紅葉のモミジ谷から金剛山

2010年11月2日(火)金剛山 水越川公共駐車場11:25→水越峠11:35→金剛の水12:00→カヤンボ分岐12:05→モミジ谷登山口12:07→第一堰堤12:10→第二・第三堰堤12:13→第四堰堤12:33→第五堰堤12:38→本流ルート分岐12:42→第六堰堤12:48→旧本流ルート分岐13:04→裏参道ブナ林13:33→葛木神社13:35→転法輪寺13:40→国見城址広場13:42(昼食休憩)→大日岳14:20→六道ノ辻14:28→太尾塞跡14:39→東尾根西尾根分岐14:59→水越川公共駐車場15:23
累積標高差+-720m

先週金曜日に10日振りの休みが取れた後、何とか火曜日にも休みが取れた。しかし次週はまた月曜日まで休みはない。この時期わずか3日でも紅葉の進み具合が大きく変わることは過去経験済みで、今日を逃す手はない。
月曜日に仕事を終えて神戸から奈良に帰る。何も無ければ20時過ぎに仕事を終える事が出来るのだが、この日も忙しく奈良の自宅に戻ったのは23時過ぎとなってしまった。食事をしてお酒を飲んだら疲れが溜まっているので、そのままソファで寝込んでしまい、気が付くと2時を回っている。慌ててベッドに潜り込んだら朝まで完熟で結局起きたのは9時前である。この時間からでは金剛山に行くのがやっとであるが、4日間でどれ位紅葉が進んだかが楽しみである。朝食を摂りゆっくりと準備をして10時半過ぎに自宅を出発。いつもの道を走らせる。去年は同じ日付に葛城山に登っており結構紅葉が綺麗であったが、車から見る葛城山は昨年ほど紅葉していない。今年は猛暑・残暑の影響で少し遅れているみたいである。4日前の金曜日は軽めのルートでカトラ谷から登ったが、今日は定番の水越側から登るつもりである。水越側から紅葉の綺麗なルートといえばやはりモミジ谷だろうと思い、登りをモミジ谷、下りは水越川公共駐車場に最短で降りられる太尾東尾根にする事にした。
準備を整えて11:25にスタートする。水越峠のダイヤモンドトレイル入口まで約10分、ここから退屈な舗装された道である。トボトボと歩いて行くと左側に黄色い菊が咲いている。帰って調べてみるとシマカンギクの様である。
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更に右側に少し違う黄色い菊が咲いていて、こちらはアワコガネギクの様だ。
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淡々と登って行くと金剛山が見えてくる。大半が植林なのだが、部分的に残された自然林は色付いてきて存在感を示している。
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金剛の水を12時丁度に通過し、カヤンボ橋の分岐まではそこから5分、橋を渡らず直進しモミジ谷の入口には12:07の到着である。
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渡渉し歩いて行くとトリカブトが1輪まだ咲き残っていた。
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モミジ谷は、本流ルート分岐までに5つの堰堤があるが、4つ目の堰堤を越えるとお気に入りの自然林が現れる。紅葉の色づき具合はほんのりと黄色くなった程度である。
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モミジもあるが、まだ緑色をしており上の方が微かに赤くなっている程度だ。
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3つ目の堰堤から4つ目までは少し距離があるが5つ目は5分程で現れる。
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この辺りの自然林も少し色付いているが、写真で撮ると新緑の季節の様な緑色に見える。
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5つ目の堰堤を右側から越えるとすぐに本流ルートとの分岐である。
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どちらに進もうか少し迷ったが今日は右の本流ルートへ進む。残念ながら黄葉には早かったがこの景色は本当に素晴らしく、心が癒される森である。
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分岐から5分程で最後の6つ目の堰堤が現れる。
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この堰堤は左から大きく巻くように道が付けられているが、落ち葉が堆積し滑りやすいので要注意だ。
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この辺りから赤色も混じりだして紅葉が美しくなってきた。
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堰堤を越えると少し広い場所になり、ここで一服する。
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仕事では身体の疲れも勿論あるがそれよりも精神的ストレスなどの疲れの方が大きい。しかしこの自然一杯の森の中に入ると本当に心が癒されてストレスも一気に吹き飛んでしまう。会社では立場上私が一番休みも少なく労働時間も長い。たまの休みに山に登ると言うと、辛どくないですか?と皆からは呆れられている。これを関西では最大限の賞賛を持って「あほちゃう」の一言で片付けられてしまうのだが、歩き慣れている者にとってはゆっくり登れば身体の疲れはさほど感じず、心の癒しを求めて自然の中に入って行くのである。最近森林セラピーと言う言葉がある。森林セラピーとは医学的エビデンス(証拠)に裏付けされた森林浴効果の事で病気の治療・予防にプログラムがあり、全国で42箇所の森林が認定されている。森林セラピーの公認インストラクターの資格まである様だが、我々山歩きをするものにとっては、自分のお気に入りの山の中を歩くことで精神的ストレスを解消できるので、知らないうちに森林セラピーを会得している様なものである。実際ここから先は、周りの景色を見回しながらゆっくりと登って行くと、葛木神社下のブナ林まで急登にもかかわらず疲れも感じず心が癒されていくのが自分でも分かった。それでは癒しの景色を何枚か貼り付けることにする。
