金剛山のニリンソウ・カタクリ満喫ルート

4/26(月)金剛山 水越川公共駐車場→水越峠10:10→金剛の水10:35→カヤンボ分岐10:39→モミジ谷→第五堰堤11:14→モミジ谷・本流分岐11:17→モミジ谷尾根分岐11:24→カタクリ群生地11:50→葛木神社12:11→転法輪寺12:14→国見城址広場12:18(昼食)→カトラ谷→72番ルート分岐13:14→カタクリ群生地13:27→青崩道72番13:42→セト14:00(休憩)→青崩道登山口15:02→水越川公共駐車場15:19
累積標高差+870m-845m

今日は、金剛山のカタクリ・ニリンソウ満喫ルートを歩いてきた。金剛山のカタクリの群生地は何ヶ所かあるのだと思うが、葛城山の様に一般的に広く知れ渡る事はなくどちらかと言うと場所は秘密裏にされている。それは葛城山の様に囲いがされている訳でもないし、逆に一般的なルートとは違う所に群生しているので、荒らしや盗掘を心配しての事なのだろう。従って良く知っている人に場所を教えてもらうか自力で探し当てるしかないのだ。前回72番下の群生地の場所は確認できた。(この72番と言うのも暗号めいていて分かる人にしか分からない)しかし最近の情報でサネ尾根の上部にも群生地があるらしい事が分かって来たので今日はモミジ谷から上がって探してみようと言う目論見である。そしてカトラ谷のニリンソウの状況を確認したあと72番に上がって再度カタクリを鑑賞し青崩道で下山すると言う欲張りな計画である。「一石二鳥」となるか「二兎を追うものは一兎も得ず」になるかは登ってみないと分からないが、今日は久し振りのお天気で暖かいのでのんびりと山野草を散策しながら登って見る事にしよう。香芝の自宅を9時過ぎに出発し山麓線のコンビニで弁当を調達する。二上山は新緑が芽吹いて春から初夏の装いに変化している。
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水越川公共駐車場に車を停めて10時丁度に出発する。ここの桜で1本だけ品種が違うのか今が散り始めの桜が綺麗である。
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水越峠までゆっくり歩いて約10分。道路脇には色々な花が咲いているが、今の主役はスミレからタンポポやツルカノコソウに変わって来ている。ツルカノコソウにてんとう虫がいて可愛らしいので撮影してみた。
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水越峠からダイトレに入ると黄色い花が増えてきている。黄色い花は判別が難しく良く分からないので取り敢えずタンポポを中心に黄色い花を回りに入れて撮影する。
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大きな山桜が一本森の中で存在感を示している。
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金剛の水の少し手前だろうか、左側にニリンソウが固まって咲いている。
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この咲き具合からカトラ谷のお花畑にも期待が膨らむ。しかしこの場所は全くのノーマークで私が撮影している間に2組の方が後ろを通られたが全然気にせずに行かれてしまった。そもそもニリンソウに興味のある人はここから登らずカトラ谷から登るだろうから気にしていないのかもしれない。
金剛の水を10:35に通過。
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カヤンボ分岐を10:39に通過。
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モミジ谷に入り沢沿いを登って行くとニッコウネコノメソウが咲いている。(前回の記事でシロバナネコノメソウと言っていたのはニッコウネコノメソウの間違いで訂正いたします)
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そしてこれがシロバナネコノメソウ。今日はこれが非常に多く見られた。
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沢沿いの岩陰にニリンソウが咲いている。
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咲き始めで薄紫掛かっている。
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最近は雨が多いせいか水量が多く渡渉には注意が必要だった。
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第四堰堤を過ぎると大好きな自然林の明るい場所である。モミジ谷は今回で3回目であるが過去2回は雪のあるときだったので何か新鮮な感じがする。
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コガネネコノメソウが咲いている。
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第五堰堤も水量たっぷりである。
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堰堤を右から巻いて登るとトウゴクサバノオを発見。小さい花なので見落としそうになるが探していた花を見つける事が出来てちょっと嬉しい気分だ。
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すぐに沢の分岐である。右が本流ルート、左がモミジ谷ルートであるが今日の目的はカタクリ探しなので左のルートを採る。
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右の本流ルートはグッと惹かれる美しさを見せている。
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足元にニリンソウやシロバナネコノメソウを見ながら尾根への取り付きに来て急斜面を登る。
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急登を登り詰めて見覚えのある目印の木は根元より倒れていた。
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サネ尾の分岐の目印は外されていたが、前回通った事があるので左に進む。
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途中で斜面を降りて谷状になった所を登って行く。
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一の鳥居の近くに来てもカタクリは無い。これは間違えたか?もう一度モミジ谷の方へ戻ろうかと思っていたら、何やら目印があるので進んで見る。
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ここからは少し藪漕ぎになったがモミジ谷ルートの方に戻っている様である。そして開けた所で目に飛び込んだのがカタクリだった。
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モミジ谷ルートの上部の登山道から少し外れた所にそれは有った。モミジ谷ルート登山道に戻って、群生地を振り返るとこんな場所だ。沢山の登山者が散策していた。
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ここから葛木神社下に出るまでの登山道脇にもカタクリは結構咲いていた。この辺りの森は雰囲気があって美しい。
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葛木神社裏参道からの葛城山定点観測。山頂が真っ赤になるのは後2週間先だろうか?
