一富士二鷹の愛鷹連峰・越前岳

2012年1月14日(土)愛鷹連峰越前岳 十里木登山口9:35~展望台9:48~勢子辻分岐11:10~越前岳山頂11:17(小休憩)~富士見台11:49(昼食休憩)~越前岳山頂12:42~展望台13:42~十里木登山口13:50
累積標高差+-750m

やっと2012年の初登りに行く事が出来た。結局12月は1度も山歩きが出来ず、11/27の三つ峠山から又しても1ヶ月以上期間が開いてしまった。
三つ峠山では年賀状用の富士山の写真を撮影する目的で行ったのだが、青空とは行かなかったものの目の前に聳える富士山には本当に感動ものであった。
そこで今回は、縁起の良い初夢の1位2位である富士山と鷹の2つを一気に叶えようと初登りはここと決めていた。
そう三つ峠山と並んで富士山が最も美しく見える山として有名な愛鷹山である。愛鷹山と言うものの幾つかあるピークの山塊で愛鷹連峰の総称であり、愛鷹山と言う山名もあるものの最高峰は越前岳である。
愛鷹連峰は有名な広重の絵にも描かれている知る人ぞ知る山であるが、富士山に押されて一般的に山の名前を知っている人は多くは無い。
この絵の富士山の手前に描かれているのが愛鷹連峰である。
a0122149_20484478.jpg

さて千葉県の自宅からは高速道路をフル活用しても2時間半程掛かる道のりなので、出来るだけ早く出たかったが、5時半ごろに起きて出発したのは7時前になってしまった。
浦安ICから首都高に乗り、レインボーブリッジを渡り東京タワーの真横を通りつつ車を走らせると東名高速へと入っていく。厳しい冷え込みが続いている事もあり交通量は少なめで渋滞もなく何時に無くスムーズである。
途中SAで休憩を摂りつつ御殿場ICで東名高速に別れを告げ富士山の裾野を走っていく。
広大な自衛隊の演習場を横目に見つつ富士サファリパークの案内を目印に進む。天気予報では午前中の天気は良いはずだったが、雪雲が広がり富士山は陰も形も見えない上に遂に雪が降り出した。
初登りに「一富士・二鷹」は欲張りすぎだったか?そうは簡単に夢を叶えさせては呉れない様だ。
道はカーブと上り坂がきつくなり路面状態が心配で慎重に進んで行くと左側に目的の愛鷹登山口が出てきた。
a0122149_20494982.jpg

ここから大沢林道に入っていくのだが、路面は薄っすらと積雪し白くなっていて降雪も続いている。
a0122149_20502345.jpg

当初の計画ではこの登山口から黒岳・越前岳・呼子岳と周回しようと思っていたが、思わぬ降雪とスッポリとガスに覆われた富士山にテンションは一気に下がっている所に加えて林道の路面状態を見て躊躇無く計画の変更を決定。(相変わらずヘタレです)
このまま国道469号をそのまま進んで十里木登山口へ向かって、ピストンのルートに変更です。
富士サファリパークを通り過ぎて少し進むと左側に綺麗なトイレが完備した立派な無料駐車場が見えてきて左折して車を駐める。
早速準備を整えて9:35登山開始である。駐車場にある案内板、登り120分、2.5kmで標高差627mを登る計算だ。
a0122149_20512416.jpg

