の間からは浅間山や谷川岳など真っ白な山々が覗いていたので山頂からの景色が楽しみである。
雪が深くなってきた急登をアイゼンを効かせながら一歩一歩登っていく。
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稜線が見えてきた、もう少しである。
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稜線に出て左に曲がると山頂はもうすぐである。
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11:48黒檜山頂に到着。(と言ってもここは通過点)
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山頂では写真一枚撮っただけですぐに先の大展望場所へ進む。雪が深い。
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ここをラッセルした人は大変だったと思う。登山者との擦れ違いで横に避けると膝上まで壺足になった。
3分で大展望場所へ。山頂には2人しか居なかったが、やっぱり皆さんここに居られた様です。
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左の浅間山から苗場山・谷川連峰・上州武尊山・至仏山・燧ケ岳・皇海山・日光白根・男体山など
180度見渡す限り真っ白に雪を抱いた峰々に大満足である。
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まずは浅間山のアップ。
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そして苗場山。
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谷川岳主稜線。
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上州武尊山と至仏山。
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双耳峰が美しい燧ケ岳。
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皇海山と日光白根山。
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最後に男体山ファミリー。
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ゆっくりする時間もないので写真撮影の合間にお握りを2個だけ食べただけ。
それでもどう考えても13:47のバスに間に合わせるには周回は無理っぽい。このバスを逃すと
15:17までバスはない。帰りの渋滞を考えるとこの選択肢はないのでピストンに切り替える。
と言うことでテルモスに淹れてきたチャイミルクティーを飲みながら贅沢な景色を堪能する。
30分弱の休憩で12:20に下山に掛かる。太平洋側を見て見ると肉眼では筑波山も見えていた。
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稜線から下山に向かう。1時間で下らなければならないが、膝が不安である。
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しかし10本爪のアイゼンは安心感があり、フラットフィッティングでガンガン下れる。
木々の間から覗いている真っ白な峰々を見納めて別れを告げる。
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大沼に向かって転げるように下っていく。
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富士山にもお別れである。
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13:10登山口に到着。下山時間は急いだ事もあり50分で完了。あとは余裕の道路歩きである。
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バス停に戻ってきて、ブラブラしながら時間をつぶし定刻通りやって来たバスに乗り込む。
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バスに揺られてウトウトしながら富士見温泉に14時半頃に戻ってきた。
温泉は3時間まで500円だが、AKG冬割パスを見せると100円引きの400円!
前回来た時は震災後で露天風呂が使えなかったが、今日はとても気持ちよく使えた。
また今日は人も少なくのんびりゆったりと疲れを癒す事ができた。

帰りの高速であるが、ピストンに切り替えて早く戻ったのが正解で本当に初めて渋滞無しで
家に戻ることが出来た。
霧氷が無かったのは残念だったが、本当に今日は無風・晴天で春山の様な快適な山歩きが出来た。

今年は幸先よしである。
by hawks-oh-muku | 2013-01-13 08:28 | 群馬の山 | Trackback | Comments(4)

西上州の航空母艦・荒船山

2012年11月3日(土)荒船山 内山峠登山口7:07→鋏岩修験道場跡7:55→一杯水8:23→艫岩展望台8:46(小休憩)8:52→相沢分岐8:59→星尾・経塚山分岐9:24→経塚山頂9:35→艫岩展望台・避難小屋10:12(昼食休憩)10:50→内山峠登山口12:22
累積標高差+-470m