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ふと見るとオレンジ色のパラグライダーが飛んでいた。今日は天候も良く気持ち良いだろうなぁと思うが、自分で飛ぶ勇気は多分無いと思う。
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葛木神社裏参道の階段横にはミヤマカタバミが沢山咲いていた。
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いつもの様に葛木神社に参拝。
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転法輪寺に立ち寄ると小さいほうの枝垂桜の蕾がほんのり色付いていた。
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樹齢300年と言われる大きい方はまだまだである。
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国見城址広場には12:18に到着し、ここで昼食を摂る。
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食後はいつもモンカフェのドリップコーヒーだが、今日は新しく発売された小川コーヒーの使い切りフィルターのレギュラーコーヒーにしてみた。美味しくてこれは山で使えそうである。(使い切りフィルターと1カップ分のコーヒー豆が5回分入って売っている)
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さてゆっくりとした後はカトラ谷へ下る。急な階段を下り広くなった所では、キンキエンゴサクが群生し咲き誇っていた。
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そしてニリンソウのお花畑はと言うと、ピークには未だ早いが結構咲いていた。ピークになると一面白い絨毯の様になるので、これからまだまだ楽しめそうである。皆さん楽しみにされていた様子で多くの方が写真を撮影されていた。
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良く見ると蕾が一杯付いていてこれから2週間くらいは楽しめるのではないだろうか。
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シロバナネコノメソウも満開であった。
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そして探していたもう一つの花も見つける事が出来た。サイゴクサバノオである。
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この花も小さいので見落としがちであるが美しい花である。下を向いて咲いているので下から覗き込みながらの撮影である。
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これで今日はサイゴク・トウゴク両方のサバノオを見ることが出来て大満足である。あとはもう一つのカタクリ群生地へ向かうだけである。カトラ谷から左に分岐した沢を上がる。
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沢から尾根への取り付きはテープの目印がある。
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まるで暗号のような72の案内テープ。
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このまま沢を詰める事も出来る様であるが未確認である。
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ここは昨年クリンソウ探しで歩いた所であるが、その時は眩しいくらいの新緑が綺麗だったが今の季節も十分に美しい自然林である。
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急斜面を登ってやっと緩んだ所に目印がありここを左に行くとカタクリ群生地である。
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前回来た時には無かったカタクリの説明がぶら下がっている。ここは結構メジャーになって来たので、マナーを守ってもらおうと誰かが付けられたのだと思う。
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いきなり人が倒れているので遭難者かと思ったらカタクリを激写中の男性だった。
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カタクリのピークは過ぎていて、色褪せたり花に痛みがあったりして少し残念だ。
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上のほうでキツツキの音がするので見てみるとコゲラが可愛らしい仕草で木を突いていた。ズームで寄って見たが写真では分かり難い。
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カタクリを愉しんだ後は青崩道72番のところで合流する。
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青崩道の脇にもカタクリはポツポツと咲いていた。
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セトに14:00に着いて、ここでゆっくり目の休憩を摂る。暖かくて気持ちの良い一日である。
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あとは退屈な青崩道であるが、エンレイソウを発見した。一つだけポツリと咲いていた。
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青崩道登山口に15:02に帰着。
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トイレの横の橋の所にある木に綺麗な花が咲いていた。アケビの様であるが自信はない。
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遊歩道を散策しながら歩くと色々な花が咲いているが今日はカキドオシを見つけた。
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ゆっくり歩いて駐車場には15:19に戻ってきた。今日はカタクリとニリンソウの一石二鳥満喫ルートとなり充実した山歩きが出来た。以前から見てみたいと思っていた西国・東国、両サバノオも見ることが出来て大満足の一日であった。
PS:車を見ると、散り始めの桜の花弁が一杯車について遠山の金さん状態になっていた。
by hawks-oh-muku | 2010-04-26 21:40 | 金剛・葛城山 | Trackback | Comments(6)
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Commented by 産六 at 2010-04-28 09:40 x
「一石二鳥+α」の充実した山歩きを楽しまれましたね。30日にカトラ〜ワサビ谷で「一石二鳥」を狙っていましたのでとても参考になりました。今回歩かれた軌跡をたどりたい(サネ尾のカタクリは初めて知りました)ですが、今度は家内同行(薮やロングコースは機嫌が悪くなります)なのでニリンソウ目当てにのんびりと、今まで余り興味のなかったいろいろな花の美しさをこちらで教えてもらったので、家内に蘊蓄たれながら歩くことにします。

