優柔不断の末の二上山

6/28(月) 二上山 當麻山口神社駐車場10:52→鳥谷口古墳10:59→分岐出合11:16→ながめ坂11:21→ひといき坂11:39→加守神社ルート出合11:58→大津の皇子墓12:02→雄岳山頂12:05→馬ノ背12:16(万葉広場散策)→雌岳山頂12:27→岩屋峠12:46(アジサイ散策)→祐泉寺13:09→當麻山口神社13:21
累積標高差+-400m

今日の行き先は自分の中で二転三転し結局は超近場の二上山となった。
行き先変更が自由自在に出来るのが単独登山の一番の強みであるが、今日は絶対に登りたいと思う山が無かった為モチベーションが上がらずに優柔不断になり、折角の梅雨の晴れ間であったが超近場の山歩きとなってしまったのである。
第一の躓きは、早起きが出来ず目が覚めたのが7時半で身体も疲れが残った状態で暫くボーっとしてTVを見てしまった。
こんな時に限って外を見ると何と朝から青空が広がり真夏のような感じである。
天気予報では最高気温30度を越える真夏日の暑さになるとの事で、少しでも涼しい場所がいいなぁと行き先を思案するが中々ピーンと来ない。
それでも何とか準備を整えて10時前に家を出る。
そして山行きの前に市役所に寄って参院選の期日前投票を済ませる。
日曜日は絶対に休めないのでこの制度(以前は不在者投票)がないと困るのである。
投票所に行くと結構な人が期日前投票に来ていた。毎回期日前投票の割合が増えていると聞くが、実際多いのに少々ビックリした。

投票を済ませても、さて何処の山に行こうかまだ迷っている。
そうだ久し振りに岩湧山にでも行ってみようと車をどんづる峰の方へ走らせる。
どんづる峰の所の道路拡張工事は1ヶ月程前に完全に終わり、昔からは想像もできない快適な道に変わった。
太子町に入った辺りで南方面を見ると入道雲の様な雲と黒い雲が低く垂れ込んでおり、金剛山も山頂部分は雲に隠れている。
丁度カーラジオから天気予報が流れており、今日は梅雨明けを思わせる真夏の太陽が出ており暑くなるが、この青空に騙されてはいけません。午後からは急な雨や雷に注意して下さい。と言っている。
天気予報が当たりそうな雲が出ているし、この湿った熱い空気から天候が急変し午後から突然の雷雨になる事も充分有り得る話である。山の雷は怖いのであっさりと行き先を変更する。
幸い今まで山で雷に遭った事はないが、山での雷は危険な上に本当に怖いらしい。
高い山の岩場では髪の毛が逆立ち生きた心地がしないそうだ。

20数年前、世の中がバブルに浮かれている頃、上司の強い勧め(いわゆる半強制的)でゴルフを始めて何度かコースに出た事があるが、ゴルフ場でいきなりの雷を伴う集中豪雨に遭った事がある。ゴルフ場からプレーを一時中断する様に指示が出るほどの雷雨で、皆クラブを放り投げて避難したが、それでも生きた心地がしない位怖かったのを覚えている。

と言う訳で、やはり近くの二上山にしようと思って太子町から竹之内峠を抜けて山麓線に引き返す。
竹之内峠からも登山口があるが、まだコンビニにも寄っていなくて飲料も弁当もないので一番近くのコンビニは山麓線まで戻らないといけないだ。それと登るなら前回直前で変更し未踏である古墳ルートから登ろうと思ったのである。
いつも行くコンビニは改装工事中で、その先のふるさと公園入口交差点の前にあるコンビニへ立ち寄り弁当と飲料を多めに仕入れて外に出る。しかし今日は暑い!既に30度を超えていると思われる。
車に乗り込む前に目の前の二上山を見上げるが、何とも暑そうである。
ここで再び気が変わって大和葛城山の方が涼しいかなと思い、山麓線を南に走らせる。
しかし今日はどこかで工事でもしているのだろうか、コンビニを出てすぐに渋滞で中々進まない。僅かな距離を進むのに10分も掛かる始末で、時間が気になりまたまた気が変わり當麻を右折し結局二上山に変更。何と言う優柔不断さ・・・・。
前回と同じ當麻山口神社の鳥居の前に車を停めて、結局は15分程前に一度は決めていたルートを歩く事になった。
前回は神社に参拝をしていなかったので、今回はまず参拝してから登る事にした。
當麻山口神社に参拝するのは初めてであるが、鳥居を潜って進むと石段の中々雰囲気のある参道である。
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拝殿は大きくないが境内は広く、神気を感じるパワースポットの様な雰囲気がある。
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神社内より引用
往古より近郷十六ヵ村(當麻・大橋・西中・勝根・今在家・染野・市場・岡村・大中・有井・神楽・築山・大谷・池田・野口・鎌田)の郷土鎮守産土大神として広く崇敬、信仰されてきた旧指定郷社です。
 延喜式神名帳(九〇一年)に「人皇五十五代文徳天皇仁寿三年(八五三年)夏四月、冬十一月これを祭る」と当時すでに式内大社の官社であった事が記されています。
 また、三代実録には清和天皇の貞観元年正月二十七日(八五九年)に当神社に正五位を贈られ、勅使が参向して幣帛を奉納とあり、神社縁起の上からもまことに古い歴史をもつ由緒深いお社です。