今日は最後の紅葉を求めて西上州の航空母艦・荒船山に行ってきた。荒船山は2009年のあの事故で一躍有名になり、今では変わった山容も相まって人気の山となっている様だ。
あの事故とはご存知クレヨンしんちゃんの原作者「臼井儀人」が滑落で亡くなったあの事故の事でありそれがこの山なのである。
故臼井氏が転落したのは艫岩と呼ばれる200mの絶壁の展望台であり、発見されたデジカメの最後の写真はここから下を覗き込んだ1枚だったらしい。
下から見上げた山容は絶壁が聳え立っている為、どこから登るのか?と思ってしまうが、実際は標高差も余り無く、艫岩から山頂のある経塚山まではテーブルマウンテンの平らな道を歩くため、距離の割には実質の歩行時間は4時間半程と結構楽な山歩きなのである。
この下の写真は登山口よりかなり下の林道から撮影したもので、写真の絶壁左側の端の方が艫岩展望台である。
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さて、今回も車中泊で行ってきたのだが、登山口の内山峠にはトイレがないので上信越道路「下仁田IC」を降りてすぐのところにある下仁田道の駅で寝る事にした。
下仁田ICを降りてすぐに最大手のコンビニ711があるので、ここで弁当他を調達し、そこからすぐの下仁田道の駅に到着。
ここは大きな駐車場があり、広い駐車場の方は大型トラックが数台エンジンを掛けたまま寝ているので、そこは避けてトイレの近くの駐車場に車を停める。
結構な数の車が同じ様に車中泊をしているのでここは結構有名な場所なのかもしれない。今日は今シーズン一番の冷え込みが予報されていたので、暖かくして就寝。
翌朝は6時前に起きて、朝食・トイレ・歯磨きと済ませる。トイレで合う人たちも山登りの格好をしているので、皆さん荒船山に行くのか妙義山に行くのかいずれかと思われる。
ここから登山口の内山峠までは約30分強。国道254号線下仁田トンネルを過ぎて峠の茶屋を過ぎると右側に神津牧場・荒船山登山口の案内があるので見落とさずに右折する。
そこからは少し狭い道であるが、道路そのものは良い道である。道なりに進んで内山峠の無料駐車場に7時前に到着。この時点で空きは3台分しかなく危ないところだった。
準備をしている間にも続々と車がやってきて忽ち満車となりその後に来た車は路上駐車となっていた。早速準備を整えるが、非常に寒くアウターを着込んだままザックを背負って7:07に出発。
登山口にある案内板。
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少し下ってからなだらかな登りを歩いていくと熊注意の看板であるが、ここの熊は茶髪で不良熊の様だ(笑)
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紅葉の隙間から朝日とともに荒船山の絶壁が見えてきた。
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登山道は落葉の絨毯でアップダウンを繰り返して進んでいく事になる。
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ちょっと登りが厳しくなってくるが大したことはない。
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振り返ると、朝日が当たって紅葉が綺麗である。
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今日は寒い寒いと思ったが、枯れ枝が霜で真っ白になっている。
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何度もアップダウンを繰り返しながら漸く明るい所に出てくる。この辺りの紅葉が綺麗である。
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紅葉落ち葉の絨毯をガサゴソと音をさせながら快適に歩いていく。
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鋏岩修験道場跡に7:55到着。
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この岩は君が代の歌詞に出てくる所謂さざれ石だと思われる。湧き水が凍って小さなツララになっている。
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ここから先も綺麗な紅葉が続く。
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左側は切れ落ちた崖になっていて覗きこむと綺麗な紅葉が見られる。
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足元は霜柱が出来て落ち葉も寒そうである。
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上を見上げると見事な紅葉である。
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艫岩の西端が見えてきた。ここから登山道は大きく回りこむ様に登って行く様だ。
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一杯水に8:23に到着。水量は少なく一杯も飲めなさそうだった。
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ここを過ぎると小さな梯子場がありちょっとした岩場の登山道になる。
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ここは登ってから振り返って撮影したが、岩場が凍っていて滑って危険だった。
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岩場をこなすと斜面が緩み艫岩の上部に到達したようだ。レトロな看板がその事を知らせてくれた。
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西端の覗きに寄っていく。何が書いてあるか判別不能な看板の横が展望ポイント。
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下から見上げたときに200mの断崖絶壁だった場所の西端に来たわけだが柵も何も無いのでバランスを崩せば一巻の終わりである。故臼井氏はここを覗き込んだのだろうか?
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浅間山が正面に見えるが山頂付近は雲が掛かって見えない。
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遠くには真っ白に冠雪した北アルプスの山々も遠望出来た。
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艫岩展望台はここ西端から3分ほどのところにあり、避難小屋とトイレもある(但し女子トイレは閉鎖されていた。男子用もちょっと勇気が要るほど荒れている。あくまでも緊急避難的でしか使えそうに無い状態)
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さすがに展望台と言うだけあって艫岩展望台からの眺望は素晴らしい。
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妙義山とその奥には榛名山と特徴的な山容の山並みが重なる。
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断崖絶壁の下には登山口の紅葉が綺麗であるが、これ以上は覗き込めない。
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展望台にある方位盤。北側は見えるが、南側と東側は見えない。
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この様な場所であるが、先端が200mの断崖絶壁!ロープも何も無いので、悪ふざけは厳禁です。ある意味大蛇嵓より危険である。
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頑張って写真を何枚か撮影したが、今日この場所は風が強く非常に寒い。帽子もここでハットからフリースのニットキャップに替えて耳まで深々と被って首にはタオルを巻きつける。モンベルのネックウォーマーも持っているのだが今日は忘れてしまったのだ。寒い時は格好に拘っている場合ではないので、白い温泉のプリントの入った実用一辺倒のタオルを恥じも外聞も無く巻きつける。寒さ対策には首を暖めるのが一番効果的だ。マフラー1枚でセーター1枚以上の暖かさと言われるが、首には太い血管が集中しているのでここを冷やさない・暖めると身体全体が温まるのである。もう少しゆっくりしたい所だったが、強風と寒さで5分少しで退散しピークのある経塚山に向かう。少し歩いた場所に相沢登山口への分岐があった。
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航空母艦・荒船山の甲板部分は広くて平ら。所謂テーブルマウンテンである。稜線漫歩と言うよりも公園の散歩と言った感じである。
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何やら石碑の案内が出ていてとても興味があり是非とも立ち寄りたい所である。
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しかしその場所に行くまでには真っ白に霜の降りた熊笹の中を掻き分けて行かねばならない。
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レインウェアを履くのも面倒で残念ながら断念し、せめてズームで撮影し行ったつもりにする(笑)
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日陰では登山道さえも霜で真っ白である。
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本当に公園の様な快適な登山道で、この写真が1400mの山の上とは思えない雰囲気だ。
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そして艫岩から30分弱で経塚山・星尾分岐に到着。
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早速経塚山に取り付く。
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登山道は西面なので日陰になっていて登山道が所々凍っていて滑りやすい。そして平坦な行程を30分ほど歩いてきたので、ちょっとした距離の急登がキツク感じる。
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9:35三角点のある経塚山に到着。
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山頂から南西に八ヶ岳が望めた。八ヶ岳の雪はまだほんの少しですね。
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兜岩山方向にロウソク岩も見える。時間が許せば行って見ようと思っていたが、結構手強そうなので今日は止めておこう。
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10:12に再び艫岩避難小屋に戻ってきて時間は早いが昼食?休憩にする。
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展望台(といっても設備もない絶壁の上)からは浅間山の雲が取れて山頂が望めた。
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紅葉に誘われてちょっと身を乗り出して下を覗く。
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写真ではイマイチ高度感が伝わらないが、グーグルアースの別角度からGPSログを見て見たら何と危険な崖の所まで出ていたのが判る。ちょうど「く」の字の鋭角の部分が艫岩展望台でその右側が西端である。
ちなみにこのグーグルアース画像はアンドロイドスマホの物で、山旅ロガーとグーグルアースの組み合わせは最強で、山から下りた後にグーグルアースを指先でグルグル角度を変えてみるのが楽しみで、何度も何度も見てしまう。かなりリアルで歩いた軌跡を当日を思い出しながら指でなぞるのが今の楽しみでもある。
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避難小屋の東屋部分で食事とコーヒーを飲み40分ほど休憩し下山する。今日は寒さもあるのかも知れないが左膝が痛み出す。ゆっくりと降りていくが、時間が早いので結構な数の登山者が登ってきて岩場のところでは待ち時間が多く逆に助かった。鋏岩修験道場跡も過ぎて綺麗な紅葉に癒されながら降りていく。
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途中で振り返ると、平坦な甲板からちょこっと三角に尖がった経塚山が見えた。写真の経塚山から左側が甲板部分だ。
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見上げるとグラデーションの黄葉。
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木の高さと陽の当たり具合からグラデーションの様な色づきになるのだろうか?
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朝はちょうど陽が指して逆光で上手く撮影できなかった艫岩絶壁部分を登山道から撮影する。
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今日のルート、距離は9.5kmなので先週の瑞牆山周回コースと同じ距離であるが、全工程の半分弱にあたる艫岩から経塚山までは平坦なので行動時間は5時間15分で休憩を除いた純粋な歩行時間だけなら4時間半もあれば十分な山である。
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帰りは荒船の湯でゆっくりと疲れを癒して帰路に就く。下仁田ICまでの道路沿いではあちらこちらで名産品の下仁田ネギが10本~20本位の大束が袋に入れて500円程で売られており、同じく名産品の下仁田こんにゃくと共に観光客の多くが吸い寄せられていた。
今日は時間が早いので渋滞は確実に回避できる予定だったが、こんなときに限って事故渋滞!!!これさえなければ・・・・・。千葉からは関東の山は遠い!
by hawks-oh-muku | 2012-11-08 22:00 | 群馬の山 | Trackback | Comments(2)

♪草津良いとこ一度はおいで♪温泉&白根山

2012年8月9日(木)草津白根山
白根レストハウス9:02~山頂駅9:25(トイレ休憩)~リフト乗り場9:37~登山者カウンター9:54~大釜10:32~本白根遊歩道最高地点10:37~本白根山展望所11:09~
鏡池11:43~白根レストハウス12:47(昼食休憩)~草津白根山火口展望台13:44~白根レストハウス14:02
累積標高差+425m-445m
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年に一度の夏季休暇。私の勤務する会社ではこれ以外にはGWも年末年始も一切休みはないので本当に貴重な休みである。
単身赴任が始まってからこれで10回目の夏であるが、3回目の夏に兵庫県から九州の宮崎へ転勤になり、そこからは夏休みには妻が単身赴任先に来て観光を兼ねた
旅行をするのが恒例になっている。
これはこれで単身赴任の副産物として大きなメリットであり、各地の有名観光地へ旅行するのが楽しみの一つでもある。
昨年は日光・鬼怒川へ出掛けて男体山にも登る計画であったが、生憎の天候で戦場ヶ原のトレッキングに終わってしまった。
今年は♪草津良いと~こ一度はおいで♪の草津音頭で有名な草津温泉に一度は行っておこうと草津温泉に宿泊し、翌日草津白根山ハイキングを楽しもうと言う計画である。
そして軽井沢の近くにもう1泊して浅間山の外輪山である黒斑山に登ろうというちょっと贅沢なプランである。

今回のプランを考えるに当たって留意した点は、妻も一緒に歩く為に標高差が余り無くて軽めの山で無くてはならない。
それでいて景色が良くて温泉旅館もあるところを探したがそんな願いにぴったりの山が草津白根山である。

