レンゲショウマと黒富士を愛でに御坂山塊・黒岳へ

2012年8月25日(土) 
黒岳 新道登山口6:44→新道峠6:50→破風山7:18→すずらん峠7:35→黒岳山頂8:12→黒岳展望所8:16(小休憩)→破風山9:25→新道峠9:42→新道登山口9:49

釈迦ヶ岳 すずらん群生地駐車場10:09→釈迦ヶ岳登山口10:14→稜線分岐10:37→府駒山10:58→釈迦ヶ岳11:43(昼食休憩)→すずらん群生地駐車場13:12
累積標高差+-645m

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昨年から仕事と環境の変化で山歩きの回数が激減して今年も3ヶ月以上山歩きが開いた期間もあり体力も脚力も大幅にダウンしてしまった。
この事を実感したのは奥多摩の本仁田山に登ったときで本当にしんどく、脚力の衰えに自分でも情けなかった。
そんな訳でまだまだ足慣らしを兼ねた軽めの山歩きであるが、今回の目的はレンゲショウマと黒富士の展望である。森の妖精と形容されるレンゲショウマであるが、
関東では奥多摩の御岳山が一番有名である。但しこちらはケーブルカーで押し寄せる観光客とカメラマンで趣はなさそうだし山で人混みはもっと嫌である。
それで他の山を検索すると、群馬県の浅間隠山と鼻曲山が出てきた。ちょっと遠いがここが良いかと思っていた。
しかし更に検索すると以前登った事のある三ツ峠山が出てきた。更に絞り込んで検索すると、三ツ峠山に連なる御坂山塊の黒岳も綺麗だと判った。
どうせ行くのなら富士山が見えなければ楽しみは半減する。天気予報を調べると晴天であり、富士山も綺麗に見えるに違いない。よし!黒富士を見に行こう!とここに決定した。
昨年に三ツ峠山に行った時もそうであったが、中央道の渋滞を避ける為に車中泊の山行にする。中央道の渋滞は7月末に奥多摩に行った時にも実感したが本当にウンザリものである。
それと夜に出発する車中泊のメリットはETCの高速深夜割引(半額)が利用できるという経済的な恩恵も大きいのだ。
但しその為には深夜12時~早朝4時までの間に料金所を入るか出るかどちらかをクリアしなければならないので、夜の10時頃に家を出る。
渋滞を避けるつもりであったが何とこの時間でも首都高が断続的に渋滞している。夏休み最後の週末の影響か?お陰で途中の時間調整は不要だった。
今回中央道での収穫は、深夜に富士山に連なるヘッデンの灯りが見えた事。さすがに写真は撮れないが、富士山人気の凄まじさを象徴するような風景であった。(これはネットからの拝借した写真であるが、こんな感じで真っ暗なので一瞬何かと思った。)
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さて河口湖ICで高速を降りて河口湖大橋を渡ってすずらん群生地駐車場を目指す。真っ暗な中道は細く荒れていくが一応舗装はされているので不安に思いながらも要所要所にある
すずらん群生地の案内に助けられた。
途中で道路を鹿が飛び出し吃驚したが無事到着。シートを倒して毛布を被って就寝、長時間の運転で神経が高ぶっている為に最初は中々寝付けないが、すぐに熟睡できた。
4時過ぎに車の音で目が覚めたがまだ早いのでもう少し眠る。次に起きたのは6時頃で睡眠時間も十分である。トイレは林道から100m程歩いた所にあるのだが、
これが立派なトイレでペーパー完備の綺麗なトイレだった。但し注意事項はこのトイレの利用期間は4月から10月で11月から3月までは利用できないとの事。
登山口がよく判らず、舗装林道をそのまま上がって行くと新道峠登山口に突き当たった。既に車3台とバイクが1台停まっていたが全部で6~7台は停められそう。
ここから新道峠までは僅か5分の距離で、そこから富士山が望めると言うロケーションで写真愛好家の絶好のスポットになっているようだ。
ここで準備を整えて6:44にスタート。駐車場からの景色でも南アルプスの山々が綺麗に見えていた。
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右の方に目を移すと八ヶ岳もくっきりと見えていた。
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この登山口から入っていく
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登山口からすぐのところで早くもレンゲショウマが沢山咲いている。(薄暗いのでちょっとピンボケ)
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5分も掛からず新道峠に出る。ここからは富士山を眺めながらの稜線漫歩である。
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もちろん富士山はこの通りの雄姿を見せている。
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長い裾野の左側、伊豆方面は雲が掛かっているようだ。
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河口湖にも雲が掛かっていて河口湖大橋は多分霧が出ている状態ではないだろうか?
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アップにして見ると登山道の様子も判る感じだ。
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稜線を歩いていると、カメラマンたちが作った踏み跡と展望が開ける場所が沢山ありついつい立ち寄っては富士山を眺めてしまう。富士山をバックにアザミを入れて撮って見た。
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軽い登りをこなして破風山に到着。
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レンゲショウマも多く咲いているが光の当たる帰りに撮影する事にしたが、そのほかの花も多く咲いている。ツリガネニンジン。
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ここからは笹が茂っており朝露で少々足元が濡れる事になる。
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カラマツの先に黒岳が見えてきた。
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オオヤマボクチはまだ白い綿毛を纏っていた。
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ヤマトリカブトの花は小さくかわいい感じだ。
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フシグロセンノウ。
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シシウドは朝日を浴びていた。
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すずらん峠を7:35に通過する。
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ここから見る富士山、見る角度が変わっても下の風景が変化するだけで綺麗な三角錐の富士山は変わらない。
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ブナ林の中の気持ちよい登山道を登っていく。
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オクモミジハグマが咲いていた。