ご祭神
 本殿 天津彦々火瓊瓊杵命
    木花開耶比売命
    大山祇命

お賽銭を入れて正しく二礼二拍手一礼で参拝し先へ進む。
當麻山口神社からものの3分程で鳥谷口古墳に到着。
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古墳を登り、古墳の裏側に登山口がある。(前々回に下調べ済み)
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フラットな登山道に入るとすぐに古池がある。
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少し気味悪い感じの池であるが、蛙が多く私の気配を感じて次々と奇声を発して池に飛び込むので更に気味悪さが増す。
この池に沢から水が流れ込んでおり、小さな沢に木橋が掛かっている。
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その先に石積みの古い堰堤がありここは右側を越えていく。
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堰堤の上には木橋があり渡って進んでいく。藪道も覚悟していたが予想に反して昔から使われていた沢沿いルートの様でとても良い登山ルートである。
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その先に一部荒れた竹林があり、イノシシが掘り返した跡が一杯ある。
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竹林から少しの間だけ道は不明瞭になるが迷いそうな事はない。クヌギやナラ等の自然林が綺麗な場所に出る頃には踏み跡もしっかりした登山道になる。
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古墳裏の登山口から丁度15分程で244.8mの四等三角点ピークからの登山道に合流する。このルートはふるさと公園から来る登山道であるが、古墳ルートは一つのピークも経由しないので一番楽なエスケープルートと言える。
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ふるさと公園から登ると456段の階段があり、展望台のピークとその次のピークの間に大池分岐があり、大池ルートは階段をエスケープ出来るが2つのピークは越さなければならない。その点古墳ルートはその全てをエスケープできるので一番楽と言えよう。
これで気になっていた2つの分岐(大池ルート・古墳ルート)両方が分かった事になる。あとはこの先に右あるP268mへの分岐らしき道だけが未踏で残る。
ここからは急登が続くのでゆっくりと進む。
ながめ坂の手前は一段と急で竹の手摺が有り難い。
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ながめ坂(標高330m)からは名前の通り眺望が良い。平野部は晴れているが、その上の雲は怪しげで天候急変は有り得る感じである。
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ながめ坂のベンチで小休憩し、更に登るとひといき坂である。当然ここの方が標高が高いので景色・眺望は優れている。
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ひといき坂の後方から雄岳直登コースに入る。ここからは二上山とは思えない急登が続く。
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雄岳エスケープルート分岐を見送って進むとすぐに加守神社からの大きな登山道と合流する。
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そして少し登ると宮内庁管轄である大津の皇子の墓である。
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そこからすぐ上が葛城二上神社である。今日も平日なので料金徴収はない。
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山頂は素通りし馬ノ背に向けて下って行くとオカトラノオが沢山咲いている。
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ササユリを探すがもう何処にも姿はなかった。しかし前回ササユリと一緒に咲いていたママコナは今日も固まって咲いていた。
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馬ノ背に来ると万葉広場にアジサイが沢山咲いているので雌岳に直接向かわずに散策に行く。
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周回して雌岳に向かうとかなり弱ったササユリが2輪だけ待っていてくれた。
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元気良く上に跳ね上がったオカトラノオ。
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雌岳山頂は12:27到着。
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ベンチで一服するが、お腹は空いていないし余りの暑さに辟易し弁当は食べずに下山する事にした。
岩屋に向かう道で葛城山・金剛山が見渡せる。山頂には雲は掛かっていないが雲の位置は低い。
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何の花だろうか?樹木にピンク色の花が咲いていた。
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ホタルブクロの花は前回よりもかなり増えていた。
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岩屋のアジサイは満開でぐるっと散策をする。今が見頃ではないだろうか。
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岩屋峠まで戻って祐泉寺に向けて下って行く。今日はとにかく暑いので水場は有り難い存在だ。水は冷たく頭から水をかぶり顔を洗うと涼しくて生き返ったように感じる。
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前回雨で撮影できなかった祐泉寺カエデの新緑。紅葉の季節はまた見事である。
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大池まで下ってくると大きなウシガエルのおたまじゃくしが沢山泳いでいる。夏はうるさいだろうな。
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振り返ると二上山の美しい姿が。
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写真の大池に浮かぶ東屋の左上が鳥谷口古墳で、古墳の後方より登って行く。丁度沢になっている部分を上がるので雄岳までのアプローチは一番楽である。
但しその先の雄岳南面は侮れない急登が待っている・・・・。それでも低山歩きは楽しい。(夏の暑さは過酷であるが・・)

今日は昼食なしの2時間半程の山歩きであったが、身体はまだ真夏の暑さに順応しておらず大汗を掻いて思った以上に疲れを感じた。
いよいよ7月、夏本番間近である。しかし仕事の方も繁忙期になり今週より盆明けまで休日1日返上の指令が出て毎週月曜日のみの休みとなる。
こうなると月曜日に雨が降ると中々山に行けなくなりストレスが溜まりそうである。

毎週月曜日は晴れます様に。 てるてる坊主でも作ろうか・・・。
by hawks-oh-muku | 2010-06-28 22:56 | 金剛・葛城山 | Trackback | Comments(0)
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