と言うことで新大阪を7時過ぎに出発する新幹線で上京する妻を東京駅に迎えに行くべく余裕を見て1時間程前に家を出たのだが、一之江で首都高に乗ると事故渋滞の電光掲示が・・・。
大渋滞に巻き込まれ時間短縮のつもりが逆に大遅刻で東京駅に・・・、更に広い東京駅で妻は丸の内口が判らずに右往左往し、結局東京駅から家に来てもらった方が余程早かった結果になってしまった。
気を取り直して一路草津温泉へ、関越自動車道は順調に進んで渋川伊香保ICで一般道に降りて途中で買出しをしたりしながら15時半に草津温泉に無事到着。

今回のお宿は草津温泉の目玉である湯畑から目の前で、ちょっと奮発して部屋から湯畑眺望確約のプランである。荷物を置いてすぐに温泉街へ観光に出掛ける。
宿から15秒で湯畑に到着である。
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そして16時から始まる熱の湯観光ショーに向かう。 始まる前
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最初はゆっくりとアカペラの草津音頭で始まった。
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次は歌い手さんが加わって賑やかに。
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段々激しく。
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更に激しく。
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そして最後は観光客が参加して和やかに・・・。
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約30分のショーが終わり温泉街を散策に行く。湯畑は硫黄臭が漂い温泉ムード満点。
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部屋に戻って窓から山並みも見えて眺めも最高である。
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湯畑が見える露天風呂にゆったりと浸かって、夕食に舌鼓を打ちほろ酔いになったところで再び外出。先程の熱の湯で温泉落語があるのだ。
噺家は二つ目の春風亭べん橋さん。
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1時間弱の熱演でとても面白かったです。落語は少人数でこれくらいの距離感が面白いですね。
夜のライトアップされた湯畑もとても雰囲気があって良かった。
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宿に戻ってもう一度温泉に入ってから早目に就寝。翌朝の朝食時間は一番早い時間でも7時半とゆっくり目なので朝風呂にゆっくりと入ってから山歩き準備を済ませてから朝食を摂る。
いそいそと車に乗り込んで白根山レストハウスの駐車場を目指す。車でぐんぐんと高度を上げて行くと外輪山の素晴らしい景色に変わる。
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そう、この景色を切り裂く様に国道は走っているのである。この国道は志賀高原まで続いていて日本で一番高所を走る国道なのだ。
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ロープウェイ乗り場を横目に車を走らせて白根山レストハウス駐車場に到着。広い駐車場は有料で600円である。ここで準備を整えて9:02にスタートする。
この時点で標高2010mもあるので涼しくて気持ちよい。まずは弓池に立ち寄る。
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ゆっくりと歩いて30分弱でリフト乗り場にやって来る。
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「この先にトイレはありません」の案内がありロープウェイ山頂駅まで少し戻ってトイレを済ませて再びリフト乗り場の横から山に入る。ヤナギランが沢山咲いていた。
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すぐ後ろにガイドさんを連れた団体さんが居り、ガイドさんの説明を聞くとも無く聞いていると、
ヤナギランは下から順番に咲いて行き一番上が咲く頃はこの辺りは秋になっているとの事である。
気持の良い木立の中をゆっくりと登っていく。
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木道の脇にゴゼンタチバナが咲いている。
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リフトで上がってきたハイカーと合流した後すこし進むと尾瀬と同じ様に登山者カウンターが設置されていた。ここまでゆっくり歩いて登っても20分掛かっていない。
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そこから僅か5分ほどで中央火口が見えてきた。
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そしてここからがお楽しみのコマクサのお花畑である。もうピークは終わっているかと心配したが何とか間に合ったようである。
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アキノキリンソウも咲いている。
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ヒメシャジャンも沢山の花をつけている。
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コキンレイカ(別名ハクサンオミナエシ)も一杯咲いている。
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火口を半周してきた所でガスが湧いてきた。
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本白根山展望所と遊歩道最高地点の分岐の所でコースを右に取り最高地点に向かう。火山独特の砂礫の山肌にコマクサとハクサンオミナエシが群生している。
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ヒメシャジャンも
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ハクサンオミナエシのお花畑を眺めながらガスの掛かった最高地点に進む。
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ガスが少し晴れて最高地点が見えてきた。
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ハクサンオミナエシに綺麗な蝶が停まっている。
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10:37に今現在立ち入る事の出来る最高地点に到着。
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別の案内板の裏側に本白根山の表示が。この奥に見えているのが本白根山のピークであるが現在立ち入る事が出来ない。
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中央火口をパノラマで
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ここからぐるっと回って向かう予定の本白根山展望所を望む。
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お花畑に目を奪われながらゆっくり歩いていたら展望所への登りの所で再びガスが掛かってきた。
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リフトもあるのでびっくりする軽装のハイカーや観光客も歩いていて重装備の方が恥ずかしかったりする。
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日本百名山の冠が少し照れる様な山頂表示・・の下に申し訳程度に展望所と書いてある。
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アカモノもまだ少し咲き残っていた。
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帰りは鏡池の方へ回っていく。鏡池への分岐であるがガスが掛かって先が良く見えない。
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ガスの下のほうが賑やかだと思っていたら修学旅行生だろうか高校生が昼食中だった。
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ガスの覆われた鏡池は水は少なめであるが幻想的な風景でもあった。
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分岐まで登り返してロープウェイ山頂駅に下っていく、自然林が美しい木道である。
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ナナカマドが色づいてきている。
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鏡池から20分程で分岐に出てくる。
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ここからも自然林の美しい登山道であるが針葉樹が増えてくる。
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一旦沢を渡るのだが歩きやすい鉄階段が付けられている。
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沢を渡って少し登りになるとロープウェイ山頂駅は近かった。帰りは山頂駅のすぐ横のハイキングコースを通って戻る。白根レストハウス越しに草津白根山の湯釜が見えている。
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白根レストハウスに到着し、ここで昼食にする。食堂で蕎麦を食べてゆっくりとしてから一旦車にザックを降ろして空身で草津白根山へ登る。ここは観光コースで観光客が大勢登っている。
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舗装された道であるがそれなりの登りなので観光客もヒーヒー言いながら登っている。実際は15分弱で登れる楽々コースである。展望所の少し手前で本当の草津白根山のピークが見えるがここも入山禁止である。
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そして展望台に到着すると幻想的な色の火口湖湯釜が姿を現す。
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不思議で神秘的な色の湯釜は迫力満点である。ガスで見れない事も多いそうなので見られただけでもラッキーである。
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今日の山歩きはこれで終了。
明日は浅間山の第2外輪山の黒斑山に登る予定で、ここから軽井沢を目指して車を走らせた。途中浅間山の噴火で押し出された溶岩がまるで鬼ヶ島の様な風景の「鬼押出し園」に立ち寄る。ここから見える浅間山もど迫力である。
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明日はここから見える浅間山の反対側から登る事になるが、明日が楽しみである。

つづく・・・
by hawks-oh-muku | 2012-08-09 23:19 | 群馬の山 | Trackback | Comments(2)

「谷川岳」

2012年6月30日 谷川岳 天神平7:35~田尻尾根分岐7:45~天神峠分岐7:53~熊穴沢避難小屋8:15~天狗の留り場8:58~肩の小屋9:49~谷川岳トマの耳10:06~谷川岳山頂オキの耳10:30~奥の院10:39~Bルンゼの頭11:05~オキの耳11:55(昼食休憩)~トマの耳12:39~熊穴沢避難小屋13:33~天神平14:08
累積標高差+740m-750m(時計の高度計による計測)