ダイトレのニリンソウも気になるし、モミジ谷〜サネ尾のカタクリ・・・行ってみたいです。
Commented by hawks-oh-muku at 2010-04-28 22:52
産六様こんばんは。
ニリンソウの開花状況が少しでもご参考になった様で嬉しいです。是非奥様とゆっくりと楽しまれて下さい。(当方は最近全く付き合って貰えないので羨ましいです。)

さて当方も30日は休みで金剛山を予定しております。今まで履いていた靴のソールがそろそろ限界が来まして靴を新調しましたので歩き初めはやはり金剛山かと・・・。
どこかでお会いできれば良いですね!黒いキャップを被り青いザックを担いで新しい靴を履いたノッポの一人歩きを見かけたらお声掛け下さいませ。
Commented at 2010-04-29 23:53 x
ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
Commented at 2010-04-30 00:00 x
ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
Commented by 産六 at 2010-04-30 18:08 x
hawks様、ありがとうございます。
仕事が入れば休めなくなるもので、30日の予定は確実でなかったものですからこちらの風体はお知らせしませんでした。結局は仕事は入らずに、水越川公共駐車場に8時50分、青崩〜セト〜カトラ谷〜一の鳥居裏〜ダイトレ経由で2時20分頃駐車場に戻りました。一の鳥居裏のカタクリ群生やミヤマカタバミ、キンキエンゴサクなどこちらで拝見していたお陰でいつもとは違った山歩きが楽しめました。付け焼き刃の花知識を大いに披露して家内のご機嫌を損なわずにすみました。

一の鳥居からダイトレを下るとミヤマカタバミが道沿いにたくさん咲いていましたが、普段なら見落としてしまうところです。また、金剛の水を過ぎてからのニリンソウの小群生も気が付かなかったと思います。イチリンソウも少しですが、咲いていましたね。麓は暖かいので満開で奇麗でした。

12時頃に国見城跡に行き、hawks様らしき方(黒っぽいベストを着ておられた)を見かけ、声をかけさせていただこうかと迷いましたが、家内同伴でもあり躊躇しているうちに機会を失ってしまいました。申し訳ございません。いつかお見かけする機会がありましたら、今度こそご挨拶させていただきます。
Commented by hawks-oh-muku at 2010-05-02 22:47
産六様こんばんは。
ご丁寧なコメントを頂いておりましたが、GWに仕事が忙しい会社でして、お返事が遅くなり申し訳ありませんでした。
先程、30日のブログを更新致しました。国見城址広場へは丁度12時頃でしたが、黒っぽいベストは私ではありませんでしたのでお声を掛けずに正解でした。(笑)
私もご夫婦で歩かれている方を見かけるとドキドキしながら歩いていました。(笑)でもお会いできずに残念でした。近々どこかでお会いできるのを楽しみにしております。

私も一の鳥居裏のカタクリを見に行きましたが、私が行った時間は誰も居ない寂しい状況でした。
ミヤマカタバミは今がピークみたいですね。たくさん咲いていました。

次はGW明けになりますが、山芍薬・クリンソウが楽しみです。
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