金剛山二ノ滝の氷瀑

1/15(金) 金剛山 石筆橋横路駐9:24→青崩道→セト10:30→黒栂谷→カトラ分岐→水道施設タカハタ谷登山口→腰折滝→ツツジ尾谷→一の滝→二の滝→国見城址広場→売店前休憩→葛木神社→ブナ林→大日岳→六道ノ辻→太尾塞跡→太尾道→分岐→西尾根→石筆橋→駐車地14:59
標高差1100m

今年は暖冬と言う事だったが、またまた強烈な寒波が到来しツツジ尾谷二ノ滝の氷瀑が気になって仕方が無い。初冠雪の12/18にこのルートを上がったときは両側に氷柱が出来ていたが完全凍結には至っていなかった。情報によると前日の14日には凍結していたらしい。しかし今週の寒波は雪雲を伴い金剛山の積雪も15cmになっており、まつまさの周辺積雪情報では路面にも積雪と凍結がありタイヤチェーンが必要との事である。タイヤチェーンは巻きたくないので今日のルートはロングルートを選択した。水越トンネルの大阪側出口辺りに車を停めて、青崩道を上がりセトの分岐から黒栂谷を降りてツツジ尾谷の登山口から再度登り返すルートである。3時間以上は掛かると思われるので、いつもよりは少し早く8時半頃に自宅を出発する。山麓線を走らせて御所に入った辺りから田畑に雪が少し目に付くが大した事は無い。名柄交差点を右折し水越峠に向かうがここにも雪は殆ど無い状態である。トンネルを抜けて左折し旧道に入る。相変わらず片側には多くの車が駐車している。石筆橋を右手に見てもう少し進んだ所にスペースがあるのでそこに駐車する。そこから先の水越峠に行く路面は凍結しているようである。水越公共駐車場へもチェーンがいりそうだ。石筆橋も凍結している。
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トイレの裏から林道に入りすぐ右に青崩登山口がある。金剛山まで2時間と表記されている。
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青崩道は今まで何度か下山で使ったことはあるが登りに使うのは初めてである。セトまで余り急傾斜ではなかったと記憶している。登り始めが木段で少し急であるがすぐに緩やかになり、何度かこの繰り返しである。徐々に高度を上げていくがまだ登山道に雪は無い。やがて大阪側の景色が見える辺りから、水分道の尾根が見えるが杉の植林には雪が積もって白くなっている。
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標高700m辺りからは雪が多くなり水分道分岐の所では真っ白な登山道になって来た。振り返って葛城山が見える辺りではかなりの積雪になって来た。杉の木に雪が積もって真っ白になりスキー場に来たみたいな雰囲気である。但し葛城山はガスに包まれて見えなかった。
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セトには10:30に到着である。セトの分岐にある案内板が新しくなっていた。そう言えば以前の物は割れていた様に思うが、多分同じ方が作り直されたのだと思う。金剛山は山主さんとの取り決めなのか案内板は千早本道以外では余り見かける事がなく、不慣れな時は非常に不安になるものである。これだけメジャーな山なので許される範囲内で最低限の案内板はあった方が良いかな?と思ったりもする。多すぎるのも如何なものかと思うが、さりげなく自然に溶け込む案内板は有難たい物である。ここで立ったまま少しだけ休憩し黒栂谷に降りていく。せっかく稼いだ高度だが今日は通過点である。
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急な植林の中を下り、程なく谷に当たる。かなりの積雪で真っ白になり綺麗だ。
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谷筋を下ってカトラ谷分岐に出た。
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ここで単独の登山者から地図を見ながら声をかけられた。今降りて来られた所からセトに行けますか?と昭文社の山と高原地図を示されたので、「その通りです、今セトから降りてきましたのでこの道であっています。但しセトから登ると山頂手前が崩落の為通行禁止のロープが張ってあるので左に迂回路があります」と答えた。「道はハッキリしていますか?」と聞かれるので「大丈夫です、すぐに判ると思います、但し余り面白いルートでは無いですよ、ここからであればカトラ谷の方が面白いと思いますけど」と説明する。「ルートはハッキリしています、途中に梯子場が1箇所ありますが注意すれば危険な事はありません」と答えた。金剛山は不慣れな様子であるが見た感じ格好はかなり山登りをされている様にお見受けしたのでカトラ谷は余裕だと思ったからである。それではお気をつけてと別れるとカトラ谷のほうへ進んで行かれた。ここからまだ高度を下げる。舗装された林道は完全なアイスバーンとなりガチガチに凍り付いている。
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橋の所まで来て、そのまま橋を渡らずに真っ直ぐに進む。黒栂堰堤にぶち当たるが梯子が掛けられている。
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堰堤を越えて下ったところがタカハタ谷登山口の水道施設である。この裏から谷に入って行く。腰折滝に到着。2段の上のほうの滝は両側に氷柱が出来ていた。
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木橋を渡ってツツジ尾谷に入るが2番目の堰堤が凍っている位で二の滝が凍っているか不安になる。
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折角遠回りして来て氷瀑が見られなかったらお笑いである。しかし徐々に高度を上げて一の滝に到着すると少し解けてきているが氷結しているので少し安心した。
