キバナイカリソウ咲く郵便道

4/30(金)金剛山 高天彦神社9:36→高天滝9:44→(い-2)9:55→い-3 10:13→(い-4)10:19→(い-5)10:24→(い-6)10:48→散策(迷走)10:54~11:14→天剛水11:15→ダイトレ(い-7)11:26→一の鳥居11:30→カタクリ鑑賞11:35~11:43→葛木神社11:49→転法輪寺11:53→国見城址広場11:57→カトラ谷ニリンソウ散策→クリンソウお花畑分岐12:16→カトラ谷→散策→青崩道77番12:59→仁王杉13:11→展望台13:24(昼食)→カタクリの道13:54→金剛山遊歩道→一の鳥居14:22→マツバカケ尾→780m休憩場所14:54→(い-2)15:19→高天彦神社15:37

累積標高差+1020m-995m

今日はいつもの金剛山であるが奈良県側の高天彦神社から登ってみた。このルートは今日で3回目になるが、過去は昨年の秋と今年の初登りであり、前から気になっていた事を確かめたいと思ったのである。それは昭文社の山と高原の地図「49金剛・葛城」で高天道(郵便道)のダイトレ合流の手前にお花畑のマークがあるのである。過去2回は花のシーズンではないが、植林のイメージがありお花畑のあった様な記憶がなく春のシーズンなら分かるのかと思いその場所を探して見るのが本日の第一目的である。そしてカトラのニリンソウのお花畑を散策しマツバカケ尾で戻ってくる予定である。
高天彦神社の駐車場は10台余りのスペースであるが、過去2回とも満車であったのでこのルートはいつの時期も人気があるのだと思う。しかし早くから登って午前中には降りてくる方が多い様で、10時前後が満車の時が多いのかも知れない。9時半頃に駐車場に着いてみるとやはり満車であるが、運良く端っこに1台だけ駐車スペースが残っており今回は上手く停める事が出来た。準備を整えて高天彦神社にお参りをしてから高天滝に向けて歩き出す。高天滝までは舗装された作業道を歩くが、沢沿いにシャガが咲き出している。
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キンポウゲも咲いている。この花は花弁に光沢があり美しい。
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木橋を渡り郵便道を歩く。
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オオバタネツケバナも蕾を付けていた。
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この登山道は御所市消防本部の通報板が設置されており、い-2から一の鳥居のい-8まであるので目安になる。「い-2」までは階段状になっているが「い-2」を過ぎて少し登ると足元は岩がゴツゴツした感じになる。
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少しすると左側にキバナイカリソウを発見。この花も前から見たいと思っていたがどこに咲いているのかが分からなかった。今日郵便道を歩いて偶然見つけたが時期的にもピッタリで大正解であった。
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この先歩いているとどんどん多くなり特に「い-3」から「い-4」の間は右にも左にも群生状態であり嬉しくなった。
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「い-5」を過ぎて暫くすると右側は深い谷になっていて一部崩壊場所があり注意が必要であるが、土砂をシャベルで階段状に整地されていた。シャベルもそのまま置いてあり、整備をされている方に感謝である。
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「い-6」を過ぎると400段以上の階段になる。
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長い階段の中間位だろうか、「天剛水」の少し手前に花が咲いている場所がある。秋はトリカブトが咲いている場所である。キンキエンゴサク・ミヤマカタバミ・ネコノメソウ・トウゴクサバノオが一緒に咲いていた。
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今日の一番の目的であるお花畑探しであるが、この辺りしか考えられない。右側を見ると踏み跡があり奥にお花畑がありそうな雰囲気である。冒険心を出して踏み跡を頼りに中へ進む。滑りやすい急斜面を登って行くとヤマルリソウが咲いているが、これがお花畑ではあるまい。更に進むとハッキリした道になり奥のほうへ続いている。斜面をトラバースする形で道は続いているが踏み跡は少なく藪気味である。
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更に進むと標石があり更にトラバース道は続いている。
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地図で確認すると、たぶん高天谷の源頭部からダイトレに合流すると思われるので好奇心でそのまま進む事にしたが、斜面が崩落した箇所に突き当たった。
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無理して進めない事は無さそうであるが、万が一その先が行き止って引き返すとなると怖そうである。単独初心者危うきに近寄らずでここから引き返す。結局お花畑がどこなのか分からずじまいとなった。私の地図は2009年度版なので新しい方であるがこのお花畑はどこの事をさしているのだろうか?(ちなみにお花畑の表記はカトラ谷とちはや園地とここにだけされている)元の道に戻って天剛水を通過する。
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残りの階段を登ってダイトレ合流は11:26である。
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一の鳥居には11:30に到着する。
