ササユリの咲く雨の二上山

6/18(金) 二上山 當麻山口神社8:33→大池登山口8:39→四等三角点8:59→ながめ坂9:11→ひといき坂9:25→雄岳迂回路取り付き9:42→馬の背9:48→雌岳下東屋9:56(小休憩)→雌岳山頂10:04→岩屋10:16→祐泉寺10:36→大池10:45→當麻や間口神社10:50
累積標高差+410m-390m

今日は自宅から一番近くの山である二上山にササユリを探しに登って来た。今年は梅雨入りが平年よりも遅れたが、梅雨入りした途端に梅雨らしい天気が続いている。梅雨の晴れ間もあるがそういう時は決まって仕事で休みの日には雨が降ると言う最悪のパターンに陥って入る。こうなるとストレスが溜まる一方で身体にも良くない。
今日の天気予報は午後から雨で夜からは大雨になるとの事で、それならば午前中にサクッと二上山にでも登ろうかと思い8時過ぎに家を出る。二上山ではこの時期ササユリが咲く事で有名でもあるが、私自身は近くに住みながらまだ見た事がないので今年は是非見てみたいと思っていた。だいたい天気が良ければ他の山に行ってしまってこんな天気でもないと二上山には登らないので、いい機会だったかも知れない。
今日は前回4月にふるさと公園から登った時に気になっていた鳥谷口古墳の裏からのルートで登る予定で當麻山口神社の駐車場に車を停めさせて貰う事にした。ふるさと公園に停めて歩いても良かったが、今日の天候を考えると下山時に雨の確率が高いので一番効率的な場所からスタートしたかったのである。
午前中にサクッと登る予定なので昼のお弁当もいらないと思ったが、一応途中でコンビニに寄っておにぎり2個とボトルタイプの缶コーヒーを買い當麻山口神社駐車場で準備をしているとポツポツと雨が降り出してきた。一気にテンションは下がるが想定の範囲内なので傘を差して8:33に出発した。
a0122149_2294491.jpg

すぐ横に県指定の有形民俗文化財の傘堂がある。(左甚五郎が作ったとされている)
a0122149_2295984.jpg

大池から見る二上山は雨で霞んでいる。池の向こうに見えるのが鳥谷口古墳でその裏から登る予定である。
a0122149_22102314.jpg

しかし大池の畔に来るとガードレールにマジックで大池ルートの案内が書いてある。ハッキリ言って落書きであり誰が書いたのだろうと思いながらも「山道快適ですよ」の言葉に惹かれたのと早く山に入った方が雨に濡れないと思って早速計画変更で大池ルートから登る事にする。(この気ままさが単独の良い所である)
a0122149_2212311.jpg

イノシシ除けの防護柵を開けて中に入る。(最近二上山の登山口にはこの防護柵が増えている)
a0122149_22122426.jpg

中に入って大池の畔を進んで山の取り付きにも防護柵があり、紐を解いて入り紐を掛け直す。
a0122149_22125688.jpg

登山道に入ると狙い通り雨は殆ど当たらず、快適に歩く。道は斜面に沿ってトラバースする形で付けられていて平坦で歩き易い。5分ほどでふるさと公園からのルートと合流した。確かにこの道は快適で、ふるさと公園の456段の階段を回避できるので楽でもある。
合流した所からはすぐに傾斜がキツクなり一つ目のピークを登る。ここにはベンチも設置してあり二上山が望める。
ここから見ると麓から眺める穏やかな山容とは違い、雄岳南側斜面の傾斜がキツイ事が良く分かる。(地形図でも等高線が結構詰まっている)
a0122149_22132426.jpg

鞍部まで下ってからアップダウンがあり5分ほどで244.8mの四等三角点があるピークに達する。
a0122149_22134960.jpg

ここからは雄岳との鞍部に向かって更に下って行く。
a0122149_22145789.jpg

5分ほどで鞍部になり今日の当初の計画ルートであった鳥谷口古墳からのルートが合流する。
a0122149_2215145.jpg

ここからは結構急な登りとなり、汗が噴出す。今日はとにかく蒸し暑く、じっとりとした汗が滴り落ちる。この暑さではレインウェアなど絶対に着たくないので傘を差して登って来たが、既に汗でウェアはビショビショの状態である。
244.8mピークから10分少しで「ながめ坂」と名の付いた休憩ポイントに到着。雨で展望は殆ど得られない。
a0122149_22164998.jpg

更に15分程登ると、「ひといき坂」である。ここからの展望は抜群であるが、今日は残念である。しかし遠くに音羽三山が雲に浮かぶように見えていた。
a0122149_22171221.jpg
a0122149_22172758.jpg

前回はこの「ながめ坂」から雄岳に直登するルートを登ったが、今日は雨でもあり未踏ルートである雄岳を巻くルートを進む。
ながめ坂から10分ほどで「であい坂」と名前のつけられたベンチのある休憩ポイントに到着。
a0122149_22184993.jpg