久し振りに2週連続の山歩きに行く事が出来た。先週の尾瀬への24時間弾丸ツアーに引き続き今回も少し遠出をして谷川岳までの遠征である。
谷川岳は2000mに満たない山であるが急峻な岩壁と複雑な地形に加えて中央分水嶺の為に天候の変化も激しく遭難の者の数は群を抜いて多い山で、
遭難者の数は世界一としてギネスにも登録されている程で別名「魔の山」とも呼ばれている。
(統計が始まった1931年から2005年までで何と781名の死者が出ているそうである。8000m峰の14座を合計しても死者は637名だそうである)

と言ってもそれは、一の倉沢などロッククライミングや厳しい季節での話しで今の季節の一般ルートでは危険な山ではなく、
特に今回のルートは天神平まで往復ロープウェイを利用する最軟弱ルートであり、暫く山歩きから遠ざかって鈍った脚には丁度良いリハビリルートである。

さて出発は先週の尾瀬に引き続き前日の金曜日の夜である。会社から帰りお米を研いで炊飯器のスイッチを入れてからGSに給油に行く。
戻ってから準備をしながらご飯を食べて、残りのご飯でお握りを4つ握る。2つは朝飯用だ。そんなこんなで21時過ぎに自宅を出発。
ETCの深夜半額割引を受けるには出口の水上ICを0時を回ってから通過する必要があるので、途中のSAで適当に仮眠を摂りながら2時過ぎに水上ICを出る。
水上ICから谷川岳ロープウェイ駐車場までは直ぐ近くで駐車場には2時半過ぎに到着。ここの駐車場は深夜でも入庫可能で、トイレもあり安心だ。
ロープウェイの始発は土日は7時なので(平日は8時)ここからシートを倒して本格的に睡眠を摂る。
同じ様な考えの同輩も多く断続的にやって来る音に何度か目が覚めるが、疲れからか熟睡できて6時過ぎに準備を整えて20分前にロープウェイの乗車売り場に向かう。
既に20名程が並んでおり、列の後ろにに加わると私の後ろにも次々と登山者が並んで7時の時点では50名以上の列になっていた。
ロープウェイは片道1200円往復2000円也で往復券を買い求めてロープウェイ乗り場へとゾロゾロと列のまま進んで行く。
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ロープウェイのゴンドラは次々とやって来るタイプなので何とか2台目には乗れそうである。
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ギリギリ2台目のゴンドラに乗り込むとグングンと高度が上がり10分で高度1320mの天神平へと到着。ここから更に天神峠までのリフトもあり多くの人はこちらへ向かう。残念ながらガスで展望は全く得られない。
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私は当初の予定通りここから歩くつもりであるが、その前にここでおにぎり2個の簡単な朝食を済ませていく。そしてトイレも済ませてから7:35いよいよスタートである。
少し歩くとヒメシャガが咲いている。
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10分ほどでロープウェイの下を歩く田尻尾根ルートと出合う。
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少しガスが晴れて来てチラリと雪渓が覗く。
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左側にはマイズルソウが群生している。
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タムシバが咲き残っていた。
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風でガスが流されてガスの合間から谷川岳が姿を現わす。
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歩き始めて20分弱でリフトを利用した人が降りてくる天神峠と合流する。
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タニウツギがあちらこちらに咲き誇っていた。
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イワカガミも沢山咲いていた。
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ベニサラサドウダンもまだまだ健在である。
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登山道は木道から岩中心に変わってきて谷側が崩落している部分もある。
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8:15に熊穴沢避難小屋に到着する。本当に何も無い避難小屋であるが、天候が荒れた時にはこの避難小屋で救われるケースも多いのだと思う。
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人だかりが出来ているので何かと思うと山ねずみの子供である。先週尾瀬で見掛けたのと同じである。
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一息入れた後歩いていくと登山道は岩場に様相を変える。
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アカモモ(別名イワハゼ)も可憐な花を沢山つけていた。
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ウラジロヨウラクツツジも・・
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漸くガスも切れてきて景色が見えるようになってきた。登山道は厳しい岩場が続く。
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そして谷川岳山頂も姿を現す。雪渓はしっかりと残っているようだ。
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8:56天狗の留り場に到着。
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岩に登ると大展望である。振り返ると本日の出発点である天神平のロープウェイ駅が見える。一番奥の山の麓の建物がそれである。結構歩いてきたもんだ。
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ちょっとした雲海も見られてかなり高い山に来た気分が味わえる。
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万太郎山への稜線も姿を見せる。
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眼前に迫る谷川岳を含めてパノラマで撮る。
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いよいよ雪渓が目の前に迫ってくる。
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実際に目の前に来ると結構な傾斜でありここでスパッツと4本爪の軽アイゼンを装着する。
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ところがイザ取り付いてみると腐った雪と急傾斜で4本爪は全く効き目なく、黙々と登っていくだけである。但しアイゼンを着けているのは私一人位で何とかなる程度の雪である。
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しかしこうして写真にして見ると結構な傾斜と雪である。
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腐った雪の上をズリズリと登り切ってアイゼンを外して少し歩くと肩の小屋に到着する。時間は9:49で2時間少しでほぼコースタイム通りである。
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万太郎山への縦走路はガスで隠れてしまって見通せない。
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一面に咲く黄色い花はキジムシロである。
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谷川岳一つ目の山頂トマの耳に向かう前に募金箱に100円を入れてトイレを借りる。いかにも山小屋のトイレで息を止めて入らなければ苦しかった。
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トマの耳に向かって歩いていくと斜面にシラネアオイを発見。
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稜線からは遠く苗場山が望めた。
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振り返ると雲に浮かぶ肩の小屋。
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狭い山頂に人が一杯のトマの耳に到着。
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三角点は初めて見る大きさでちょっと吃驚。
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次に目指すはオキの耳。ガスの切れ目から姿を見せる。
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鞍部から振り返るトマの耳。山頂は狭いはずであると思わず納得。
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ハクサンコザクラが沢山目に付きだす。黄色いスミレはクモマスミレ?
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オキの耳山頂直下にはハクサンイチゲも群生している。
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チングルマとのコラボも見られて嬉しい限りである。
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そしてホソバヒナウスユキソウを発見。ウスユキソウの特異種で谷川岳と至仏山にだけ咲く種類だそうだ。エーデルワイスと同種だとか・・。
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ハクサンコザクラも群生状態で至る所で咲いている。
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次から次へと現れる高山植物の写真撮影に忙しく、オキの耳到着は10:30となった。
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先週の尾瀬でも見たハクサンチドリも咲いている。
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一の倉岳まで歩いて見たいが往復で2時間はちょっと厳しいので一の倉沢出合の鞍部くらいまで歩く事にする。
岩肌にもお花畑状態で、ハクサンコザクラ・チングルマ・クモマスミレが所狭しと咲いている。
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トマの耳から少し下ると富士山浅間神社奥の院と書かれた鳥居が出てくる。
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綿毛に姿を変身中のチングルマ。
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歩き難い岩場の道を下っていくと東側のガスが晴れて朝日岳・笠ヶ岳が眼前に見える。遠くその奥は会津駒ケ岳か?
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パノラマで撮影すると左から茂倉岳・一の倉岳へ続く稜線、真ん中に朝日岳・笠ヶ岳、右はオキの耳に続く稜線である。
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30分程下ってくるとBルンゼの頭に到着する。
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石碑をアップにすると遭難碑である。
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この下がノゾキと呼ばれる断崖絶壁である。写真ではイマイチ高度感が伝わらないが・・・
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そろそろ引き返す事にする。この辺りにはコツマトリソウが咲いていた。
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西側もガスが晴れて来て万太郎山・仙ノ倉山・平標山への縦走路。
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オキの耳へと登り返す。結構厳しそう。
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奥の院まで戻ってくるとコツマトリソウとイワナシの可憐な花が咲いていた。
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再びオキの耳に戻ったのが11:55。丁度食事タイムにぴったりだ。
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場所を確保しておにぎりとカップラーメンの簡単な食事を摂る。
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食事休憩を摂った後は帰るだけである。早く降りないと帰りの関越道の渋滞が怖い。トマの耳の狭い山頂は人で溢れているようだ。
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そして下りの最大のポイント。まだ登ってくる人もいて大変そうだ。
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案の定渋滞が起きる。下のほうで結構滑って転んでいるのだ
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最難関の雪渓の下りを無事にこなして後は一気に下る。
ナナカマドも今は白い花を咲かせている。
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岩場では渋滞も起きる。写真の真ん中に赤い屋根の熊穴沢避難小屋が見えている。写真左の山肌が草原状に見えているのが天神平スキー場であそこまで戻る。
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グングン降りてもう直ぐで天神平と言うところで綺麗なギンリョウソウを見つける。
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どんどん下って広くなった所で双耳峰の谷川岳が良く見えている。登りにはガスで見えなかった景色である。
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14:08天神平ロープウェイ駅に到着。もう一度谷川岳を振り返りロープウェイに乗り込んだ。
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帰りは水上温泉郷の公共温泉で汗を流してから高速に乗る。危惧していた渋滞は、悪い方に当たってしまい関越道三芳から大泉JCTまで渋滞が続き、
外環に入ってからも美女木JCTで渋滞、首都高に入ると順調に流れていたが、竹橋JCTでトドメの渋滞でここが一番酷かった。東京の高速は本当によく渋滞する、これがなければいいのだが・・・・。
by hawks-oh-muku | 2012-06-30 23:18 | 群馬の山 | Trackback | Comments(0)