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さて本題の二の滝であるが、真ん中が少し解けてきてはいるものの見事な氷瀑となっていた。真下まで行って写真を撮影する。
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写真を撮影し登山道に戻り振り返ると大きな音と共に氷が落ちて地面に砕け散った。危ない所である。溶け掛けてきたときは真下での撮影は十分に気をつけなければいけない。
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ここでザックを降ろして氷瀑を見ながら少し休憩である。ザックを降ろしての休憩は今日初めてである。ステンレスボトルを出してミルクティーを飲み一服する。12時を回りお腹も空き始めてきたのでクッキーも一緒に食べながら休憩し再スタートである。今日は分岐のところで旧道の方に足跡がついている。行ってみようかとも思ったが結構お疲れモードになってきたのでいつものタカハタ道に繋がるルートを進む。
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タカハタ道に出た所の自然林に霧氷は殆ど着いていなかった。しかし雪が付いて真っ白な景色は見事なものである。
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国見城址広場に出ると、中学生の耐寒登山で大勢の人であった。捺印所前のカマクラはここ数日の積雪で巨大化し2mを越える大きさになっていた。
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山頂の気温は-4度。転法輪寺の雪化粧も綺麗だ。
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今日は金曜日で売店は休みなので、売店前のベンチで食事を摂る事にした。一応小さな弁当をコンビニで買って持ってきたが、寒すぎるようなら香楠荘で食べるつもりでコンロは持ってこなかった。自販機でカップヌードル300円を買いお湯を入れて3分待つ。コンロでお湯を沸かすよりも随分楽である。弁当を食べていると柴犬を連れたご夫婦が来られて食事をされるが、この犬がおとなしくてかわいい。シートを敷いて貰ってちょこんと座るとカバーと毛布を掛けてもらって顔だけを出しておとなしく座っている。
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食事をして帰りのルートを検討する。ダイトレは前回使ったし車は石筆橋の近くだから水越峠から結構下ることになる。六道ノ辻から石ブテ尾根も考えたが、雪の状況が不安である。太尾道は前回登りに使ったが下りに使ったことが無いので太尾道を下り西尾根で降りる事にした。そうすれば石筆橋を渡れば車を停めた場所なので無駄な歩きがなくなる。ルートを決定し葛木神社に向かう。
葛木神社の屋根にもかなりの積雪があり、杉の大木も雪を被って綺麗である。
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ブナ林は真っ白なモノクロの世界である。葛城山も白くなっている。
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ブナ林の所を下って大日岳に向かう。積雪は多いがトレースも沢山ついているので歩き易い。大日岳に少し登り返してからは下るだけである。
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六道ノ辻を過ぎて
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太尾塞跡に来るとここの案内板も新しくなっている。セトにあったのと同じ物なので同じ方が付け替えて頂いたのだと思う。先週1/8に来たときは古い案内板だったのでこの1週間で付け変わったのだと思う。
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太尾道に入り急階段を激下る。いつも登りでしか使ったことが無かったのでこんなに急だったかと思う位の急傾斜だった。しかしそこを過ぎると歩き易い尾根道で雪も無くなって来たが、アイゼンを外すタイミングが難しく着けたまま下る。東尾根・西尾根の分岐まで来るとここにも新しい案内板が付けられていた。以前ここには案内板は無かったのでこの場所は新設になる。
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西尾根は登りで一度だけ使った事があるが東尾根と較べると少し長いと思う。途中一箇所崩落地がありロープが張ってあり摑まって通った。登りの時は迂回路が出来ていて崩落地を通らないようにしてあったが、下りだと迂回路が分かり難く崩落地を通ってしまった。漸く石筆橋から上がってきた所のバケツが目印の登山口まで下りてきた。
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ここからは舗装路を少し下ると石筆橋で車が見えた。
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今日はロングルートで標高差1100mあったので少々太腿が筋肉痛を起こしそうである。そう言えば最近金剛山ばかりでハードな山歩きが出来ていなかったので足が鈍っている。今度は縦走を考えてみようと思った。帰りにいつものかもきみの湯に行き金剛山を見ると真っ白であった。
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by hawks-oh-muku | 2010-01-15 20:43 | 金剛・葛城山 | Trackback | Comments(0)
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