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アキノタムラソウ
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写真では中々伝えきれないが本当にここのブナ林は美しい。
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カイフウロも沢山咲いている。フウロの種類はハクサンフウロなど色々あるが。葉っぱの違いなど微妙な違いで正直よく判らない。
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写真撮影をしながらゆっくりと歩いて8:12黒岳山頂に到着。
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この三角点のある山頂は全く展望がなく200m程進んだところに展望所がある。ここで小休憩を摂る事にする。目の前には言わずと知れたmt.fujiがドーンである。
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右の方に目を移すと悪沢岳と赤石岳が見えていた。
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雄大な景色を堪能し、御坂峠方面へ少し進んで見る。黒岳の説明が書いてあるがどおりでブナ林が綺麗なはずである。
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そしてアサギマダラが沢山飛んでいたがオクモミジハグマに止まった所を漸く撮る事が出来た。
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ここから釈迦ヶ岳に周回する事が出来るのだが、駐車した場所が悪いので釈迦ヶ岳は車で登山口まで移動する事にしてここらで引き返してピストンで戻ることにする。
そして帰りの行程で狙い通り陽の差し込んだレンゲショウマを撮る事が出来た。
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破風山の辺りで富士山に雲が掛かってきた。
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最後にもう一枚レンゲショウマ
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9:49に登山口に戻ると駐車スペースは満車になっていた。但し少し手前の路肩にも数台分の駐車スペースがあるので10台少しは停まられると思う。
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次の釈迦ヶ岳に登るべくすぐにすずらん群生地駐車場に車を戻らせる。車の中で朝飯に用意したお握りの残り1個を頬張り10:09に再スタートである。
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駐車場から少し歩いたところに釈迦ヶ岳登山口がある。
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最初の短い区間だけコンクリート舗装の道であるが、登山道に入るところで大きく左に曲がる。大きな指導標があるので間違う事は無いと思うが、真っ直ぐにも進めそうな道が続いているが、これは谷道である。
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この山も気持の良い自然林の登山道である。
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この山にはレンゲショウマは咲いていないがママコナが多い。
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稜線に出るまではキツイ登りもあるが時間にして20分程で稜線分岐にでる。
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稜線は小刻みなアップダウンがあり小ピークには図根点が設置してある。
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稜線の分岐から20分で府駒山に到着。ここからの展望はない。
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ここからは一旦下りに変わる。
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木々の間から尖がった山容の釈迦ヶ岳が見えてきた。
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鞍部まで結構な下りが続いて、更に小ピークまで登りがあり展望の良い小ピークに出る。ここからは八ヶ岳が良く見えていた。
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そして雲が掛かってきた富士山も姿を現した。
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ここからは厳しい岩場の登りになる。
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釈迦ヶ岳のピークが近づいてきた。
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最後の登りである。
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登り切ったら360度大展望の釈迦ヶ岳である。
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先程登った黒岳の稜線越しに富士山が見えている。
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富士山の右側には南アルプスが雲から薄っすらと覗いている。
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八ヶ岳方面も瑞垣山・金峰山・甲武信岳もバッチリ。
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黒岳の奥には以前登った三ツ峠山も見えている。
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富士山にスッポリと傘雲が掛かった。天気が悪くなるのも嫌なので早々に下山する事に。
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岩場の急斜面の下りだけ慎重に降りてそこからは一気に下って13:12下山完了。後はお楽しみの温泉であるが、川口湖畔にある野天風呂へ、通常1000円であるが、JAF会員証の提示で700円の割引が受けられた。気持の良い温泉でゆっくりと浸かって疲れを癒して帰路に就いた。
※帰りの渋滞は毎度の事で、時間が早い分だけマシだったと思うがそれでもうんざりである。
by hawks-oh-muku | 2012-08-25 23:57 | 山梨の山 | Trackback | Comments(6)
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Commented by 産六 at 2012-09-02 10:18 x
夜の富士登山、これほど凄まじいものとは思いませんでした。
家内の「行こうよ」プレッシャーにめげず「富士は見る山」の
確信に自信が持てました。(笑)