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このまま国見城址広場に行ってもお昼にはまだ早いしお腹も余り空いていない。モミジ谷上部のカタクリの状況でも確認しに行ってみようと、モミジ谷下山口から下る。程なく足元にもチラホラとカタクリが出てくるが余り元気はない。群生地に下る手前は日当たりが良く、目一杯そっくり返ったカタクリが出てくる。後姿が桔梗の蕾の様に見える。
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バイケイソウの葉が出てきた小さい沢を渡る。
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月曜日より少なく感じるがそれでも結構な群生である。
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カタクリを少し眺めて今日はそのまま進んでみる。出てきたのは一の鳥居から少し山頂よりで電柱103番の辺りである。ここから入れば真っ直ぐに群生地である。
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葛城山の定点観測。金剛山中腹の山桜が目立っている。定点観測で4日前の月曜日に撮った写真にはこの山桜は写っていない。
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いつもの様に葛木神社に参拝していく。
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次は転法輪寺の枝垂桜のチェックである。月曜日に蕾が膨らんでいた小さい方の枝垂桜は結構花が着き出した。
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大きいほうはまだもう少しと言った感じである。
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回数掲示板横の温度計は8度とこの時期では低い感じで風が吹くと少し肌寒ささえ感じる。
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国見城址広場には11:57に到着である。
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連休谷間の金曜日であるが思ったより人は少ない。まだお腹の空き具合が物足りないのでカトラ谷をお花畑まで下って登り返してから昼食は食べる事にしてカトラを下る。カトラのお花畑はもっと咲いているかと思ったが、月曜日と大差ない状況である。
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クリンソウはまだ先であるが、状況確認の為に隣の谷へ行ってみる。苔むした倒木が目印である。
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クリンソウお花畑の谷は緑の苔が綺麗な感じである。
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トウゴクサバノオが沢山咲いている。
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岩が黄色くなる位コガネネコノメソウも満開である。
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クリンソウは当然まだ咲いていないが気の早いものは少し蕾が顔を覗かせている。
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ワサビも花を咲かせている。
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ニッコウネコノメソウも元気である。
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上のほうでオオチャルメルソウを発見。
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谷を登り詰めると急斜面になりロープを頼りに攀じ登る。
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昨年見たくても時期を外してしまって見る事が出来なかった山芍薬であるが、場所もハッキリとは判っていない。多分この蕾が山芍薬だとおもう。
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登り詰めると自然林が美しく、大木も多くなる。右に行くとタカハタ道の六地蔵の辺りにでるが、左にも道が伸びているので今日は左に進む。どこに出るのかと思っていたらカトラお花畑の最上部に出てきた。この辺りでシートを広げてお弁当にしようかとも思ったが、こんな所人通りの多い場所でおっさん一人が食べていると不気味がられても嫌なので、左の谷へ渡って見る。適当な場所を探すがここにも座れそうないい場所は無かった。しかしニリンソウのお花畑が広がりいい感じの場所である。
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ここにも山芍薬?の膨らんだ蕾を見つける事が出来た。
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エンレイソウの群生もあった。
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適当な場所から引き返すつもりであったが、先の方へ赤テープが続いているので好奇心からそのまま進む事にした。本日2回目の迷走である。
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少々藪漕ぎ状態になったが目印の赤テープは続いている。
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飛び出したのは青崩道の77番の電柱の所だった。
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そのまま青崩道を横切って先へ進む道もあったが、たぶん大日岳に行く道と思われる。取り敢えず弁当を食べていないので国見城址に行く事にして、青崩道を登り迂回路に回る。