はるかな尾瀬 遠い空

2012/06/23 尾瀬ヶ原 鳩待峠5:14~山の鼻6:06~牛首7:01~ヨッピ橋7:42~東電小屋8:00~
見晴8:40~龍宮小屋9:15~(途中で昼食休憩)~山の鼻10:55(時間調整休憩)~鳩待峠12:21
累積標高差+210m-220m

夏がくれば思い出すはるかな尾瀬遠い空
霧のなかにうかびくるやさしい影野の小径
水芭蕉の花が咲いている夢見て咲いている
水のほとり石楠花色にたそがれるはるかな尾瀬遠い空
夏がくれば思い出すはるかな尾瀬野の旅よ
花のなかにそよそよとゆれゆれる浮き島よ
水芭蕉の花が匂っている夢みて匂っている
水のほとりまなこつぶればなつかしいはるかな尾瀬遠い空

いつかは行って見たいと思っていた場所、それは憧れに近く実際に行く事は中々叶わないと思っていた場所。
そこは日本人なら誰でも知っている場所 「尾瀬」

しかし昨年3月に東京へ転勤になって行こうと思えば手が届く射程圏内となった。
とは言うものの気軽に出掛けられると言う程の距離ではない。
距離にして片道220km、高速道路を使っても4時間超の道程である。
高速料金は片道4850円、片道だけ深夜割引を利用したとしても往復7000円を越えてしまいガソリン代
5000円など駐車場代や戸倉からのバス料金など含めると・・・など躊躇させる材料が揃っている。
(オーバーユース対策の為マイカー規制もあり躊躇させる材料はてんこ盛りです)
しかもこの3ヶ月で数える程の休みしかなく特に5月末からこの日までの水芭蕉の季節には3週間休みも
無く、漸く取れた休みも土曜日1日だけ・・・・・。

でもそんな懸念を吹き飛ばして一気に尾瀬が手近な場所になるプランが有ったのだ。
それは東京駅を週末の23時に出発して早朝5時の開門に合わせて鳩待峠に到着し
約10時間たっぷりとフリータイムで単独自由行動の上、帰りには温泉入浴がついて
21時に東京に戻ってくるプランで何と5500円と言う破格値である。

と言う訳でネットで見つけたプランに飛びつき予約を済ませて金曜日の仕事が終わるのが待ち遠しかった。
仕事を終わらせると自宅に戻って準備を整える。でも23時東京駅集合と言うのは
ゆっくりと余裕を持っての時間設定であり、飯を食って風呂に入っても余裕である。
(東京駅までは30分でしかも途中まで定期もあるので160円で行ける場所のだ。)
22:50に集合場所へ行くとバスの添乗員が待っており決められた指定席へ案内される。
15名乗りのマイクロバスであるが、席も広く窓も大きくて広い新しい車種である。
乗り込んでみて吃驚したのは若い山ガールが殆どで50過ぎの単独者はちょっと気恥ずかしい。
添乗員も気を利かせたのか私一人が2人掛けシートに独りの割り当てになっておりお陰で気を遣わずに
ゆったりとしたバスハイクが楽しめそうである。