駐車場はこんな感じでざっと40台位は駐車出来そうだ。
a0122149_20513858.jpg

まずは階段を展望台まで上がる。
a0122149_20523457.jpg

10分少しで展望台に到着。
a0122149_20525063.jpg

ここまでは観光客がやってくる富士山の絶景ポイントであるが、目の前には雪雲が広あるだけで富士山の影も形もない。
a0122149_20532627.jpg

先へ足を進めると少しは登山道らしくなり、雪も積もっている。
a0122149_2054711.jpg

ベンチのあるポイントを過ぎると一気に登山道へと姿を変える。結構急登である。
a0122149_20544513.jpg

行く手は明るくなり少しガスも晴れて来て、駿河湾の海岸線が薄っすらと覗く。
a0122149_20553021.jpg

期待をこめて富士山方面を振り返るが・・・・。気のせいかガスが濃くなった様な・・・。
a0122149_20555429.jpg

自然林が美しく大きなブナの木も増えてきた。
a0122149_20562119.jpg

10:57越前岳まで20分の案内板が出てきた。時計の高度計を確認すると80m程高い誤差が出ている様である。
a0122149_20565750.jpg

そこから10分ほどで勢子辻分岐に出た。地図ではここからもうすぐで山頂の筈である。
a0122149_20571910.jpg

勢子辻から7分で越前岳山頂に到着。寒い中多くの登山者が食事休憩中だ。
a0122149_2113830.jpg

山頂は風と雪で慌ててザックからアウターを出して羽織りフードを被る。この天気では富士山どころではない。
a0122149_2131488.jpg

2等三角点を写すが、よく見ると根元がかなり露出している。土砂の流出?で正確には1507m無いのかも知れない。
a0122149_2145384.jpg

時間も少し早いし適当な休憩スペースもない為、富士見台まで下って見る事にした。富士見台からも富士山の姿は望めそうにないが、休憩スペースはあるかも知れない。
尾根道を進んでいくと可愛らしい霧氷が出来ていた。
a0122149_2162990.jpg
a0122149_216944.jpg

結構急な尾根の下りをこなして富士見台に到着。時間にして20分弱であった。
a0122149_2181533.jpg

昔の50銭紙幣に描かれた富士山の図柄はここから撮影されたものだと看板に書かれていた。
a0122149_2192433.jpg
a0122149_218598.jpg

そうここから真っ白い雪を抱いた富士山を眺める筈だったのだ。しかし現実はこの通り!残念無念!!
a0122149_2110337.jpg

ここで休憩スペースを見つけて昼食休憩に、カップ麺とおにぎりだけの簡単な昼食を済ませて一服後越前岳に登り返す。越前岳を見上げると20分掛かったので結構下ってきた事を実感する。
a0122149_211211.jpg

少しは綺麗な霧氷を眺めつつ登り返す。
a0122149_21124033.jpg

越前岳山頂に着くと、風がガスを飛ばして雲の切れ目から駿河湾の海岸線が薄っすらと見えた。
a0122149_21131711.jpg

a0122149_2115675.jpg

ガスが飛ばされると出来たての霧氷が現れた。
a0122149_21145119.jpg

富士山方面のガスは取れそうにも無い。
a0122149_21155299.jpg

諦めて下る事にする。登りはアイゼンの不要だったが、下りでも必要なさそうだ。一気に下って樹林帯を過ぎると景色が広がり富士山の裾野は少し晴れて来た。遠くに草原の様に見えるところは自衛隊の演習場である。
a0122149_21163436.jpg

更に下って越前岳を振り返る。陽の当たる所はすっかり雪がなくなっている。
a0122149_2117941.jpg

13:50駐車場に到着。トイレの前の靴洗い場で登山靴の泥を落として後は温泉に向かうだけである。駐車場の登山口の横に木箱が置かれていて温泉の割引券が入っていたのでそこへ向かう。帰り道にあった「大野路」は露天風呂通常800円が券を出すと200円引きである。この露天風呂、天然温泉では無い様だが、適温で気持ちよかった。それと余り人気がないのか完全貸切状態でゆっくり出来たのが何よりだ。しかもここは少し変わっていて巨木天辺(てっぺん)風呂というのがあり樹齢420年根回り6m50cmのシイの木の上が湯船になっているのだ。
a0122149_2118254.jpg
a0122149_21181546.jpg

梯子を使って登るのだが、注意事項として何項目か書かれているが「高い所に自信のある方のみご入浴下さい」の一文が挑戦心を掻き立てられて入ってみることに。湯船は意外と広く快適だったが、沢山の人がいるといい歳をしたおっさんは人目が気になりちょっと入りづらそうである。とにかく完全貸切だったので恥ずかしくも無くゆっくりと寛げた。帰りの道も渋滞も無く安全運転で無事自宅へと辿りついた。また晴れた日を狙って富士山眺望のリベンジを狙いたい。