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大日岳から売店に向かう道に交差するが、ここで気が変わって展望台の方に行く事にして葛木神社下ブナ林・一の鳥居方面に真っ直ぐ進む。進んで行って右側に転法輪寺へ行く道の分岐に出るが、ここにもカタクリが固まって咲いていて多くの方が写真を撮影されていた。今年は既にカタクリを堪能しているのでカタクリ不感症になったのか、もう写真を撮る気にもならなくて先へ進んで仁王杉下に出てきた。
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結局大きな休憩を一度も取らないまま歩き通して時間は既に13時を過ぎている。お腹も空いて来たので展望台まで淡々と歩いて展望台到着は13:24である。
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今日は霞んでいて遠望が利かないのが分かっているので展望台には上がらずに弁当を食べる。今日は風があり肌寒く、ウィンドブレイカーを着込んで30分ほど休憩しカタクリの道を下る。今ここのコブシが綺麗に咲いている。
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金剛山遊歩道(いわゆる楽な道)で一の鳥居まで戻ろうと下って行くと香楠荘下の斜面の山桜が綺麗である。ここは冬シーズンには霧氷の花が咲くところである。
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カタクリの道を下りきった所の大きな山桜もまだ綺麗な花を咲かせていた。
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一の鳥居分岐からブナ林を登って行く。ここのブナ林は本当に美しい。
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今日は山頂に登った後、金剛山を徘徊したが漸く一の鳥居に14:22戻ってきた。
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ダイトレに進んで、高天分岐を右に曲がってマツバカケ尾に入って行く。植林の中をどんどん下って行くと左側に綺麗な自然林が出てくる。
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この先に休憩用のベンチがありここで少し休憩をする。
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休憩後は一気に下って行く。途中右から道が合流する所があり、目印が付けられている。登りの時は要注意の分岐である。写真は振り返っての撮影だが右側から降りてきた。真っ直ぐはヒロセ道と言い湧出岳に行くらしいが未確認である。
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「い-2」に出てきたのが15:19で高天道に合流し下って行く。途中左にショートカット道があるのでそこを下って行くとチゴユリを発見した。何枚か撮影したが暗くてピンボケばかりで残念。フラッシュを焚いて撮影したのがこの写真である。
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高天滝から舗装作業道を下ると登りの時には気が付かなかったレンゲの花が咲いていた。畑一面に咲いていると全体を見てしまって花まで良く見ないが、一輪だけ咲いているのを良く見ると綺麗な花だと改めて思った。
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高天彦神社から杉の大木の参道を通って駐車場に戻る。
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今まで気が付かなかったが杉の間にドウダンツツジが沢山咲いていた。このドウダンツツジは秋には真っ赤に紅葉し年に2回楽しめるツツジである。
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今日は、お花畑探しの郵便道で、結局目的のお花畑なるものは確認出来なかったが、キバナイカリソウとチゴユリを初めて見ることが出来た。何が幸いするか分からないが、色々徘徊し改めて金剛山の広さと奥の深さを再認識出来た一日であった。次のお楽しみはクリンソウと昨年見る事が出来なかった山芍薬である。世間では明日からGW5連休であるが私には無縁なのでゆっくりとかもきみの湯に浸かって明日からの連続出勤に備える事にしよう。
by hawks-oh-muku | 2010-04-30 22:43 | 金剛・葛城山 | Trackback | Comments(2)
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Commented by 産六 at 2010-05-04 08:33 x
hawks様と思ったのは見間違えだったのですね。歳を重ねると思い込みが激しくなって困ります。当日は同じところに居合わせたのは確かなようですが、郵便道でしたか。こちらは通ったことがありませんが、未知のお花畑の探索とカトラ周辺の探勝お疲れさまでした。よく花を知っておられるのが羨ましい限りです。山芍薬の写真も大変参考になって今年は初めて見てみたいと探してみます。

2日に丸滝谷を上がってイチリンソウかなと思われる群生地を見てきましたが、まだ葉ばかりで花の咲く気配はありませんでした。この頃はhawks様のお陰で花に興味を持ち出して今まで以上に気になっています。山歩きの楽しみが増えました。
Commented by hawks-oh-muku at 2010-05-04 23:07
産六様こんばんは。
丸滝谷の上の所はイチリンソウでは無い様ですね。いいかげんな事を書いてすいませんでした。
花の名前は私も勉強中で、間違いも良くありますのでご注意願います。(笑)
私の場合、花を求めて目的の山に行く場合と、目に付いた花を片っ端から写真に撮って帰ってきてから調べる方法で覚えています。

しかし山芍薬は多分間違いないと確信しております。昨年は時期を逸してしまいましたので、今年は是非見てみたいと思っています。
但し開花の時期に行けるかどうか・・・・・これが一番の問題です。
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