定刻に出発したバスは途中新宿で流行のファッションを身につけた山ボーイ4人グループを含めた数名が
乗り込んできて更にバスがもう一台合流し1号車2号車の編成で一路尾瀬へ向かう。
途中2回ほどSAで休憩を摂って4時過ぎに戸倉に到着。
尾瀬高原ホテルでトイレ着替えなど30分強時間調整の休憩があり、津奈木ゲートの5時開門に合わせて
出発し鳩待峠には5時10分に到着した。
自家用車の場合だとマイカー規制で鳩待峠には乗り入れが出来ずに戸倉に駐車した上でバスかタクシー
で鳩待峠へ行く事になり、そんな意味でもバスツアーは楽々である。
軽いストレッチをして5:15出発する。
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入山前に人工芝で雑草の種子を持ち込まない為に靴についた土とかを落とす。
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石畳の道はいきなり下りで始まる。
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ツクバネソウが出迎えてくれる。
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石畳の道が終わると木段の木道に変わる。
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水芭蕉の花期は殆ど終わっているとの事で残念ながら緑々した水芭蕉が出てきた道を進む。
尾瀬の木道は右側通行の取り決めである。
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おっと白い物を見つけると咲き残っていた水芭蕉である。
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更にシラネアオイも見つけた。
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6月下旬でも標高が高いのでニリンソウも咲いている。
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50分程の下りで山の鼻に到着である。
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ここでトイレを済ませて小休憩。トイレはチップ制で100円程度というシステムである。休憩後いよいよ尾瀬ヶ原に向けて歩き出す。
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木道の横にはラン科のノビネチドリが咲いている。
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そして核心部への入口にはオーバーユースの抑制のためか登山者カウンターが設置されている。
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尾瀬ヶ原に入っていくとチラホラであるが嬉しい事に水芭蕉の花が咲いている。
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どこまでも続く感じの木道を歩いていくと雲に隠れた燧ケ岳が薄っすらと姿を見せている。
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今が見ごろのワタスゲが一面に咲いている。
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小川には水芭蕉とリュウキンカ、蓮華ツツジの競演である。
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時期が遅すぎて諦めていた水芭蕉であるが少しは咲き残っていてくれた。
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やっぱり尾瀬に来て水芭蕉がなければ悲しすぎるので思わずにんまりである。
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雲が晴れて来て燧ケ岳が目の前に姿を現す。
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どんどん木道を歩いていくと色んな花に出会える。さすが尾瀬である。コツマトリソウ
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逆さ燧ケ岳が見れるポイントであるが、雲と波で残念ながら写りこまない。
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牛首に7:01に到着。東電小屋の方に向かう。
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タテヤマリンドウがどんどん増えてきた。
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オゼタイゲキも咲いている。
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ヒメシャクナゲもかわいい
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透き通った小川の中に白い花が咲いている、ミツガシワである。
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牛首分岐からようやくヨッピ橋までやってきた約40分の所用時間である。
橋の手前に大きな紫の花が沢山咲いている。オオバタチツボスミレである。かなり大きい。
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東電所有のヨッピ橋を渡り東電小屋に向かう。
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ヨッピ橋を渡るとツキノワグマに人が来た事を知らせる鐘がぶら下がっている。これを鳴らしてから通行する。
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ショウジョウバカマも少し咲き残っている。
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残っていた水芭蕉のアップ。
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さすがに花の宝庫で次々と違う花が現れる。こんどはハクサンチドリ。
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東電小屋に8:00丁度に到着。元々は東電職員の作業用の宿泊小屋だったが、戻れなくなったハイカー
などを泊めたりと避難小屋的な役割を果たしていたらしい。今は一般的な山小屋となっている。
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ここにも綺麗なトイレがあり100円投入し利用する。尾瀬は隠れる場所も無い木道を延々とを歩くので、
いくら男と言えどもちょっと隠れて用を足す事など不可能である。トイレのある場所での休憩は欠かせません。
小休憩後気持の良い新緑の中を歩く。
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おっとギンリョウソウを発見。今年初である。
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ナツトウダイも発見。
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東電尾瀬橋を渡り帰して見晴へ周回する。
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雪解けの水だろうか水量はたっぷりである。
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橋を渡って歩いていくとイワカガミが一杯である。
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白い花はニリンソウかと思うと花に柄のあるサンリンソウである。
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そして今日見てみたかった花が見つかる!今年2月に復刻本が文庫サイズで出版された新田次郎の
「雪のチングルマ」を読んでどうしても見たかった花である。
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イワカガミと一緒に咲いていて、丁度咲いている花と、綿毛に変化していく様の両方が見られた。
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分岐に出てきて見晴へ向かう。8:27に通過
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漸くガスが晴れて来て遠く至仏山が姿を現す。
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この先からも花のオンパレードで特に陽が差してタテヤマリンドウが一気に開いた様である。
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見晴の山小屋群に8:40に到着。ここでもちょっと小休憩。木道歩きは意外と疲れる。
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さてここからは帰るだけである。正面に至仏山を見据えながらあの麓の山の鼻まで一本道である。
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振り返ると燧ケ岳。本当に来て良かった!そして晴れて良かった!!
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今回は標高差は無いものの木道を20km歩く行程であるが、足が疲れてきた。木道を歩くだけなら
絶対にスニーカーがお勧めである。兎に角登山靴では変に脹脛が疲れる。ただ近づいてくる至仏山と
変化していく景色に疲れも癒されて黙々と歩けるのである。
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後ろでは燧ケ岳が見送って呉れるかのように遠ざかっていく。
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龍宮小屋に9:15に到着。ここでも100円投入である。ここのトイレの美しく100円の価値は大有りだ。
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ここでは休憩はせずに先に進む。少し行くと龍宮現象が見られるポイントに。
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至仏山が近づいてくる。同じ様な景色であるが、何度見ても飽きない景色と微妙な変化に何枚も写真を撮影してしまう。
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そして水芭蕉の季節には一番の撮影ポイントにやってくる。
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無理やりでは有るが逆さ至仏山。
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この先のベンチが空いているのでここで昼食?休憩にする。朝食べたのが4時ごろなのでまだ10時だが
お昼といえばお昼なのである。おにぎりとカップ麺でお腹を満たしてコーヒーも淹れてゆっくりと寛ぐ。
すると名物?の剛力ボッカがやってきた。しかし凄い荷物である。後ろから失礼して燧ケ岳をバックに撮影。
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10:52至仏山の麓、山の鼻に戻ってくる。
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バスの出発は14:30。注意事項として遅れた場合でもバスは出発する。山の鼻を12時半を目安に出発する事と言われていた。
ちょっと早すぎるのでここでベンチに寝そべって休憩である。山小屋で花豆ソフトクリームを買って舐めながら
のんびりと過ごす。
帰りは標高差200m程の登りで疲れた足には結構堪えた。途中蠢く小動物を見つけたので寄って見ると
可愛らしい山ねずみの赤ちゃんである。
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結局鳩待峠には12:21に到着し、ここのベンチで再ごろ寝を決め込んで14時に迎えに来たバスに乗り込み帰路に就く。
途中で望郷の湯と言う温泉施設で1時間余りゆっくりと汗を流して、ビールを飲む。フリープランのバスツアーは癖になりそうである。
東京には21時前に到着し充実した24時間であった。

by hawks-oh-muku | 2012-06-23 23:34 | 群馬の山 | Trackback | Comments(6)

ユウスゲ咲く榛名山

2011年7月23日(土) 榛名湖駐車場10:45→ゆうすげの道入口11:06→関東ふれあいの道入口11:17→行人洞11:36→磨墨(スルス)峠11:40→相馬山鳥居口11:56→山頂黒髪神社12:24→ヤセオネ峠登山口13:09→つつじの道入口13:20→榛名富士登山口13:53→榛名山展望台14:36(昼食休憩)→山頂15:02→榛名湖駐車場15:40
累積標高差+605m-595m