本日のルート(スマホ無料アプリ山旅ロガーによる軌跡、初使用であるが結構使えそうである)
a0122149_21203390.jpg


※東名高速上りにある海老名SAが12月に大リニューアルOPENしたとニュースでやっていたので立ち寄ってみたが規制緩和でSAも遂にここまで来たか!と言う程立派なものであった。まず2フロアで吹き抜けのエスカレーターがあるのに驚いたが、1階は完全にデパ地下で有名どころの惣菜店や土産物がズラッと並んでおり、成城石井や本格的焼きたてパンの店まであり2階は人気の店が入るフードコートと雑貨店やレストランとこちらはショッピングセンターか空港の様相であった。昔のSAとは隔世の感であった。
by hawks-oh-muku | 2012-01-14 20:45 | 静岡の山 | Trackback | Comments(7)
トラックバックURL : http://hawksoh.exblog.jp/tb/14439836
トラックバックする(会員専用) [ヘルプ]
※このブログはトラックバック承認制を適用しています。 ブログの持ち主が承認するまでトラックバックは表示されません。
Commented by 段平 at 2012-01-19 20:02 x
久しぶりの更新ですねぇ、本年も宜しくお願いします。
関東はどの山からも富士山が見えるんですね
羨ましいな~

4月に用事が有り藤沢に行くのでついでに山へ行こうと思っています
丹沢は決定ですが、もう1山は迷っています金時山にしようかと・・・
この記事を読み越前岳ですかこの山も良さそうですね~。
Commented by おの@あびこ at 2012-01-20 01:40 x
速報版(?)へのコメントが映画のネタバレに相当するような
ヤボなものになってしまったようですねw 申し訳ありませんでした(>_<)
富士の裾野の雰囲気が伝わってくるようで懐かしく拝見しました。
ガスがとれると出来たての霧氷が…の写真ではうっすらと白いものが飛んでいますね。
雲でしょうか?それとも霧氷が風に舞ったんでしょうかね?
いずれにしても僕が行った時には観ることのできなかった綺麗な光景にウットリきますね。
山旅ロガーはアップしていただいたトラックログを見る限り、全然使えていますね。
でもお持ちのスマホのバッテリーの減りはあなどれないでしょう?
僕の持っているiPhone4のGPSも「思っていたよりも使えるな」という感じでしたが、
やっぱりバッテリー切れが怖いので極力使わないようにしています。
ケータイはいざという時の大事な連絡手段ですからね。
Commented by hawks-oh-muku at 2012-01-20 22:12
段平様こんばんは。
富士山眺望狙いで行ったのですが、生憎の天候で残念でした。

4月に藤沢ですか!丹沢はまだ1回しか行っていませんがとても良い山でした。
お天気が良いと富士山も良く見えますので是非堪能して下さい。
金時山も富士山眺望で人気の山ですが、愛鷹連峰も周回縦走ルートもあって面白いと思います。

本年もどうぞ宜しくお願い致します。
Commented by hawks-oh-muku at 2012-01-20 22:22
おの@あびこ様こんばんは。
スマホは4月から使い始めたのですが、山旅ロガーは今回初めて使用しました。
バッテリーが心配でしたが、約4時間半の使用でバッテリー残量は60%程残っていましたので、
この程度の使用時間なら、予備バッテリー持参で使えると思いました。
もっとも車で移動中に充電しながらカーナビとして使用し、使用前に100%充電になっていましたので、満タン充電が前提条件かもです。
ログ取り中はザックのチェストバンドに取り付けたポーチの中に無造作に入れていましたが、
ログは完璧に取れていましたので十分使えるものと思いました。
Commented by おの@あびこ at 2012-02-21 07:21 x
バッテリーの減りはそうでもないんですね。
最近のスマホは性能があがってるのかな?
また使用感をレポしていただけたら幸いです。

ところで、僕も3月の11~14あたりで東京の方に滞在する用事があります。
もし予定が合いましたら、どこか山にご一緒できれば、と思います。
流通のお話等も興味ありますし。
Commented by hawks-oh-muku at 2012-02-21 22:34
おの@あびこ様こんばんは。
ブログの更新のない中でのご訪問有難うございます。
今年はまだ1回しか山歩きが出来ずに悶々としている今日この頃です。
アイゼンも1度も履かず仕舞いで冬が終わりそうです。
ところで東京に来られる予定がお有りなんですね!
何とか予定が合えば良いのですが、ちょっと微妙なところです。
もし宜しければ、非公開コメントでメールの連絡先を入れて頂ければ
幸いです。
Commented at 2012-03-01 00:16 x
ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
<< 筑波山で復興祈念登山 2011年の山歩き >>