9:42に山頂を迂回した形で馬の背へ向かう本道ルートと合流する。雨はどんどん激しくなってすぐそこの雌岳でさえ霞んで見える状態である。
a0122149_2219944.jpg

出て来た所は岩場になっているが、白いマジックでふるさと公園当麻道エキと書かれている。(これも落書きの類であるが・・・)
a0122149_221933100.jpg

さて今日の目的のササユリはどこにあるのかと探すと、少し雄岳側に登った所の登山道脇に大きなササユリが咲いていました。
a0122149_22195348.jpg

そして馬の背へ向かうと先程よりもひと回り小さいが咲いています。
a0122149_22201856.jpg

ササユリの周りには紫色の花が沢山咲いているが名前が良く分からない。秋に咲くアキギリの様でもあるのだが・・??
a0122149_22203852.jpg
a0122149_2221983.jpg

馬の背と呼ばれる鞍部から雌岳に登る斜面には咲き始めたアジサイとササユリが見られた。
a0122149_22213448.jpg

ササユリの蕾も見る事が出来た。開けば大きな花になりそうだ。
a0122149_22215444.jpg

そして「ささゆりとらないで」の悲しい看板が掛けられている。二上山のササユリは年々数が減っているそうだ。
a0122149_2222155.jpg

雨は激しさを増して土砂降り状態になってきたので、山頂には向かわずに山頂のすぐ下にある二上山の四季の写真が展示されている東屋へ向かう。東屋に着いて見ると先客が2名居られてビックリ!向こうも同様に驚いた感じである。こんな天気に登ってくる物好きがいるんだなぁとお互いが思ったのではないだろうか。少し会話をしながら、缶コーヒーで一服する。一向に雨は弱くならないので10分ほど休憩し雌岳山頂へ、山頂はシロツメ草が沢山咲いていた。
a0122149_22223470.jpg
a0122149_22224987.jpg

岩屋に向けて下山する。辺りはガスが出てきて竹之内峠方面も全く見えない状態である。
a0122149_2223125.jpg

オカトラノオが咲いてきている。
a0122149_22233836.jpg

そしてヤマホタルブクロ。ここのは花が大きい。
a0122149_22235845.jpg

岩屋のアジサイは数が多く見応えがあるが、まだ3分咲きから5分咲きと言った所で少し残念である。
a0122149_22242799.jpg

しかしアジサイほど雨に似合う花は無いだろう。この土砂降りの中、アジサイの花だけは活き活きして見えた。
a0122149_22245066.jpg
a0122149_2225548.jpg

岩屋峠から祐泉寺に向けての下りは、道が川の様に水が流れていて激しい雨と下からの水はねで足元はびしょ濡れである。スパッツだけでも着けていれば良かったと思うが後の祭りだ。
岩屋から祐泉寺まではゆっくり下って15分程であった。祐泉寺のカエデの紅葉は見事であるが今はカエデの新緑がきれいである。写真を撮ったが雨が邪魔で全く映らなかった。
a0122149_22252524.jpg

祐泉寺からは舗装路を下って大池まで10分ほど。真鴨は渡り鳥なので姿を消しているが、何故かニワトリが2羽お散歩していた。
a0122149_22255740.jpg

シナガチョウは前回と同じ場所で遊んでいた。
a0122149_22261255.jpg

二上山を振り返るとガスにすっぽりと覆われて姿も見えなかった。
a0122149_22262820.jpg

今日は梅雨空の中、サックと登る予定が想定を上回る雨でびしょ濡れになりながらの2時間少しの山歩きであった。来週辺りはそろそろ観音峰のベニバナ山芍薬が気になる時期であるがお天気はこの先も梅雨空が続きそうで祈るような気持ちである。快晴の中登りたいなぁ・・・。
by hawks-oh-muku | 2010-06-18 22:02 | 金剛・葛城山 | Trackback | Comments(2)
トラックバックURL : http://hawksoh.exblog.jp/tb/10838343
トラックバックする(会員専用) [ヘルプ]
※このブログはトラックバック承認制を適用しています。 ブログの持ち主が承認するまでトラックバックは表示されません。
Commented by そよかぜ at 2010-06-20 10:11 x
雨の日の登山 ご苦労様です。
懐かしい二上山のササユリきれいですね。
こちらにもあるのですが、場所が遠くなかなか会いにいけません。
本州に渡ると普通に咲いているようですね。
昨年だったかな、広島に見に行きましたがこちらものより色が薄いように思いました。
ピンクの濃い小さな花はママコナのように見えます。
Commented by hawks-oh-muku at 2010-06-22 06:34
そよかぜさん、おはようございます。
小さな花はママコナですね。有難うございます。さすが良くご存知ですね。
近畿ではササユリの咲く山は結構あるようですが、どこも盗掘などで激減しているようです。
<< 観音峯のベニバナ山芍薬 シャクナゲ・シロヤシオ咲く大普... >>