今日は榛名山に行ってきた。榛名山は群馬県になるのでちょっと遠いが、ユウスゲが咲いているとの情報を得て遠出をしてきたのだ。それと少し軽めの山歩きが良かった事もあるが、何といってもすぐ近くにある伊香保温泉に大いに心惹かれたのだ。
7時過ぎに自宅を出発し一之江ランプから首都高・外環・関越と乗り継いで少し渋滞はあったものの関越道を順調に飛ばして前橋の手前辺りから本日登る榛名山の山影が見えてきた。
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渋川伊香保ICで関越道と別れを告げて一般道に入ると結構な車の数である。
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途中で昼食の弁当を仕入れて伊香保温泉街を抜けて九十九折の道路をグングンと高度を上げて走らせると榛名富士の麓で榛名湖畔にある駐車場に10時半過ぎに到着した。
そこには観光用の馬が闊歩していた。
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駐車場の横からまずは相馬山に向かう。
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ムラサキのホタルブクロが咲いている。
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シモツケソウも沢山。
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そして野菖蒲が沢山咲いていた。
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一旦道路に抜けてユウスゲの道に入る。早速ユウスゲを見つけて榛名富士を背景に撮影する。
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途中で相馬山方面への分岐を進む。
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関東ふれあいの道に入り相馬山を目指す。
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いきなり木段の急登になる。
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更に木段の登りが続き息が弾む。
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しかし5分ほどであっさりと稜線に出る。
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榛名湖を中心に外輪山が取り囲む風景が眼下に広がる。
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暑い中、稜線を進んで行く。振り返ると榛名富士が綺麗だ。
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更に進んでいくと前方に相馬山の異様な山容が姿を現した。
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歩くにつれて相馬山が近づいてきた。上手い具合にユウスゲが咲いており相馬山を背景に撮影する。
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この道は余り歩かれていないようで、雑草が登山道を覆っていて歩き難い箇所もあった。
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スルス岩・行人洞1分の案内が出てきたので少し寄り道をしてみる。
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1分ほどで行人洞は出てきたが、別に特筆すべき場所ではなかった。
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元の道に戻って少し進むと磨墨(スルス)峠に到着した。
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そこから先は再び木段の道になり気持いい自然林の中、歩を進める。
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赤い鳥居が見えてきて、漸く相馬山の麓に着いたようだ。
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ここで小休憩を摂り、赤鳥居を潜っていくと修験道の険しい道となる。
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そして目の前に鉄橋子が姿を現す。
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登り切ると今度は少し短い鉄橋子が待ち構える。
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鉄梯子を越えて行くと今度は古い鳥居が現れてここも潜って進む。
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太い鎖の架かる岩場を進んで行く。
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何とか急登を越えると3つ目の鳥居が現れる。一番古そうな鳥居だ。
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急に明るくなり、相馬山頂に到着した。
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天気は良いのだが、霞んでいて遠望は余り利かない。
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山頂付近にはクガイソウが沢山咲き誇っており美しい。
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時間的には昼食にいい頃だが、山頂は狭く行動食を少し口に入れて下山する事にした。急傾斜だった箇所は下りの方が事故がおきやすいので慎重に降る。まずは大きな鎖の架かった岩場を下る。
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続いて長い鉄梯子。ここは下りの方が確実に怖い。
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この山はヤマツツジで有名だが、ドウダンツツジも多い様だ。紅葉の時期はきっと綺麗に色づくのだろう。
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赤鳥居まで下りて来た。ここから先はヤセオネ峠の方へ進む。
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こちらに下るともう一つ赤鳥居があり、一体幾つ鳥居があるのだろう?写真は振り返って撮影。奥の方に写っている赤鳥居が相馬山への取り付き。
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15分ほどでヤセオネ峠登山口に到着。ここにも大きな赤鳥居である。
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ここから少し舗装路を歩いて榛名富士へ向かう。途中からは舗装路を避けてつつじの道を歩く。
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この道は季節により花が楽しめる道のようで、今の季節はユウスゲとクガイソウが綺麗である。まずはユウスゲ
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そしてクガイソウも群生している。
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榛名富士が近づいてきた。何とかユウスゲと野菖蒲を入れて撮影してみた。
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オカトラノオも群生している。
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つつじの道も終わり、舗装路を歩いて駐車場所である榛名富士の麓まで戻ってきた。朝見た馬たちは観光客を乗せて闊歩している。
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さぁこれから榛名富士に取り付く。登山道はロープウェイ乗り場をずっと過ぎた端のほうにある。ロープウェイだと5分足らずで山頂である。
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ここが登山口。こちらは歩いて所要時間は40分ほどである。
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自然林たっぷりの中ジグザグに登山道はつけられている。
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ロープウェイ山上駅に40分弱で到着。
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展望台の方へ進む。
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素晴らしい景色が広がる。左端に先程登った尖がった形の相馬山が見えている。
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榛名湖も眼下に見えている。
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相馬山をズームで見てみる。尖がった山容で鉄梯子がきつかった訳である。
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時間は既に14時半を回っておりここで少し遅い昼食休憩とする。観光客と離れたベンチの片隅で簡単な昼食を済ませ、山頂を目指すが登山の格好は私だけで回りはロープウェイで上がってきた観光客だらけである。
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山頂には神社があり観光客に紛れて参拝を済ます。
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観光客には見向きもされない三角点を収める。
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ここからも相馬山の異形は目立つ存在である。
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後は降りるのみで観光客に混じって下っていく。
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ロープウェイ駅からは観光客と離れて登りと同じ道を下っていく。自然林の合間から榛名湖が見える。
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15:40駐車場に戻ってきた。馬も手持ち無沙汰の時間である。
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榛名湖の湖畔に寄り道する。冬には湖上でワカサギ釣りが楽しめるとの事である。
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後はお楽しみの伊香保温泉である。駐車場は下のほうで、歩いて石段を登っていく。
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石段にあるので石段の湯であるが、伊香保温泉の公衆浴場として有名なところである。
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ここでたっぷりと掻いた汗をさっぱりと流して遠い家路に就いた。
by hawks-oh-muku | 2011-07-23 20:58 | 群馬の山 | Trackback | Comments(0)

アカヤシオ咲く赤城山(駒ケ岳・黒檜山)

2011年5月14日(土) 赤城山 駒ケ岳登山口9:44→稜線出合10:17→駒ケ岳10:29→大タルミ10:41→水沼分岐11:08→黒檜大神石碑11:11→黒檜山山頂11:15→北端展望ポイント11:22(昼食休憩)→黒檜山登山道分岐11:57→黒檜山登山口12:43→駒ケ岳登山口12:58
累積標高差+-525m

鳥居峠13:07→篭山アカヤシオ散策13:22→ケーブル跡階段13:25→水場手前分岐13:34→アカヤシオ・シャクナゲの森独り占め散策→林道分岐14:02→鳥居峠14:07
累積標高差+-120m