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少し話しを戻して旧本流ルートとの分岐へは13:04。
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旧本流ルートはまだ行った事はないが今日も右に曲がって本流ルートを辿る。分岐の所の紅葉が綺麗であった。
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ここからも癒しの森の連続で、紅葉真っ盛りとは行かないが溜息の出る自然林の美しさであった。
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結局は急登を登り切った1000mを越えた辺りのブナ林の黄葉が一番綺麗だった。たっぷりと癒された後はいつもの大和葛城山の定点観測。
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4日前よりも手前の紅葉が進んでいるのが分かる。
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裏参道から葛木神社に参拝する。手前の方から祝詞が聞こえて来るので、金剛山の山頂で七五三詣りをしているのかと思ったら、写真に写っている男性が一心不乱に祝詞を上げていた。どこかの神社の神主さんだろうか、完全に本職はだしの喉回しだった。
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転法輪寺の紅葉も進んできた。
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売店前のカエデの色付きも4日前より進んでいる。
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足元は一面の紅葉絨毯。
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ゆっくりと歩いたので国見城址広場には13:42の到着となった。
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再び売店前に戻って4日前と同じく紅葉の下で弁当を食べる。
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紅葉のベンチで贅沢なコンビニ弁当である。
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山頂の気温は6度と上着を着ないと寒い。
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基本的に薄着(シャツ1枚)なので、ウィンドブレーカーを羽織りニットキャップとネックウォーマーをつけてゆっくりとする。沢山着込むよりも、頭と首周りを暖かくすると身体全体が温まる。特に首周りは太い動脈が集中しているので首周りを暖めると全体が温まる効果が得られるらしい。今の季節山頂は思った以上に寒いときがあるので、マフラーやネックウォーマーを一枚持っていく事をお薦めする。ちょっと講釈を垂れてしまったが、下りは太尾東尾根なので、売店の横を抜けて大日岳に向かう。ここを上がった所で何か工事をしているが、これがドコモのアンテナなのかな?この日携帯を見てみたが、売店の所では圏外だった。山頂付近でドコモが一番つながるのは葛木神社の境内でここはアンテナが3本立つ。早く山頂付近どこでも携帯がつながるようになって欲しいと思いながら大日岳まで歩く。ススキと紅葉が綺麗になってきた。
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六道ノ辻まで来た所、石ブテ尾根も片側は自然林が多いので紅葉が綺麗かも?と思い石ブテ尾根も考えたが、時間も遅いので帰りの事を考えて当初の計画通り右に進む。
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途中、色付いた黄葉の額縁に大和葛城山を入れてみた。
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太尾塞跡を14:39に通過。
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西尾根・東尾根分岐を14:59通過。
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一気に下り、水越川公共駐車場へ直行のショートカットルートを使って15:23に降りてきた。
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金剛山の紅葉は昨年と較べて一週間遅れの感じであるが、来週11/8の休みはどこに行こうか検討中。現在自分の置かれている状況では遠出・ロングコースは厳しい。でも紅葉は見たい。天候次第であるが、今はまだ検討中である。結局金剛山3連荘になるかも・・・。
by hawks-oh-muku | 2010-11-02 22:52 | 金剛・葛城山 | Trackback | Comments(2)
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Commented by 産六 at 2010-11-11 17:24 x
遅ればせながら、今日(11日)金剛山・もみじ谷本流に行ってきました。hawks様の記事と写真でむずむずしていましたが、やっと解消です。本流ルート分岐の黄葉は見事でした! が、山頂まで行くとほとんど終わりといった感じで、もう少し早く来たらとちょっぴり残念でした。

8日はどこへ行かれたのでしょう? 楽しみです!
Commented by hawks-oh-muku at 2010-11-12 00:19
産六様こんばんは。
そうですか、金剛山山頂付近の紅葉はもう終わりですか!最近冷え込んでいたので一気に紅葉が進んだ様ですね。
これで金剛山は雪が降るまで人出も少なく寂しくなりそうですね。

8日は三峰山の紅葉を確かめに行って来ました。シロヤシオの紅葉は完全に終わっていて、霧氷の花が咲くまで寂しい枯れ枝でした。
しかし三畝峠から新道峠の自然林の黄葉は終盤ながらも見事な物でした。
相変わらず忙しく今日も先程帰ってきた所でレポは中々捗りません。全く参考にならず申し訳ありません。
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