河口湖にかかる雲や樹海の広大さが何とも言えません。
冠雪してなくてもほれぼれする勇姿で、黒富士というのですか。

レンゲショウマ、初めて知りました。
キレンゲショウマとは全く別物みたいですね。
日本特産の1属1種で関西には植物園でしか見られないとか。
いつかは「近くで富士山の見える」山歩きをしたいと念じていますが、
「森の妖精」にも逢いたいなぁと思いました。
Commented by hawks-oh-muku at 2012-09-02 22:49
産六様こんばんは。
私も富士山は見る山と思っていますが、一度は登って見たいとも思っています。
しかし目のあたりにした天に昇るような光る線を見て思いっきり躊躇します。
でも一度はいつか登って見たいなぁと思っています。時期とルートの問題ですね。

近くで富士山の見える山は今のところ2勝1敗です。折角行っても雲の中ではただの低山歩きになってしまいます・・・。
しかしもっとガッツリ歩ける体力・脚力を取り戻したいと思っています。
Commented by 段平 at 2012-09-14 10:08 x
おひさしぶりです。
今地図を見ながら読んでいますが、この辺りの山は「展望箇所」のマークが物凄いですねぇ
釈迦ヶ岳は勿論ですが、黒岳~本栖湖にかけての山は、このマークがほぼ全山ついていますね~

ガッリ歩ける体力、脚力を取り戻したい、まったく今の私と同じです。
お互い頑張って以前の様に歩けるように頑張りましょう。
hawksさんはトレーニングをすればすぐ戻るでしょうが
私の場合は時間が相当必要だと思います(涙。。

Commented by hawks-oh-muku at 2012-09-15 19:28
段平様こんばんは。
お久し振りです。大変ご無沙汰をしており申し訳ございません。

この辺りの山域は富士山がすぐ近くにずっと眺望出来るのが最大の魅力です。
黒岳から節刀ヶ岳までの稜線歩きはドラマチック富士山眺望コースと名付けられております。
他にも気になる山とルートがありますのでいつか行って見たいと思っています。

体力・脚力をつけるのにはの結構長く掛かりましたが、衰えるのはあっという間で本当に情けない限りです。
段平様はもともと健脚なので大丈夫でしょうが、当方はすっかり自信をなくしております。
お互い以前の様に歩けるよう頑張って行きましょう。有難うございました。
Commented by おのFあびこ at 2012-09-16 01:25 x
いやはや雪のない富士山も見事なものですね。
8月初頭に夜通し登山で登ってきましたが、
下界からヘッデンの列が確認できるとは知りませんでした。
あの中に混ざって私も登っていたんですね…
雄大な黒富士の写真も含めて、ちょっとだけ達成感を感じてしまいました。

私も登山頻度がすっかり落ちてしまっています。
おたがいリハビリがんばりましょう!
Commented by hawks-oh-muku at 2012-09-16 08:18
おのFあびこ様 おはようございます。
富士山に登られたのですね!一度は登っておこうとは思いますが、登山道の渋滞は
昨年の高尾山でウンザリした位なので最も躊躇させる要因です。
ヘッデンの列は中央道からでもハッキリと見える程でした。
やっぱり富士はいろんな意味で日本一の山だと再認識しました。
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