5月に入り仕事の都合と天候に恵まれず、4月24日から2週連続で山に行けず久し振りの山歩きとなってしまった。当初行ってみようと思っていた山は奥多摩にあったのだが、時期がずれてしまいツツジの季節となってきた。こうなるとアカヤシオを外す手は無く、この季節に行こうと決めていた赤城山へ登る事にしたのだ。赤城山のアカヤシオを知ったのは、筑波山を登る為に購入した山と高原の地図⑳「赤城・皇海・筑波」の付録ガイドを呼んで初めて知る事になったのである。ピンク色のアカヤシオ群生の写真には「赤城山はアカヤシオで山の斜面がピンク色に染まる」とコメントがあり、更にアカヤシオの別名にアカギツツジとある位有名である事を知っていつか行きたいと思っていたのである。
しかし問題は登山口までが遠い!と言う一点のみである。高速を目一杯利用したとしても片道3時間半は掛かりそうである。今までここまで遠い山行は九州に赴任していた最後の頃の2009年2月に福岡から熊本五木村近くの仰烏帽子山に福寿草を愛でに言って以来の事である。この遠さから最初は候補にも無かったのであるが、アカヤシオに誘われて思い切って行く事にしたのだ。
ところで赤城山は日本百名山の一つに名を連ねる名峰であるが、赤城山と言う山は存在しない。しかし百名山にはこう言った例は多く、大峯山や霧島山なども同じくいくつかのピークの山塊や連山の事を指しているのだが、便宜上その中の最高峰を百名山としている場合が多いようだ。大峯山であれば八経ヶ岳、霧島山であれば韓国岳となっている様だが、関西で一般的に大峯山と言えば山上ヶ岳の事を指している事が多く他県からの登山者は混乱を招いている様でもある。
百名山以外でも馴染みのある金剛山にしても金剛山と言うピークはないし、六甲山も六甲山と言う名前のピークは無いのでこう言った例は多いのかもしれない。
話は少し逸れてしまったが、赤城山の最高峰は黒檜山で標高は1827.6mであり結構高い山である。しかし登山口が既に1360mあるので標高差はそれ程でもない。さてどうなる事やら・・・・・。
登山口まで遠いので出来るだけ早く出たかったが、仕事より早く起きるのも辛いものがあり、結局いつもの出勤時と同じ5時に起床。朝食を摂り準備を整えて6時前に千葉の自宅を出発。
一之江から首都高に乗って都心を抜け美女木JCTから外環道に入り大泉JCTから更に関越自動車道に入る。関越道は渋滞の多い事で有名だが、この時間で既に6kmの渋滞が出来ていた。しかし自然渋滞なのでノロノロながら車は進んで、15分弱で渋滞を抜ける。途中SAで休憩を摂りつつ、もう一度渋滞にも巻き込まれるが前方に榛名山の特徴のある山容が見えてきたら前橋ICまではもうすぐである。
前橋ICで一般道に下りて、ここから更に1時間以上も下道を走らねばならない。一般道に降りてからも要所要所に赤城山の案内が出ており、間違うことなく前橋市内を抜けて後は赤城山まで一本道の道路となる。やがて道路に大きな赤鳥居が現れここから先は赤城山自体が山岳宗教の神体にあたるのだろうか?
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大きな山も見えてきた、赤城山の一部である。
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道は山岳道路となりぐんぐんと標高を上げていく。標高1000mの標識があるところ辺りで工事があり対面通行の工事用信号待ちとなる。周りには既にアカヤシオの花が見られ信号待ちの間に車から写真を撮影する。
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標高1300m位に設置してあった電光掲示の温度計は13度となっておりこの分だと山頂付近は10度以下だろう。前述のガイド本によると登山道自体は危険箇所も無く1時間半程度で登れるが、天候が悪化すると環境は非常に厳しくなるので天候・気象状況には注意が必要だと記されていた。今日は幸い天気は良い、この程度の気温は十分想定の範囲内でザックの中には冬装備だって抜かりは無い。
そうこうしているうちに大沼湖沿いに駒ケ岳・黒檜山登山口が現れる。当初はもう少し先の黒檜山登山口から登る予定だったが、無料の駐車場もすぐ横にあったのでここに車を停めてここから登る事にした。
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登り始めると回りは白樺林の中で今まで登った事のあるどの山とも違う雰囲気で気分が高揚する。振り返ると白樺林越しに大沼湖が見えている。
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やがて大峯の大普賢岳を彷彿とさせる鉄階段が現れる。
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距離は短いのだが、その分急登で一気に高度を稼ぐので勝負は早そうだ。
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しかし至る所に「熊出没注意」の注意書きがあり一抹の不安を感じる。
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再び長い鉄階段が現れる。
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ここを登りきれば稜線は近い。
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登山口から30分ほどの一気登りで稜線に出合う。
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青空の下気持ちよい稜線漫歩である。
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高い木がなくなり展望が広がる。
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気持ちよく歩いて目を前に移すと、駒ケ岳のピークと奥には黒檜山もどっしりとした山容を見せている。
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大ガレがあり覗き込むとアカヤシオは遅れているようで咲いているのは眼下の山肌である。
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アカヤシオの群落を眼下に見て、これは降りてから再度あの辺りを散策するしかない!と思いながら歩を進め10:29駒ケ岳に到着。登山口から1時間も掛かっていない。
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休憩するほど疲れてもいないので写真を撮っただけで素通りし黒檜山への鞍部に向けて下っていく。
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「白樺~♪青空♪南~風♪」思わず北国の春を口ずさんでしまう景色である(笑)
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日陰には残雪があり標高の高さを実感する。
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黒檜山がだんだん近づいて来た。登り返しは結構キツそうである。
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鞍部である大タルミにでる。距離は800m、標高差は220mとの事なので見た目より大した事ないか?
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でも見た目は大した事ありそう。
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実際水平距離800mで標高差220mは結構な急登であった。
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山頂手前の花見ヶ原方面への分岐を過ぎる。
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更に進むと山頂と間違えそうな黒檜大神の石碑の場所。山頂はこのすぐ先である。
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黒檜山登山口からの登山道が合流してくる。帰りはここから下山予定。
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分岐から2分で赤城山主峰の黒檜山山頂に到着。
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主峰でありながら一等三角点ではなく三等三角点である。
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大勢の方がここで昼食休憩中であるが、大展望が得られるのはここからもう少し先に歩いた所と地図に書いてあったので更に先へ進む。5分ほどで大展望の場所に出る。今日はここで昼食休憩とする。
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目の前にはどーんと雪を抱いた武尊山が聳え立つ。
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その左奥には谷川岳。こちらは真っ白で完全な雪山である。
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この景色がおかずになり単なるコンビニ弁当は豪華なランチに格上げされる。やっぱり山の上で食べる弁当は何を食っても旨いのだ。眼下には大沼湖が広がりその遠い先には榛名山の独特な山容も望める。
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さて時間は12時前、今日の最大の目当てであるアカヤシオはまだ目にしていない。先程眼下で目にした群落は地図で確認し大体の見当はついている。一旦下山してから行く事になるので黒檜山登山道を下っていく。火山帯の山らしく大きなゴロタ石が転がる歩き難い道を下っていく。
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急な下りをこなして一気に高度を下げる。
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40分で標高差450mを下って登山口に到着。
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この道は急であり歩き難く膝に優しくない。登りは急登できついかも知れないが、登りで使った方が良い道である。ここからは大沼湖沿いに道路を歩いて15分で駐車地に戻ってきた。ここから車で鳥居峠に向かう。鳥居峠の駐車場に車を停めるとすぐ近くの山にアカヤシオが沢山咲いているので、まずは少々藪気味の中を分け入る。湿原帯の覚満淵のすぐ上にある篭山を散策する。漸くお目当てのアカヤシオである。
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10分ほど散策し駐車場に一旦戻り散策した山を振り返る。
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更に駒ケ岳手前から見た本当の群落へ向かう。800段の一直線に伸びる石段を転げる様に降りていく。
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10分ほど下って右に入っていく道を見つける。この道に違いない。
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沢を横切って進んでいく。
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振り返ると篭山の山肌にアカヤシオの群落が見られる。
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更に森の中を登り返して進んでいくとアカヤシオが現れる。
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まだ蕾であるがシャクナゲも出てくる。
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いよいよ核心部を探し出し突入する。満開のアカヤシオに思わずニンマリである。
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右を向いても左を向いてもアカヤシオに囲まれた贅沢な空間に身を置き時間の経つのも忘れてしまいそうであった。今日はこれで十分満足で、3時間半掛けてきた甲斐があったと言うものである。さて鳥居峠まで登り返そう。気持の良い静かな森の中を歩いていく。
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帰りの森の中にもアカヤシオが間近に見られて嬉しい限りである。
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周回して登り返すと林道に出た。
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林道の脇には山菜が一杯芽吹いている。
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単身赴任暦8年3ヶ月で料理はお手の物であるが、さすがに山菜をあく抜きしてまで料理をする気はなく横目で見るだけで通り過ぎて駐車場に戻ってきた。約1時間の散策であった。
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さぁこれから3時間半の長い道のりを帰る事にしよう。しかしその前に山歩きの後のお楽しみ!温泉を探す。来る途中に目を付けていた前橋市内に戻る少し手前にある富士見温泉に立ち寄っていく。
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3時間以内500円で十分満足出来る温泉であった。しかし平日休みに慣れきっていた私にとって温泉の混雑振りには少々閉口してしまう。しかしこれにも慣れていかなければならないのかなぁと思う。それともう一つ残念だったのは露天風呂が震災の影響で使えなくなっていた事。震災の影響で節電が必須となり電車の間引き運転も、空調が効いていない満員電車にもうんざりしていますが、関東ではこんな所にも震災の影響は残っています。復興に向けてまだまだ長い時間が掛かりそうで露天風呂が無い位で贅沢は言っていられないと自分に言い聞かせ長い帰路に就いた。
by hawks-oh-muku | 2011-05-14 23:47 | 群馬の山 | Trackback | Comments(10)